神々の神秘などに
深く関わって来た神草『真菰(まこも)』
日本文化の神話と歴史に残る
古き良きものに光をあて蘇らせたい
そんな思いから生まれた
社会的課題を解決する
参加型社会貢献プロジェクト

ご挨拶

まこもプロジェクトを行なっておりますEn・Labo代表の千手えり子と申します。

2019年の春、日本開闢(かいびゃく)の植物である真菰(まこも)で休耕田を蘇らせたいと「まこもプロジェクト」を立ち上げ、真菰栽培で休耕田を蘇らせる活動を始めました。参加型の社会貢献事業として、お茶会を開きながら共感するメンバーを募り、広げてまいりました。現在県内5ヶ所に田んぼがあり、入れ替わり立ち代わり作業しながら、企画製造・販売等をプロジェクトメンバーの皆さんと行っています。

巷にあふれる商品がある中、環境に良い、体にも良い、地域貢献にもなる、そんなエシカルな製品を自分達で生み出す喜びを、まこもプロジェクトに参加することで『ひとりでもできる社会貢献』として広げていきたいと思い、活動しています。

この活動の特徴は、街に住む消費者でもある農業未経験者が、里山の休耕田で真菰栽培を始めたことです。中山間地域は高齢化が進み労働人口が激減しています。そんな中、街と里山を循環するワークパターンという新しい試みを始めました。どっぷり農業はできないけど時々農業やってます! そんな仕組みなら誰でも土に親しみ自然を感じながら心と身体もリフレッシュされるのではと思っています。


真菰とは

真菰(まこも)は稲科の植物。東南アジアを中心に広く分布しています。

古くは万葉集に詠まれ、紀貫之、西行、藤原定家、など各時代の文化人も歌や句に詠むほど身近な植物でした。大型の多年草で本来は沼や川の岸辺に群生していましたが、近代は護岸工事などでその様子も少なくなってきました。真菰は大きく分けて、川辺や沼に自生する原種と東アジアに育つ栽培種があります。原種は穂をつけ細長い実を付けます。また、栽培種は黒穂菌がつくことで、根本が肥大化してマコモダケが出来ます。このマコモダケは、食材としても美味しく栄養もありスーパーフードとして近年注目されています。古くから真菰は薬草としても利用されており、本草綱目という漢方の古典にも『五臓を利す』と取り上げられています。

文化的には、真菰は歴史のある神社・格の高い神社では、ご神事に真菰が使われてきました。出雲大社では、本殿のしめ縄として使われていますし、毎年6月1日に真菰の神事「涼殿祭」が行われています。真菰で編んだ草枕が、宇佐八幡宮・神田明神、その他の神社のご神体とされています。仏事においても関東地方のお盆の行事に使われる盆ご座は真菰が使われています。

真菰は神話の世界でも、古事記・日本書記にこの世界を創られた天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)高御産巣日神(タカミムスビノカミ)神産巣日神(カミムスビノカミ)の後に生まれた宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)天之常立神(アメノトコタチノカミ)の特別な五柱の神を別天神(コトアマツカミ)といい、4番目のウマシアシカビヒコジノカミが真菰のことです。驚くべきことに植物の中で一番早くにこの世に現れたのが、古事記では真菰になっています。

真菰の神聖な役割はこのような神話の世界観からもうかがえます。

私達は、6月1日には出雲大社様のほうに正式参拝させていただいたり、地元広島の出雲大社広島分詞の方にも毎年、真菰の奉納を続けております。


このプロジェクトで実現したいこと

今回クラウドファンディングをしようと思った理由は2つあります。

ひとつは、真菰の栽培から販売に携わり中山間地域の問題解決を目指す「まこもプロジェクト」を、より多くの人に認知してもらい、プロジェクト参加者や真菰を育てる田んぼを増やしていくこと。

もうひとつは、この度新しく商品を開発している心身浄化の真菰石鹸をみなさんに紹介することです。

AIやインターネットの発達で世界の情報の場が脳の思考と情報の整理で凄いストレスにさらされている昨今。長靴を履いて田んぼに出れば、理屈ぬきで身体の細胞が深呼吸しているように感じます。時には慣れない農作業は疲れるけれど、体の芯は充電された電池のように満ちる。。。左脳生活に疲れたときはバランスをとりにぜひ田んぼに遊びに来て下さい。真菰(まこも)の風にそよぐサラサラという葉音で、まこもさん達が癒してくれます。


多くの方々に真菰の可能性をしっていただき、昔とは違った日用品として真菰の製品を作り愛用されていくことで、更なる休耕田を真菰栽培で蘇らせることが出来ます。

古いけれど、新しい視点で、生活の中に身近なモノとして真菰を活用したエシカル製品作りをご紹介します。


真菰で作る石鹸

近代西洋医学は,英語で allopathic medicine(アロパシー医学)といわれる対症療法の医学であり,原因ではなく症状に対して、例えば熱が出れば解熱剤や病理を取り除く手術も近代医学の恩恵を活かして症状に対処する医学の事です。

それに対して、昔から身近にある植物の力を借りてクライアントの身体(Body)、心(Mind)、精神(Spirit)を一体とみなし、自己治癒力を正常に働かせることにより心身のバランスを整え、症状を抑えるのではなく根本原因を治療する自然療法でをナチュロパシー(植物療法)といいます。アジアの国々では漢方を医学にとりいれているように、西洋のアメリカやオーストラリアやカナダなどでは大学レベルでナチュロパシーを学べるような学部もあります。

日本では、昔からおばぁちゃんの知恵袋で生活の中にある身近な植物で慢性的な症状緩和や、身近な健康管理をしていました。風邪気味な時は葛湯で身体を温めたり食養生という言葉があるくらい大根や梅干しや味噌などの発酵物などすべての植物を四季に合わせて上手に取り入れて生活してきました。

今、敢えて日本の古くからある植物である真菰でお茶や枕などの生活製品を自分たちの栽培した真菰で作ろうとしたのは、植物、つまり自然のものを身近に感じながら暮らす生活を見直したいと思っているからです。ケミカルな技術の発達で、本物よりもそれらしい香りが作られますし、単価もやすく手間もかからないものがあふれています。便利になったことが決して悪いのではありません。でも、身体は正直です。私達も田んぼに出て深呼吸すると、新鮮な空気と風が鼻腔を抜けてゆき、自然と『きもちいい~。』と呟いてしまいます。

そんな、ちょっぴりの変化は大げさではなく自然です。真菰石鹸は太白ごま油(オーガニック認定済み)と真菰で作るナチュナルな素材にとことんこだわり作ります。もう一つは、出来るだけ人の手で仕事をお願いします。攪拌も機械より手をかけて、つまり愛情を注いで作り上げて作るのはお料理でいう『おいしくな~れ』と同じ気持ちです。


〜石鹸のこだわり〜 

真菰石鹸は専門の製造会社に委託して製造いたします。真菰の特徴はイネ科で非常にケイ素の含有量が多いという特徴があります。ケイ素はガラス質なので、真菰のミクロパウダーをオイルに漬けてエキスを製品に活かす方法を考えて製品作りは進められます。

出来るだけ、肌に負担をかけない石鹸を作りたい!そこで、食用レベルのオーガニックセサミオイルを主原料に真菰の発酵エキスでお肌によけいな負担をかけない石鹸作りにこだわりました。精油等の香り付けも一切せず香料無添加で手作りにこだわったハンドメイド製法で機械をなるべく使わず、コールドプレス製法でオイルの温度を高温にせずに成分を練りこんで約80日近く熟成させてお眠りさせて醸します。

※石鹸の試作品の参考写真です。手作りの為、色などが季節温度などで濃淡が出ることもあります。

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製造会社:フルリエール(株)
販売元:En.Labo(まこもプロジェクト)
生産国:日本国(広島県)
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石鹸を作るために必要なオイルは、健康食品でもお馴染みのオーガニック太白胡麻油です。また、製造してから約2ヶ月したら広島に届きますが、そこから皆様のお手元に届けるまでの間は真空パーケージの上からですが、真菰の葉で覆い熟成させて寝かせ、まるで酒蔵の酒を醸すように手をかけてお届けしたいと思います。

真菰でパワーチャージされた石鹸で、クリームのような柔らかい泡で汚れをしっかり落として下さい。お肌はしっとり。
浄化の植物といわれる真菰とアユールベーダーでも使われるセサミオイルの良さを体感して下さい。


【使用方法】

泡立てネット等で、ぬるま湯でたっぷりと泡立てて、優しくお顔の上で泡を転がすように丁寧に優しくマッサージ洗顔を1~2分。

クリーミーなたっぷりの泡







プロジェクトをやろうと思った理由

2014年・2018年と広島は土砂災害の被害で多くの尊い生命が失われました。近年の異常気象は多くの疑問を私達に問を突き付けています。広島県が日本一土砂災害警戒区域の多い県だったことさえ災害が起きるまで、知らなかった私です!

広島の豪雨災害を機に、日本の中山間地域の現状に興味関心を持ちました。県が指定する土砂災害危険箇所は全国で最も多くあわせて、中山間地域の休耕田の増加や労働人口の激減により、田んぼが減っていることも水害の一端であることを知りました。田んぼダムといわれるほど、全国の田んぼが保水出来る水量は大きなものが有ります。しかし近年は、田んぼが休耕田になり更に荒れて畔(あぜ)が崩れたり、イノシシやシカなどの被害も甚大です。

真菰を栽培することで休耕田を減らし、少しでも地域の課題解決の希望になりたいと考えます。そのためにもこのプロジェクトを社会課題解決の提案が出来る事業として育てていきたいと思っています。中山間地域の農業者の高齢化が進む中、スムーズに真菰に移行できる内になんとかこれ以上休耕田を失わない対策の一助に出来ればと思います。

このくらい大丈夫という思いが、何十年もかけて日本の国土を痛めてきました。

このくらいしか!できないけれど、みんなの念(おも)いで1歩を踏み出して田んぼを元気にしてしていきましょう!

ひとりの百歩より
みんなの一歩


これまでの活動

【消費者の皆さんに真菰を知っていただく・お茶会の開催】

2019年3月、日本開闢(かいびゃく)の植物である『真菰』を伝えたいと広島市内で『まこものお茶会』を始めました。

そこから有志の農家さんとともに【参加型プロジェクト】として年会費を頂戴しメンバーになっていただきながら、一緒にまこもを栽培したり、お茶や枕などを作ったりしました。現在は、約160名ほどの会員さんとともに活動しています。とは言え、内訳は広島県内のみにとどまらず、関東圏や関西圏、四国など、まこもプロジェクトの趣旨に賛同した!という方も参加メンバーに登録されています。体はお手伝いにいけませんが応援してます!という気持ちです。

今回もクラウドファンディングで、リターンに【まこもメンバー】を選んでいただけると、枕とお茶2個が送られます。送料込みになりますので、通常よりお得です。

文化伝統を伝える為に、毎年まこもの〆縄作りも開催しています。自分の家の神棚の〆縄をご自分の手で作る喜び。玄関に飾る〆縄も本物の真菰にすると歳神様も慶びます。何でも百均で買える時代こそ、自らの手で縄う開運〆縄を作りました。

最近では、まこもプロジェクトの取り組みに多くの方々に興味を持っていただき、広島県の主催でそごう広島での「さとやまマルシェ」に真菰製品を出品させていただきました。 NHKの取材で夕方のニュースにも取り上げていただきました。 おかげさまで真菰製品は好評で多くの方に真菰の魅力を伝えられました。

また、先日はRCCのイマナマ!で取材を受け、中山間地域の活性化のためのこのプロジェクトが少しずつみなさんに認知されていくことが励みになっています。


資金の使い道

真菰石鹸の開発・製作費にあてます。
キャンプファイヤーにお支払いする手数料も含まれます。


リターンについて

 ⑴    2,600円 ⇒ 《神草真菰茶 浅煎り1個・深煎り1個》(送料込み) *お茶だけコース

 ⑵  3,000円 ⇒ 《神草真菰石鹸 1個》(送料込み) *シンプルコース

 ⑶    4,000円   ⇒ 《神草真菰石鹸 2個》(送料込み)(1500円お得!20個限定!)
          * お得な石鹸コース

 ⑷  4,500円 ⇒ 《愛ピロー》 (送料込み)*疲れた目を休めるコース

 ⑸ 10,000円  ⇒ 《神草まこも枕 1個  》《神草真菰茶 浅煎り1・深煎り1》  
          ⁂まこもメンバーコース(送料込み)

 ⑹  6,000円 ⇒ 《 真菰石鹸 2個》《神様のお風呂 1個》 (送料込み)
          *お風呂で浄化 コース

 ⑺  30,000円   ⇒  《神草真菰枕 2個》《神草真菰茶 浅煎2個・深煎り各2個》
         《神様のおふろ1個》《真菰石鹸 2個》(送料込み) *まこもフルセット                 

⑻  5,000円 ⇒ 《真菰刈取》or《マコモタケ刈り》 ランチ付
         *農業体験コース(基本現地集合・現地解散)

⑼  5,000円 ⇒ 《真菰のしめ縄作り》 (基本現地集合・現地解散)*しめ縄作りコース              

⑽ 100,000円 ⇒《神草真菰茶 10個》 内容等、応相談 
          ⁂あなたの街でまこものお茶会開催権(交通費別)

NEW!!
(11)  4,500円   ⇒ 《神草真菰石鹸 2個》(送料込み)(定価より1000円お得!20個限定!)
          * お得な石鹸コース

(12)  5,000円   ⇒ 《神草真菰石鹸 2個》(送料込み)(定価より500円お得!10個限定!)
          * お得な石鹸コース


実施スケジュール

2022年12月20日 クラウドファンディング公開
2022年1月末   クラウドファンディング終了
2023年3月末~4月始めより  順次リターン発送


最後に

日本では昔の智恵として薬草を日常生活に取り入れて身体の巡りを整えていました。真菰は水を浄化し、場を浄める植物として神社の神事や発酵を即す媒体として菰樽に使われたりしました。私達の身体の約70パーセントは水。水の星、地球に住み、水の豊かな日本の大地に住み、水に支えられたこの身体。地球環境のバランスが崩れ、日本の大地の自然環境が崩れ、私たちの生活環境も乱れ、身体の不調や原因のわからない特定疾患の数はどんどん増えてきました。

私個人と日本と世界は巡り巡り繋がっています。私達が何を選び、どんな製品を使い、大地に還元していくか。いよいよ自と他が別ではなく繋がっていることを意識して選ぶ時代がやってきました。真菰で氣、血、水、3つの巡りを整えて浄めて植物のパワーチャージをしませんか?ナチュロパシーな製品を選んで日常を暮らしやすくすることは健康寿命を延ばすことに繋がっています。

農薬も肥料も使わない田んぼでは、天然記念物のモリアオガエルが生息するようになりました。このように自然の蘇生させる力はまだまだ消えていません。そのことを教えてくれたのも広島の地でした。広島は河川には真菰が繁茂している場所が多くありました。

広島城の中にも堀を結ぶ橋には『真菰橋』という名がついていました。戦前には、真菰という電停もありました。そして、現在の広島市役所の地名は、広島市国泰寺字真菰となっていました。今でもその名残りで、OB会の名は『真菰会』だそうです。そのくらい、昔は真菰が身近な植物として知られた存在でした。

ところが、広島の地に落とされた原爆によって、爆心地から近い地域はすべて灰になってしまいました。しかしながら、原爆の影響で戦後70年は草木も生えないだろうと思われていた広島の地にカンナや夾竹桃が芽吹いたのです。灰色の世界に生命の息吹の緑がどれほど絶望の淵にいる人々に希望をもたらせたかと思うと、植物のもたらす生命力と癒しには人間の力を超えたものを感じるのは私だけでしょうか?

写真を撮りに行ったら虹が出ました。

真菰を含め地球創生の5つの神々を別天神(ことあまつかみ)と呼び、現れて消えると記されています。

確かに、原爆で川岸の真菰は消えましたが、土の中を浄化し微生物の発酵を促す役割に徹してくれたのではないかと(千手の妄想)は、真菰の可能性として今後の環境改善に様々な可能性を感じています。未来を創るのは今ここの私達の意識です。私はここに希望を見出しています。

私たちの身体も、田んぼも自然の力で再生され元氣を取り戻していきます。
自然の姿に教えられながら、真菰を世の中に活かしていこうと思います。

真菰のさまざまな可能性を信じて、今回は【オーガニックまこも石鹸】作りにチャレンジします。
真菰石鹸は排水溝を流れて自然分解する環境に配慮したものです。

ひとりでも出来る社会貢献は小さな善意と希望をつなげる活動です。
応援、よろしくお願い致します!


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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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