目標達成!ありがとうございました❤️

開始から25日

82名もの皆さんからご支援をいただき、終了まで10日を残して目標額に到達することができました。

そして、

「美味しいカレーをまた食べたい」

「素敵な民家でくつろぎたい」

「久米田さんのあんこが早く食べてみたい」

そして多くの、とても多くの

「がんばれ!」

というお言葉をいただきました。

皆さまからの声援に心熱くし、そして大きな責任を感じています。

改めまして御礼を申し上げます。

ネクストゴールを目指します!

達成した時点でクラファン終了まであと10日。

私はこの期間で、新たなゴールを目指すことにいたしました。

以前から思っていたものに、

「あんこに合わせる季節のジェラートをお出ししたい」

というものがありました。

そこでネクストゴールのご支援金の使い道として、

「アイスクリーム製造機を購入する」

ことにいたします。

そしてその試作などの材料購入費として使わせていただけたらと思います。

床下からお宝が……!

現在古民家はお店用に改装中です。

先日その改修中の部屋の床下から、

福井の銘石「笏谷石」製の「炉壇」が出てきたのです。

これはこの家が建て替えられた65年前以前の家に設られていた「茶室用の囲炉裏」に使われていたものだと思われます。

今では採石が行われていない笏谷石。

そして「炉壇」

これも何かの縁ではないかと考えています。

そこで、

ネクストゴールを達した折には、

このお宝を利用して床の間のある座敷に「囲炉裏」を作りたいと思っています。

「茶室のあるカレー屋」

なんだか面白いことになりそうな予感です。


はじめまして

つい先日まで福井市郊外の銭湯駐車場内に設置されているトレーラーハウスで「カレースポットびーどろ」を営んでいました久米田賢治と申します。

約5年前、無類のカレー好きの私はそれまで色んなところで食べてきたカレーにどうしても満足できず、自分が美味しいと思えるカレーを多くの方と共有したいとカレー屋を開業しました。

しかし開店してすぐの記録的な大雪。

そして軌道に乗り始めた途端のこのコロナ禍。

そんな中でも毎日、「美味しいってなんだろう?」

を試行錯誤していく中ですてきな出会いが続き、気がつけば常連さんがあふれるお店になっていました。

今年2022年の5月末、思いもかけないアクシデントが発生!

突然の大家さんからの通達は、

「6月から駐車場が半減します」

車社会の福井において、郊外店に駐車場が無いというのは致命傷です。

6月からはいきなりお客さまが激減。

急遽移転をせざるおえなくなったのです。


ただこのコロナ禍.

お店の体力は確実に衰えていました。

そんな中での移転。伴う資金不足には頭を悩ませるばかりで一時は「閉店」という文字が頭をよぎりました。


 

たかがカレーされどカレー

お店を開店して約5年。只々「自分が美味しいと思うものを召し上がっていただきたい」そんな思いでカレーを作り続けてきました。

元々趣味の一環で作っていたカレーが、生活の糧となり一部となり、そして生活そのものになっていく間に、

自己満足中心のカレー作りがお客さまのためのカレー作りになり、

「これは美味しい!他では食べることができない味だね!」とおいでくださる、そんなお客様の笑顔を見ることが一番の幸せになっていました。

今回のアクシデントで今後の身の振り方を考えた時、一番に思ったことが、今まで、私のカレーをお気に召されて何度も足を運んでくださったり、多くの方にご紹介いただいたり支えてきてくださったお客様たちのお気持ちに応えたい。そして、「もっともっとお客さまの笑顔が見たい!」そのためにできることを精一杯しようということでした。


移転を視野に入れて、県内のいろんな物件を見て歩きました。

今ひとつ決断できないまま、なんと29軒目にして出会ったのが築70年ほどの古民家。

部屋数は1階2階大小合わせて14ものお部屋があるその間取りにも、そして外観にも一目惚れ!

駐車場に造成できる大きな土地も隣接し、国道8号線からもほど近い。


広い玄関

8畳6畳6畳4畳半の田の字型のお座敷

気持ちの良い広い縁側

「この場所をお客さんと一緒に作り上げていきたい」

一番の決め手となったのが、「ここならお客さんに気に入ってもらえるお店づくりができる」そう確信したことでした。

今までのお店はとても狭かったので、混み合ってくるとお客さまの方で気を遣っていただいたり、ゆっくり召し上がっていただけないこともしばしば。

特にこのコロナ禍では、それまで受け入れできた人数の半分しか入店していただけず。経済的にもですが、心情的にも大変辛いものでした。

ですから、新しいお店では(味の充実はもちろんですが、)ゆっくりゆったりとした時間を過ごしていただける、そんな空間にしたいと思ったのです。

スパイスとハーブに関してはサラリーマン時代から今も尚、コツコツ探して試して、現在4社から「今」一番良い状態のものを仕入れるようにしています。

その中から、カレーなどのお料理に合った香りや味付けはもちろん、季節的に身体に良いと思われるスパイスを調合しています。

スパイスは、そのほとんどが和漢薬に通じるものです。

そういう薬効を踏まえ、最近はコロナ対策として「呼吸器系をケアできる」「免疫力を高める」ことを重視したスパイスを基本に他のスパイスを合わせるようにしています。

ただ、スパイスは薬効があるからといって闇雲に摂ればいいものではありません。

「良質なタンパク質をたっぷり摂取して細胞を活性化させ、そこにスパイスを与えることでその効能を高める」

びーどろではそのような考えでカレーをお作りしています。

「定番びーどろポークカレー」

キーマ(ひき肉)ではなく「キーマ風」

こだわりの薩摩黒豚をじっくり弱火で煮崩れするまで煮込んだカレーです。溶け出した美味しい脂を乳化させ、とろりとしたルーに仕上げます。ひき肉のボソボソした食感と違い、歯ではなく舌と上顎でその食感を味わっていただくカレーです。

「定番にわとりカレー」

チキンカレーではなくあえて「にわとりカレー」

朝絞めたお肉が午後3時ごろには届きすぐに下処理を始めるという、限りな限りの新鮮さにこだわったカレー

皮が溶けるまでじっくり煮込んでも、カスカスせずにジューシーなままでお肉にしっかり濃い鶏の旨味が残るのも新鮮だからこそなせる技。

他にも「実山椒のポークキーマ風」「わさびキーマ風」「伏見梅園(若狭町)の梅でマリネしたバターチキン」「フレッシュパクチーのグリーンカレー」「福井産キクラゲのポークキーマ風」など、開店以来200種類以上作り続けてきた日替わり週替わりの限定カレーはさらに「福井の味」にこだわりそしてその季節感も織り込んで今まで以上にパワーアップして展開していきます。


びーどろで扱う上質のお肉の仕入れでお世話になっている「肉の高島屋さん(福井市西木田)」とのコラボで袋入り冷凍カレーの販売を計画中。

アルコール液体冷凍装置で、熱々のいちばん美味しい状態のカレールーを約5分で冷凍するという新技術を導入して、お店の仕上げの状態そのままに袋詰めします。

現在は賞味期限の検証中。

現在約5ヶ月経過も解凍時にはなんら問題なく美味しい状態が保たれています。

【アルコール冷凍装置】

6ヶ月間の解凍検証が終われば、びーどろのカレーを自信をもって全国に送り出すことができます。

◆名称:びーどろポークカレー◆原材料名:豚肉(国内産)、タマネギ、トマト、カシューナッツ、ヨーグルト、小麦粉(国内産)、スパイス類、太白胡麻油、ニンニク、ショウガ、岩塩、本醸造醤油◆アレルギー物質:一部小麦粉、乳成分、カシューナッツ、豚肉を含む◆内容量:200g保存方法:冷凍◆賞味期限:製造日より6か月

◆名称:にわとりカレー◆原材料名:鶏肉(国内産)、タマネギ、トマト、カシューナッツ、ヨーグルト、小麦粉(国内産)、スパイス類、太白胡麻油、ニンニク、ショウガ、岩塩、本醸造醤油◆アレルギー物質:一部小麦粉、乳成分、カシューナッツ、鶏肉を含む◆内容量:200g保存方法:冷凍◆賞味期限:製造日より6か月


私はカレー屋なのに実は福井の庶民の甘味の研究家なんです。

福井には「冬の水ようかん」「夏の黒蜜たっぷりのあべ川餅」という他の地域にはあまり無い珍しい駄菓子があります。

その誕生の秘密やその歴史と拡散の経緯などを古文書や古い資料から導き出して、講演会やラジオ講座。そして雑誌などにも記事を書かせていただいています。

また、あんこやお豆を炊くのも得意中の得意。

今までは厨房が狭くて、出ししたくてもお出しできなかった自家製水ようかん、あべ川餅などの和のデザートや、こだわりのコーヒーやお煎茶、自家製のジンジャエールなどのソフトドリンクも心を込めて充実させていきます。


旧びーどろでは、「マニアックナイト」という、「カレーと飲み物付き」の歴史や自然史の講座の他、笏谷石の坑道跡見学会や、茶懐石の体験イベント、音楽ライブイベントを行なってきました。

旧店舗は店内が狭く参加人数にも限りがありました。

新店舗では広い空間を利用して、今まで開催を断念していた講座やまた展覧会なども開催するなど、お料理だけでなくさまざまなコミュニティの場として人と人をつないでいく場所にしたいと思っています。


まずは一時改装として、

店内に大きなカウンターを設置したい。

古い家なので外気の遮断や冷暖房を整備したい。

台所を清潔で使い勝手の良い厨房に生まれ変わらせたい。

駐車場を整備したい。

玄関などのサッシ戸を木戸に戻したい。

将来的には

玄関サッシや窓枠などを昔ながらの木戸に戻したい。

そして

外装を昔ながらの景観に戻したい。

整備したいことはたくさんあります。

でもまずは一歩づつ。

まずはお客様を気持ちよくお迎えする空間作りからひとつづつ始めたいと思います。


新店舗住所

福井県鯖江市上河端16-43

https://goo.gl/maps/Z2PvxUSPESYrdokA7">https://goo.gl/maps/Z2PvxUSPESYrdokA7

10月1日 家主さんより物件引き渡し

10月10日ごろから10月いっぱいで一次改装

11月1日から開店準備

11月12日 プレオープン

11月17日 やったね開店

※お願いしている古民家改修の技術を持った大工さんがとても忙しいので、

上記は目標であって決定ではありません。

若干遅れる可能性もあります。

支援いただいた資金は、

一次改装費用 4,500,000円

新メニュー開発費用 500,000円

の一部として

また、目標金額に達した場合は、

今後随時改装していく、

外装全面改装、庭整備費用 12,000,000円

の一部として使わせていただきます

最後までお読みいただきありがとうございます。

サラリーマン時代、東京大阪を中心に出張時には常にカレーを食べ続けた中で、

どうせ作るなら……

「今までどこでも食べたことがないカレーを作りたい!」

「自分自身が一番食べたいカレーを作りたい!」

そして「お客さまが笑顔になるカレーが作りたい!」

そんな思いで試行錯誤を続けた5年間でした。


沢山のお客様との触れ合いはとても楽しい時間を私にくれました。

大きなお腹を抱えて開店のお祝いに駆けつけてくれたさとこちゃんの小さな小さな赤ちゃんは、今ではおしゃまなびーどろのカレーファンに。大学生だった4人組は福井から飛び出し立派な社会人に。

帰郷するたびに顔を見せにきてくれます。

このコロナが流行り出した頃には常連さんたちによる「びーどろを潰すなキャンペーン」が展開され……

おかげであの苦境も笑顔で乗り越えることができました。

本当にお客さまと共に歩んできたこの5年間。

そんなお客さまがいてくれたからこそ、次のステップを踏み出すことができるのだと心から感謝しております。

そして今後もお客様と共に歩んでいきたいと思います。

笑顔の絶えないお店づくりを目指します。


お店を続けていくことを決意したとき、お客さまが楽しんでいただける場所づくりにぜひお客さまにもスタートから関わっていただけないかだろうかと考えました。

新しいびーどろに期待を寄せていただけるみなさま、どうぞ一緒にに歩んでください。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

私も

これからも

お客さまと一緒に笑っていたいと思います。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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