はじめに・ご挨拶
はじめまして。学園長の多賀谷 彰と申します。
この度はキャンプファイヤーご観覧、誠にありがとうございます。私たちは学校に行けない、学校に行きづらい子ども達をサポートする通信制サポート校キッカケ学園を2021年4月に開校致しました。
現代社会において子ども達は心に様々な問題を抱えています。その中には不登校で苦戦し、死を考えている子ども達がいます。私たちは様々な問題を抱えた子ども達と過ごす中で、彼ら・彼女たちと音楽とのマッチングが、子ども達の健康や生き生きした表情を取り戻す事にとても相性が良いと感じる場面を沢山目の当たりにしてきました。
『子ども達を音楽で救う方法は何かあるか。』
そう突き詰めて考え、今回のプロジェクトが始動いたしました。
このプロジェクトで実現したいこと
『横浜のジャズの火を消すな ~不登校の子ども達が横浜のジャズ文化を守る~』
ミュージシャンとして横浜で40年間ベースを弾き、音楽活動を続けていく中で横浜JAZZ理事長に就任致しました。そこで横浜の代表文化であるJAZZが、衰退に進んでいるという現実を目の当たりにしました。ご挨拶で述べた『学校に行けず辛い思いをしている子ども達を救いたい。』、『横浜のジャズ文化を守りたい。』この2つの軸で何が出来るのかを考えたところ、このテーマが浮かびました。
不登校の子ども達の中には、繊細で音楽との相性がいい子ども達が沢山います。悩める子ども達がひとつひとつ小さな課題や少し大きな課題にチャレンジしながら自分のペースでそれぞれ成長していく。そして横浜ジャズ文化のトーチを継承するプロジェクトを実現したいと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
もともとジャズは苦しみの心を開放するために生まれた文化であり、本来のジャズは明るく楽しい踊れる音楽でした。その頃のジャズ文化を、学校に行きづらく苦戦している不登校の子ども達に当てはめ、伝承することにより、彼・彼女らにとって1つのコミュニケーション能力を高めるためのツールとして使うことができるのではないかと私たちは考えています。
ジャズ発祥の根源であるニューオリンズジャズから、15名~20名くらいの大編成の楽団を指すビックバンドまで通信制サポート校 キッカケ学園では子ども達と共に取り組んでいこうと思っています。そして衰退を続ける横浜のジャズ文化にもストップをかけるため『横浜ジャズの火を消すな』をテーマに子ども達へ伝えていき、横浜ジャズを継承していきたいと思います。
現在、不登校で苦戦し、死をも考えている子どもたちがいます。その苦しみから解放するために、ジャズ文化の伝承が大きく役立つと確信しております。横浜のジャズ文化と子ども達にとって、明るい未来を作るためにぜひご協力ください。
★プロジェクト応援者からのメッセージ
ジャズ・プロデューサー 小針俊郎 さま
『やり直しができるのが人生だ!』
音楽が心身の病の治癒に効果があることは、世界中の病理学者によって認められ、現在では音楽療法という言葉は誰でも知っています。
ジャズの世界のお話です。
20世紀最初の年にニューオリンズのスラムに生まれた黒人少年ルイ・アームストロングの周囲にはギャング、泥棒などならず者ばかり。そんな環境のなかで貧しい彼は小学校に入ったころから家族のために働かざるを得ませんでした。11歳の大晦日、お祭り騒ぎの中で本物のピストルをぶっ放して少年院送りになります。彼はここでコルネットを習い、更生して世界的な人気者になります。楽器との出会いがなければ、周囲の感化で彼もギャングになっていたかもしれません。
キッカケ学園は音楽を通して優しい心と、アームストロングのようなヒューマンな人間性を磨く学校です。
やり直しができるのが人生。ヒバゴン多賀谷先生の指導で、君もあなたも明るい未来を目指してください。
これまでの活動
通信制サポート校として、2021年4月から開校したキッカケ学園ですが、小・中学校に通えなかったお子さんがいきなり高校から通えるとは考えづらいと思っています。子ども達も勉強や将来に不安を持っているけども、なかなか一歩が踏み出せなかったり、どこに頼ればいいのかわからない状態であることが多いです。私たちはそんな子ども達にとって信頼できる場所となるべく、14年前から一時預かり保育・学童保育を営んでいるNPO法人コドモノトナリと協力し、小・中学生を対象にしたフリースクールを立ち上げました。
分からないところから丁寧に学び直し、自分のペースで学ぶことで、少しづつこの場所や勉強に慣れていき、次第に自分の『通いたい』という気持ちで登校できるようにサポートしております。その中の一つに音楽というツールがあり、音でのコミュニケーションを大切にしております。音楽という新たな世界で学園に通う事に意義を見出すうちに、さらに楽しくなり通えるようになり、高校卒業資格取得まで明るい青春を過ごすサポートを行っております。
そんな想いが伝わり、今では近隣の公立の中学校からもフリースクールへの出席を学校の出席日数扱いにしていただいたり、小学校、社会協議会や区役所などからも問題を抱える子ども達のご相談やお問い合わせを頂けるようになりました。子ども達の居場所づくりを継続・拡大するためには皆さまのご支援が必要です。子ども達の成長の居場所作りとして支援いただければ思います。
資金の使い道
キャンプファイアー手数料 51万
運営費 100万
人件費 130万
┗学習サポート講師代、ミュージシャン講師費
広告宣伝費 4万
ライブ会場費 10万
配信費 5万
リターンについて
1,000円 学園長からのお礼のメール
5,000円 学園長からのお礼メール・手書きポストカード
10,000円 学園長からのお礼メール・子ども達のイラスト入りオリジナル巾着
30,000円 学園長からのお礼メール・ライブ配信の際にお名前を呼ばせていただきお礼の辞を述べさせていただきます。
※2024年3月中旬頃、予定しております。
50,000円 学園長からのお礼のメール・ライブ招待チケット提供
※2024年3月中旬頃、予定しております。
60,000円 学園長からのお礼メール・子ども達と制作したオリジナルアルバム提供
※2024年3月中旬頃、予定しております。
実施スケジュール
2023年5月~ 第一章 横浜とジャズの繋がりを知る
YOKOHAMAジャズ協会と連携し、子ども達と一緒に横浜とジャズの繋がり、それに携わる人たちに関わり知ってもらいます。
2023年6月~ 第二章 ジャズの歴史
もともとジャズって何?ジャズの歴史、文化についてよく知り『ジャズの意味』について学んでいきます。(ジャズ評論家 小針氏による、JAZZ歴史講義を予定)
2023年7月~ 第三章 やりたい楽器選び
トランペット、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、トロンボーン、チュウーバ、フルート、コントラバス、ピアノ、パーカッション、ドラムなど豊富な楽器の中から子ども達がそれぞれ挑戦したい楽器、得意な楽器を選んでいただきます。
2023年8月~ 第四章 練習、指導
『マスター』の愛称でおなじみのキッカケ学園学園長 多賀谷と楽器のお手入れの仕方、構造を知っていきます。基礎練習、それぞれの楽器の鳴らし方の練習など楽器に触れるところからスタート!
2023年8月中旬~ 第五章 バンド練習
それぞれの楽器が慣れてきたら、合わせて音を出しアンサンブル(少人数の合奏団)を結成。子ども達の気持ちや学びのペースに合わせて寄り添いながら指導していきます。
2023年9月~ 第六章 ライブ演奏練習
ライブ本番に向け練習。まずステージに立つこと、人前での演奏に慣れるためにライブハウスを借りるなど本格的に練習していきます♪
2024年3月 第七章 ライブ演奏本番!!
いよいよ本番!子ども達は楽しく、力強く自分を表現できるためにスタッフ一同サポートします!
最後に
私たちは本気で子ども達を救う仕事をしております。ネット社会の中、必要とされる教育は音楽の中にも詰まっています。私たちが出来る、悩める子ども達を横浜JAZZが助けたい、そして子ども達が横浜JAZZ伝承のトーチを受け取る。
この結果を出すために、全力を出していきます。未来は子ども達が作るのです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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