はじめに・ご挨拶

ご覧いただきありがとうございます。静岡県の学生で構成された団体「とらきや」の代表、大西(19)です。
私は何不自由なく、また親や沢山の方々から愛情を注がれながら成長してきました。

この度、静岡県を中心にミニ鉄道の運行を通し、多くの子供たちに笑顔になってもらいたいという一心で学生団体「とらきや」を立ち上げました。半年と少しの間、ボランティアのできる学生を募り、活動してきました。

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいことは主に3つあります。すべて、とらきやのこれまでの活動を拡充させるための設備投資です。

・現状よりも軽量で可搬性が高く、安全性の高い客車の製作を行う
現状の客車(お客さんが乗る車両)は知人から譲り受けたものですが、かなり大きく、運ぶ際に積載する車両を選ばなければいけません。また、全長が長い車両はその特性上、少し不安定な線路では脱線もしやすいという短所が挙げられます。さらに、現在保有している1両では乗せられるお客さんの数が限られてしまいます。これらの問題を解決すべく、軽量でやや小さく、汎用性と安全性の高い客車を複数両する必要があると判断しました。市販品では1両あたり最低でも10万円程度はしますが、工学的知識を活かし、一部の部品を自作するなどしてなるべく安価で安全性の高い客車を製造します。

・カーブレール・直線レールの購入
とらきやではレールを所有し、出張運転のたびに現地に敷設して運転しています。しかし、そのレールも2m×10の合計20mと少し物足りなく、しかもそのすべてが直線レールとなっています。曲線レールの製造を試みたこともありましたが、レールを曲げる機械の購入が必要との結論に達しました。また、2mあたり3000円、枕木という左右の線路をつなぐ部材を合わせると5000円弱になる線路の購入代金もかなりの負担となります。様々な幼稚園や農園、地域の公園や公民館など、多種多様な敷地に対応できるよう、半径4mのカーブレールと追加で直線レールの購入を行います。

・安全関連設備の購入
とらきやでは線路へのお子様などの立ち入りを防止すべく、線路わきにスタッフを配置したり、安全柵を主催者様側に手配していただいたりすることで安全対策を行っています。これらの設備をとらきやで保有することでより確実な安全対策を行い、より多くのお子様をはじめとした皆さんに笑顔になっていただけるような体制を整えます。安全関連設備導入費は、安全柵の購入や踏切の製作費などに充てます。

これらを達成することにより、より多くの子供たちに笑顔になってもらえるような団体になることを目指します。


プロジェクトを立ち上げた背景

とらきやの代表は塾講師として勤務していますが、塾に通う中高生がコロナ渦において修学旅行をはじめとする学校行事が中止されたり、外へ出かけるのをためらわざるを得ない状況に置かれているのを幾度となく見てきました。そのたびに生徒は落ち込むことがよくありましたが、次第に諦め、現状を受け入れる姿がよく見られました。本当に切なかったです。

幼少期の経験や体験は、人格形成に大きな影響を及ぼします。外に遊びに行く機会や楽しいことを経験する機会を、感染症の流行によって奪われてしまうなどということは本来あってはならないことです。
人との付き合いを通して、人のぬくもりを感じてきた私は特にそう思います。

塾に来る小中高生はもちろんですが、幼稚園・保育園児についても友だちと関わる機会が減り、かなり過酷な環境に置かれてしまっていることと思います。

人と付き合うことには特別な意味があり、人のぬくもりには特別な力があると思っています。
子供のころに寝転がった芝生の心地よさ、見上げた空の透き通る青さはよく覚えているものです。
楽しい事をした経験もよく覚えているでしょう。

そういったことを学ぶ貴重な機会が失われている中、私にもなにかできることがないか考えたところ、昔から好きだった鉄道で子供たちを笑顔にすることを思いつきました。

私は幸運にも恵まれた19年間を過ごしてきました。幼稚園の先生によく面倒を見てもらいましたし、近所の人からはいまでもちゃん付けで呼ばれるなどして親しまれています。

今こそ、私が皆さんにたくさんしてもらったことを、今度は次の世代の子供たちにして差し上げる番だと考えました。

これまでの活動

とらきやはこれまで、普通に業者さんを呼んだ場合に20~70万円するミニ鉄道の運行を、小規模ながらイベント保険料や輸送費、修繕費などを含む少額で行ってきました。大学生ならではの企画力と行動力を活かした活動は大学からも高く評価されています。これまで出張した教会や公園などでは、いずれも皆さんに楽しんでいただくことができました。しかし、これらの活動を続けると同時に、資材や安全対策の不足を感じるようになり、今回のプロジェクト実施に至りました。

資金の使い道・実施スケジュール

支援金用途は以下の通りです。現在、木材などの材料費は変動が大きく、一部が概算となってしまいます。悪しからずご了承ください。

・客車の製作資金
アルミフレームと接続部材、外装用合板、連結部保護用装飾材用シナベニヤ板、連結用金具類、車輪を含む台車等
8万円×3両=24万円(予算に余裕が出た場合、両数を増やす可能性があります。)

・カーブレール・直線レールの購入
レール曲げ器1万7000円
カーブレール用レール(3000円×2+1000円)×16本=11万2000円
直線レールの購入(3000円×2+1000円)(頂いたお金に応じて、購入数を変動させます。)

・安全設備関連
三角コーン+ポール1mあたり800円×40m分=3万2000円(頂いたお金に応じて、購入数を変動させます。)

目標額に届かなかった場合は頂いた金額に応じて購入数を変動させて対応します。目標額を超過した場合、客車の増備、レールの追加購入およびその両者を行う予定です。なお、頂いた金額の一部はCAMPFIRE手数料に使用されます。


・今後のスケジュール
23年2月 客車(一次車)製作着工
23年3月中旬 客車(試作車)竣工
23年3月下旬 線路・安全設備関連の製作
23年5月 線路・安全設備関連製作完了
23年6月 客車(二次車)着工
23年9月頃 客車(二次車)竣工・リターンの発送を開始


とらきやのミニ鉄道の安全性について

ミニ鉄道では、車両への接触や足の巻き込まれなど、多くの危険性が考えられます。これらへの対策をすべく、関係法令への適合を行うとともに、さらに厳しい独自基準のリスクアセスメントシートを作成し、あらゆる可能性を考慮して対処することで安全性を確保しています。また、スタッフ全員に安全教育を施し、必要な人数を充てています。さらに、万全な対策を行っているにもかかわらず万が一事故が発生してしまうような状況に備え、イベント主催者さまにはイベント保険への加入を義務付けさせていただいています。



リターンのご紹介


記念硬券付きお手紙コース


最初にご紹介するのは、記念品がついたお手紙のコースです。記念品は昔の切符である、「硬券」を模しています。記念硬券の裏面にはご支援者様のお名前を入れさせていただきます。なお、硬券に記載されている行先と出発駅は変更可能です。ご支援者様のお名前をお伺いする際に、ご要望を併せてメールでお伺いします。(切符は手作りを予定しています。)


ミニ電車乗車券5枚コース

ミニ電車乗車券5枚コースです。とらきやのイベントにてお使いいただけるミニ電車の乗車券が5枚セットになっています。1枚でご支援者様の家族みなさまがご乗車いただける、かなりお得なチケットです。なお、ご登録いただいたメールアドレスに、運転会の情報をお送りします。注意事項が少し複雑なので、よく読んでお申し込みください。(チケットは手作りを予定しています。)


枕木(まくらぎ)に絵やメッセージをかこう!

線路を支える「枕木」という部材に絵やメッセージをかける権利をご用意しました。好きな絵やメッセージをぜひかいてみてください(公序良俗に反する内容はご遠慮願います。また、公共の場所で使用するため、プライバシーにもご注意ください)。1・2・5本のコースをご用意しました。なお、枕木を含めたレールは5年以上継続して使用します。


ミニ電車と写真を撮ろう!写真撮影&乗車コース

ミニ電車と写真を撮れるコースです。なんとこちらは実際に使用されていた運転士さんのお帽子をお貸しできます(3つまで)。おまけで乗車体験もお付けしています。優雅な貸し切り列車の旅と楽しい時間を存分にお楽しみいただけると思います。


ミニ電車を運転してみよう!運転士さんになろうコース

最後にご紹介するのはなんといってもこちら。実際に電車を運転できる権利です。これはなかなか味わえない体験でしょう。安全装置つきで、お子様でも運転体験をすることができます。男の子ならかなり喜んでくれるのではないかと考えています。もちろん大人の方の運転体験も可能です。安全に配慮してとらきや係員が添乗します。なお、お子様が小さいなどの理由で、状況に応じて精巧なダミーの運転台を使用する場合もございます。予めご了承願います。

枕木のリターンについても丁寧な対応を心がけますが、現地にお越しいただく写真撮影や乗車、運転に関しては特に精一杯のサービスをさせていただきます。この機会にぜひ、楽しい思い出をとらきやとつくりませんか。


最後に

ここまで拙い文章をお読みいただき、本当にありがとうございます。

我々はまだまだ若造ですが、私たちにしかできないことがあるはずです。どうかお力添えください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<このサイト内の画像について>

すべて大西が権利を保有しているか、使用許可をいただけた画像を掲載しています。

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