『UPP.とは』

建築廃材をオモチャにアップサイクルするプロジェクトです。

知られることなく捨てられてきた廃材。
そんな廃材に価値を与え、
人々に長く愛用されるための新たな活用の道を提案していきます。

継続的な廃材活用に向け
ストレッチゴール40万円挑戦中!


はじめまして、廃材アップサイクルプロジェクトの『UPP.(あっぷっぷ)』です!
私たちは捨てられるはずだった「廃材」に、価値を付与し再生していくアップサイクルを行います。

みなさんは「廃材」と聞いて、どんな姿を思い浮かべますか?
もう処分するしかないような状態の木材でしょうか。

確かに、それも「廃材」です。
しかしながら、「廃材」はそのようなものばかりではないんです。
実際には、新築建築の際にの規格に合わせてカットされた時の余りや、余分に注文して使われなかった木材などが沢山あります。

今回おもちゃの作成に使用する「廃材」は、
そんな新品同様にも関わらず使われずに捨てられてしまう木材です。
私たちは「廃材」の天然木素材の力を活かして長く愛されるおもちゃにアップサイクルすることで、「ゴミ」ではなく、人々に親しんでもらうための第2の道を提案します。


本プロジェクトでは廃材のアップサイクルだけではなく、子供たちへのおもちゃの配布、そして就労支援施設で働く障がいを持つ方々と建具職人さんの技術を広める活動を行います。

【プロジェクト進行順序】
1ー廃材の回収
新築現場に伺い、廃材を回収。

2ーおもちゃの作成
就労支援施設や建具職人さんに、受注後、都度おもちゃの作成をご依頼。

3.1ー子供たちへのおもちゃの配布
保育園で廃材の現状を伝えるワークショップを開催。合わせて廃材をアップサイクルしたおもちゃを配布。

3.2ー就労支援施設の方々・建具職人さんの技術を広める活動
地域のイベントに参加。ワークショップで廃材の現状と技術を広めていきます。

【ストレッチゴール達成の場合の追加プロジェクト】
☆おもちゃの一般販売
皆様のご支援を受けまして、継続的な廃材のアップサイクルを実現すべくストレッチゴールを設定します。
『UPP.(あっぷっぷ)』をプロジェクト名から、おもちゃのブランド名に転換し、オリジナルのおもちゃを販売します。


今回つくる「UPP.(あっぷっぷ)」のおもちゃは大きく3種類あります。

①立体画用木
②手作りつみき
③組木細工おもちゃ

また、おもちゃ以外にもオリジナルの家具小物(一部刻印サービスあり)もご用意しています。

①立体画用木メンバーで加工作業を行います。主に保育園やイベントでのワークショップで使用いたします。

②手作りつみき

就労支援施設で働く方々におつくりいただきます。
※画像のデザインはイメージです。実際にお届けする商品については、12月以降随時このページに掲載していきます。

③組木細工おもちゃ
※画像はイメージです。木質などについては、仕入れられる木材により変動いたします。ご了承ください。

オリジナル家具小物
※画像はイメージです。木質などについては、仕入れられる木材により変動いたします。ご了承ください。


新築建築(3階以下の木造建築)で排出される廃材の総量は、令和3年度だけで推定416万tに上ります。【参考】国土交通省「建築着工統計調査2021」

実際に建築の現場では、使用される木材の約2割が「廃材」として捨てられています。
新築現場1つで出る廃材の総量は、なんと高積みの2tトラック6~7台にもなります。

しかしその中には、サイズを合わせるために切られた残りの端材や使われずに余った木材などが沢山あります。
今回はそのような捨てるにはもったいない木材をおもちゃにアップサイクルし、皆さんに「廃材」について伝えていきます。


私たちがこのプロジェクトを通して以下の2点の達成を目指しています。

①廃材再利用の意識向上
②ソーシャルグッドな循環の実現

以上の実現に向け、私たちは下記内容をこのプロジェクトを通して取り組みます!

①廃材をおもちゃにアップサイクル
廃材に触れてもらう機会を作ることで、親子両者の廃材の認知度の向上を図ります。
廃材の存在が広く知れ渡ることで、よりこの問題に注目を集め、フードロース問題のように社会全体で解決に向け取り組みが行われることを目指します。

②教育機関でのワークショップの実施・おもちゃの配布
廃材の問題を知ってもらうために、ワークショップを通して直接、園児や学生にこの問題について説明します。
また、同時におもちゃを配布することで、難しい問題として提起するのではなく、廃材そのものに身近に感じてもらいたいと思っています。

③イベントに出店、おもちゃの販売
職人さんや就労支援施設の方々に作っていただいたおもちゃを販売し、皆様のもつ技術力や、商品自体の魅力を広めます。
それにより職人さんや終了支援施設の方々が抱える、「技術はあるけど、広める手段がない。」という課題感の解決を図ります。

【ストレッチゴール達成の場合の実施プロジェクト】
☆『UPP.(あっぷっぷ)』おもちゃブランドの立ち上げ(おもちゃの一般販売)
上記目標達成は、本プロジェクトの実施のみでは不十分であると考えます。
そのため継続的な廃材活用を行うことで、目標の達成を目指します。
そこで、今回作成したおもちゃを軸に廃材をアップサイクルして作ったおもちゃや小物の販売を行います。
また、そこで出た利益の一部を教育機関などへのおもちゃの寄贈に使用いたします。


あしたば作業所様
木を使用した心温まる可愛らしいおもちゃを一つ一つ丁寧に作られています。
今回のプロジェクトにおいては、『手作りつみき』の作成にご協力いただきます!

~あしたば作業所様からのメッセージ~
あしたば作業所は障がい者就労継続支援B型施設として、一般就労が困難で様々な事情の方々が通う、日中活動の場として提供しております。今回のプロジェクトを通じて廃材意識の向上や障がい者施設の認知を高められたらと思います。

神奈川県建具共同組合様
受け継いできた技術で、家を彩る繊細で美しい建具を製作れています。
今回のプロジェクトにおいては、『組木細工おもちゃ』の作成にご協力いただきます!

~有限会社内田建具店様からのメッセージ~
私は、有限会社内田建具店を、父親の後を継ぎ2代目として頑張ってやって来ました。年齢は73歳です。
皆さんは「建具」と言う言葉を知っていますか。障子・襖・硝子戸・木戸などのことで、お家に華を添える大切な存在です。私はその様な建具を引き継いできた技術とこだわりの木材で誇りを持って作っています。ですが、今は和室が少なくなり、ここ30年で建具の魅力を伝える機会が大きく減少してしまいました。今回この活動で、皆さまに繊細で美しい建具の魅力を感じ取って頂けたら大変嬉しく思います。

株式会社GKファクトリー建築設計工房様
湘南地域密着で、木の素材を活かしたデザイン性の高い建築設計をされています。
今回のプロジェクトでは、廃材の製材加工と『オリジナル家具小物』を製作いただきます。

~株式会社GKファクトリー建築設計工房様からのメッセージ~
GKファクトリーは日ごろ、住居や店舗を設計・施工をすると同時に、施工時に発生する木材や設備機器等を再活用する「モッタイザイドットコム」を運営しています。今回の活動を通じて、普通であれば廃棄されてしまうあらゆるモノも、人が喜ぶモノに息を吹き返えさせることができるという想いを皆さんと共有できれば嬉しいです。
1つ1つ丁寧に仕上げます。よろしくお願いいたします。

HP:http://gkfactory.net/
Instagram:https://www.instagram.com/gkfactory_architecture/?hl=ja

 富士リアルティ株式会社 湘南乃工務店様
お客様の安心安全を第一に、環境に配慮した住宅を建設されています。
今回は本プロジェクトに厚いご理解を頂き、廃材をご提供いただきます。

~富士リアルティ株式会社 湘南乃工務店様からのメッセージ~
建築現場では杉・ヒノキ・栂・ベニア等の木製廃材が常時大量に発生しており、流用できない材料については産業廃棄物として全て処分している状況にあります。廃材の再利用については環境問題を含めてこれからの建設業会の課題一つと思われます。今後も出来る限りご協力できればと思います。

 UPCYCLE JAPAN®(アップサイクルジャパン)様
今回のプロジェクトにおいて、当プロジェクトの広報にご協力いただいております。
Instagramでの投稿もぜひご覧ください!

~UPCYCLE JAPAN®(アップサイクルジャパン)様からのメッセージ~
UPCYCLE JAPAN®(アップサイクルジャパン)は、「消費しながらゴミを減らす持続可能な選択肢の創出」をミッションに、フリーマガジンの発行、セレクトショップやアップサイクリストコミュニティの運営を行う会社です。私たちは「UPP」のチャレンジを応援しています!

HP:https://www.upcycle.co.jp/
SNS:https://www.instagram.com/upcycle.jp/

我楽田工房様

地域交流スペースを中心にモノの価値再発掘を行っています。今回のプロジェクトにおいて、当プロジェクトの広報・ブランド化後の認知拡大・イベント開催にご協力いただきます。
Instagramでの投稿もぜひご覧ください!

~我楽田工房様からのメッセージ~
地域には、ある人にとっては捨ててしまうようなモノでも、視点を変えれば大きな価値に変えられる材料がいっぱい埋まっています。一緒に、新しい価値をつくりましょう!応援しています!

SNS:https://www.instagram.com/garakutakoubou/


UPCYCLE LAB様

廃シートベルトや廃ターポリンをアップサイクルを行っています。
今回のプロジェクトにおいて、当プロジェクトの広報にご協力いただきます。
Instagramでの投稿もぜひご覧ください!

~UPCYCLE LAB様からのメッセージ~

今回のプロジェクトは多方面に有効なアップサイクルの取組みになっており今後の展開が楽しみです。
一過性のブームではなく持続可能な展開を目指していただければと思います。


今回リターンは、大きく5種類になります。 

①応援プラン
②手作りつみき(あしたば作業所さん製作)
③組木細工おもちゃ(内田建具店さん製作)
④立体画用木
⑤オリジナル家具小物(GKファクトリーさん製作)

「すいぞくかんセット」・「きょうりゅうセット」は、現東京藝術大学3年の凪さんにデザインいただきました。※木材を利用するリターンについて、デザインや仕様、サイズは仕入れられる木材により変動します。リターンページで提示している写真のデザインやサイズは目安になります。ご了承ください。


【ご支援金の使い道】
・廃材加工費
・廃材運搬費
・ワークショップ用おもちゃ製作費
・ワークショップ/イベント運営費
・活動広報費
・リターン製作費
・リターン配送費等雑費
・CAMPFIRE(クラウドファンディング掲載先)への手数料

【ストレッチゴール達成の場合の追加費用】
・デザイン依頼費
・製品製作費
・販売準備初期費用
・在庫管理費
・広報・営業費

を中心にプロジェクト運営の為に用いさせていただきます。


【廃材を活用したおもちゃ完成~発表までのスケジュール】
11月22日:クラウドファンディング開始
12月9日:保育園ワークショップ実施
12月17日・18日:イベント出店(予定)
1月以降:リターン作成開始、随時発送

【ストレッチゴール達成の場合の追加スケジュール】
1月以降:商品デザイン依頼
2月中旬以降:試作品製作開始
3月中旬:商品販売準備
4月以降:商品販売開始

スケジュール詳細については、活動報告などで随時更新していきます。
もしお時間ありましたら、お越しいただけますと幸いです。
他にもワークショップやイベント出店を行っていく予定です。
確定し次第、ご報告いたします。


ご高覧いただきありがとうございました。

「廃材」には幾つか種類があります。年月が経ち、古くなってしまった材木や形が悪く使うことができない木材も確かに「廃材」です。しかしながら、中には新品同様でまだまだ活躍できる木材も沢山あります。このような貴重な木材が「廃材」として一括りにされ捨てられているという現状があります。

私たちはそのような状況に課題感を抱えこのプロジェクトを始動しました。ですが、廃材問題解決はまだまだ時間がかかります。それでも一人でも多くの人々が「廃材」の問題を認知することで、少しずつ解決に向かっていくと考えています。
そこで本プロジェクトでは、廃材を手元に残るカタチにアップサイクルすることで、廃材の存在を世の中に広めていきます。皆さまには、この企画を通して「廃材」の魅力について少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

最後になりますが、作業所・工務店・職人・建築家の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございます。ご協力いただく皆様のおかげで本プロジェクトを進めることができています。
至らない点も多くあると思いますが、皆様の期待に応えられるよう精一杯頑張りますのでご支援いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-In 方式で実施します。目標金額を達成しなかったとしても、 終了日までの支援金を受け取れます。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください