エンタメ領域特化型クラファン
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はじめに・ご挨拶

はじめまして、「栄、覚えていてくれ」というブログやnoteを書いています。
アイドルに関することを中心に、映画や文学、ドラマの感想を日々書いております。


受賞歴
note主催「#読書の秋2021」光文社新書部門優秀賞(2021年12月)
バーチャル美少女ねむ・技術評論社主催「メタバース進化論感想文コンテスト」グランプリ(最優秀賞)(2022年4月) 
BANDAI主催「30MINUTES MISSIONS 3 AREAS MISSION」30MM賞(2022年10月)


このプロジェクトで実現したいこと

紙の雑誌「かける人」を作り、あなたやあなたの推しが活躍できる「場」にしたい。 


プロジェクトをやろうと思った理由

1 紙の雑誌だからできることを。

 もともとブログを始めた理由として、SNSのタイムラインやまとめサイトの人気記事のように1週間もすれば忘れ去れるものではなく、もっとゆっくりと物事を考えるための場を作りたいという想いがありました。 しかし、一つ一つの記事をほめていただくことはあっても、なかなか記事を横断して読んでくださることは少ない傾向がありました。 そこで、偶発的な出会いを生み出せる紙の雑誌を作ろうと思いました。 

2、メジャーでは出来ない実験を。

 今、メジャーな出版社では様々な制約があり、コアなファン向けの本は企画が通りにくいそうです。 また、アイドルの配信を見ていると、少し尖った内容の創作はなかなか公式ブログには載せられず没になるそうです。 更に、大人数グループではせっかく才能があっても、なかなかメディア露出が出来ないで燻っているメンバーもいます。 上記の3点を考えた時に、自由に実験ができる場になるような雑誌が作れないか、と思いました。 まずは、今回のクラウドファンディングでパイロット誌である創刊準備号を作り、出版体制と実績を作りたいと考えております。また今回のクラウドファンディングの最低額は3,000円からですが、半分は創刊準備号、もう半分は創刊号へのサポートのイメージでリターンの値段設定をしております。


3、紙の雑誌という少しだけ閉じた空間

 電子書籍はとても便利で、僕も大好きです。 しかし、紙の雑誌という少しだけ閉じた空間で実験をしたいと思っています。 ワンクリックで手軽に届くのではなく、申し込んでから完成を待つ、少し不自由だけど、想像も膨らむ。届いたら本棚の一角を占拠するかも知れないけれど、ツイートのようにタイムラインの中に消えて行かないし、ネット記事のように賞味期限が早くない。

 この感じを大事にしたいと思っております。できれば、あなたの本棚の一角に住ませていただければ幸いです。


これまでの活動

2022年5月1日から5月30日までの約1か月間、「かける人」プロジェクトのクラウドファンディング1次募集を行いました。

プロジェクトやリターン品の評判を受けて「手に入れたい」「応援したい」という声を沢山いただいたので、今回、2次募集をすることにしました。今回、配本されるのは「初版」です。


資金の使い道

・自費出版する紙の対談集「かける人 対談集」の出版費用(約80000円)。
・リターンの輸送費(約15000円)。
・年末に出版予定の創刊号の原稿依頼や取材準備費用(約65000円)。
・手数料(20000円)
・税(20000円)


リターンについて


※リターンに「かける人」だけ書いているものは創刊準備号です。


上記の3つは創刊準備号です。

雑誌「かける人 創刊準備号」にはこんなことが載っています

巻頭特集「推し事と言葉」

①「推し事3.0宣言~巨大資本から分散自立型の推し事へ~」中村辰之介

自分の好きなものを推していくために、どんなことが出来るのか。20年代は与えられるフェーズから自分が創るフェーズへ。

②「当事者の作り方」時田

 推し事として動画を作ってらっしゃる時田さん。時田さんの作る動画の良さの秘密は編集や選曲だけではなく、言葉や語り口にあると思います。時田さんが事象をどう言葉に捕まえていくのかを書いてもらいました。

③「週刊中坂という推しごと」週刊中坂

 毎週SNSで某週刊誌の電車の中吊り広告の形式で推しの情報を発信する週刊中坂さん。 吊り革広告という限られたキャパの中でどのように言葉を選び、編集しているのか。 あの面白い語り口の秘密も見えてくるかもしれません。

④「推しを描くということ」仙台Atsuko

 愛媛県宇和島市出身の某アイドルさんの生誕祭イラストを手掛けてらっしゃる仙台Atsukoさん。
 自分の推しをどうやってイラストに落とし込んでいくのか、その手法を言語化してもらうという記事です。いったいどこを抽出してどこを捨ててあのイラストになっていったのか。その過程を中心に熱い推しへの思いを書いてもらいました。 

⑤「ダンスの理由~ショートムービー時代の推し事~」なさ

 

 TikTokを主戦場にショートムービーで推し事をされているなささんに取材しました。100日間踊り続けようと思ったのはなぜか。そこから見えてくるものとは?

第2特集「地方から」

① 「ボードゲームに出来ること」mugi

 オンラインゲーム全盛の時代にボードゲームのクラブを作って、さまざまなところで活躍されるmugiさんに話を聞きに行きました。ボードゲームという人数が必要で物も必要な言ってしまえば面倒なはずのゲームのクラブを何故、作ろうと思ったのか。そして、どこに惹かれたのか?彼と話しているうちに見えてきたのは、競技スポーツ的な早さや強さとは違う、ライフスタイルスポーツ的な面白さがあることが見えてきました。 


② 「桜馬場、忘れたままでいてくれ」 irietter


 昨年、関西から長崎県に移りすんだirietterさんの長崎についてのエッセイです。
 読書家であり、今も教育業界の最先端にいる彼の目から見た長崎の町。
 出来るだけ「よそ者」でいるうちに書き溜めておいていただくようにお願いしていました。
 彼独特の肩に力を入れ過ぎないけれど、鋭い視点で長崎の風景を切り取ります。 

③ エッセイ「奈良のこと」中村辰之介 

 愛媛から関西に進学し、そこから20年間僕は奈良の大和西大寺に住んでいました。
 奈良という都市の独特の時間と文化を味わえる町である西大寺。
 そして、奈良の居心地の良さについて、奈良から離れたことで見えてきた魅力を考えていきたいと思います。 

巻末エッセイ「ペダルと車輪から見つけたもの」中村辰之介 

 関西から愛媛に戻り、推しの聖地巡礼の為に自転車で様々な愛媛県宇和島市を巡った1年。その間に感じたことは、「観光」ではなく「滞在」の時間を持ち帰ること。そして、「ここから」でも世界に繋がれる「Any were」の発想について書きました。 

【ご注意ください】

※ 今回の2次募集では「創刊準備号」の初版をリターンとしてラインナップしていますが、レイアウトが読みにくかったり、一部誤字がございます。修正点は別紙で一覧にして雑誌と一緒に送らせていただきます。

参考画像



「かける人 対談集」にはこんなことが載っています。

巻頭特集「推し事を語る」

① 「推しを描くことを語る」仙台Atsuko×松山のひろくん

 瀬戸内方面のアイドルの生誕イベント関連のイラストを描いてらっしゃる二人の、推しを絵に変換していくことの楽しさと難しさをじっくり語ってもらいました。「共感」だけで終わらず、これからの「課題」と「発見」が見えた対談です。


② 「20年代の当事者たちへ」時田×栄、覚えていてくれ

  10年代から20年代へと時代は変わり、推し事は「ラフに楽しむ時代」に突入していきました。新しい推し事の空気の中で、プレイヤーで居続ける為にどうすればいいのか?答えが出ないまま悩み続け、予定の時間を1時間オーバーしながら、二人が辿り着いた場所は?
 まだ編集中ですが、物凄く刺激的な内容になっていると思います。


③ 「100日後」(中村が仮でつけたタイトルです)なさ×栄、覚えていてくれ

 

 100日間のダンス動画チャンレジを終えたなささんに取材しました。
 何故、100日間踊り続けられたのか?そこから発見したことは?そして次のチャレンジとは?


④ 「持続可能な推し事について」週刊中坂×あまねん

  ドイツ在住でクラシックを専門に研究されているあまねんさんへの手紙から、遠く離れた地で推し事をやっていくことについて学びます。独自の目線から観たアイドルについての原稿も非常に興味深いです。お互いの質問から見えてくるものとは?



第2特集 地方から

①「ボードゲームとコミュニティ」mugi×サニーバード

 長崎県長崎市でボードゲームカフェを経営する平さんと愛媛県宇和島市でボードゲームサークルを主宰するmugiさんの対談です。ボードゲームを挟んでコミュニケーションをすること、そして、コミュニティについて考えさせられる対談です。

②「佐世保、忘れたなんて言わないでくれ」irieeter

 長崎県長崎市から佐世保市に引っ越したirieeterさん。長崎は3つの街の姿を捉えましたが、今度はどんな捕まえ方をするのか。


③巻末エッセイ「未定」中村辰之介

 対談と地方からをテーマに書く予定です。


実施スケジュール

2022年11月下旬 「かける人 対談集」校了。
2022年11月29日 クラウドファンディング終了。
2022年11月30日 振込依頼。
2022年12月30日 クラウドファンディング料金入金。
2022年1月下旬から2月上旬 リターンの郵送開始。
※ 印刷と納品のタイミングは、決まり次第お知らせします。


最後に

まさか、2次募集ができるなんて、夢にも思っていませんでした。
完成した初版も成功とは言い難いレイアウトでした。
それでも内容を評価してくださる方が沢山居らっしゃって、こうして2次募集が出来るようになりました。「創刊準備号」からさらに進化した「対談集」もリターン品に加わりましたので、是非、あなたの目で確認してみてください。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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