ひとりでも多くの子ども達に、自立のきっかけをつくる「農×キャンプ」に参加してもらうことが
このクラウドファンディングを通じて実現したいミッションです!
近年、各種メディアや教育現場などで取り上げられているように、子ども達がスマホなどのデジタルデバイスを長時間に渡って操作を続けてしまうデジタル依存は、親子や友人とのリアルなコミュニケーションの機会を大きく失わせてしまうなど、社会課題の一つになっています。
これまで私たちは、スマホが無い生活を知らない子供たちが情報重視の価値観から飛び出すためには、一度デジタルから距離をとり、農作業や不自由なアウトドア体験から得た価値観で行動することが重要であり、人生の早い時期にこのような体験を重ねていくことが、子ども達の生きる力を強め「自立」につながると考え、「みのぶ自然の里」をフィールドに校外学習を数多く実施してきました。
食するものを自分で生産するという、昔からあるコンパクトな農業(一家に一畑)は、耕す喜び、自分で判断する力を養います。この夏には、山梨県健康増進課主催の「デジタルデトックスキャンプ」の企画・運営にも携わっています。
今後は、デジタルデトックスキャンプで得た経験も活かしながら、子ども達の自立を目指し、農作業やアウトドアの体験から生活力を蓄え、力強く将来への展望も描けるような時間を作っていきます。
自然体験が子どもの教育にとって良いことはわかっていても、経済的な理由などで実現できなかったり、一度は実現しても継続できないという問題もあります。
「まなびや」ではこの問題に社会全体で取り組む必要があると考えているため、身延町全体の協力を得て、町の施設を有効活用し、町民が講師となり、町民の有志がボランティアを行い、町の特産品である「あけぼの大豆」を教材にしたキャンプを開催していきます。
また、子ども達の将来を支援する意味から令和5年度からは、山梨県やさくら国際高等学校等と協働し、高等学校として認定される体制整備を行い、令和6年度春には、第一期生を募集する予定です。
本プロジェクトを実施する一般社団法人cultivate the life schoolの代表を務めます、山本芳衣と申します。
私は家業の手伝いで長い間経理関係の仕事に携わっていましたが、個人の意識変革が経営内容を変えることに気づき、全ての仕事を整理し研修事業の世界に飛び込みました。
直面する様々な利益重視の現実に対応できず、いつしか研修事業からも離れた時期もありましたが、人生の転機に出会ったのが「みのぶ自然の里」でした。
この出会いの中で、パターン化された利益優先の事業ではなく「この自然の力による意識改革を多くの方々に伝えたい!」と、心新たに再スタートをすることにしました。
当初は人生の岐路に立っている方、先行きが見えなくなっている方に「今の自分を生きる喜びを感じてほしい」と「大人の林間学校」を身延町の皆様と開催していましたが、多くの方々と接するうちに「今を生きる喜びを感じる」ことが必要なのは未来をつくる子ども達だと気づき、令和4年8月に一般社団法人「cultivate the life school」を設立しました。
子ども達には、ここでの体験から新しい発見を積み重ね、生きる喜びから生きる力を蓄え、たくさんの楽しさを養分にして自立への道を歩んで欲しいと願っています。
このプロジェクトでは、デジタルデトックスキャンプなどの実践で得た経験も活かしながら、さらに子どもたちが未来を耕す(カルチベート)するための場「まなびや」を提供します。
「まなびや」では、自分の可能性に気づき、生きていくことへ前向きになり、人生という不思議な旅を続けられることを応援ため、以下の「3つの実感」と「7つの得られる力」を大切にしたいと考えています。
そしてその先には「生きているだけで幸せだと思う日が必ずある」ことを知ってほしいのです。
我々のプロジェクトの場が立地する山梨県身延町は、山梨県の南部に位置した人口1.1万人、面積301.98k㎡の小さな町です。四季を通して緑と水とが織りなす美しい自然環境に恵まれるとともに、古くから河内路の要衝として栄えており、その歴史と文化は、幾世代にわたって受け継がれ、今もなお郷土の中に脈々と息づいています。
また、身延町特産品の「あけぼの大豆」は粒が大きく、普通の1.6倍、ショ糖が多く甘みが強いので美味しい枝豆の収穫時期には県内外から大勢の方が買い求めに来ますが、生産量が少ないために手に入らない事があり、その希少性の高さから「幻の大豆」とも呼ばれています。令和4年には県内初の国の農産部物での地理的表示GIに登録されました。
「幻の大豆」と呼ばれる理由としては、標高600~700mにあるため昼夜の寒暖差が大きく、霧が多く発生する限られた気象条件や手作業での生産のため大量生産ができないこと、年々従事者が減少しているなどが挙げられます。
そんな、「あけぼの大豆」を町民はとても大事にしており、自宅の裏に「あけぼの大豆」畑があるのが町の風景になっています。
このあけぼの大豆を、私たちは完全無農薬 自然の肥料を使って生産しています。
身延町にとって、大事なものを育てることは子ども達にも同様で、各地域で区長を中心に子ども達の成長を支えられており、行政も子どもの医療無償化、保育園の無償化、修学旅行費用の全面援助など子育てに前向きな政策が多くとられています。
我々のプロジェクトのキャンプフィールドである「みのぶ自然の里」は身延町の西、南アルプス最南端の大自然に囲まれた山中でキャンプと館内宿泊ができる施設です。
キャンプ場のひとつは、2022年夏に公開された映画「ゆるキャン△」のロケ地にもなり、アニメの中で描かれている通りの「ダイナミックな自然の風景と、キャンプを通しての仲間との絆づくり」は、子ども達にとってもイメージしやすく、興味を持ちやすい場所になっています。
プロジェクト実施に向けた今後のスケジュールとして、以下の計画をしています。
◆令和4年夏~令和5年夏
山梨県主催デジタルデトックスキャンプの実施
「まなびや平日キャンプ型プログラム」の実施→年間:20回
保護者向けワークショップ→年間:12回
◆令和5年夏~令和6年夏
高等学校事業への申請実施(予定)
フリースクールの体制整備・関東近県の校外学習受け入れ開始「まなびや平日キャンプ型プログラム」の実施→年間:20回
保護者向けワークショップ→年間:12回
◆令和6年4月
さくら国際高等学校との連携・高等学校事業の開始
◆令和6年度夏~
校外学習の受け入れ強化
「まなびや平日キャンプ型プログラム」の実施→年間:20回
保護者向けワークショップ→年間:12回
今回のクラウドファンディングによりご支援いただく資金は、まなびやキャンプ常設資金、並びに毎月二泊三日隔週開催費用として大切に活用させていただきます。
また、このプロジェクトの目的は、1人でも多くの子どもたちに、まなびやでの身体を使った体験を積み重ねてほしいと願うことから始まりました。一回でも多くキャンプを開催でき、子どもたちが体験をするたびに強くなって欲しいと思います。例えば500万円の支援金が集まりましたら、通常は25,000円の子どもたちの参加費が10,000円は削減できます。1,000万円集まりましたら、15,000円も削減でき、半額以下で参加できるようになるのです。
皆さんのご支援で、子どもたちの未来を支える事ができたらと願っています。
クラウドファンディングのリターンとして、今回のプロジェクトを実際に足をお運びいただき体験しながらご支援いただくものから、幻の大豆「あけぼの大豆」のオーナーとなりご支援いただけるもの、「あけぼの大豆」を味わいながらご支援いただけるものまで、さまざまな形でプロジェクトと関わり合えるリターンをご用意させていただきました。
また、企業様向けの企業研修プロジェクトなどもご用意しております。
▶スペシャルリターン
① 20,000円 あしながおじさんリターン 子ども一人分のキャンプ参加券をギフトできる権利
➁ 50,000円 参加した子ども達が宿泊できる”いつでも身延に戻っておいでね”パスポート 2泊3日×3セット 宿泊できる権利(一年間有効)【20名様限定】
▶ 応援リターン
③ 3,000円 お気持ちコース 感謝のメッセージ
▶ あけぼの大豆を味わえるリターン
④ 5,000円 あけぼの大豆加工品 大豆ケイクギフトボックス 6個入り
⑤ 5,000円 完熟肥料 有機栽培あけぼの大豆1kg
⑥ 6,000円 完熟肥料 有機栽培あけぼの大豆味噌1kg
▶ あけぼの大豆のオーナーになれるリターン
⑦ 10,000円 あけぼの大豆オーナー1口(8株)
⑧ 30,000円 あけぼの大豆オーナー5口(40株)
⑨ 50,000円 あけぼの大豆オーナー10口(80株)
▶ みのぶ自然の里に泊まれるリターン
⑩ 10,000円 みのぶ自然の里 宿泊券(素泊り1名)
⑪ 18,000円 みのぶ自然の里 宿泊券(素泊り2名)
⑫ 30,000円 みのぶ自然の里 宿泊券(素泊り4名)
▶ デジタルデトックス・キャンプに参加できるリターン
⑬ 50,000円 まなびやキャンプ 2泊3日の期間中スポット参加
⑭ 50,000円 キャンププログラム オブザーバー参加 2泊3日(宿泊・6食込み)
⑮ 10,000円 みのぶ自然の里 有機農作業体験(3時間:講習含む)【10名様限定】
▶ 貸し畑で農のある暮らしが味わえるリターン
⑯ 200,000円 貸し畑(久成)約30平米/年 農業指導付き
▶ 企業向けリターン
⑰ 15,000円 総務部・企画部向けリターン 二拠点ワーケーション~六次化商品開発の現地視察ツアー【5組限定】
⑱ 50,000円 企業・団体様向け 応援コースA(法人・団体名をHPに記載)
⑲ 100,000円 企業・団体様向け 応援コースB(法人・団体名をHPに記載)
⑳ 500,000円 企業・団体様向け みのぶ自然の里 貸し切りプラン(畑での農作業体験・食事代別)(30名対応・2泊3日)
㉑ 600,000円 企業・団体様向け 新入社員研修 有機農作業体験 1泊4食(30名対応)
(アウトドアフィールド、研修室、体育館利用可)
ここまで私たちのメッセージを読んでくださり、ありがとうございました。
今回初めてのクラウドファンディングへの取り組みを通して、改めて、今回のプロジェクトは金銭的なご支援のお願いだけでなく、ご支援者様とともに一緒にこのプロジェクトを作り上げていくことが重要であると感じています。
一人でも多くの方が、自然や生き物を大切にする子どもを育てたいと願うことから、私たちが願う社会に向けた変化は生まれるのではと思います。
皆さんには、是非とも私が見た身延の風景をお見せしたいのですが、お越しいただくことが難しい場合は、活動報告やリターンの中から身延の自然やそこで笑う子ども達に思いを馳せる時間をとって頂ける内容としています。ぜひ皆さまの温かなご支援をお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「農×キャンプ」活動報告
2023/06/01 16:25過日は、私共のCAMPFIREクラウドファンディング「農×キャンプ」にご支援頂きありがとうございました。現在もあちらこちらでキャンプの必要性をお話をさせて頂きながら、準備活動を継続中です。課題も数多くある中、なるべく多くの子ども達の負担を軽減し、参加できるように構築を進めております。 そのような中で、山梨県健康増進課主催の「デジタルデトックスキャンプ」の公募がございました。おかげさまで私共が昨年に続き本年も、管理運営している施設での実施が決まりました。 昨年の経験を踏まえ、山梨県下の中学生に広くお声がけできるようにと考えています。しかしながら定員15名という制限もございます。 そこで、問題意識を持たれたご家庭の解決への一助となればと、弊社開催「農×キャンプ」も山梨県主催に近いタイミングで開催を吟味し計画中でございます。 また、今後計画している不登校生徒を対象とした通信高校も「さくら国際高校」の提携学校としての申請を併せて行なっております。ご支援頂いた皆さまのご厚意の輪をさらに広げて参る所存です。 昨今、畑で子どもを学び遊ばせるプログラムをアグリスポーツと表現しています。子ども達に自分で自分の生命の源を育むことを教えることは、とても尊いことだと考えています。土にふれ、作物の収穫を行うことは、毎日の食との向き合い方を変え感謝の心につながると信じています。デジタルの時代と言われる中、その社会と付き合いながら、人間、生物として、本来の五感を使って学ぶことの大切さをこのようなキャンプで体験してほしいと願っています。少しでも生きる上でのヒントになれば幸せだと思いながら。 近々、スケジュール等をお知らせいたします。ぜひ周りでご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ、お知らせ頂けると幸せです。引き続き、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 もっと見る
活動の進捗と一部返礼品の遅れについてのお詫び
2023/03/04 14:28こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
返礼品のお知らせと今後の活動について
2023/02/17 18:50この度はCAMPFIRE「農×キャンプ」でデジタルデトックスにご支援頂き、誠にありがとうございます。おかげさまで締め切った後にも直接のお声がけやご支援を頂くことができました。皆様のご温情、心から感謝申し上げます。返礼品につきましては現在、ご用意も進めております。来月3月3日、配送を予定しております。ご支援を頂いたデジタルデトックスキャンプにつきましては4月末に独自開催のため、準備を進めております。おかげさまでクラウドファンディングを通じて、多くの方々にお知らせしたことにより、メディアなど色んな場所でお話しをする機会が増えました。いろんな方々からお話しをお伺いする中、子ども達への思いとしてスマホを上手(適切)に使わせたいなるべく外で遊ばせたい身体に良く、美味しく新鮮なものを食べさせたい健康にさせたい元気でいてくれたらいいたくさんの楽しい思い出を作ってほしいなど、子ども達への愛情が伝わってまいります。 キャンププログラムの内容も、いろいろ模索し、検討をしてきましたが特に大事なことは以下の3点かと考えています自然の中で過ごす(体感する環境づくり)農作業を通じて不自由さを知る(自然の力と尊さを感じる)自分の身体を使う(自分で行動する)大人として、こちら側から細々と何をするかを決めることはなく一つの目的に向かって、子ども達が自分で考えて選んで動いていくようにサポートしてまいりたいと考えております。たとえば昔、大人の私たちが、暗くなるまで外で遊んでいたように、自分たちで考えて、自分たちが夢中になった時間と感覚をぜひ、渡してあげたいのです。 ジャンルは様々ですがサポートしたいと声をかけてくださる方々も、集まってきました。たとえば元プロのキックボクサーも参画希望です。子どもに対する思いはおかげさまで色んなところで共感を頂けるようです。6月には子ども達と身延町の特産であるあけぼの大豆の種植えを行いたい思っています。一人でも多くの子どもたちとの交流を通じて、私たちも学び、ご支援頂く皆さまとも、今後、ふれあいの場を持ちたいと考えております。社会の片隅の他人事とせず、ご支援を頂きました皆さまに再度、感謝の思いを込めて。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 もっと見る
Agri_Papaと申します。 ご質問させて頂きます。 あけぼの大豆に興味があります。 ①オーナー1口で、乾燥大豆は何gぐらいになりますか。 ②関西在住なので、現地には行けませんが、出来上がった大豆を送って頂くことは出来ますか。 ③栽培中農薬不使用とありますが、栽培中以外は、どのタイミングでどの様な農薬をどんな風に使用されていますか。 回答可能な範囲でかまいませんので、教えて頂ければ幸いです。 以上、よろしくお願い致します。