※目標金額の80万円を達成し、現在ネクストゴール100万円に挑戦中です!追加で55人の子どもたちに、衣装を届けたることができます!引き続きご支援をよろしくお願いします!

私達のページに足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
NPO法人DEAR MEの学生代表の佐野まさこと(4年生)と佐々木静香(4年生)と申します!

私たちは関西の女子大に通いながら、NPO法人DEAR MEを運営しています。
幼い頃からファッションが大好きです。
社会課題はネガティブに捉えられることもありますが、ファッションというエンターテイメントを通して世の中にある社会課題をポジティブに解決していきたいと、この活動を始めました!



私たちDEAR MEは2015年より『ランウェイの上で夢を描く』をコンセプトに、フィリピンの貧困地区で暮らす子どもたちがモデルになるファッションショーを開催しています。
生まれた環境に左右されず、誰もが夢を描き努力できる公平な社会を創ることを目標に活動し、計8回のファッションショーを開催してきました。



●ファッションショーの舞台は、「世界最大数のストリートチルドレン」がいるフィリピン マニラ。

私たちは、フィリピンのマニラを拠点として活動しています。
フィリピンはアジアの中でも経済成長国のひとつであり、中心街には高層ビルやショッピングモールが立ち並んでいますが、中心街から離れると「スラム」と呼ばれる地区が多く見られ、統計によると人口約1億1100万人のうち約23.7%が貧困状況にあるのです。
そして、マニラには約25万~100万人以上のストリートチルドレンが存在するといわれていて、これは世界最大と言われています。
私たちは、「一人でも多くの子どもたちの未来を変えたい」という思いからマニラを活動拠点にしました。

引用<https://www.ucanews.com/news/the-philippines-throwaway-street-children/92119>

世界には生まれ育った環境で、自分に自信を持つことに臆病になってしまう人たちや、夢を描けない人たちが少なからずいると思います。
しかし、どんな環境下であったとしても、心から楽しみ熱中できるものと出逢うことで、人は夢を描き、熱狂し、自信もみなぎってくるもの。

また、子どもの時は、感受性に優れ、吸収力の高い時期です。
そんな子ども時代に自分の意志を持ち(将来の夢の創造)、想像したものを形にする実現力(努力できる力)を身に着けることができれば、成人になった頃に、子どもたちは多くの選択肢に出逢える無限の未来が広がっていると考えます。
正解がなく、ルールだけが増えていく世の中。
そんな時代だからこそ、どんな環境でも自分という羅針盤をもって未来を創造する「意志」をはぐくむことが何よりも大切だと考えます。

しかし、この「自分の意志」を持てるようになるには、自分の力や可能性を知り、実際に努力していけるきっかけがないと今の貧困の連鎖は変わらないと思います。

私たちは、ファッションショーという機会を通して、人生の中で心に残る「体験」を創出し、自分に自信を持ってもらい、自立的かつ創造的に生きていける力を生み出しています。



フィリピンは新型コロナウイルス感染症の影響も強く受け、私たちが活動をしている地域の子どもたちの親も、コロナ禍で仕事がなくなり失業状態が続きました。
また、家族や友人とのコミュニケーションも取れず、自由が制限されていました。コロナ禍で格差社会がより深刻化してしまったのです。

私たちもしばらく、フィリピンに渡航することができず、5年間続いていたファッションショーも2年半行うことができませんでした。
どうすることもできない現状にもどかしく、悔しい思いをしました。初めは子どもたちとも連絡が取れず、ぎりぎりの生活を送っていることを知り、歯を食いしばりながらも”今”できることを探し活動を続け、オンラインで子どもたちと繋がり続けました。

このような状況下でもファッションショーの開催を待ち望んでくれていた子どもたち。過去にモデルとして出てくれた子どもたちは、ファッションショーを通して見つけた自分の可能性や自信に溢れ輝く姿を家族や周りの人に届けたいと思ってくれていました。

 

●2022年6月小規模でファッションショーを開催

子どもたちの想いを聞き、オンライン配信でのファッションショー開催を試みました。

しかし、ファッションショーの準備期間は半年、渡航できるメンバーもたったの4人のみ。密を避けるため、今回は3地域に分かれ子どもたちの住む場所で開催しました。

前代未聞の挑戦であったため、かなり大変な状況だったのですが、子どもたちの家族や地域のボランティアの方々が自然と集まり私たちをサポートしてくれました。

子どもたちの家族は、コロナ禍で本当に大変な日々を過ごしていたと話してくれました。そんな日々を送っていた中で、今回ファッションショーを行うことが決まり子どもたちがモデルとして出演することに、子どもたちの親は「とても幸せであり、自分の魅力を出してきてほしい。また、この先自分で決めた道で、自由に生きてほしい。」と語ってくれて、家族の絆を感じさせられました。

また、モデルとなった子どもたちは、私たちと年齢も国籍も暮らす環境も違ったけれど、彼らの笑顔とやる気には底知れない力を感じました。目の前や将来に不安があっても自分を信じ、チャレンジし続ける子どもたち。夢に向かって努力している姿をみて、彼らの可能性に気づかされました。

2015年から8回ものファッションショーを開催し、今まで203人の子どもたちがモデルとなりランウェイを歩いてきました。その中から2人の子どもを紹介します。


「夢に向かって歩くことで輝けることを知った」と語るモデルのSheena(シーナ)

第1回目からモデルになってくれているSheena。彼女はパヤタス地域に住んでおり、初めてのショー の時は10歳でした。

Sheena) 人前に出たこともなければ、ましてやショーで歩いたこともなく、どう歩けばいいのか分からず恥ずかしくて怖くて仕方なかった。
でも、初めて歓声に包まれた会場でランウェイを歩いた時に、そんな気持ちは全て消え去り、楽しむことができました。
DEAR MEファッションショーは、私を愛と自信に溢れる人に変えてくれたと思っています。
そして私が生まれ育った環境は、自分の可能性を誰かに見せていくときの障害にはならないと、学びました。
ファッションショーの経験で、私は大きな夢を持ち、夢に向かって歩くことで輝けることを知りました。今の夢は、医療支援を必要とする人々を助けるプロの看護師になることです。ですが、その前に、いつか熟練した有能な看護師になれるよう、また自分の選んだキャリアのための素晴らしい背景知識を持てるよう、一生懸命努力し勉強する必要があります。しかし、それは簡単なことではなく、むしろ挑戦の連続であることも分かっていますし、時にはその挑戦が、自分の選んだキャリアが自分に合っているのかどうか不安になることもあります。しかし、仲間や地域の人々が健康のために苦労しているのを目の当たりにしました。彼らは経済的な問題から、自分たちのために医療費をかけないことがほとんどです。そのため、私は勉学に励み、いつかプロの看護師になれば、この保健センターで医療サービスを提供し、ボランティアの一人として活動できる、また看護師を目指している仲間に知識を与えることで、彼らを助けることができるのだと考えています。このような活動を通して、私は自分の地域や家族、そして病気や体調不良で医療支援を求めている人たちを助けることができると考えます。また、家族や友人が私の自信を高め、応援し、アドバイスしてくれることで、私の目標を達成することができるでしょう。


「ランウェイの上で最高のパフォーマンスをする」と意気込んでいたモデルのEdward(エドワード)

第7回目のファッションショーに出てくれたEdward。彼はTondo(トンド)というスラム地域に住んでいて、現在16歳。 

Edward)  DEAR MEに関わる前の自分はとてもシャイで自分に自信がありませんでした。
でも、心のどこかで自信を持つことのできる経験をしたいと思っていました。
そんな時、DEAR MEファッションショーがあると聞いて、モデルとして出たいと心から思いました。
モデルとしてウォーキングすることでいろんな人に自分の可能性を見て欲しかった、自分の存在を知ってほしかったからです。モデルとしてウォーキングすることは、自分に自信をくれるきっかけになると思ったので、初めて参加した第7回目のファッションショーでは「可能性をみんなに見せたい」と意気込んでいました。
実際にモデルになって、自分に自信がつき、もっといろんな人に自分のことを知って欲しいと思うようになりました。
どのように自信を持って人生を歩むか、自分の可能性を知ってもらえるかを知りました。
今の夢は警察官です。困っている人が周りにはたくさんいて、そういった困っている人を助けたいと思ったからです。


ファッションショーのモデルを経験して、さまざまな困難も自らの力で乗り越え、夢をもち、自分らしく人生を歩もうとする子どもたち。このファッションショーを継続的におこない、ファッションの力で子どもたちの未来がさらに良い方向へと向かってきていることを感じ、、この先もこのプロジェクトを継続させていきたいと強く感じています。

 

2023年2月に、約3年ぶりのオフラインでのファッションショーを開催します!

これまでのファッションショーでは、多くの企業様や衣装制作者様に支援していただき運営してきました。しかし今回からは、さらにモデルの数を増やし、一人でも多くの子どもが、自分に自信を持ち、自分の意志で将来に向かって努力できるきっかけをつくっていきたいと思っています。また、新たなステップとしてフィリピンでファッションスクールも開校します。

DEAR MEにとって今回のファッションショーは新たな幕開けです。

どんな環境に暮らしていても、夢に向かって努力できる力を身につけ、自分らしく人生を生きられる子どもを増やしていきたいと考えています。

そのため、規模拡大によりクラウドファンディングを行うことを決意しました。
資金調達ももちろんですが、クラウドファンディングを通して何より全国の同じ想いを持った、多くの仲間を募りたいと考えています。

今まで、衣装制作者の方から当日の運営までボランティアとして関わってくださった方もたくさんいました。また、それ以上に「是非この活動に参加したい!何か関わりたい!」と本当に多くの方々から共感と応援の声を頂いています。

私たちのゴールは ”誰もが夢を描き努力できる公平な社会を創ること” であり、それは私たちだけでは創ることができないと思っています。
子どもたちの将来を変えるこの一生に一度の機会に、一人でも多くの方に参加してほしい、子どもたちの未来を共に変えてほしいと思い、未来応援購入プロジェクトとしてクラウドファンディングを立ち上げました。
私たちの想いに共感してくれる方、応援してくださっている皆さま。

ぜひご協力お願いします。

 ●ファッションショー詳細 

日時:2023年2月4日(土) 
場所:フィリピン、マカティの会場
※詳細は決定次第告知いたします。

 
●資金の内訳

・衣装制作(55着) ¥200,000
・スポンサーパネル  ¥50,000
・ステージ装飾 ¥50,000
・オリジナルTシャツ(100着) ¥200,000
・備品 ¥100,000
・郵送費 ¥100,000
・スタッフ活動費用 ¥100,000
 ※フィリピンへの渡航費、宿泊費は自己負担で活動しております。

合計800,000


●スケジュール

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/02/14 12:22

    ファッションショー開催と同時にファッションスクールco×coLabの開校式も行いました!新型コロナウイルスの影響で約3年、開校が遅れてしまいましたが無事に今年からスタートできることを嬉しく思います。また、実際に授業も始まり、子どもたちは熱心に勉強に励んでいます。開校式当日は先生やスポンサーの皆...

  • 2023/02/08 06:15

    2月4日(土)に第9回目のファッションショーが無事に終わりました!3年ぶりとなるオフラインでのファッションショー。ほとんどのメンバーが、大きな会場でのファッションショーが初めての中、全員で力を合わせて無事終えることができました!日本からお越しくださった方や現地の方など、たくさんの方に会場へ足を...

  • 2023/02/03 21:15

    お世話になっております。NPO法人DEAR MEです。いつも応援していただきありがとうございます!今日は、バゴンシーランという地域でファッションショーの準備を行いました!ファッションショーで踊るダンスをたくさん練習してきてくれたみたいで、私たちに何度も見せてくれました!メンバーと一緒にウォーキ...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください