●ストレスの少ない、平飼いたまごの産直定期便

●平飼い鶏舎の中を走り回る鶏たち 平地平飼い養鶏農家の現状

●全国の平飼い農家とアライアンスを組み、未来の子供たちに平地平飼い卵を届けたい


「大切な人に届けたい マイ日、マイ月、マイたまご♪」

ストレスの少ない環境でのびのびと育った鶏たちが生む卵は臭みが無く、濃厚な旨味の卵黄と、弾力に富んだ卵白で、鶏たちの命の強さを表しているかのような「げんきな卵」です。毎日口にするものだからこそ本当に安心なものを食べてほしい。そんな想いから山の上で元気に走り回った、当社自慢の“平飼い鶏の美味しい卵”をとれたての状態で農場から直接お客様の元に月定期便としてお届けするのが「マイたまご」のサブスク制度です。


『 卵娘庵』の”げんきなたまご”とは

卵娘庵のアニマル・ウェルフェア(家畜福祉)

山頂から東南側が大きく開け太陽を一杯浴び、北西には山林が寒い北風を防いでくれる最適立地。やさしい東風が鶏舎の中を抜け、鶏達は砂浴びをし、止まり木で昼寝をし、元気に走り回っています。

 卵娘庵は、岡山県井原市の山の上に鶏たちのおうちを作っています。尾根筋の農場に来る人しか通らない奥にあり、車の騒音やライトのひかりも無い静かな場所にあります。鶏たちのストレスになる街の喧騒から隔離された環境で、好きなときに好きな場所で、気ままに自由に生活をする、まさに鶏の楽園のような場所です。

養鶏場の殆どは狭いゲージに鶏たちが入り、行動を制限されただ餌を食べて卵を産みます。 このゲージ養鶏でも世界の中では、生食の食習慣がある日本の卵は、安心出来る卵です。



  オスメスが一緒に過ごす平地平飼いゲージフリー養鶏

私たちは『鶏ファースト』で鶏本来の生き方により近い環境を作っています。

また、養鶏は通常はメスだけで育てますが、卵娘庵は雄雌の混ざった状態で有精卵を生産しています。鶏本来の習性に近い生活により雌の落ち着きが違い、雌同士のケンカをする子もいなくなり、穏やかに日常を過ごしています。環境によるストレスが少なく運動量も多い鶏たちは、病気になりにくく、力強い卵を産みます。これが皆様に“良い卵だ美味しいたまごだ”といっていただける所以でもあります。さらに美味しいだけではなくヘルシーさでも優れているところがあります。

カロリー17%オフで脂質が低いですが、タンパク質が高く健康維持にとてもよい食材だと思います。健康で走り回っている筋肉がついた鶏たちが生んだ卵はとってもヘルシーです。


卵娘庵は鶏たちにエシカルでありサステナブルであるため、日々努力をしています。

当社の最大の特徴である平地平飼いをはじめとして、鶏たちの育成環境を常に第一に考えることで良い品質の製品を作り、それが結果としてお客様に対する価値につながる。そう考えて事業を行ってきました。その考え方は現在も変わってはいません。


 平飼い養鶏の課題

そんな素晴らしい卵を産んでくれる平飼いの鶏たちですが、決して効率の良い育て方ではありません。ケージ飼育の鶏と比較すると広い面積が必要で効率も悪く、飼育環境の整備にもコストがかかり、産卵量も悪いです。飼料にもこだわりって与えています。

岡山県にも同じような想いでアニマルウェルフェアな養鶏をしている人たちも増えてきました。卵娘庵にはどんなふうに平飼い養鶏をすればいいのかを、相談に来られる養鶏場さんがたくさん訪ねてこられます。

同じ考えの仲間が増えるのはとてもうれしいことですが、平飼い養鶏は統計も無く日本で何羽飼育されているかも解らない状態です。経営指標も無く生産者のネットワークで助け合い消費者の皆さんと直接繋がって生産していかなければなりません。

効率重視の養鶏業で非効率な平飼いをやっていく中、生産コストの50%以上を占める飼料が2年前の2倍に跳ね上がっている今、価格を上げないとやっていくことが出来無い状況です。通常の養鶏業社はどんどん廃業への道をたどっています。当社も卸販売中心から直売中心へと替えていきます。

BtoBからBtoCへそしてFtoF(ファンツーファン)へ歩んでいきたいと思います。

FtoFへ歩むためには、皆様にこの“おいしいたまごたち”を知ってもらって、食べていただくしかありません。

毎月決まったお客様に定期購入していただくことで、お客様の声を直接聞いて、安定的な販売計画のもと、平飼い養鶏を持続していきたいと考えています。ぜひ、一度食べてみてください^^



卵娘庵 代表 藤井美佐の今の想い。

私が、卵娘庵を立ち上げてから今までを振り返えると、ここまでやってこられたのも、色々な関わりの中、多くの方々にご支援や応援を頂いたからだと改めて思います。

鶏ファーストを掲げ、平地平地飼い卵にこだわりお客様に美味しい卵をお届け出来る様一生懸命やってきました。

何度となく、西日本豪雨、コロナ等々次から次へと試練が襲ってくる日々。またもや、ウクライナ情勢による餌や原油高騰・・この時代に想像もできない出来事が起こっています。

餌の高騰は倍まで上がり、商品の値上げをお願いしたものの追いつかず・・業務縮小の為、養鶏に集中する為、2年前に立ち上げた飲食部門は一旦閉めることにしました。

また、養鶏に関わるあらゆる資材の高騰だけではなく、私の経営者として力不足をひしひしと感じました。岡山県中小企業家同友会という経営者の会で経営計画や指針をつくる学びの成文化研修を受講し、経営者としての学びを始めた事で客観的に自社を見る事が出来るようになってきました。

大量生産をしてない卵娘庵にとっては、やはり原点にあるお客様との直接的な繋がりの重要性に気が付きました。今までやってきた事業モデルの見直し、一緒に頑張ってきてくれた数名のスタッフを守り切れなかった自分の至らなさや、そして、私自身の経営者としての力不足など。。。

様々な反省をし、何とか平地平飼い養鶏を継続したい!残りのスタッフや鶏たちを守りたい!卵娘庵を応援して下さるファンの方と直接繋がりたい・・との想いから、クラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。

以前、同業者に”平飼い養鶏はもうからないでしょ!儲かる事しましょうよ。”と言われたことがありました。この言葉に、もうけも必要だけど、平飼い養鶏という重要性と必要性があるから続けているんだ!と反発し、平飼い養鶏でもちゃんと継続するんだ!!と、頑張る源になってたかもしれません。

お客様にとって卵娘庵の平地平飼い養鶏を必要として頂けるのか?

鶏たちにおひさまにしっかり浴びてもらい、走り回り、抵抗力、免疫力を付けて、健康に育てる環境を継続していけるのか、このクラウドファンディングに事業存続をかけたいと思います。

どうぞ、皆様、もう一度卵娘庵に力をお貸し頂けないでしょうか。

何卒、よろしくお願いいたします。

【沿革・受賞歴】

2019年JR西日本 ふるさとあっ晴れ認定 大賞受賞

テレビ:ちちんぷいぷい・ヒルナンデス・OHK金バク・RNCしあわせ気分

雑誌:家庭画報・オセラ・タウン情報岡山・山陽新聞掲載

ラジオ:RSKラジオ・レディオMOMO・FM東京・FMくらしき

その他…


株式会社 卵娘庵の経営理念

1:平飼い養鶏を通して、食の安心に貢献します。

2:平飼い養鶏を追求して、より自然に、より美味しく、より健康な卵のある生活を大切にし、皆様と共に成長します。

3:平飼い養鶏を通して、みんなの夢の実現に貢献します。

 

株式会社 卵娘庵の経営基本方針

1:鶏に優しく、人に優しい卵を生産し、食卓が見える企業を目指す。

2:温故知新で新しい平飼い養鶏を実現し『美味しかったよ』の一声のために全力を尽くす。

3:鶏卵の無限の魅力を活かせる知識を五感を使って考える。

4:みんなで話し合い、みんなの夢を実現できる会社を目指す。

5:農業であること、養鶏家であること、卵屋であることを忘れない。


【プロジェクト達成の資金の使い道】

原材料の高騰により2倍に跳ね上がった 鶏たちの飼料を購入し、養鶏を継続していきます。FtoF(ファンツーファン)へ向けて販売を進め、より多くの美味しい卵の平飼い農家を広めていく活動に使わせていただきます。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください