はじめまして。
わたしたちは、岩手県一関市へ県外から移住してきた大野と川口です。
一関市へ移住して感じたことは、一関市は自然と街なかが共存する町だと感じました。
何も不便なく生活できるほど街なかは栄えていますが、30分も車で走ると全く違う昔から変わらない自然豊かな景色が現れます。
川が流れ、山があり、田んぼがあり、夜はきれいな星空を見ることが出来ます。
「川」は厳美渓、猊鼻渓、「山」は須川岳、室根山、「田んぼ」は骨寺村荘園遺跡と様々な観光地があり、温泉もあります。
自然の中で心穏やかに過ごすことが出来るのが、一関市の良いところだと思いました。

また、豊かな自然の中で育った一関市の野菜やお米、食べ物は本当に美味しいです。
糖度20度以上のとうもろこし「なのはなコーン」や、全国の市場には出荷されない、糖度15度以上の幻の「南部一郎かぼちゃ」など、ここでしか食べることの出来ない美味しい食材がたくさんあります。

もうひとつわたしたちが感じたことは、「東北の人はあたたかい」ということです。
県外から移住してきた、何もわからないわたしたちを受け入れてくれました。
地元の人たちのつながりで、知り合いから知り合いへ、その知り合いからまた知り合いへ、たくさんの方とお知り合いになることができました。
知り合って日の浅いわたしたちを、昔から一緒にいたかのように仲間内に入れてくれます。
知り合いが全くいないなか移住してきたわたしたちですが、寂しさを感じることなく生活が出来ているのは、地元の方々のあたたかさのおかげだと思っています。

そんな一関市がわたしたちは大好きです。



地域の方々と日々関わっていくうちに、一関市の人口減少やコロナの影響を受けて、牛乳の消費が追い付いていないということを知りました。

岩手県の人口減少は25年連続で減少しており、一関市も減少しています。

また、生乳生産量が減少し、令和2年度の産出額は前年に比べ4億円減。(岩手県)
飲用牛乳の売上高は3割減と言われています。(一関市:不二家乳業)

期限が切れてしまった牛乳は、りんご農家さんへ卸し、ヨーグルト農法にも使われていますが、消費が追い付いていないのが現状でした。
そこで、わたしたちで何かできないかと考え、地元の牛乳と規格外となったとうもろこしを使った、ご当地ジェラートを作ることにしました。
わたしたちが作るジェラートは、岩手県県南の酪農家を中心に一関市を含む岩手県内で生産された生乳のみを使用しています。
ご当地ジェラートを作ることで、地元の事業者さんを救い、また地元の方のみではなく、県外の方にもこの地域のおいしい牛乳をお楽しみいただき、地産外消に繋げていきたいと思っています。



一関市の牛乳を使用している不二家乳業さんと「牛乳を使用した加工食品の商品開発ができないですかね」という会話をしたことが始まりでした。
不二家乳業さんは1962年の創業、今年で創業60周年を迎えました。
近年では「食の安全・安心」「健康」への関心が高まる中、お客様の視点に立ち、さらなる満足をご提供できるよう、品質管理の徹底が行われています。
小学校の給食にも出されている不二家乳業さんの牛乳は、わたしたち一関市民にとっては、とても身近な存在です。
長年お世話になってきた不二家乳業さんのお力になりたいと思い、何かできないかと考え、わたしたちは「ご当地ジェラートをつくろう」と考えました。



ジェラートを作るにあたって、まずは製造してくれる事業者さんを探さなければいけません。

一関市と同じく震災や洪水の被害を受け、お互いに助け合い元々親交のある、宮城県丸森町にある「ジェラテリア・ラ・フェスタ」を運営しているGM7さんと協力してつくることになりました。

丸森町は、宮城県の南端に位置しています。
町の北部を阿武隈川が流れ、古くから物資の輸送のために利用されたり、町の発展に影響をもらたしていた半面、幾度も水害の影響も受けており、2019年10月には令和元年東日本台風の影響により、700年に1度の被害と言われるほどの大きな被害を受けていました。
わたしたちでも丸森町へ行き、炊き出しを行ったりお互いに協力して様々な災害を乗り越えてきました。
岩手県南端にある一関市と宮城県南端にある丸森町。
縁のある丸森町の復興支援としてもお手伝いしたいと思い、GM7さんと協力して製造することにしました。


ジェラートのフレーバーは、地元でも多く生産されている「とうもろこし」を使うことにしました。
このとうもろこしも、国内産の粒が不揃いになったものなど、規格外となったとうもろこしを使用しています。



わたしたちにとって初めてのジェラートづくりです。
牛乳ととうもろこしの風味を持ちつつ、何度でも食べたくなるような濃厚でいてさっぱりとしたジェラートを作りたい。
何度も何度も試作を重ね、ようやく満足できるジェラートが完成しました!

濃厚な牛乳の味わいと、ふわっと香るとうもろこしの風味。
濃厚なのにさっぱり。さっぱりなのに風味はしっかり。
クセになり、何度でも食べたくなるジェラート
をつくることができました。

ジェラートの製造は、ジェラテリア・ラ・フェスタの工房内で行われています。
出来上がったジェラートは、愛情込めてひとつずつ手作業でバルクに入れていきます。

君と、とうもろこしジェラートの大きさは1ℓバルク(たっぷり10カップ相当)です
一般的な業務用アイスのバルクは2ℓですが、ご家庭の冷蔵庫に入りやすいように1ℓの大きさでご提供することにしました。


このままでお召し上がりいただくのはもちろんですが、トーストにバターを塗ってジェラートを乗せ、最後にはちみつをかけてお召し上がりいただくと、とうもろこしジェラートのハニートーストになります!
はちみつとの相性は抜群!
絶品ハニートーストぜひお試しください♪


食品表示

名称:君と、とうもろこし
原材料名:成分量順・牛乳(岩手県産)、とうもろこし(生)、とうもろこし(冷凍)、ピュアトース、グラニュー糖、35%生クリーム、脱脂粉乳、ぶどう糖、乳化剤、安定剤(増粘多糖類、アルギン酸Na)
内容量:1,000ml
保存方法:要冷凍(-18℃以下)
アレルギー表示:乳
主原料の原産地:岩手県 



一関市には山も川もありますが、猊鼻渓や厳美渓など観光のメインは「川」となりがちです。
一関市には須川岳という山があり、一関市民は須川岳を見て四季を感じます。
岩手県側の山の残雪がキツネの形に見えることから「本寺キツネ」とも呼ばれ、この本寺キツネが見えると田植えの時期が来た合図になります。

一関市民にとっては「川」と同じほど身近に感じている「山」も、観光となるとまだまだ知名度がありません。
そこで今回は「山」に焦点を当てて「山小屋ジェラート」というブランド名にしました。

「須川岳の麓にある山小屋で地元の牛乳をつかったジェラートをつくっている」
そんな風景をイメージしました。

<イメージ画>

<デザイン> UKpaint 有華



ジェラートの名前は

「君と、とうもろこし」

東北でとうもろこしは昔「きみ」と呼ばれていたことから、「君」と「きみ」をかけて名づけました。
”大切な人と一緒に味わってもらいたい”
そんな願いも込めています。



2022年11月22日(火)から一関市ふるさと納税で先行販売を開始しておりますが、設備拡張や資材の購入、多くの方に知っていただくためのプロモーション費用、販路を拡大していくための費用など、まだまだ費用がかかります。

また、昨今の公共料金や資材・材料の高騰により、各事業者さんも多くの影響を受けています。自信をもっておすすめできる地元のジェラートをより多くの方の手に取っていただくため、皆様の力をお借りしたいです。

一般発売は2023年1月以降を予定しており、先行発売は一関市ふるさと納税のみとなっておりますが、こちらのクラウドファンディングのリターン品としてもジェラートと様々なセットをご用意させていただきました。
ジェラートの発送はクラウドファンディング終了後、来年1月から、先行製造したものを発送させていただきます。

皆様のご協力をよろしくお願い致します。



①設備の拡大・資材費・追加製造の材料費(250,000円)

②プロモーション制作費(動画・チラシ・ポスターの制作)(100,000円)

③リターン品費(100,000円)

③CAMPFIRE手数料

もし50万円以上達成できればカップジェラートの開発、製造をしていきたいと思っています。


2022年12月6日 クラウドファンディングスタート

2022年12月27日 クラウドファンディング終了

2023年1月~ ジェラート・リターン品発送

2023年6~7月  プロモーション動画制作・ガイドさんとまわる・のぼる 須川・真湯さんぽ、須川岳頂上実施


■山小屋にいる気分になれるジェラートお試しコース

こちらのリターン品は、ジェラート1ℓバルクと君と、とうもろこしオリジナルポストカード2枚が付いたセットとなっています。
ポストカードは一関市東山町で作られている東山和紙を使用しています。
ポストカードのデザインは、一関市のアーティスト有華さんに描いていただきました。

有華さんは一関市出身で2020年にUターンし、「UKpaint」を設立。
ロゴデザインや名刺デザイン、チラシ製作などを手掛け、一関市内の商談会の場でA4サイズのチョークアートをさりげなく披露したのがきっかけで、2021年に大原中学校の卒業生向け黒板アートの製作依頼を受け「桜並木」を初めて手がけました。
2022年には一関市内で個展を開催。
図書館や一ノ関駅構内などで期間限定で黒板アートを展示されています。



■ガイドさんとまわる須川さんぽ(温泉付)
■ガイドさんとまわる真湯原生林さんぽ(温泉付)
■ガイドさんとのぼる須川岳頂上(温泉付)こちらのリターン品は、ジェラート1ℓバルクと、須川さんぽガイドor真湯原生林さんぽガイドor須川岳頂上ガイドと温泉入浴付のセットとなっております。
ジェラート1ℓバルクは来年1月頃発送、ガイドは「NPO法人須川の自然を考える会」のガイドさんが案内してくれます。
さんぽまたは山登りのあとは、須川温泉(須川さんぽ・須川岳頂上)または真湯温泉(真湯原生林さんぽ)に入っていただき、入浴後にとうもろこしジェラートをお召し上がりいただけます!
時期は2023年6月~7月頃を予定しております。
※現地集合・現地解散。ガイド料・温泉代・ジェラート代込。ご本人様の交通費はお客様負担となります。



■牛満喫コース

いわて南牛・イメージ図

こちらのリターン品は、ジェラート1ℓバルクといわて南牛約1㎏のセットとなっております。
岩手県県南のブランド牛「いわて南牛」は岩手県の大自然の中、のびのびと育った和牛です。
平成20年の全国肉用牛枝肉共励会では最優秀賞を受賞し、日本一に輝きました。
こちらのセットでは、約250gのステーキ肉を4枚、合わせて約1㎏のいわて南牛をお届けいたします!
岩手県南の牛乳と、岩手県南のいわて南牛をぜひご堪能ください!

名称:いわて南牛
原産国/産地:岩手県
サイズ/重量:約1㎏(約250gのステーキ肉×4枚)
保存方法: 冷凍



このジェラートを通して、より多くの人に一関市のことを知っていただけたらうれしいです
まずはみなさんにいち早くこのジェラートをお試しいただきたいです。
そして、今後このとうもろこしジェラート「君と、とうもろこし」が、わたしたちの大好きな一関市の名産品やお土産品のひとつになってくれたらいいなと思っています。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2023/03/28 12:00

    今年1月より「君と、とうもろこし」ジェラートの発売を開始してからおかげさまで3カ月が経ちました!多くの方に地元の牛乳を使用したジェラートを楽しんでいただくことができ、とても嬉しく思っております!今回、一関市内で「君と、とうもろこし」のミニイベントを初開催します!テーマは「君と、とうもろこし」ジ...

  • 2023/01/10 11:30

    こんにちは!リターン品の発送が完了し、週末にかけて「ジェラート届きました!美味しかった!」とたくさんのお声をいただきました!温かいメッセージをありがとうございます!ジェラートを楽しんでいただけているようでとてもホッとしています。そしてこの度、皆様のご支援のおかげで「君と、とうもろこし」ジェラー...

  • 2023/01/06 09:34

    新年あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します!昨日、今日でリターン品のジェラートの発送が完了しました!早いところだと本日中にお手元に届く方もいらっしゃると思います。このとうもろこしジェラートは、とうもろこしの煮汁と、濾したとうもろこしをそのまま入れているので、とうもろ...

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