はじめに・ご挨拶

皆様初めまして。

パン食堂PUT 代表の久野洸揮といいます。

あらゆる旅や職の経験を通じ体現してきたことを自分なりの表現で伝えていきたいという気持ちから、2019年に故郷でもある山梨県北杜市にリターン。

約20年以上続く「くのパン」に「パン屋の食堂」というエッセンスを付け加え、新たな食堂を併設し再スタートを切りました。


現在と、そしてこれから。

時を遡ること20年前。

ここ山梨県北杜市に「くのパン」がオープン。

小さなパン屋ですが今も変わらずパンを焼かせてもらえる日々が送れるのも多くのご来店いただける皆様があってのことです。

この場を借りて改めて感謝を申し上げます。


そして2019年春、

「ちょっぴりイイファストフードを」コンセプトに「パン食堂PUT」がオープン。

PUTではパンを主役とした「バーガー」を主軸に地域の空気感に合ったファストフード屋を目指しています。パン屋との掛け合わせから年齢の垣根を超え、より良いお客様の循環が生まれております。

そして2023年春を目標に、

PUT店舗化の計画をスタートいたしました。


Why Fast Food?

Why New Speace?

ファストフードとはボーダレスな時間や空気感を与えてくれるとってもジャンルレスな食体験だと感じます。

10代の終わり、自転車を使い豪州を単独で大陸横断していた際に立ち寄ったローカルフード店。そこに溢れた活気、繊細だけど荒々しいファストフード達に数多く出会いました。

初めて海を越え、感じた事のないファストフードに触れた時、手軽なフードの中にも人から作られる温かみや優しさ、ありとあらゆる年齢層や人種が集うあの場所の記憶がじんわりと残り、現在のお店をスタートさせたきっかけに繋がっています。

素晴らしい経験でもあり、今のお店作りの原点とも言えます。

↑旅の途中。自転車という選択を取ったからこそ生まれた食との出会いでした。


この過去の旅の経験から生まれたPUTのファストフード達。 

ファストフードとはシンプルだけど個性を感じる、なんだか不思議な大衆料理です。

どこにでもあるけどここで食べたい、そんな感覚に近づけるようなバーガーを日々探求しています。

ここでの主役はパン。

バンズを支えるパティや野菜達。 

ここは何も特別ではありませんが、ちょっぴりいいなと感じてもらえる土地の空間感や環境、そしてファストフード達を日々ご用意しお客様をお迎えしております。

↑ちょっぴりいいファストフードを。


八ヶ岳南麓にローカルファストフードと新しい集う場を。

ここ北杜市は「都会的な自然と山麓の自然が混ざり合う山のまち」

この地に昔から根付く人々から、新しく住むコトを選ばれた人々まで多くのテクスチャーも持った土地とも言えます。

そういった多様なカルチャーが混じり合うこの地域に新しいエッセンスを加え、新しい空気感をもったお店をここに作りたい。

今回のプロジェクトはその想いが加速した事により生まれました。 


新店舗は現在の併設スタイルから少し飛び越え、

一つのお店として建物を創造していくプロジェクトです。

場所は「くのパン」のすぐお隣のスペースに移動します。


↑窪んだ地形に咲くスモークツリー。屋外でも食事が楽しめる場所にしていく予定です。


そして「NEW PUT」のコンセプト、

食や時々展示、様々な人々が山のまちを通じ混ざり合うシームレスな空間。

今までご提供させていただいたPUTのバーガーをメインとしたお昼、ワインやビール片手にピザやサイドディッシュやスナックを楽しめるディナータイム。

気軽に立ち寄れるジャンルレスなダイナーに生まれ変わります。

↑現在の外装工事の様子。


僕の中の理想のお店とは、誰と行くかを選ばずに選んでもらえるお店です。

一人でも二人でも友人達や家族皆んなで、なんならうちの愛犬も連れて。

山々から囲まれたこの場所は

外から足を運んでいただける土地であるからこそ、そう合って欲しいと思う強い気持ち。

外と中との一体感を生み、人々や愛犬と共に食事ができるスペースになればいいなと計画中です。

↑現在の外装工事の様子。


そして、食の空間の中に小さな「空白のスペース」を設けます。 

ここではプロやアマは関係のない極めてフラットで自由な「エンプティネスなスペース」

ギャラリースペースに近い状態の空間となっており、展示やクリエイトしたコトや物の表現の場など、表現活動を行なっている全ての方々と共に使っていきたいと思っております。

↑建物の南側に面した長方形の空間。

一段低いこの空間は食事スペースとは繋がっているようで繋がっていない、少しだけ特別な場所。

壁面や床面なども自由に使える、程よいサイズ感になっています。


オススメのリターン◎

今回のプロジェクトでは今までオンラインでの販売をしてこなかった「くのパン」のパン詰め合わせを掛け合わせたリターンや新店舗で使える食事チケットなど複数をご用意させていただきました。

・今!食べて欲しい「くのパン」を厳選した詰め合わせのシャッフルベイク。

・新店舗PUT で使える「バーガーチケット」などなど。

ここでの味を遠くでも近くでも味わえる、そんなリターンをご用意させていただきました◎


そして今回フリーギャラリースペース「Emptiness」の利用チケットもリターンになっております。

今回のプロジェクトでのリターンでは「一週間展示や画廊でスペースを利用できるチケット」となります。

食と展示のスペースがシームレスに設けられているこの場所で、お客様と一緒により良い空間にできたらと思っております。

(新店舗オープン後、長期間や短期間などの期間調整や使用用途の拡張など少しずつアップデートしていく予定です!)



資金の使い道・スケジュール

今回皆様からご支援いただいた金額は全て新店舗で必要となる設備費用として大切に使わせていただきます。

◾︎ 設備機器導入費用 80万

◾︎ 家具費用 30万

◾︎ 運転資金 15万

◾︎ 手数料 16%(+消費税)


12月現在、外観は少しずつ形になってきましたが内装工事はまだまだこれからです。

職人さんと細かいディスカッションを繰り返し行いながら一つ一つこだわりを固めながら工事に取り掛かっております。

完成は来年3月頃、オープンは4月頃を目標に取り掛かっています。

↑12月現在、内装工事の様子。


最後に皆様へ。

ここまで僕の長く不器用な文書を読んでくださり本当にありがとうございました。

お店を始めて四年目を迎える今、

何者でもない僕がこの場所でこの時間、このお店を続けられているのも日頃から支えてくださる皆様のおかげです。そして新しいチャレンジを迎えられているこの瞬間があるのも皆様のおかげです。


このファストフードの食堂をオープンし改めて気付かされた、八ヶ岳南麓という土地が持っている空気感の素晴らしさや訪れる人々の温かさや感性の美しさ。

この土地に訪れた時の、お腹を満たせる旅の経由地。そんなお店を目標にアップデートしていきます。


パンを買ったついでに

食事もしていこう。

食事のついでに

パンも買っていこう。

今日も明日も、こういった”ついで”の循環からお客様との距離が縮まり、コミュニケーションを生んでくれている大切な循環となっています。

この循環があるのも日頃からご来店頂いているお客様があっての事です。

これからもそんな気軽な使い方をしてもらえたら僕達一同も嬉しい限りです。

いつもありがとうございます。

これからも、どうかよろしくお願い致します。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/01/17 20:16

    1月16日をもって終えたクラウドファンディング。無事にゴールインいたしました!背中を押してくださった沢山の皆様には感謝の思いで溢れております、最後まで見守ってくださり本当にありがとうございました。。。目標を上回った支援金は全て新店舗の設備費用として大切に大切に使わせていただきます。職人さんのお...

  • 2023/01/12 10:59

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/01/12 10:26

    ついに目標である目標金額100%にようやく到達する事ができました!たくさんの応援とご支援をいただいた皆様には感謝の思いで溢れております。改めて感謝申し上げます。。。このプロジェクトも終了まで残りわずかとなっておりますが、最後まで暖かく見守ってくださるとありがたいです。 ご支援頂いた皆様には1月...

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