<実行委員長よりご挨拶>

みなさま、はじめまして。
私は「広島青年僧侶春秋会」(以降、春秋会)に所属しています、廣幡 俊道(ひろはた としみち)と申します。
春秋会は1958年発足以来、広島県西部地域の浄土真宗の約600の寺院の中から40歳までの青年僧侶が集い、現代に呼応する知識の把握に努めると共に、青年の勇気と情熱をもって幅広い活動を展開してきました。


この度、私が実行委員長を務めております当プロジェクトでは、「仏教のある人生」をテーマとし、仏さまの教えがいつか先ではなく私たちが生きている「いま、ここ」に届いていることを皆さまと共有していきたいと思っています。
「仏教」は人間の悩み苦しみとともに心の拠り所として大切に伝わってきました。当プロジェクトではその教えをもっと身近に感じてもらえるよう、分かりやすく表現していくことを目標としています。


<現状と課題>

宗教離れと言われて久しいですが、その現実はコロナ禍で加速しています。
私たち僧侶の立場から見て、法事やお葬式を除き、とりわけ若年層と仏教との接点は薄くなっているように感じられます。
そんな中、複雑な社会情勢のためか深刻な悩みを抱える方々は増えているように思います。
本来、仏教はその様な悩みに応えていくものですが、その事を知っていただく機会すらも限られています。

<プロジェクト内容&プロジェクトを通して描く仏教の未来像>

この度は「仏教のある人生」を大きなテーマとして掲げ、「仏教のある⼈⽣を可視化する」をコンセプトに、仏教が他⼈事ではなく⾃分事であることを表現する「WEBムービー」と、⽇々の⽣活の中にある仏さまの教えを詰め込んだ「ホームページ」を制作し、若い世代の方々に向けて仏教が⾃分の⼈⽣に関わりがある教えであることをお伝えします。

僧侶ではない方々にもご協力いただきながら、次世代の⽅々の⽣活(⼈間関係や⼦育て、仕事等)の中で生じる悩みについて思いを寄せた上で、仏教は「いま、ここで」何を明らかにし、何を⽰唆してくれるのか、ということを親しみやすい形で伝えていきます。
また、仏教的な事に関しては間違いの無いよう、全体の監修を相愛大学で学長を務める釈徹宗⽒に依頼しました。


ーWEBムービー制作についてWEBムービー撮影風景①

WEBムービー撮影風景②

現在、広島にて先行公開中の映画『とべない風船』や多数のCM制作を手掛ける「株式会社バズクロウ」に依頼し、3分程度の「WEBムービー」を制作します。監督の宮川博至さんを始め、『とべない風船』の制作に携わった方々にご協力をいただいています。

企画については「株式会社REACH」で代表を務めている大久保浩秀さんにお願いし、春秋会と協議をしながら制作を進めてきました。
現時点での脚本は、ありがちな仏教の素晴らしさをアピールする類のものではなく、それぞれが⼈⽣を⼀⽣懸命に⽣きていることを受け⽌めつつ、その上で「どの様に⽣きていても、みな、仏様に願われている」という仏教的なメッセージを表現しています。制作した映像は春秋会の YouTube チャンネルにアップし、誰でも観れるかたちをとります。

左:宮川博至氏 右:大久保浩秀氏


ーホームページ制作について

「ショートドラマ」で興味を持ってくださった方に対して、仏教の教えを知っていただけるような、約10個のコンテンツで構成されたホームページを制作します。
いかにも"仏教"というような堅苦しいデザインではなく、ポップなイラストを取り⼊れて表現します。

黒木裕貴氏とキービジュアル


ープロジェクトを通して実現したい変化

制作する映像とホームページを通して、仏教は他⼈事の教えではなく、⾃分の⼈⽣に関わりがあるということを若い世代の方々に知っていただきたいです。
仏教の教えを通して物事を⾒ていくことで、普段何気なく思っていたことに対する受け⽌め⽅が変わり、ひいては仏教に対するイメージも変わっていくことを期待します。


<応援メッセージ>
①二階堂和美さん

「仏教が関係あるのは法事の時だけ」「じじばばが聞くもの」多くの人にそう思われてそうだけど、それって、もったいないなあって常々感じています。
仏教が一番面白いのはものの見方です。「え?それってどういうこと?」って、仏教的なものの見方にひとたび疑問をもってそれを指針にしてものを見ていくと、いろんなことが、ちょっと引いたところから見えてきます。すると、もやもやしたところに糸口が見えてくるんです。道が開けてくるんです。だから若い人にこそお勧めしたいんです。だからこのプロジェクトも応援します。(応援するからおもしろいもの作ってくださいよ~)

二階堂和美(ミュージシャン・浄土真宗本願寺派僧侶)


<春秋会活動実績及び関係各所の情報>
①春秋会について(一部活動を紹介)

ー平素の活動
◇オアシス法話:広島の歓楽街のバーにて、毎月16日に法話会を開催。
◇老人ホームへの慰問:ほぼ毎月、老人ホームにて読経&法話をおこなう。
◇絵本出版&読み聞かせ会:絵本『おおきくなってね』を自主制作し、読み聞かせ活動をおこなう。
◇災害復興ボランティア:大災害発生時には必ず会員を派遣。

ー歴代イベント(一部を紹介)
1982年:松林宗恵氏講演会&さだまさし氏コンサート
1986年:「ジャズと親鸞の夕べ」永六輔氏・水森亜土氏・世良譲氏・北村英治氏・ジミー竹内氏・石川一彦氏
1988年:「親鸞-大いなるみ手に抱かれて」平幹二郎氏・山下洋輔氏競演の一人芝居
1996年:五木寛之氏講演会
2008年:「吉本新喜劇とアジャセの救い」吉本新喜劇&春秋会コラボレーション
2010年:「坊さんフェス2010~見る知る感じる仏のいろは~」全国初の仏教フェスを開催
2012年:「広島ダイバーシティライブ ナムロック!!」みうらじゅん・大槻ケンヂ・マキタスポーツ
2015年:「広島ブッタメサイト ナムミックス!!」GAKU-MC・METIS・横山雄二
※上記の方々は、この度のプロジェクトに関わりはありません。


②当プロジェクト関係者

〈WEBムービー制作〉
制作会社:株式会社バズクロウ
監督:宮川博⾄(バズクロウ代表)
企画:⼤久保浩秀(株式会社 REACH 代表)
監修:釈徹宗(浄⼟真宗本願寺派僧侶・相愛⼤学学⻑)
プロデューサー:奥野友輝(バズクロウ所属)

〈ホームページ制作概要〉
制作会社:GeneLeaf(代表:安⻄翔平
キービジュアル&コンテンツ:⿊⽊裕貴
監修:釈徹宗(浄⼟真宗本願寺派僧侶・相愛⼤学学⻑)・橋本真(真宗⼤⾕派 企画調整局)
外注記事:⼆階堂和美(ミュージシャン・浄⼟真宗本願寺派僧侶)・川村妙慶(アナウンサー&真宗⼤⾕派僧侶)


<リターンについて>

5千円以上の返礼品の一部である、講演会オンライン視聴券に対応する講演会は以下の通り実施予定です。

企画名称:第24会仏教文化講演会「イマココ、仏教のある人生!」
開催日時:2023年2月26日(日)14:00-16:00(予定)
開催形式:会場参加及びオンライン配信の併用
参加方法:会場参加・オンライン配信視聴共に有料販売
開催場所:広島別院 共命ホール(広島県広島市中区寺町1−19)
 登 壇 者:
〈第一部〉宮川博至(映像監督)・大久保浩秀(脚本家)
〈第二部〉家入一真(株式会社CAMPFIRE代表取締役)・釈徹宗(浄⼟真宗本願寺派僧侶・相愛⼤学学⻑)

※コロナウイルス感染症の対策について「広島県におけるイベントの開催条件について」に準じた形式で開催予定です。開催予定日もコロナウイルス感染症の拡大が懸念される時期であるため、上記条件には該当しませんが、本来の会場のキャパシティから人数制限をおこなった上での開催といたします。

左:家入一真氏 右:釈徹宗氏


<実施スケジュール>

ークラウドファンディング実施スケジュール
支援受付開始:12月12日(月) 
支援受付締切:2023年1月31日(火) 23:59
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

ープロジェクト実施スケジュール
2022年8月よりプロジェクトスタート
12月下旬:WEBムービー撮影
  1月下旬:WEBムービー完パケ
  2月中旬:ホームページ完成
 2月26日:第24回仏教文化講演会「イマココ、仏教のある人生!」開催
  3月上旬:返礼品発送


<資金の使い道>

・ホームページ制作費(ホームページ構成作業費・イラスト制作費・外注記事依頼費)
・活動広報費(チラシの発送・配布用カード印刷費)
※WEBムービーの制作費は春秋会の基金でまかないました


<最後に>

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
私たち若手僧侶ならでは取り組みで、一人でも多くの若い方々に仏教の物の見方を知っていただけることを願っています。
私たちだけでは難しい取り組みです。是非ともお力をお貸しいただければと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 2023/01/27 00:14

    昨年末、二日に渡って行われたWEBムービーの撮影風景をご紹介いたします。初日は凍えるような寒さの中、早朝よりスタッフの方々、俳優の方々が集まり、丸一日かけての撮影となりました。たくさんの撮影機器を目の前に、演技をする俳優さんの雰囲気や、撮影をする監督やスタッフの真剣なまなざしに圧倒されるばかり...

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