はじめまして。公共財団法人「奄美霊園」の吉岡と申します。世界自然遺産にも登録された鹿児島県・奄美大島で、霊園の運営に携わっております。

・島を出て、内地で頑張っている方
・奄美の出身ではなくとも、自然が好きな方
・死後、お墓参りで家族に負担をかけたくない方
・リゾート葬に興味がある方

こういった方々に、人生の最後の場所として奄美霊園があることも知ってほしい。そして、奄美の魅力をより多くの人に知っていただきたい。そう思い、今回のプロジェクトへのチャレンジを決めました。


奄美大島は、鹿児島本土と沖縄本島の中間くらいにある島です。日本の離島のなかでは2番目に大きい島で、面積は沖縄本島の8割ほど。島の多くの部分が森であり、絶滅危惧種の「アマミノクロウサギ」をはじめ、珍しい動植物にあふれています。「アマミンブルー」とも呼ばれる海の美しさも特徴で、透明度の高さや色鮮やかな魚も見ることができます。

真冬でもドライスーツでダイビングやシュノーケリングが楽しめるのも魅力です。海へ入る以外にもトレッキングにホエールウォッチング、マングローブ林でのカヤック体験に、天体観測や島ならではの歴史や食など、さまざまな楽しみ方があります。年間を通してあたたかく平均気温は20℃を超えるほどなので、1年中いつ来ても楽しめるリゾート地だと言えるでしょう。海岸線が美しく、夕焼けや朝焼けもほれぼれする景色です


2021年7月、奄美大島はその生物多様性が評価され、徳之島や沖縄県北部及び西表島とともに「世界自然遺産」に登録されました。なんと奄美には植物・動物・昆虫をあわせて1,000を超える固有種が存在し、うち300もの種が環境省レッドリスト(2018年)に載っている絶滅危惧種とのことです。世界遺産として登録されたことで奄美大島の認知度が上がり、観光客の方が増えるのは喜ばしいことです。

しかし、世界遺産の保全と継承や観光との両立が課題になっています。

ごく一例ですが、世界で奄美大島と徳之島にしか生息していない国の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」のロードキル(野生動物の交通事故)の例を見てみましょう。

観光客が増えると、山でのナイトツアーや移動のためのレンタカーも増えます。何も知らない観光客の方が普通のスピードで運転してしまうと、「アマミノクロウサギ」をはじめとする希少な動物たちが轢き殺される事故が多発してしまうのです。アマミノクロウサギ実際、2020年には、島内でアマミノクロウサギの交通事故が50件も起こってしまいました。ロードキルを防ぐためには、啓蒙活動のためにポスターを作ったり、看板や道路の整備が必要です。

このように、貴重な自然を保護し共存していくためには、さまざまな取り組みが必要です。私達の島を守り続けるためにも、今回のプロジェクトで集まった支援金の7%を奄美自然保護協会の活動資金とします。


奄美霊園の特徴は、4つあります。


1つめは、お値段です。公益財団法人が運営しているため、高額になりがちな「終活」を安価におさえることができます。一番ご利用いただきやすいプランは5万円の永代供養です。また、整備された共同供養納骨壇にて契約からお骨をお預かりして10年後に財団で改葬して「永代供養合葬墓(長閑)」へ移し、土へ還して永代供養するプランもございます。こちらは10万円のみで永代供養を行うことが可能です。永代供養納骨壇「永久(とこしえ)」墓地の分譲も1区画45万円で行っています。お墓の購入は百数十万円ほどかかるのが一般的なので、かなりリーズナブルと言えるでしょう。


2つめは、ご家族への負担が少なくお参りがしやすい環境であることです。前述の屋内納骨堂の場合、我々スタッフがお掃除を行うため、お掃除の必要がありません。天候に左右されずにお参りが可能です。トイレもバリアフリーで整っていますお墓を継ぐ人がいない方や、お墓で親族に面倒をかけたくないという方にも選んでいただいています。また、奄美市内のバス停から墓地公園への無料送迎バスも運行しています。奄美大島はお墓参りも旧暦で行うため、運行スケジュールは旧暦の毎月1日と15日です。市営の共同墓地だと、斜面に墓石がかなり密集しており、足場が悪いためお年寄りの方には特に大変です。

市営墓地は所狭しと斜面にお墓が並んでおり、お参りも大変です

3つめは、宗教の縛りがないことです。宗派に限らず、全国からどなたでも受け入れができます。


4つめは、樹木葬が可能であることです。奄美大島では初めてとなる「樹木葬ができる墓地」の分譲を予定しています。

樹木葬(じゅもくそう);墓石の代わりに樹木を用いたり、納骨場所の周りに草花が植えられたりするお墓のこと


奄美大島ご出身の方でも、そうでない方でも、どなたでも当霊園を利用していただけます。忙しい毎日の中では考える機会が少なかったかもしれませんが、「終活」は自分が元気なときにこそ、進めておくべきことです。この機会にぜひ、ご検討くださいませ。


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詳しくはPC画面右側、もしくは
[プロジェクトを支援する]ボタンの先にある
リターンの詳細をご覧くださいませ。
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・お礼のメール:3,000円

・ポストカード:5,000円

・奄美大島黒糖焼酎セット:12,000円

・現地見学会(金作原探検コースと霊園見学会のセット):12,000円

・スポンサー:30,000円

・永代供養利用権:50,000円

・共同供養納骨壇「永久~とこしえ~」利用権(10年):150,000円

・共同供養納骨壇「永久~とこしえ~」利用権(13年):170,000円

・しらさぎ墓地公園1区画分(6㎡):450,000円

・樹木葬1区画:500,000円

・ロッカー型納骨壇「和~なごみ~」利用権:550,000円


〜2023年4月29日:クラウドファンディング終了

2023年6月1日〜:順次リターンの発送、実行開始


集まった支援金の7%は、奄美大島の自然保護活動の資金とします。

CAMPFIRE手数料:17%

上記以外は、リターンの実行費および霊園の運営費に充当します。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

今回のプロジェクトのゴールは「奄美霊園」を全国の方に知ってもらうことだけではありません。すでに家族でお墓が決まっている方や、終活を着々と進めている方は当霊園を利用することはないかもしれない。それでも、「リゾート葬」という選択肢を初めて知る方や、これを機に普段はなかなか考えない「人生の幕のおろし方」に思いを馳せる方もいることと思います。終活に限らずとも、奄美に興味を持ってくださったり、奄美の自然を残したいと考えて行動してくれたりする人が増えると嬉しいです。

よろしければ、このプロジェクトをお気に入り登録したり、シェアしたりすることで応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


■公益財団法人奄美霊園

〒894-0774 鹿児島県奄美市名瀬大字伊津部勝1573−1

HP:http://amami-reien.jp/

問い合わせ先:0997-54-1133


■しらさぎ墓地

〒894-0774 鹿児島県奄美市名瀬大字伊津部勝


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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