はじめに

一棟の建物に、高校球児の寮と障がいをお持ちの方のためのグループホーム及び就労継続支援B型の施設を併設いたします。
球児たちには、野球の練習活動をしながらグループホーム入居者のお世話をしてもらいます。
そこでの勤務経験はサービス管理責任者という福祉資格の実務経験にカウントすることができ、彼らの人生設計の大きなアドバンテージとなります!!

解決したい社会課題

現在の高校野球界において、甲子園出場常連校は固定化の傾向にあります。
そして、常連校には学生寮が存在し、在籍する球児は野球に専念できる環境にあります。
このような現状を踏まえると、まだまだ発展途上の高校においても学生寮を備え、野球に専念できる環境を備えてあげることが、高校野球界を盛り上げることに繋がります。
しかし、多くの高校は財政的に厳しく、そのような環境づくりができないのが現状です。

また、甲子園出場を目指すほど野球に打ち込む高校生の中には、プロ入りを視野に入れて奮闘している球児も多くいます。
しかし、実際にプロ入りができる球児は氷山の一角であることが実状です。
社会経験も浅いままセカンドキャリアを構築していくことは容易ではなく、培った努力や忍耐を活かすことができる環境づくりをする必要があります。

一方、障がい福祉事業は昨今社会的意義が注目され、事業所も増加傾向にはあります。
しかし、事業所開設にはサービス管理責任者という資格者の存在が必須であるため、まだまだサービスを充実させるほどの規模に至っていないのが現状です。

このプロジェクトで実現したいこと

上記のような課題を解決するための具体的な活動として、障がい福祉と学生寮の掛け合わせという方策を提案いたします。
具体的には、一棟の建物(大阪府堺市中区福田858-2、物件取得済み)に、障がい福祉施設(就労継続支援B型施設及びグループホーム)と学生寮を併設した上で、大阪府私立精華高等学校の野球部員(5名ほど)の皆さんにグループホームで勤務していただきます。
グループホームは住居ですので24時間365日稼働しておりますが、野球部員の皆さんの勤務時間としては練習後の平日18時から2,3時間を予定しており、場合によっては土、日、祝日も勤務していただく可能性もあります。
業務内容としては、入居者の方々の掃除、洗濯や入浴や排泄の介助を行っていただく予定です。
勿論、業務に関しては弊法人のスタッフが懇切丁寧に指導し、学生の方のみになるような勤務形態は取りません。

サービス管理責任者となるには実務経験が8年間必要ですが、その内の3年間を高校生の内に消化でき、その後に5年間実務経験を経れば、20代前半でサービス管理者になることができます。

なお、同活動に関しては学校法人精華学園様の許可を受けて行うものです。弊法人と学生との契約は有期雇用契約(アルバイト)となります。学生が勤務するに当っては利用者様のご許可を必ず得て行います。

今回のプロジェクトにより、高校野球界の活性化、球児のセカンドキャリア構築への寄与及び障がい福祉サービスの充実が見込まれ、一石三鳥となると考えます。

応援メッセージ

(株式会社Nine代表 久保田健治氏)

私もかつて高校球児であり、大学野球のスポンサーを担うなど、微力ながら野球界の発展に貢献させて頂いてきたと自負しております。
この度のプロジェクトは、高校球児のためのみならず、社会福祉にも寄与するものであり、社会的意義も大きいと感じました。弊社としても出来得る限りのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。皆様方におかれましても是非ともお力添えをいただければと存じます。

資金の使い道

設備費(主に、学生寮及びグループホームの内装費):約200万円
広報費(主に、グループホーム入居希望者の募集):約20万円
人件費(上記に対して):約50万円 
手数料:約30万円 (9%+税)

実施スケジュール

2023年1月現在  大阪府堺市中区福田のビルにおいて、障がい福祉施設(就労継続支援B型施設及びグループホーム)と学生寮
         を稼働させることを決定                                                                                                 4月初旬 就労継続支援B型施設及びグループホーム改修工事着工
     5月初旬 学生寮改修工事着工
     6月中旬 就労継続支援B型施設及びグループホーム改修工事完了
     7月下旬 学生寮改修工事完了
     8月上旬 勤務予定の学生たちへの研修開始
     9月以降 学生たちの勤務開始予定


なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターン

ささやかではございますが、練習試合への無料ご招待や練習風景を収めた写真のご提供などを考えております。


領収書の発行について

・寄付をされた方には、寄付金受領後、当法人より「寄付領収書」を発行いたします。
・領収書名義:CAMPFIREアカウントにご登録の氏名を宛名として作成します。
・領収書発送先:CAMPFIREアカウントにご登録の「メールアドレス」への貼付によるご送付、若しくは「発送先ご住所」宛に 
 お送りします。

※領収書名、発送先の希望がございましたら備考欄にご記入下さい。

<注意事項>

・ご支援確定後のご返金やキャンセルはご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。
・ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

最後に

本プロジェクトが軌道に乗れば、高校野球界及び障がい福祉事業の双方の未来がより一層輝かしいものとなります。
また、こういったプロジェクトが日本中に広がることを望んでいますし、その際は協力を惜しみません。
皆様、どうか温かいご支援のほどをよろしくお願いいたします!

チーム/団体/自己紹介・活動実績など


法人名:特定非営利活動法人ピースツリー
法人所在地:〒541-0052 大阪市中央区安土町1-4-10 プライムハイツ701
代表理事:山本 和樹
内閣府における紹介ページです。

弊法人は、2018年に自治体より許認可を受け始動し、現在は就労継続支援B型施設を1事業所(施設外就労先含む)、またグループホームを2事業所展開しております。
徹頭徹尾、利用者様目線に立って事業運営を行っており、季節ごとの行事も非常に特色のあるものを多数用意する等、利用者様には大変ご好評をいただいております。
この度は縁あって、精華高校の野球部の更なるご発展の一助となれることを大変光栄に思っております。
今回のプロジェクトは今までに前例のない取り組みであり、実現には多くの資金が必要です。
精華高校様及び弊法人も、昨今の厳しい経営状況の中全てを自己資金で賄うことが非常に厳しい状況にあります。
そこで、本プロジェクトが公益的な意味合いも多分に含んでいることから、この度CAMPFIRE様を介して、皆様のお力をお貸しいただきたいと考えた次第です。
なお、本プロジェクトの実施にあたっては、上記の株式会社Nine様にご協力をいただきます。株式会社Nine様は野球界とのつながりが深く、また福祉業界にも造詣が深い企業様でいらっしゃいますので、安心してプロジェクトの一役を担っていただくことができます。

※弊法人:NPO法人ピースツリーは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

どうぞよろしくお願いいたします!


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください