はじめに・ご挨拶

皆さん、はじめまして。私たちは、福島県いわき市川前町に古民家をリノベ した「小さな拠点」づくりを目指すしているNPO法人「小さな拠点おおか」です。


私たちの地域のご紹介

私たちが暮らす福島県いわき市は、人口約34万人と東北地方では比較的大きな都市ですが、、、、
このプロジェクトを行う川前町は、人口約900人・高齢化率50%といわき市の中で最も過疎化が進んでいる地域です。診療所、薬局、介護施設、飲食店はなく、温暖ないわきでは珍しく、冬の間は雪に閉ざされる地域です。



このプロジェクトで実現したいこと

今は使われていない古民家をリノベーションすることで、医療も介護も資源に乏しい高齢・過疎の川前で、それでも人が集まり支え合い、よりよく暮らしていくための「小さな拠点」づくりを目指します。



プロジェクトを立ち上げた背景

川前で生まれ育ち、川前で人生の最期まで暮らしたい。そう願う川前の方たちが、少しでも安心して、支え合い、川前で暮らし続けていくことをお手伝いしたい。医療機関も、薬局も、介護施設も、飲食店すらないこの川前地域で、それらを今から欲しがるのではなく、今あるものを活用してよりよい暮らしを目指す。そんな考えのもと、古民家を改修し、皆さんが集まれる小さな拠点をつくりたいと思っています。



これまでの活動

私たちはこれまでも、「今あるもの」と、川前の暮らしを少しでもよりよいものへという「思い」で取り組みをしてきました。例えば、川前駅前に仮設テントを張って、川前の食材を活用し、川前のひとたちとメニューを考え、ともに作り、「川前居酒屋」を年に何回か開いてきました。

その経験から、「場」をつくること、ともに「食べる」ことで、人は集まり、コミュニケーションが生まれ、支え合う気持ちが芽生えることを身をもって学びました。その学びから、常設で集まれる場「小さな拠点」を設けようということで、今回のプロジェクトへと進み始めました。




資金の使い道

①室内修繕DIY材料費:150万円
②台所修繕とカフェスペース設備購入費:115万円
③残材処理費:50万円

④クラウドファンディング手数料:約35万円

■合計350万円

皆様と共に未来を目指す目標額として350万円を今回目標額として設定させていただきました。
※予算で足りない分に関しては自己負担で実現します。


実施スケジュール

●2023年2月:クラウドファンディング開始

●2023年4月:クラウドファンディング終了

●2023年3月:床面・トイレ改修工事終了

●2023年4~5月:室内修繕DIYと一部仮オープン

●2023年6月:工事完了〜使用開始


リターンのご紹介

リターンは、お礼のメッセージ&ステッカーをはじめ、トートバック、マグカップ、タンブラーなどの「おおか」ロゴ入りノベルティグッズ、またご支援者&企業様のお名前プレートを「おおか」で掲示するものなどを用意しております。

複数のリターンをまとめて支援することも可能です。(まとめて支援ですと、ご記入の手間も一度で済みます。)


最後に

「つながる・集まる・小さな拠点づくり」

「年をとっても身体が不自由になっても、住み慣れた地域で暮らし続ける。」

当たり前のように思えることですが、川前町ではそれが難しく感じるようになってきました。それは医療も介護の施設もないというだけではなく、買物や移動といった日常生活に欠かせない「当たり前」のものがなくなってきているからだと思うのです。

けれど、地域にはまだまだ元気な人もたくさんいるし、地域のために何かしたいと考えている人もいます。私たちはそのような人たちの思いを実現する場所として、「小さな拠点」を整備し、だれもがいきいきとその人らしく暮らし続けることのできる川前町を作りたいと考えています。

また、川前町は標高が高く夏も涼しいので、野菜も柔らかくそして瑞々しい。そのような野菜や川前町の美味しいものを、多くの人に知ってもらい、ぜひ食べていただきたいと考え、この小さな拠点に「ちょっと美味しい田舎のごはん」が食べられる場所を作りたいと考えています。一人でも多くの人に川前町に来ていただいて、川前町のおもてなしができればと思います。

「小さな拠点」が川前町の課題のすべてを解決できるわけではないのかもしれません。しかしこの取り組みにチャレンジすることで、人と人をつなぎ、そして人とコトをつなぎ、人とモノをつなぎ、「小さな拠点」という空間で、ともに時間を共有していけたらと考えています。それは地域で暮らす皆さんが元気を保ち、今よりもうちょっと生活がしやすくなり、安心して年を重ねて暮らし続けられる川前町の実現に、大きな力になると考えています。

「つながる・集まる・小さな拠点づくり」に、ご支援をよろしくお願いいたします。




<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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