はじめに・ご挨拶



私たちはフレスコボール日本代表選手団『FRESCOBALL ALL JAPAN 2022』です。

2022年の日本国内シーズンをペアの”絆”で戦い抜き、日本代表選手団として選ばれた9組14名で、フレスコボール発祥の地ブラジル・リオデジャネイロ州イグアバ・グランデで2023年3月18日・19日に開催される「CURCUITO LAGOS 2023」開幕戦に出場します。


私たち日本のフレスコボーラーにとって、ブラジルで優勝することは選手生命を賭して目指したい大きな頂と言える目標です。


2013年日本フレスコボール協会の発足以来、毎年日本代表選手団はブラジルの大会に挑み続けてきました。

しかし2019年の出場以来、コロナ禍の影響で3年間出場を断念することを余儀なくされ、今回が3年ぶりの挑戦となります。


フレスコボールの大会は、

男子ペアが出場する「男子カテゴリ」

女子ペアが出場する「女子カテゴリ」

男女ペアが出場する「ミックスカテゴリ」

の3つのカテゴリに分かれて行われます。


2019年の出場時には、ミックスカテゴリにおいて、日本人として初めて優勝という結果を持ち帰ることができました。

世界との差を確実に縮めることが出来ている実感をもって、次こそは全カテゴリで日本人ペアが優勝するという大目標を掲げていましたが、翌年からコロナ禍が始まり以降3年間挑むことすら許されませんでした。


しかしこの3年で日本国内の競技人口も、そして競技レベルも飛躍的に伸びたことを実感しています。


この間、日本代表に選ばれながらも挑戦することが出来なかった当時の日本代表選手の想いと、そして今や全国に広がったフレスコボーラー全員の想いを胸に、必ず優勝を日本に持ち帰るという強い意志を持って大会に臨みます。

そして、その結果がフレスコボールという競技の魅力をさらに多くの皆様に届けてくれると信じています。


私たち日本代表選手団と、フレスコボールという競技を応援していただけるよう、ひとりでも多くの方にこの想いが届く可能性を信じて本プロジェクトを実施させていただくに至りました。


フレスコボールというスポーツについて

思いやりのスポーツ

フレスコボールは味方同士でラケットとボールを使ってラリーを続けます。そのため競争ではなく、協同で行うスポーツと言えます。

思いやりを持って相手の打ちやすい所へとボールを打ち返すことが、より高いパフォーマンスを生む。

そんな思いやりのスポーツです。


フレスコボールの歴史

フレスコボールは、ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツです。
1945年にリオデジャネイロの、コパカバーナビーチで考案されました。以来、各地のビーチで親しまれるようになっています。

日本フレスコボール協会は、このスポーツを日本で多くの人に知って楽しんでもらいたいと、2013年に設立されました。

近年では、スペインやイタリアといったヨーロッパ、オーストラリアやニュージーランド、アメリカではフロリダやカルフォルニアといった西海岸で広く楽しまれており、競技人口も急速に増えています。


日本国内フレスコボールの競技拡大

2013年に日本フレスコボール協会が発足し、日本国内での競技が始まりました。

当時、十数名だった選手たちが自らの懸命な普及活動を行い、今では全国17都府県23ものクラブチームが存在するまでに広がりました。

コロナ禍では、大会を思うように行うことができないというビハインドがありながらも、
ソーシャルディスタンスを保ちながら誰しもが簡単に始めることが出来るスポーツとして、テレビや新聞雑誌等の各種メディアに取り上げていただくなど広く認知を得ることが出来たことが、全国に競技が広がった一つの大きなきっかけともなりました。


フレスコボールも他スポーツ同様、選手個人のアスリートとしての能力ももちろん重要ですが、ペア同士が協力し合うこと、分かり合うことがそのまま結果に直結するという稀有なスポーツです。


この平和的スタンスが大前提としてある素晴らしいスポーツを、もっと日本ひいては世界にアピールするための大きなきっかけとするために、今回の挑戦で優勝を日本に持ち帰りたいという強い想いを持っています。


日本代表選手団(FRESCOBALL ALL JAPAN 2022)の紹介

2022年の国内フレスコボールシーズンを戦い抜き、日本代表選手団としてブラジルへ向かう各カテゴリ全ペアを紹介いたします。


男子ペア

〈JFBA年間ランキング1位ペア〉

外山祐次(逗子フレスコボールクラブ)

松浦孝宣(Fun Lovin’ Carioca)


〈JFBA年間ランキング2位/ジャパンオープン2022男子カテゴリ優勝〉

岸田直也(フレスコボール関西Grêmio VENTO)

山下祥(フレスコボール関西Grêmio VENTO)


〈JFBA年間ランキング3位ペア〉

新城悠也

古川元樹

※本ペアは諸事情によりブラジル選手権への出場を辞退することとなりました。


女子ペア

〈JFBA年間ランキング1位ペア〉

風味千賀子(フレスコボール関西Grêmio VENTO)

宮山有紀(フレスコボール関西Grêmio VENTO)


〈JFBA年間ランキング2位ペア/ジャパンオープン2022女子カテゴリ優勝〉

青木沙耶香(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)

落合真彩(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)


〈JFBA年間ランキング3位ペア〉

山口桃子(逗子フレスコボールクラブ)

大和地未沙子(逗子フレスコボールクラブ)


ミックスペア

〈JFBA年間ランキング1位ペア/ジャパンオープン2022ミックスカテゴリ優勝〉

外山祐次(逗子フレスコボールクラブ)

落合真彩(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)


〈JFBA年間ランキング2位ペア〉

岸田直也(フレスコボール関西Grêmio VENTO)

宮山有紀(フレスコボール関西Grêmio VENTO)


〈JFBA年間ランキング3位ペア〉

五十嵐恭雄

岡井花子(琉球フレスコボールクラブ)


資金の使い道・実施スケジュール

今回のプロジェクトで集められた資金は、各選手が個人で負担するブラジル選手権出場のための遠征費に充てられます。

遠征費:各人約30万円〜

└往復渡航費:約20万円(燃油サーチャージや円安の影響で高騰)

└宿泊費:約10万円(約2週間の滞在期間中の宿泊先)

└ブラジル内移動費:数万円〜(主要滞在先コパカバーナから大会会場イグアバまでバスを手配予定)


スケジュール

2023年

2月 クラウドファンディング開始

2月28日 クラウドファンディング終了

3月11日頃 選手団第一陣が大会に向けて日本出国(選手によって異なる)

3月18日・19日 CURCUITO LAGOS 2023出場

3月24日頃 日本帰国


リターンのご紹介

①「とにかく応援!」3,000円プラン!

【3,000円】


本プロジェクトに共感いただき、とにかく選手を応援したい!という方のためのプランです。

ご支援いただいた方へは、大会が終了し選手帰国後に、出場選手全員からのお礼とメッセージつき報告メールをお送りいたします。


②「出場ペアにエールを!」各ペア応援10,000円プラン!

【10,000円】

今回ブラジル選手権に出場する、全8ペアの中から応援したいペアを選んでエールを送ることができます!

選手たちが無事フライトし、大会で最高のパフォーマンスが出来ることを願い、熱いメッセージとともに応援したい方のためのプランです!

日本フレスコボール協会でこれまでに制作した各種大会記念限定Tシャツをリターンいたします(ご希望サイズに添えない場合もございます)。


最後に、「協力し合うこと」「人と本気で向き合うこと」「誰かを思いやること」の素晴らしさをもっと伝えたい!

前述の通り、フレスコボールはペア同士が協力し合うことで結果を出すことができるスポーツです。

相手の得手不得手だったり、性格まで深いところを理解しようとしなければなりませんし、自分本位ではなく相手のことを思いやることができなければ高いパフォーマンスを発揮することができません。

このフレスコボールが持つマインドは、今の社会に最も必要なものではないかと考えています。

このスポーツ自体がもっと盛り上がってほしいという想いもありますが、フレスコボールを通じて人と人とが良い形でつながることができる世の中になるのではないかという期待と、それを実現したいという強い想いをもってこのスポーツに取り組んでいます。

その想いこそが競技としての結果を生み出すという証明をするために、ブラジルでの大会に挑む所存です。

どうか私たちフレスコボール日本代表選手団に皆様の力を貸してください!よろしくお願いいたします!

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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