＜サイベックス従業員一同よりメッセージ＞

平凡な日々の中、

実は毎日、人それぞれに楽しいこと嬉しいこと、悲しいこと辛いこと、忙しなくドラマチックな時間を過ごしている。

自身と他者が世界を作っている。

大人になれば職場と家の往復ばかりだけれど、

好きなことやあそびへの好奇心や向上心、心から楽しむ気持ちは忘れたくない。

「あそび」を通して人の繋がりを創出することが私たちの目的です。

現在ネットカフェを運営中。

「大人のあそび」をテーマにした サイベックスSTEPつくば というお店です。

＜サイベックスSTEPつくばのご紹介＞

つくばエクスプレスつくば駅徒歩22分。
学生から社会人まで幅広い層が交流しながら楽しめる環境が売り。

施設内には、個人スペースはもちろん、ビリヤード、ダーツ、スロット、カラオケ、卓球。
「あそび」を通して、多くの学生やつくばの方々に愛されてきました。

ビリヤードイベント、ダーツイベントなども不定期に開催しています。

ビリヤードイベントの様子

そんなサイベックスSTEPつくばですが、
実は2022年5月31日に閉店が決まっていました。

しかし、今回常連の方々のご協力おかげで、閉店の危機を免れました。
でもまだまだ危機は去っていません。

現在は月に4,000人ほどのご来客を頂いておりますが、
それでもコロナ前の賑わいには遠く及びません。

賑わいを取り戻すためには、
より良い体験の提供やハード面の改善が必要だと気付きました。

現在つくば市にある既存のコワーキングスペースのようなサードプレイスの殆どは
個人事業主や社会人など、すでに社会に出ている方向けの場所ばかりです。

コロナの影響で学生は活動を制限されて青春の思い出を作れないまま、
寂しい想いを抱え社会に出ていく。

またOB・OG訪問活動が減り、テレワークが増えてきた現在、
社会に出ても孤独を感じてしまう新社会人が増えているように感じます。

この度つくばサイベックスの再建をきっかけに
新たに学生と大人のような立場の違う人と人が
「あそび」で繋がる場所を作りたいと思い、今回この企画を立ち上げました。

そしてコロナによる客数減のために売上が減少し
一度は閉店危機を免れた当店ですが
再建のためには資金が不足しており
この度みなさまにご協力して頂きたくクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

クラウドファンディングの目的は、
つくば市に新たな「大人のあそび」で人が繋がるサードプレイスを作ることです。

どの層の方にもお得なリターンを用意しておりますので、
是非、最後までお読みいただけますと幸いです。

-従業員一同-

＜再建計画の始まり＞

1．サイベックスの閉店危機から今まで

私たち従業員がいつも通り働いていたとある日、
「サイベックスSTEPつくばが閉店する」という話を当時の社長から聞きました。

『コロナの影響などの理由で、閉店をすることにしました。長い間、本当にありがとうございました』

コロナが流行ってから客足が遠のいていることは働きながら肌で感じてはいましたが、
突然その話を耳にした時はとてもショックでした。

私たちにとっては働く場所でもあり、
同時に仕事や趣味を通じて緩くつながるコミュニティを形づくって来た場でしたから、
他のスタッフと会う口実が無くなってしまうことが一番寂しくありました。

お店を片づけつつ仕事をしている日々が暫く続き、
常連の方々からは
「なんとか営業を継続できないか」
「サイベックスSTEPつくばが閉店するのはやはり寂しい」
というお声を頂きました。

今回、常連のお客様を代表して塚本忍(つかもと しのぶ)さんから

「思いの詰まった場所を閉店して欲しくない。」
「今の若者に、こんな体験をしてほしい。」
「自分(常連のお客様)たちがかつて味わったような体験を今の学生にも味わってもらいたい。」
「現状の設備では確かに乏しい。」
「もっとココを使いやすくしたら良いのではないか。」

というような思いのこもったお声を頂くと同時に、
2022年7月に購入者(オーナー)を買って出てくださいました。

これまで普通に過ごしていた日常、顔なじみのスタッフやお客様と会う機会を失わずに済むことが
こんなに嬉しいモノだとは思っていませんでした。

「もうこの人とも会うことないのかな。」
「次はどこに行って働くことになるのかな。」
などと考えながら過ごす日々がしばらく続いていましたから。
塚本さんを中心に応援してくれた方々には感謝してもしきれません。

塚本さんと同じように
サイベックスSTEPつくばを想ってくれている人たちの気持ちも叶えたい。

withコロナの時代で人との交流が乏しくなっている現在、
サイベックスSTEPつくばのような場所を絶やしてはならない。

たくさんの人たちが当店に愛着を持っていただいており、
閉店予定間際には顔なじみの方々が多くご来店下さいました。

閉店の話は従業員の我々にとってはもちろんとても暗い話でした。

しかし同時に、
「サイベックスSTEPつくば店を大切に想ってくれている人がこれだけいる」
という発見もありました。

そんな発見もあり
「ここで踏ん張って頑張ってみるのも悪くないのかもしれない。」
と従業員一同が思い始めた時期でもあります。

「どんなお店であれば魅力が出るのだろう…？」
「どうすれば「ココに来たい」と思う方が増えるのだろう…？」
「コロナの影響は以前と比べて落ち着きつつあるが、客足が元に戻らないのはなぜだろう…？」

正直、これまで従業員として働く中であまり考えたことのないことばかりでしたが、
考えることでお客様と向き合うということに実感が持てるようになりました。

例えば、ダーツ・ビリヤード・カラオケ・卓球以外にも、
大人の遊びに触れたい学生に向けて、
都市部を中心に再流行してるポーカーを楽しむスペースを取り入れる企画を実現しようとしています。

来てくれたお客様からはご好評を頂き、
「自分たちの考えたことはムダではないのだな」と感じることが出来ました。

そしてその延長で規模の大きな挑戦をするべく、
竹田(たけだ)店長やオーナーの塚本さんと、何度もお話をしました。

そして
・綺麗で使いやすく「行ってみたい」と思う施設
・「あそび」という得意な領域で「面白そう」と思ってもらえるコーナーや企画
・これまで来なかった層の方々もライトに足を運べる空間サービス
を作りたいという考えに至ります。

サイベックスSTEPつくばをそんな価値をもった施設に
生まれ変わらせるために今回皆様にもご協力頂きたいと思っています。

2．竹田店長の想い
先にも少しご登場したのですが、サイベックスSTEPつくばの再建にあたり
当然のことかもしれないですが、店長の竹田さんにもご尽力頂いています。

実は竹田店長はサイベックスの閉店が決まった後に来てくださいました。

当初は
「別の場所から来て何が出来るんだろう」
「現場に出ずに指示を出されるのだろうな」
と思っていましたが
店舗運営や経営改善に熱意を持っていらっしゃることは
現場に立たれる姿を見て話して伝わってきました。

今ではサイベックスの仕事に限らずプライベートの相談もするくらい信頼しています！

具体的な経営改善施策としては
在庫管理見直し、経理システム構築、店舗レイアウト・業務オペレーションや導線の見直しなど
幅広く力を入れています！

また新規開拓や企画のために
お客様への満足度向上のためのアンケート、
新規イベント企画なども先導してくださってます。

そうした業務改善やサービス幅を増やすための取組みについて妥当性を考え判断して頂きながら、
働き手であり一番お客様に近い存在として私たちの意見も汲み取りながら
経営改善やイベント内容に盛り込むようにしてくれています！

ちなみに塚本さんとは古いご友人だそうで、
お二人で店内カラオケボックスにて、真剣な中にも和やかな雰囲気で
お店の再建に向けたミーティングをされている姿を度々拝見しています。

会議途中の塚本さん(左)と竹田さん(右)

竹田店長曰く、

「サイベックスSTEPつくばの閉店の話が広まっている頃、
僕は東京・埼玉を拠点にダーツとビリヤードのお店を10店舗以上経営している
従業員70名程の会社の統括をしておりました。

そんな折、塚本氏からサイベックスSTEPつくば閉店の相談を受けました。

『10代の頃からお世話になっているサイベックスSTEPつくばが閉店する話になっていて、
　どうしても潰したくなくて買っちゃいました。再建、手伝ってもらえませんか。』

こんな感じだったと思います。(笑)」

塚本氏とは14年前にお互いワーキングホリデーを使い、
カナダに留学していた時に出会いました。

当時一緒にルームシェアをしたり旅行に行ったりと仲がよく
日本に戻り10年以上経った今でも定期的に遊びに行く親友です。

よく冗談交じりで『一緒に働こう』みたいな話はしていました。

今までの経験を活かし、『自分が役に立てることがあるのなら』と
サイベックス再建のためにつくば市に単身引越してきました。

塚本氏と話をすればするほどに『これは私の出番なんじゃないか』と思いはじめました。

店の責任者としてはもちろんですが、塚本氏の親友として、
再建を成功させようと決意しています。

当店の店長というポジションで入ってまもなくで閉店が決まっていた2022年5月の頃、
ある学生さんたちと話をしたときに
『つくばから遊び場がまたひとつなくなってしまう』
『この場所が無かったら行く場所が無い』
というようなお声を頂きました。

当時スタッフの中には、やる気を無くしている人、不安やネガティブな気持ちになっている人が多く、
実際に面談をした際には
『心機一転引っ越すつもりで、そこで新しい仕事を探すつもりです。』
『長年サイベックスSTEPつくばで働いてきた。時代の流れや社会情勢を鑑みても、閉店はもうしょうがない。』
というような声が多かったように思います。

その一方で、
『塚本さん、竹田さん、サイベックスSTEPつくばを拾ってくださり、本当にありがとうございます。』
『サイベックスSTEPつくばが大好きで辞めたくない。』
『常連さんから『え？閉店しちゃうの？』と聞かれるたび、心が張り裂けそうな思いでした。』
『活気溢れる店舗へと立て直してほしい。』
というような声もありました。

この言葉は、5月の閉店のための感謝祭キャンペーンを実施した時に
長く通われていたお客様や顔なじみの大学生が多く来てくださったようで、
その時に閉店を惜しむ声を頂いたのが影響していたようでした。

この面談をきっかけに、
私はサイベックスSTEPつくばの現状や新たな可能性を模索しはじめましたが、
その姿を見たスタッフの意識が変わりはじめたのか、
『こんな場所にしてみたい』
『こんなイベントをしてみてもいいですか？』
というような声が少し出てきたこともあって、スタッフと再建を実現する希望を見出しました。

この結果生まれたテーマが「大人のあそび」で人が繋がるサードプレイスです。

サイベックスSTEPつくばの周囲には学生が多く、
昔から学生の交流の場として愛されてきたとお伺いしています。

今回の応援団代表の塚本氏も、青春時代にこの場所でビリヤードと出会ったことがきっかけで
世界大会にも出場したそうな。

その中で当時の常連の方から、社会に出た時のマナーや考え方など、多くのことを学んだそうです。

コロナの影響で企業へのOB・OG訪問ができなくなった現在、
社会の先輩と関わることができる場所は、
学生の視野を広げるためにもとても貴重な場なのだと改めて感じております。

大体のお客様は、最初はご友人と複数名でビリヤード目的で
遊びに来て頂くことが多いのですが
次第に一人でもご来店するようになる方もいらっしゃいます。

お一人でご不安そうにされている際には
「今日はお一人ですか？よかったら常連さんで上手な人がいるので、お繋ぎしましょうか。」
などとお声がけすることもあります。

ビリヤード上達のための刺激を貰いながら一緒にプレーする仲間として、
またビリヤード以外にも年代を超えて親しく話せるメンターのような存在になっていくことも多々あります。

本来ご縁の無かった方々が「あそび」を通じて関係を築いて頂けることが、
この仕事のやりがいなのかもしれません。

＜今後のビジョン＞

1．外壁の修繕
創業時からのデザインで、当時の雰囲気が残っている姿も良いのですが、
常連さん以外からは、入りにくいとの声も多くあります。　

ヒビ割れや塗装はがれを修復し、親しみやすく入りやすい施設に生まれ変わらせます。

2．ジャックポットシステムの導入
こちらは、既存のお客様の中で最も数の多い筑波大学生に向けた企画です。
イベント期間中に在籍している学部を伝えて頂くとその学部のポイントが溜まり
期間終了後に最も利用ポイントが多かった学部生の利用は
一定期間無料になるといったサービスを考えています。
（クラウドファンディングで集まった支援を一部使用させていただきます）

3．飲食スペースの設置
「あそび」を通して関係の出来てきた人同士で、
ビリヤードだけでなく軽くお酒を飲みかわしたりご飯を食べられるような場所を作ります。

4．ポーカー施設改良
昨年末～年始にかけて、新たにポーカースペースを設置しました。
反響が良ければ、よりお客様の使いやすいカタチに改良を加えたり席数を増やす予定です。

実は再建のための上記施策をすべて実行には3,000万円程が必要になります。
現在多方面から資金調達をしておりますが、皆様のお力もお借りできればと思う次第でございます。

今回のクラウドファンディングの1stゴールは400万円に設定させていただきます。

＜スケジュール＞

2023年5月プロジェクト終了

2023年6月リターン発送予定

2023年7月〜8月改装工事

2023年8月改装オープン

2023年8〜9月　ジャックポットシステム開始

＜リターン内容＞

クラウドファンディングにご協力してくださる方に対するリターンは下記のとおりです。

①【学生限定】1000円体験コース 施設利用3時間 無料チケット　1,000円
②【どなたでもどうぞ】 2カ月施設利用20％OFFチケット　5,000円
③【どなたでもどうぞ】 6カ月施設利用20％OFFチケット　10,000円
　※『施設利用20％OFFチケット』については、ビリヤード・ダーツ・カラオケ・ポーカー・卓球・漫画スペースの遊戯利用代が適用になります。
④【学生支援】受付にて支援者様のお名前掲示　10,000円
　 ※キャンプファイヤー利用事務手数料を引いた8,300円をジャックポットシステムに使用します。
⑤【どなたでもどうぞ】お礼のお手紙　10,000円
⑥【事業者様向け】店内プロジェクター にて1分以内の広告を放送　50,000円
　掲載期間：2023年6月〜11月末のうちご指定の2週間
⑦【事業者様向け】店内プロジェクター にて1分以内の広告を放送　100,000円
　掲載期間：2023年6月〜11月末のうちご指定の1ヶ月間
⑧【事業者様向け】店内プロジェクター にて1分以内の広告を放送　200,000円
　掲載期間：2023年6月〜11月末のうちご指定の2ヶ月間
※⑥〜⑧の掲載方法：1分以内の広告動画を作成していただき、ご提出ください
（mp4形式にてご提出をお願いいたします。別な形式をご希望の場合はご相談ください。）
店内大型プロジェクターにて1分以内の広告を1時間に1回・ご支援いただいたリターンの期間放送致します。 

＜応援団代表 塚本氏からメッセージ＞

こんにちは、今回応援団長を務めさせていただいております塚本と申します。

いつもサイベックスSTEPつくばをご愛顧頂きありがとうございます。

かく言う私も、学生時代には入り浸ってビリヤードに熱中しておりました。

遊びといえど技術を高め合う中で、様々な方と交流し、今でも公私問わず関係の続いている方もたくさん居ます。

今回は、そんな私の青春時代を過ごした場所の存続の危機ということで

微力ながら助けの手を差し延べたワケですが、正直私1人ではどうにもしがたい部分も多分にあり、

竹田さんや従業員の皆様の熱意には大変感謝しております。

サイベックスSTEPつくばは市の遊び場として創設時から栄えたその役割を、いま終えようとしています。

これからは新しい時代・様々な生活様式の方々の居場所として、

皆様と共存していけるような「あそび」を通したサードプレイスづくりを目指していこうと思っております。

少しでも共感して頂ける方には、是非とも今回の施設再建をご一緒して頂きたくお願いいたします。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。