はじめに

皆さん、こんにちは。
今回のクラウドファンディングを主催している「注文に時間がかかるカフェ」@徳島×四国大学短期大学部 代表 喜枝(きし)と申します。

「接客業に挑戦したい、でも吃音が不安で一歩踏み出せない…」    

こういった思いの吃音の若者たちと期間限定カフェ「注文に時間がかかるカフェ」が、発起人である奥村安莉沙さんを中心に全国で開催されています。

徳島にも、吃音を持ち悩んでいる若者がいます。
そういった若者に、そして、徳島の人たちに吃音を知ってもらいたいと、
四国大学の短期大学部の学生たち中心として、この「注文に時間がかかるカフェ」を徳島・四国大学で開催したいと企画しました。 

夢への挑戦やそれに向けた大学進学など、若者たちの未来への一歩になってほしい。

そして、多くの方に吃音をもつ若者たちの現状を知ってもらいたい。

この夢の実現に向けて、始動しています。

【NEXT GOAL 13万円に挑戦中!】

目標金額10万円以上が集まった際には、カフェメニューの開発などを行い、
「注文に時間がかかるカフェ」の充実を考案していきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いします。

解決したい社会課題

吃音を持つ若者には接客体験を通して自信を
吃音を知らない人には吃音者との交流を通して理解をしてもらいたい。

「吃音があるので、接客業はしたいけどもできない」
「人と話している途中に吃音が…と思うと不安で」
「就職活動で吃音がでると…」                                          

  こういった悩みを持っている若者がいます。
  こういう悩みに対して、いったい何ができるのか。
  その答えの1つとして、「注文に時間がかかるカフェ」を知りました。

「注文に時間がかかるカフェ」を開催することで、
夢への挑戦やそれに向けた大学進学など、 若者たちの未来への一歩になってほしい。        そして多くの方に吃音をもつ若者たちの現状を知ってもらいたい。

今回、ぜひとも徳島で開催して、徳島の人達に吃音を知ってほしいと思っています。


吃音とは

吃音(きつおん)は、話し言葉が滑らかに出にくい発語障害の1つです。

言いたいことが頭の中に浮かんでいても、声が詰まってしまって出ない。
何度も同じ音を繰り返してしまったり、引き伸ばしてしまったり。
発話の滑らかさやリズミカルな流れが乱れる話し方が、吃音と定義されています。

  参考:国立障害者リハビリテーションセンター研究所「吃音について」 
  http://www.rehab.go.jp/ri/departj/kankaku/466/2/


吃音のある若者×四国大学短期大学部学生での
協働プロジェクト

①「注文に時間がかかるカフェ」の運営

 「注文に時間がかかるカフェ」は、接客業などの夢に一歩踏み出せない吃音のある若者が、理解ある環境で安心して接客に挑戦することができ、若者たちが主体的な活動をすることで自信を得ているそうです。
 徳島で、吃音のある若者が諦めていた夢を応援するために、そして吃音について理解を広めるために、「注文に時間がかかるカフェ」を運営します。

②吃音のある若者との座談会

 吃音がある人の中には、周囲が理解してくれないのではとの不安を感じる人もいます。また、四国大学短期大学部の学生と上手く関係がつくれるのだろうかという心配を感じる人もいます。こういった不安や心配を少しでも和らげるために、開催する前に座談会を行います。あらかじめお互いが抱える気持ちや吃音について話をすることで、安心して活動することができます。


活動の特徴 


工夫①お客様は吃音について説明を受けてから、スタッフとの交流を行います
 吃音当事者にとって不安なことの1つとして、吃ったときに他人からどんな反応をされるかということがあります。
「注文に時間がかかるカフェ」では、スタッフと接する前に受付にて吃音についての説明を受け、一般的な対処法を知ることができます。

 工夫②接客のセリフをマニュアルに入れない
  カフェの接客では「いらっしゃいませ」等、マニュアルでセリフが 決められています。
   吃音者には定型文が苦手な人も多く、言い換えをしたせいで叱ら れた経験がある人も少なくありません。        
   そこで、マニュアルに接客のセリフを一切入れません。

『吃音がある若者たちが、本当にやりたいことをあきらめずに、前向きに挑戦できる』

この活動の重要な要素の1つです。
吃音があっても安心して挑戦できる場を提供することで、成功体験をして自信を取り戻し、自分がやりたいとこをあきらめずに前向きに生きられるきっかけづくりを行います。

工夫③自分が求めるニーズをマスクで表す
「吃音」といっても、人それぞれ症状やニーズは違います。
例えば、「最後まで話を聞いてほしい」タイプもいれば、「推測して分かってほしい」タイプの人もいます。
店頭で一般的な説明をしますが、スタッフは自分のマスクの頬部分に自分が求めるニーズを記載しています。


このプロジェクトで実現したいこと

『吃音がある若者たちが、本当にやりたいことを諦めずに前向きに挑戦できている』

発起人の奥村安莉沙さんが「吃音当事者が幸せに生きられる社会」の重要な要素の一つであり、一番見たい世界と言われています。私たちも、吃音の理解が広がり、吃音をもつ人たちが幸せに生きられる社会を見たいと思いました。
今回、徳島で「吃音があっても安心して挑戦できる場」=「注文に時間がかかるカフェ」を提供し開催することで、吃音をもつ若者には成功体験を通して自信を取り戻し、自分がやりたいことを諦めずに前向きに生きられるきっかけを、吃音を知らない人には吃音をもつ若者との交流を通して少しでも理解を広げることができます。


応援メッセージ

 「徳島にも、吃音に悩んでいる若者たちがいる。」

 日々、学生相談室で当事者の学生と向き合っておられる喜枝さんからそんなご相談をいただいたとき、何としてでも徳島で注カフェを実現したいと強く思いました。

 一緒に活動の準備に取り組むことを通して、喜枝さんの学生を思う気持ちに胸を打たれています。

  徳島に住む吃音のある若者たちに夢を叶えるチャンスを与えていただければ幸いです。       

                     注文に時間がかかるカフェ 発起人 奥村


資金の使い道

開催費用:約50,000円(人件費・食材費・備品費など含む) 

交通費:約31,000円
宿泊費:約10,000円  *交通費・宿泊費は発起人奥村氏に徳島に来ていただく費用です。

手数料:9,000円(9%+税)

必要資金合計:100,000円

*当初の目標金額を超えてご支援いただいた金額は、カフェを充実させる費用として利用します。
      カフェメニュー開発費:約20,000円
  備品費(メニューの備品費など):約10,000円

*設定金額を超えた場合、今後「注文に時間がかかるカフェ」発起人奥村様の吃音当事者を中心とした活動資金に充てさせていただきます。

*資金使い道の詳細は、カフェ開催終了後に必ずご報告させていただきます。


実施スケジュール

2022年11月16日 四国大学短期大学部会議にて
         開催の許可得る
2022年11月25日 発起人奥村様とZOOMにて打合せ
2022年12月20日 短期大学部チームの打合せ1
2022年12月23日 四国大学交流プラザ TAG-RI-BAの使用の許可を得る
2023年1月10日 短期大学部チームの打ち合せ2
2023年1月13日 四国大学に広報の許可を得る。
2023年1月上旬 発起人奥村様に接客スタッフの募集を依頼
2023年2月中旬頃 短期大学部チームの打合せ3 
2023年2月中旬 全スタッフ顔合わせ
2023年2月末 クラウドファンディング終了 
2023年3月上旬 短期大学部チームの打合せ4                           
2023年3月11日(土)「注文に時間がかかるカフェ」開催                               2023年3月修了後~下旬   リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします。


「注文にかかるカフェ」開催についての詳細情報

場所:四国大学交流プラザ[TAG-RI-BA]  (徳島市寺島本町西2丁目35-8)
日程:2023年3月11日(土)13:00~17:00(開催期間1日)
内容:コーヒーを中心としたドリンク(無料)
定員:40名(予約 30名、当日参加 10名)
備考:スタッフは吃音をもつ高校生~大学生のボランティアを募っています。



四国大学 

公式HP:https://www.shikoku-u.ac.jp        

日本三大河の一つ 、吉野川河畔にキャンパスを設置する、四国大学。

 5学部・4研究科、約3,000人余りの学生数を擁する私立大学です。




リターン

■1,000円:
 ①開催終了翌日できるだけ早く、
  心を込めてお礼のメールをお送りします。*1

■3,000円:
 ①開催終了翌日できるだけ早く、
 心を込めてお礼のメールをお送りします。*1
 ②開催修了後1週間以内に、
  イベントの報告書をメールにて1度のみお送りいたします。*2

■10,000円:
 ①開催終了翌日できるだけ早く、
 心を込めてお礼のメールをお送りします。*1
 ②開催修了後1週間以内に、
 イベントの報告書をメールにて1度のみお送りいたします。*2
 ③開催当日に、会場内にお名前の記載をします(1日、文字のみ)。*3

■30,000円:
 ①開催終了翌日できるだけ早く、心を込めてお礼のメールをお送りします。*1
 ②開催終了後1週間以内に、イベントの報告書をメールにて1度のみお送りいたします。*2
 ③開催当日に、会場内にお名前の記載をします(1日、文字のみ)。*3
 ④開催終了後1週間以内に、公式SNSにてお名前の記載をします(約1年間、文字のみ)。*4

[備考]
*1支援時、必ず備考欄にメールに記載するお名前をご記入ください。
*2イベントの報告書はイベント終了後にメールにて一度のみお送りいたします。
*3当日会場内の立て看板にご協力者様方のお名前またはニックネームの記載をいたします(1日、文字のみ)。
*4お名前の掲載は公式Instagram( https://instagram.com/youji.shikoku.u.j.c?igshid=3pnyljdsxdv1 )にご協力者様方のお名前またはニックネームを一覧で投稿いたします(約1年間、文字のみ)。

*3・4支援時に必ず備考欄にお名前またはニックネームをご記入ください。公序良俗に反するニックネームなどは掲載できません。


最後に

「吃音があるから」、「障がいがあるから」、夢をあきらめてしまった…。

 そういった夢を少しでも叶えて自信をつけてもらうために、
 また、そういった若者たちと交流することで、
 吃音について知らなかった方々に吃音への理解を広げるために、徳島で開催します。

 徳島で開催するためには、皆様の力が必要です。
 是非、ご協力いただけないでしょうか? よろしくお願いします。


「注文に時間がかかるカフェ」@徳島×四国大学短期大学部 

 代表 喜枝直美(きし なおみ) 

私は当大学の学生相談室の相談員をしています。
学生相談室には吃音で悩んでいる学生からの相談があります。
発表や就職活動で、吃音がでないかと心配で…、吃音のことを吐露したほうがいいのかなど悩みが尽きません。           

そういった中で「注文に時間がかかるカフェ」を知り、発起人の奥村氏から力をもらい、 昨年「吃音について語る会」を四国大学内で開催しました。

こういった活動を調べるうちに、
「注文に時間がかかるカフェ」発起人の奥村安莉沙さんの活動に共感し、
四国大学短期大学部の学生(食栄2年玉田、幼教2年伊藤)たちと
「どうにか徳島で開催できないか」「徳島の人たちに吃音をもっと知ってもらいたい」と考え、
今回、四国大学の交流プラザのなかのTAG-RI-BAカフェで
3月11日(土)に「注文に時間がかかるカフェ」を開催します。

ご協力お願いします。


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