【自己紹介】
初めまして、沖縄生まれ沖縄育ちの平瀬ひとみと申します。お菓子作りを始めて12年になる32歳です。心の底に自分のお店を持ちたいと思いながら20代を過ごし、一昨年くらいにやっと人前で「自分のお店が持ちたいです」と言えるようになりました。やっと、やっと、自分の夢を自分が応援できるようになりました。
もう少し詳しく私の事を書かせてくださいね。
初めて作ったお菓子は、20歳の大学生の時に、バレンタイン終わりで半額になってるキットのフォンダンショコラでした。あげた人には「中が焼けてないよ」って笑われました。そうゆうやつなんだけどな〜と思いながら、私のお菓子作り人生が始りました。
それから、安い製菓用マーガリン、お皿が回るオーブンレンジでバイトが終わった夜中に作るというのを繰り返していて、失敗したら、恥ずかしくて、証拠隠滅するように捨てるような日々を過ごしました。姉にはバレていたけどね。
大学4年次、みんなみたいに就活が出来ず、履歴書も書けない、面接も行けない、こんな自分が社会に出ていける訳がないと悩み、カウンセリング室に通いました。親からの期待と、それに全く応えられない、社会の流れに適応出来ない自分にぶち当たったんですね。そんな時に、未来の事も、過去の事も何も心配しないでいれた時間がお菓子を作ってる時でした。
大学に行ったので、製菓学校へ行くお金がなかったので、カフェやケーキ屋で働いてみましたが、殺伐とした雰囲気や、怖いと感じる人がいるとお菓子どころでは無くなって、萎縮してしまい、修行はできませんでした。かっこよく下積みするつもりが、全くもってダメでした。
「お菓子を作るのは楽しいし、上手くなりたいのに修行に耐えれない自分は、向いてないし甘いんだ。この程度の好きで、お店なんて出来るわけがない。」と思っていて、自分のことを好きになりたいのに、好きになれない時期が長くあって、20代はとてつもなくシンドかったです。でも、やっぱりお菓子作りがずっと、ギリギリの私を支えてくれたんだと思います。
お菓子を作ってる間は、何も考えなくていいので、それが心地よくて、小さく小さくお菓子作りをしていました。一緒に住んでいた姉は何を作っても「美味しいよ!」って言ってくれて、それからは美味しいよって言ってくれそうな人にだけあげました。優しい人にだけ、喜んでくれそうな人にだけね。
そして今の職場は、福祉施設で、唯一私が3年も勤めてる職場なんですが、利用者のおやつを初めて作ったその日から、毎回喜ばれて「いつもありがとう」って言われました。
誕生日ケーキを頼まれて、あまり上手に出来なかった気がしたのも、大喜びされました。
職員におやつを作って持って行ったら、仕事を頑張れる!と大きな声で喜んでくれる人がたくさんいました。最初はお世辞だろうと思ってたし、何でこんなに喜ばれて、お礼を言われるのかが分からなかったのです。
そしたら、次第に「こんなユニークなお菓子もあるよ、これも美味しいですよ」と思って、どんどんみんなに披露したくて作りたくなってる自分がいたんですよ。私もびっくり。心に火が付いた感じがしました。
そこから、私は自分の作るお菓子が好きだと思えるようになったし、失敗作というのがなくなりました。
周りが褒めてくた事は、私にとって、とても大きな事で、やっと声に出して「お店を持ちたい」と言えるようになったんです。
【クラウドファンディングの動機】
単刀直入に言いますと、お菓子屋さんをやる為の開業資金が全くないからです。
友人からの紹介で、2022年の10月の1ヶ月、間借り販売でお菓子を販売しました。猛烈に忙しかったのに、毎日お菓子の事を考えて、作って販売してが、とても楽しかったんです。
今の自分が出来ることを楽しんで、誠意を込めてやれば、人に喜ばれることを経験した10月でした。そして、好きなことを仕事にしてしまったら、嫌になるのではと不安だったのですが、全くそんな事がなく、仕事にしても大丈夫かもしれないと思いました。困難がきても乗り越えられるような気がしました。
そして12月。
製造場所が見つからなかったので、クリスマスケーキの販売はせずに、無料でプレゼントすることにしました。10月にやった間借りの期間、自分のお店の事ばかりを考えていた、あの楽しかった時をもう一度味わうために、心に火を付けるために12月にクリスマスケーキのプレゼント企画をしたのです。
たくさんの人に直接あって、顔を見てケーキを渡せた事、たくさんの人が喜んでくれたのは、とても嬉しかったし、とても自信になりました。そして、改めて「自分のお店を持てたらなんて幸せなんだろう」と思ったんです。
そんなクリスマスイベントを終えた次の日に、友人の友人から、店舗物件の紹介がDMに届きました。びっくりしすぎて、読まないで画面を閉じたのを覚えています。奇跡みたいな話だと思ったんです。
改めて読んだら
これは、自分のお店を持つチャンスなんじゃないかと思いました。
店舗の内覧に行った時に、今すぐにでも借りたいですって返事をしたかったのですが、本当に全く資金がないので答えることが出来ませんでした。融資を受けるための最低限の自己資金さえもない。
私には、クラウドファンディングしか道がないと思って、可能性が0じゃないなら、挑戦しようと思いました。
新しい事はいつも怖いし、今回もドキドキするけど、同じくらいワクワクしてる自分もいるから不思議です。
【商品の紹介】
まず、お店の名前は
HITOMI PASTRY STAND
PASTRY(ペストリー)というのは、バターや小麦粉、砂糖を使って焼き上げるお菓子の総称で、パイやスコーンが大好きな私にピッタリだと思いつけました!
STANDは、売店のような気軽さを求めて付けました。ふらっと毎日でも寄れるようなお店にしたかったからです。
「ひとみさーーん!ちょっと聞いてくださいよーーー!」そんな声が聞こえたら、とっても理想的!
私が作っているお菓子たちは、アメリカンベイクと呼ばれるもので、イメージはアメリカの田舎のおばあちゃんが日常的に作る雰囲気のお菓子たち。
大きくて、存在感があって、手作り感満載で、みんな違った顔があって、堂々としてて、カッコよくて可愛い、そして温かみのある感じです。
そう、あの飾らない堂々としてるアメリカンベイクに私は猛烈に心躍るんです。私も、彼らみたいに堂々とカッコよく可愛くありたい!!!!と思ってます。
実際の商品は、
・ピーカンパイ
・胚芽スコーン
・キャロットケーキ
・ジャーマンケーキ
・アップルパイ
・バナナブレッド
・レモンポピーケーキ
・メープルベーコンマフィン
・チョコチップクッキー
その他にも、まだまだ作りたいものがいっぱーーーーーーいあります。
アメリカンベイクは、見た目以外に、作り方にも惹かれてます。「パイなんて簡単よ〜」と言わんばかりに、どんどん豪快に材料を扱う様や、オーブンの癖で少し右に寄ったマフィンでさえも、「あなた個性的ね」とニコッと笑いかけるような、お菓子作りを楽しむという姿勢にとてつもなく惹かれたのだと思います。「今」を楽しむ姿勢や、きっと上手くいくよってレシピからも言われてる感覚がして、凄く安心するんです。
お菓子作りって、私にとって何よりも幸せな時間なんです。
【作りたいお店】
どんな店を作りたいかと考えたときに、思い出したのは、「お菓子屋さんになりたい」って言えなかった時の自分でした。
当時の私が欲しかったのは、そうゆう本音を言える場所と「その夢いいね、叶うよ。今できる事を一緒に考えようよ」って言ってくれる人でした。
お菓子を売ってるけど、「私はそのままで大丈夫なんだ」と思えて、未来が明るくなるような、自分の人生に挑戦出来るような空間を作りたいと思ってます。なので、私は自分の人生に挑戦していきたいのです。
そして、具体的なお店の様子は、アメリカのイベントなどをたくさん盛り込みたいと思っています。
絶対!絶対!やると決めてるのは3月14日のパイday!
3,14=円周率=π(パイ)なのでパイday!私は、1カット314円で、1ホール3,140円でパイを売るって決めてます。その日はパイだけをずらーーーーーーっと並べて盛大なパイdayを開催するんです。これは、もうずっと前から夢見てた事です。
【リターン】
※アメリカンクッキーBOXリターン追加しました!!!
3つのコースを作りました!
①お店で使えるお菓子チケットコース ¥10,000
お好きな18cmホールケーキ1台と交換できるコースになります。(有効期限 : 2024年3月)
・交換チケット
・お礼のお手紙
を郵送いたします。
②とにかく応援コース!!! ¥10,000
とにかく、応援させてー!!!という方向けのコースになります。
・お礼のお手紙
・最新号のHITOMI times(個人マガジン)
を郵送いたします!!!
HITOMI timesはこんな感じ ↓
③アメリカンクッキーBOXコース!
¥10,000
4種類のアメリカンクッキーBOXコース!沖縄になかなか来れない遠方の方は、特におすすめです!!!
内容は私が大好きなこの4種類です。
チョコチップクッキー×3枚
カーボーイクッキー×3枚
ビスコッティ×9本
グラハムクラッカー×5枚
・アメリカンクッキーBOX
・お礼のお手紙
をクール便で郵送いたします。
【資金の使い道】
・道具機材の買取 約50万
・物件の敷金、礼金 約20万〜
・菓子製造業手数料 14,000円
・キャンプファイヤー手数料 集まった金額の17%
・リターン
・お店の準備、運転資金
など
【スケジュール】
2月中旬 クラファンスタート
3月中旬 クラファン終了
4月〜5月 お店の引き継ぎ、契約、保健所関係、お店準備
6月 オープン、リターンの郵送など
活動報告で、実際のお金の使い道や進捗具合、そして私の心の中を細かく書いていく予定です。
ぜひぜひ、オープンまで一緒に楽しんで欲しいです。
【最後に】
お店を持つ人って、お金があって、友達がいっぱいいて、社交的で、行動力があって、前向きで、頭が良くて、とずっと思ってきました。なので、該当しない自分には無理だし別世界の話だと思ってたんです。
それが、10年かかって、みんなからの優しい応援があって、私は「お店を持ちたい」と言えるようになり、今はどんなに時間がかかっても絶対に叶えるという気持ちです。
お菓子作りは、いつも私を救ってくれたし、楽しませてくれたし、生き甲斐なんだと思います。(半額のフォンダンショコラのキット買って作ってくれた、20歳の私ありがとう!!!!!)
とっても素敵なお店作るので、ご支援して頂けたら本当に嬉しいです。お店にも遊びにきて頂けたら最高に嬉しいです。それでは、たっぷり読んでくださってありがとうございました!
平瀬ひとみ
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