目次
①代表あいさつ
②この企画で実現したい事
③なぜ、クラウドファンディングなのか
④資金の使い道
⑤実施スケジュール
⑥リターン
⑦最後に
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①代表あいさつ
本プロジェクトを覗いてくださり、ありがとうございます。主に発達障がいや不登校児の支援をする沖縄県認可の放課後等デイサービスをさせて頂いています、ハイタッチの椹木(さわらぎ)と申します。元々はバックパッカーのようなことをしていました。バイトをしてちょっとお金が出来たら旅をして、色んな景色や人を見て、自分は何がしたいのかな、何が出来るのかな、と旅をしながら20代はずっと考えていました。その旅の中で見つけたこと、それはいつも、そこで出逢った子どもたちのことを自分がとても気にしているという事でした。色んな場所で見かける子どもたちに、この子はご飯は食べれているのかな、親はいるのかな、などと心配し、路上で寝ていたり、シンナーを吸って空腹を紛らわす子どもたちを見たりする度に自分の無力さに絶望さえ感じていました。それでも子どもたちの力になるという原点が出来て、運良く目の前の人に言葉を書くという仕事に出逢えたり、知人の「子どもたちのためにまず一歩」という言葉に背中を押され、縁あって沖縄の糸満市というところで学校終わりの子どもたちを預かる児童デイサービスを6年前から運営しております。
沖縄県糸満市に「放課後等デイサービス ハイタッチ」開所して今年でちょうど6年、今年小学校卒業の子たちはピカピカの1年生の時から来てくれています。発達障がいなどのその特性から友だちとの関係がうまく築けなかったり、伝えたい気持ちが上手く言葉で表現できず時には手が出たり、物にあったたり、一緒に働いてくれている職員と何度補修作業をしてきたことか、今となっては良き思い出です。どうしたらこの子のベストな支援になるのかを保護者親族、学校の先生、相談員さん、関係のある機関の方々と話し合ってきました。
5年くらい前に撮った象徴的な写真があります、友だちへの思いが伝わらず、気持ちをコントロールしきれず、他の児童に危害を加えそうになったので、その子の腕を抑えた時にその子が爪を立ててきた時の写真です。僕にとって大きな気付きになったので、このことを忘れないようにしようと思って撮って残しておきました。
このときに僕は、あー、こんなに苦しかったんだ。気持ちを上手く表現しきれずに、この子はこんなに苦しんでいたんだ、って思ったんです。その子はちゃんと覚えてて、悪かったな〜って思ってて、後日「爪やって(爪を立てて傷をつけて)ごめんなさい」って謝ってきてくれたんです。しかも手紙で。上手く言えないから。僕は「ありがとう、謝ってくれて嬉しかったよ」と伝えました。
このような事は、1人の子に限ったことでなく今まで他にもあります。男女問わず職員に本気でパンチしてきたり、ドアや机を壊したり、友だちにすぐ手が出てしまったり、、、みんなしたくてしてるわけじゃない、上手くできないんです。方法が分からなくて困っているんです。だから練習する場所、学校でも発散仕切れない有り余るパワーを発散し、遊びの中から友だちとの関係を作れる人になってくれたらいいな、今日一つ、明日一つ、そう納得して自分自身と、友だちとハイタッチをしてくれたら嬉しいです。そう思って日々みんなで協力して子どもたちと日々過ごしています。
②この企画で実現したい事
現在ハイタッチでは約20人の子たちが通い、その中の7人が今年卒業の6年生です。ハイタッチも創立6年を迎えいつかは実現してみたかった県外への卒業旅行を企画したいと思っています。もちろん保護者の方とも詳細は相談しながら進めたいと思っています。
県外への卒業旅行をさせてあげたい理由は、10代前半の感性が特に豊かなうちに飛行機に乗せてあげたいのです。人生初の飛行機になる子もいます。飛行機に乗ってどこかに行くというわくわく感と、県外に出ることにより見られる新しい景色など言葉では言い表せないものを見て、触れて、肌で体感させてあげたいと考えています。もしかすると目標ができたりして、中学校に行く明確な目的ができる子もいるのではと期待しています。そんなキッカケを作ってあげたいのです。旅は人生を変えることがあるから。飛行時間と目的も考え、沖縄から便数も多く出ていて、たくさんの人がいる大阪に、子どもたちが旅のしおりを作って行かせて上げたいと思っています。たくさんの人と景色に出逢ってほしいと思っています、キッカケはどこに落ちているか分からないから。もちろん万が一に備え子どもたちの人数にあった職員が同行します。
③なぜ、クラウドファンディングなのか
なぜ各家庭の実費じゃないのかという事ですが、沖縄県は全体として約3人に1人の子が貧困と言われています。片親家庭も多く経済的にも余裕がある家庭が多いわけではありません。ハイタッチに来てくれている子たちも同様です。望んでそうなっているわけじゃない。ただ、保護者の方はみんなそんな苦労はさせないよう頑張っている姿を僕たちは知っているからこそ、保護者の方も喜んでもらえるクラウドファンディングという形を願っています。
ある子が数年前に他の子の服を見て「お前、また新しい服着て、俺なんか(兄の)お下がりばっかど、うちお金ないからよ」学校で言っているのを聞きました、部活や習い事など諦めた子もいます、経済的な理由からやりたいことがやれない子たちを多く見てきました。正直、近くで見てきて、この子にこれをしてあげたら、他の子にもしてあげなきゃいけなくなるから、と見過ごしてきた子どもたちの、変化となりえたチャンスをいくつか見過ごしてきました。
だから僕たちは今回の企画で子どもたちに伝えたいんです。大人たちの本気を。親以外の大人も「君の力になりたいよ」って思っていることを。
多くの大人が君の成長を応援してるよ〜って。だから卒業旅行に行けたんだよって。出発前にそう伝えます。
④資金の使い道
ー目標金額の内訳、資金の使い道
航空券10人分往復:約32万円
1泊2日の宿泊費:約5万円
大阪市内交通費:約4万円
リターンの送料や材料費:約3万円
手数料:約5万円 (9%+税)
⑤実施スケジュール
ープロジェクト自体の実施スケジュール
2月20日 保護者を含めた最終スケジュール決定→航空券などの手配
3月15日 保護者への非常時マニュアル作成、説明
3月28日〜29日予定 1泊2日の卒業旅行出発!
5月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
行先や人数は感染対策含め各保護者や子どもたちの希望を優先し決めて行きたいと思います。行き先や費用の詳細についてもご報告いたします。足りない分はなんとかしてでも実現させたいと思っています。
⑥リターン
ご検討いただきありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。
3,300縁【お礼メールと活動報告】お礼とハイタッチの活動報告書をメールにて2回に分け送らせて頂きます。卒業旅行後(令和5年5月頃)とその3ヶ月後(令和5年8月頃)の2回に分けてメールにて報告させて頂きます。A4の紙にすると2枚分くらいの内容をメールにてお送りいたします。A4紙で2枚分くらいの内容を2回メールにてお送りいたします。
5,500縁【ネームポエム、お礼と活動報告】 代表である椹木が個人的に10年以上続けて2万人以上の人に届けている色紙のネームポエム1枚(額なし、イラストなし)を郵送と、お礼とハイタッチの活動報告書はメールにて2回に分け送らせて頂きます。色紙にいれたい言葉のご希望など承ります。
11,000縁【デザインポエム、お礼と活動報告】 代表である椹木が個人的に10年以上続けて2万人以上の人に届けている色紙ネームポエムの作品または好きな言葉の作品(額付き、海かシーサーのイラスト付き)、シンプルな作品がご希望の方はお伝え下さい。 お礼とハイタッチの活動報告書はメールにて2回に分け送らせて頂きます。
33,000縁【デザイン島ぞうり、ネームポエム、お礼と活動報告】 沖縄に昔からある島ぞうりにデザインを手彫りで彫った世界に一つのオーダーメイド島ぞうり1足、代表である椹木が個人的に10年以上続けて2万人以上の人に届けている色紙ネームポエムの作品(額付き、海かシーサーのイラストあり)と、作品のオーダーはご自分用、プレゼント用などご希望を伺ってお作りして郵送致します。 お礼とハイタッチの活動報告書はメールにて2回に分け送らせて頂きます。
66,000縁【デザイン島ぞうり、ネームポエム3枚、お礼メールと活動報告】沖縄に昔からある島ぞうりにデザインを手彫りで彫った世界に一つのオーダーメイド島ぞうり1足、代表である椹木が個人的に10年以上続けて2万人以上の人に届けているネームポエムの作品3枚(額付き、海かシーサーのイラストあり)、作品のオーダーはご自分用、プレゼント用などご希望を伺ってお作り致します。作品のお届け先は一か所でお願いいたします。お礼とハイタッチの活動報告書はメールにて2回に分け送らせて頂きます。
※色紙作品、ぞうりのオーダーにについては、記入させていただく詳細について、ご希望をオプション選択後、どなたにお渡しするか(自分用ももちろん大丈夫です)、どんな言葉を入れたいか、色紙に書くお名前などご要望などは備考欄にご記載ください※色紙はネームポエムまたは好きな言葉での作品かお選びいただます。ご要望などは備考欄にご記載ください
⑦最後に
僕は様々な縁をもらい、キッカケをもらい、こうして微力ながら子ども達と向き合えています。僕も子供の頃は、ハイタッチの子どもたちと同じように人前なんて出れなかったし、誰とでも仲良く話せるようなタイプではなかったし、勉強するときに席にじっとなんて座っていられなかったし、人の話も興味あることしか聞けなかった。言葉でうまく伝えるなんて今もできません。
ただたくさんの出逢いとキッカケのご縁をもらって人は成り立つことが出来るのだとつくづく思います。
キッカケ一つで人は大きく変わります。
小学校も休みがちになっている子に、目的を持って中学に行く様に変わるかもしれない、そんな変化を一緒に共有させてください!
子どもたちに、何かが始まりそうなドキドキを、ワクワクを、キッカケを一緒に作ってください!!
どうぞよろしくお願い致します。
ハイタッチ 代表 椹木雄一朗
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