はじめに・ご挨拶

はじめまして。
本プロジェクトに興味を持って頂き、ありがとうございます。
和ごころ農園の伊藤和徳と申します。


水処理エンジニアリング会社を脱サラし、2010年から岐阜県加茂郡白川町で有機農業を営んでいます。
お米、露地野菜を肥料、農薬を使わず(無肥料栽培)に育てながら、お野菜BOXの販売、マルシェ出店、各種農業体験も受け入れながら家族で奮闘しております。


2022年からはサウナ大好き農家が提供する、「里山で楽しむサウナ体験」(里山のサウナ)もはじめました。
白川町産のヒノキを使ったバレルサウナでととのってもらい、僕たちが丹精込めて育てたお野菜をたっぷり使って作ったランチを食べていただく体験で好評を頂いております。


半農半Xという生き方に出会い、農家になって13年。
様々なことに挑戦してきました。
学生時代から環境問題に興味があり、地球貢献したいという想いを持ってきました。目標が壮大すぎて、時に何をしたら良いか分からなくなりますが、里山で活動する農家だからできることを足元からコツコツと続けています。

そして、農家14年目に挑戦するのは、人も里山も暮らしも良くなる、お茶畑の再生プロジェクトです。

放棄された茶畑の再生をし、もっとお茶を楽しむための発信地にするべく、
①「三年晩茶」の製茶ができる、薪火のお茶焙煎所を建てる
②いつもの暮らしの中にある「あなたの身体に合うお茶」を復活させる
③里山で五感を使った体験を提供し、お茶を楽しむ時間と空間をリノベーションする
の3つです。

今回はじめるお茶の事業は、日々茶焙(にちにちさぼう)というブランド名で展開していきます。

 

毎日の日々のお茶を広めたい想いと
禅語である「日日是好日」の、1日1日を大切に暮らし、毎日が素晴らしい日なればという想いに
お茶を焙(ほう)じる場所であることに加え、みなさんが一服しに訪れる喫茶店としての茶房(さぼう)のような集まる場にしたいこと
から、 

日々茶焙(にちにちさぼう)と名づけました。

和ごころ農園共々、よろしくお願い致します。


和ごころ農園に、Tea Roasteryをつくります!

今回のプロジェクトでは、お茶事業に欠かせない、お茶の焙煎所「Wagokoro Tea Roastery」をつくります。
コンテナハウスに、薪火焙煎できる回転釜を置き、コンパクトな設備で三年晩茶を主に製茶します。
熱源を薪にすることで、地域資源を活用でき、遠赤外線の熱で焙じる特別なお茶に仕上げることができます!


重油やガスで焙煎する機械は市場で手に入りますが、この特別な回転釜は、専用設計です。薪からの熱がうまく伝わるよう、またシンプルな構造にすることで長持ちする機械を町工場の職人さん達に製作して頂きます。

主に三年晩茶を焙煎するのですが、この回転釜は様々なお茶の「火入れ」に使うことができます。釜炒りの煎茶、ウーロン茶、紅茶をはじめ、畑で収穫できる、はと麦やまこもの葉っぱなどの薬草茶まで身体が喜ぶお茶を製茶します。


白川町の紹介とお茶事情

・私たちの地域のご紹介

僕たちが暮らす白川町は、岐阜県で消滅可能性が一番高いと言われるほど過疎と高齢化が進んでいます。一方で、今、移住者が集まるまちにもなっています。多様なスタイルの農業を実践する人たち、サテライトオフィスを設置する企業、林業を志す人などなど。地元の人たちと新しい風を吹き込む移住者たちがうまく融合して、持続可能なむらづくりが少しずつですが着実に動きはじめています。課題が多いまちですが、2022年度にはオーガニックビレッジ宣言を出しました。子供達に自然豊かな里山を残すべく、環境に負荷をかけない暮らしを都市に住む方達と共に実現したいと思っています。古くから続いている茶業もその1つです。本プロジェクトが白川茶の新たな魅力発見につながればと思っています。


・白川町のお茶事情


白川町は、室町時代、京都の宇治からお茶の苗を持ち帰り、栽培が始まった古くからのお茶の産地です。岐阜県を代表するお茶のひとつ「白川茶」と呼ばれるほどに広がっていきました。清流が流れ、山の氣を吸って育つ白川茶は、香りが高く本当に美味しいお茶です。1日の寒暖差が大きく、朝夕の川霧がかかりやすい地形が美味しいお茶に育つ大切な要素となっています。

この豊かな恵みの一方で、白川町は急峻な地形が多く、広い面積の茶畑が少ないため、作業効率は必ずしも良くありません。さらに、高齢化と後継者不足が重なり、お茶をやめる農家が急増しているのが現状です。


お茶の衰退は、ただ高齢化と後継者不足だけが原因ではありません。ペットボトルのお茶が普及し気軽に飲める昨今、急須でお茶を飲むことは少なくなりました。嗜好品も増え、食事中にお茶を飲むことが減り、また食事に合うお茶を意識することはなくなり、いつもの暮らしの中にあった「食文化」が失われつつあります。


出典:白川町茶生産実績(白川町役場調べ)


なぜ、今、お茶の事業をはじめるの?


ここまでの話は、主に緑茶(日本の蒸し製煎茶)だけにフォーカスしていました。緑茶だけで見ると厳しい現状がありますが、「お茶」にはまだまだ可能性が溢れていると思っています。その中でも特に三年晩茶にはこの逆境を跳ね返せる魅力があり、何より身体にやさしいお茶だから、私自身が虜になりました。野菜をお客様に届けている農家として、食事に欠かせないお茶も一緒に届けたいという思いから、茶業をはじめようと決心しました。


お茶の焙煎所をつくって実現したいこと

①農業経営の新たなモデルをつくり、仲間を増やす

新たにつくるお茶の焙煎所を、緑茶だけではない、様々なお茶の魅力を再発見するための発信地にしたいと思っています。焙煎所をうまく活用することで、新茶の季節だけでない、年間通した製茶(ウーロン茶や紅茶、ほうじ茶に野菜のお茶など)が可能となります。気候に左右される安定しない農業経営をお茶畑の再生をしながら安定したビジネスモデルへと育てていくことが目標です。さらに、地域に焙煎所があることで、新たにお茶を始める農家が増え、放棄茶畑の再生を一緒に進める拠点にもしたいです。小さな焙煎所なので、小さく始められるのもメリットです。

②いつもの暮らしの中で、お茶を気軽に飲んで欲しい

小川八重子さんの「常茶」の世界を紹介します。

小川さんが「常茶(じょうちゃ)」という言葉を使い始めたのは1975年のことです。常茶の上に「日」をつけると、日常茶。普段、よく飲んでいるお茶の意味です。

日常茶飯という言葉、みなさんもよく使っているのではないでしょうか?「毎日毎日の飯と茶は、取り立てて問題にすることでもない当たり前のことである」という意味です。

小川さんは、
“茶と飯は、空気や水と同じように、格別の存在を意識しないけれども、常時身近にあって私どもの生を支えているものであるといえるかもしれません” 『小川八重子の常茶の世界 小川誠二編 池田出版』
とおっしゃいます。こういう日々のことに感謝することこそ幸せなことだと思います。

僕たちは、小川八重子さんのいう「常茶」に大変共感しました。同じく共感してくださる方々とつながり、多くの食卓や会話のお供に、いつもある「お茶」をつくり、飲んで頂けるシーンを増やしていきたいと思っています。


三年晩茶が地域を救う!

ここで、何度も登場する三年晩茶について、熱くご紹介したいと思います!

・三年番茶との出会い

三年番茶との出会いは自然食レストランで飲んだ、梅醤番茶です。 身体に良いと聞き、2005年にはじめて飲みました。
梅と醤油と生姜とお番茶。なるほど、身体に沁みます。

それから、身体の調子が悪くなりそうな前兆を感じると、梅醤番茶を飲むようになりました。 梅醤番茶のベースになるお番茶は単なる番茶ではなく、「三年番茶」。 3年間生育したお茶の葉と茎を使ったお番茶です。
昔のお茶は、ヤマ茶と呼ばれて、山で切ったお茶の木を火で炙って飲んでいたそうです。また、薬代わりにも飲まれていました。そんな原始的なお茶に近いのが三年番茶です。

自分で作りたくなって色々と調べてたどり着いたのが、「健一自然農園」の伊川健一さんでした。


・三年晩茶の表記について

日々茶焙でつくる三年晩茶は以下の理由により、三年晩茶と表記しています。

①1年のもっとも晩の時期(冬、寒の時期)に収穫されていることを分かりやすく表すため。
②晩のなかにある免の文字の象形は子宮から新生児が生まれる様をあらわしていて、三年晩茶を飲むことで身体がほころび、温まり、健やかな赤ちゃんを沢山授かってほしいとの願いを込めて。

差別化を図る意味で、健一自然農園さんと同じ、三年晩茶という表記にします。


・三方良しの三年晩茶が地域を救う!

「放棄」と聞くとネガティブなイメージを思い浮かべるかもしれませんが、見方を変えれば、数年間、農薬や化学肥料なしで野生的に生育している、大変貴重なお茶畑になります。その宝のお茶の葉と木をお番茶にするのに、地域の間伐材を使って、薪火で焙煎します。お茶畑の再生だけでなく、地域資源の循環を両立させる持続可能な取り組みです。

白川町でもここ数年、雨が降らず渇水になると、川から田んぼへ水が入らないことが増えており、お米づくりに影響が出ています。植林された後に適正に管理されていない山々が増え、森の保水力が失われつつあるため、川の水位が天候に大きく左右されてしまいます。

「森と川、そして田んぼと下流の都市や海とのつながり」を僕たちは忘れてしまって、便利さだけを享受してきました。森林面積が87%もある白川町の景色は美しく、自然豊かに見える一方、多様性は少しずつ失われ、このままでは子供や孫たちに「良い森」が残せなくなるかもしれません。

保水力が戻り健全な森にするには、植林することも大切ですが、喫急の課題は、間伐して暗い森を明るくすることです。間伐材を少しでも活用できれば、森が抱えている課題にアプローチできます。

茶畑の再生と地域資源(森の間伐材)の活用を推進しながら茶業を営めるのが、薪火焙煎の三年晩茶です!


<三年晩茶ができるまで>

①背丈ほど伸びたお茶の木(3年以上生育)を収穫(茎は小指の太さくらい)
②草やゴミを掃除
③チッパーで1cmほどに寸断
④茎と葉っぱを唐箕(とうみ)で風選別
⑤薪の火でじっくり焙煎(1〜2時間)して完成!
(今回設置の焙煎釜で焙煎します!)

やかんで10〜15分ほどコトコト煮出して飲みます。 香ばしい香りに茎から出るお茶の甘みが加わり、身体がほっとするお茶になります。 どこか漢方のような味わいもあります。


新しいお茶の体験や愉しみ方を提供します

本プロジェクトでは、常茶(いつもの、身近にあるお茶)をもっと飲んでいただくために、小さい農家だからこそできる、里山をフィールドにした新たなお茶の体験を開催していきます。心に残るお茶のシーンをたくさん作って、お茶をもっともっと愉しみたいと思います。

①三年晩茶をみんなで平釜で焙煎する体験


今回、体験専用の平釜焙煎釜も特注でつくります。
収穫から製茶までの一連の加工を体験することで、グッとお茶が美味しく、身近になります。特に三年晩茶は煙がモクモク出るまで炒ります。
燻されながらつくるからこそ飲める美味しいお茶があります。
焙煎の楽しさも一緒に共有しましょう。


②清流を見ながら、外で楽しむお茶会


お抹茶を外で点てることを野点(のだて)といいます。
抹茶だけでなく、色々なお茶を外で楽しみませんか?
ピクニック気分で、ちょっと特別な茶器で、清流の音を聞きながら思い思いの時間を過ごしましょう。


③新茶を手摘みして、包種茶をつくる体験

放棄された茶畑は機械で収穫できませんが、手摘みならとっても良い茶葉が採れます。
手作業で丁寧に摘んだ茶葉を少し萎凋させて(日陰干しして)、花の香りをつけます。
もう、これがびっくりの香りに。
揉み方によって味わいも変わります。作ったお茶で参加者みんなでお茶会もやります。


④お茶をロウリュにして楽しむサウナ体験

蒸気でお茶を楽しんだことありますか?
身体全身でお茶を感じながらサウナ体験ができます。
焙じ茶や番茶の香ばしい香り、緑茶の青い香り、どのお茶も農薬を使わずに育てたものだから安心!存分に浴びてください!
そして、火照った身体はキリっと冷えた井戸水の水風呂と川、そして冷たいお茶で癒します。
和ごころ農園の無肥料自然栽培のお野菜をたくさん使ったサウナ飯もご一緒に。


リターンのご紹介

リターンをいくつかご紹介します。

①5000円

<三年晩茶 1袋 >
・お礼のお手紙
・三年晩茶(120g)入り 1袋

三年晩茶をたっぷりお楽しみいただけるように、袋詰めでお届けします。
10gで約1Lのお茶になります。10〜15分ほど煮出してお飲み頂きます。
ご支援頂いた感謝の気持ちを手紙にしてお届けします(お茶と同梱します)。


②20000円
<無肥料自然栽培のお野菜Mパックとお茶セット>

・三年晩茶(120g) 1袋
・和ごころ農園のお野菜BOX(Mパック) 1回お届け
・お礼のお手紙


和ごころ農園(日々茶焙)が目指す、お食事とともにお茶を楽しむ、スペシャルセットです。
無肥料自然栽培で育てたお野菜8〜10種類ほどを詰め合わせたお野菜BOXと三年晩茶を同梱してお届け致します。
お野菜の内容は季節により変わりますので、おまかせでお願い致します。

お届けする日時は事前にメールでご相談して決めます(8月〜11月)。

ご支援頂いた感謝の気持ちを手紙にしてお届けします(お野菜と同梱します)。


③25000円
<お茶畑の再生を一緒に考えるアイデア会議の参加券(9月17日開催)>

・お茶畑、焙煎所の見学
・支援者と白川町のお茶を再生させたいメンバーでアイデア会議(お茶会しながら、楽しく)
・無肥料栽培の野菜たっぷりランチつき
・三年晩茶(120g)1袋
・お礼のお手紙

白川町のお茶産業は衰退の一途です。小さなTea Roasteryを拠点にできることをみなさんと一緒に考えるプログラムです。
ここで出たアイデアを確実に遂行することは確約できませんが、白川町の町おこし、お茶畑の再生につながるワクワクなアイデアがたくさん出ることを願っています。是非、みなさんのお知恵をお貸しください。
お昼には、和ごころ農園の無肥料栽培で育った野菜たっぷりのお昼ご飯をご用意致します。
三年晩茶(120g)はお土産でお持ち帰り頂きます。

アイデア会議の開催は2023年9月17日(日)を予定しています。
開催場所は白川町黒川の黒川Marukeです。
(オンライン参加は予定しておりませんのでご容赦ください)
ご支援頂いた感謝の気持ちを手紙にしてお渡しします。

現地までの交通費、滞在費は含まれませんので予めご了承の上、ご支援お願い致します。

④30000円

<三年晩茶を一緒に作る体験会>

・お茶畑で一緒に茶の木の収穫体験
・平釜で薪火焙煎体験
・茶畑で楽しむ農家のお茶休憩セット
・作った三年晩茶のお土産
・お礼のお手紙

3年以上伸びたお茶の木を収穫して、焙煎する体験プログラムです。だんだんと焙じられていく過程をみなさんと一緒に楽しみましょう。煙い煙いと言いながら作る三年晩茶は特別です。お作りいただいたお茶はお持ち帰りできます。
お昼には、和ごころ農園の無肥料栽培で育った野菜たっぷりのお昼ご飯をご用意致します。

体験日は2023年12〜2024年2月までの間で、支援者の方とメールで日程を相談して決定する予定です。
ご支援頂いた感謝の気持ちを手紙にしてお渡しします。


⑤50000円

<日々茶焙の季節のお茶を毎月お届けします(6回) >

(写真は、釜炒り煎茶、はと麦茶、まこも茶)

・季節ごとに6回、お茶をお届けします
・三年晩茶 120g 1袋
・釜炒り煎茶 40g 1袋
・包種茶 40g 1袋
・まこも茶 50g 1袋
・はと麦茶 30g 1袋
(2023年8月〜1月までの計6回)
(お茶の生育状況により、お届けするお茶が変更になることがございます。変更の際は、メールにてお知らせいたします)

・お礼のお手紙

日々茶焙で作ったお茶を毎月1回、お届けするプランです。三年晩茶、釜炒り煎茶、まこも茶をベースに季節に合わせたお茶をお届け致します。季節の移り変わりも一緒に感じて頂けたらと思います。

どのお茶もお食事に合うお茶です。釜炒り煎茶はいわゆる緑茶とは味わいがかわり、中国茶の風味があるお茶です。まこも茶は、まこもの葉っぱを焙煎した、とうもろこし茶のような香ばしいお茶で、身体が目覚めるちょっと不思議なお茶です。

ご支援頂いた感謝の気持ちを手紙にしてお届けします(初回のお茶と同梱します)。

リターン商品ついてのご注意
原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。

また、実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。



リターンでお届けするお茶の食品表示について

三年晩茶
原材料:緑茶(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:2024年3月31日
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162 TEL 0574-77-1277


釜炒り緑茶
原材料:緑茶(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:2023年11月19日
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162TEL 0574-77-1277

まこも茶
原材料:まこもだけの葉(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:製造日より1年
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162 TEL 0574-77-1277

はと麦茶
原材料:はとむぎ(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:製造日より6ヶ月
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162 TEL 0574-77-1277

烏龍茶
原材料:緑茶(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:製造日より6ヶ月
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162 TEL 0574-77-1277

紅茶
原材料:緑茶(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:製造日より6ヶ月
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162 TEL 0574-77-1277

包種茶
原材料:緑茶(岐阜県産)
保存方法:高温・多湿を避けて保存してください
賞味期限:2023年12月25日
製造者:和ごころ農園
   岐阜県加茂郡白川町黒川162 TEL 0574-77-1277


実施スケジュールと資金の使い道

・スケジュール

7月下旬 焙煎所「Wagokoro Tea Roastery」が完成予定

8月 お茶作りスタート

2024年2月 三年晩茶の製茶、晩茶づくり体験


・資金の使い道

本プロジェクトは総額900万円(税込)ほどの試算をしています。その内、補助金で500万円を賄うことができています。今回ご支援頂いた資金は、

・焙煎所に設置する機械や道具類の購入費
・リターンの発送に係る代金
・CAMPFIRE手数料

で大切に使わせて頂きます。


最後に


改めまして、和ごころ農園の伊藤夫婦です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。まだまだ伝えたいことは一杯ありますが(笑)、続きは、是非、一緒に美味しいお茶を飲みながらお話しできたらと思っております。

焙煎釜と揉捻機があることで、お茶づくりの幅がグッと広がります。
Wagokoro Tea ROSTERYから生まれるお茶たちで僕たち自身の農園を盛り上げ、地域の活性につながるプロジェクトへと育ててまいります。

古くから続いている茶業を再度盛り上げるため、本プロジェクトが白川茶の新たな魅力発見につながればと思っています。

皆様の温かいご支援をお待ちしております。よろしくお願い致します。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


応援メッセージ

プロジェクト推進に向けて、メンターとして師事を受けているお二人から、心強い応援メッセージを頂きましたのでご紹介致します。


塩見 直紀様(半農半X研究所)

(綾部市でのツーショット写真 2007年撮影)

僕が小学生のころまで、我が家もお茶を生産していました。僕にとって、茶畑はセンス・オブ・ワンダー(自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性)を育む遊び場でもありました。霜予報が出ると、夕方、覆いをかけに行く手伝いをしたことなど思い出します。このような原風景があるので、いまでも僕は「茶畑」に反応してしまいます。

伊藤さんは会社員時代、僕の故郷・京都まで米の自給プロジェクト(1000本プロジェクト)に参加し、毎月愛知から通ってくれていた同志です。有機農業の専業農家ですが、里山のサウナにはまり、まちづくりなどの多様なエックス(ミッション)もあります。そんな伊藤さんが移住先の白川町の荒れた茶畑をなんとかしたいと立ち上がっている!伊藤さんのお茶(焙煎)の師匠はなんと奈良の伊川健一さん!僕も知り合いです! 

これからの時代に大事なのは、「先人知(先人の知恵)」と「若い感性」の掛け算ではないかと思っています。伊藤さんの取り組みにはこうしたすてきな掛け算がありそうです。僕は禅語の「喫茶去(きっさこ)」ということばが好きです。心にも身体にも効くお茶と文化。僕らも守っていきましょう。(半農半X研究所 塩見直紀)


伊川 健一様(健一自然農園 代表)


自然と共にあるお茶の魅力に魅了され、早20年が過ぎました。

今この国では毎年何百ヘクタールもの茶畑が放棄されていっておりますが、それはまさに、価値観の転換が起ころうとしていると思っております。
同じものをたくさん早く作ると言う茶業から、それぞれの地域で里山の循環の中でじっくりと作られるものが求められている証だと感じています。

このたび伊藤さんが勇気を出しワクワクの中で取り組まれる自然茶師への道はこれから日本中に広がりうねりとなると拝察しています。

お茶の木まるごと一物全体としていただく。三年晩茶は、これからの時代おそらく緑茶、紅茶、烏龍茶と言う1つのお茶のカテゴリーに新たに加わるほどの心身への影響と役割を宿しています。日本そして世界の人々の心身を癒していくお茶であると確信しています。

見捨てられた茶畑に光を当て、その自然界の働きに耳を傾けるとき、未来へ繋ぐ持続可能や循環型の核になる光が見えてくると思っています。

ぜひ皆様、この清らかで希望に満ちたプロジェクトにご参加ください♪

そしてぜひ、皆様の人生の中にさらにお茶を取り入れていただき、健やかで豊かな日々へ繋げていただけると幸甚です。

憧れの存在でもある塩見さんとともに応援メッセージを送らせていただけることに心より感謝申し上げます。まさに、伊藤さんが半農半自然茶師のモデルになっていかれることと思います。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください