○ はじめに・ご挨拶

はじめまして。IFAA(一般社団法人国際花農産物交流協会)事務総長の何合泰源(かあい ひろのり)と申します。写真右側がわたくしでございます。2015年に世界中から称賛されているベトナム産の新鮮な生ライチーを日本の皆様方に食べていただきたいと、駐日ベトナム大使館商務参事官『タ・ドゥク・ミン氏』(写真左側)よりお声掛けをいただきましたことにより、IFAAを設立しました。ベトナム農業・農村発展局【日本の農林水産省的省庁】と共に、日本向けライチー生産農園管理・育成などを共にして参りました。


○ ベトナムライチー生産、日本への輸出に関わる経緯

私 何合(かあい)は、東京農工大工学部博士課程において、農産物の鮮度保持を主テーマとして研究しておりました。2015年より青森県にあります 『フジプラント株式会社』の海外事業部顧問の責につきました。フジプラント株式会社は、CA冷蔵貯蔵庫の設計施工においては、我が国のシェア90%を保有する非常に優れた技術を持っている会社です。

2018年よりフジプラント株式会社は、世界的に有数な技術と実績を基に新しい市場展開として、中国・東南アジア地域に向けて事業展開計画を実施するため、私を、2015年より海外事業顧問として迎えていたのでした。そして、私は駐日ベトナム大使館商務参事官より冷蔵保存倉庫についてCA冷蔵保存倉庫技術開発協力要請を受けたことにより、フジプラント株式会社顧問として、技術協力を実施することになりました。

その中で、ベトナムが鮮度保持として一番困難しているが、世界中から称賛されている”ベトナム産新鮮生果実ライチー”がありました。ライチーは収穫後わずか1週間程度で鮮度を大きく落し、カビが生えてしまうと共に、表皮の美しい赤が茶褐色に変色し販売に値しなくなる果実でもありました。そのためライチーの輸出先は、陸続きの中国が90%であり、アメリカ・欧州には航空便でしか輸出できなく、大変大きなコスト負担となっていました。

そのベトナム産生ライチーは、中国、アメリカを始め西欧諸国に輸出が実施されいるにも関わらず、日本への輸出許可を長年得られなかったのでした。ベトナム本国でライチー生産地視察を行い、日本の農林水産省との度重なる相談の結果、輸出許可を得られない要因を明確にすることが出来ました。この輸出不許可になる要因の解消を生産農園と共に研究し、日本への輸出許可を得るための対策を実施して参りました。

○ このプロジェクトで実現したいこと

◆ 収穫後の農産物のロス軽減や、農民の貧困削減に貢献したい

◆ ベトナム産生ライチーの本当の美味しさを日本の皆様に届けたい

◆ 日本とベトナムとの文化交流と友好親善を深めたい

数年間の努力によって、高品質で安全・安心のライチーの生産に成功しました。
是非、日本の皆様と共にベトナムライチー生産農家への支援を進めて行きたいと熱望し、当プロジェクトの立ち上げを実施しました。

○ プロジェクトをやろうと思った理由

ベトナム産の素晴らしい生ライチーが、従来冷凍でしか我が国に輸入許可がされておらず、生ライチーの美味しさと豊富な栄養源を味わうことが出来ませんでした。

まだベトナムでは、冷蔵・冷凍設備が整っていなかったり、国内の物流コストが高かったりなどの理由で、農産物のロスが多い傾向にあります。出荷されず畑で捨てられているライチーをなんとかできないか、農民の貧困を助けることはできないかと考える日々が続きました。

長期間の戦争によって破壊され続けたベトナムは、終戦後戦時中に大きな毒薬被害を被ったままでした。このベトナムの方々の生活を保護していくためには、農業が一番の最重要課題として取り組まれてきました。
このような状況の中でベトナムで生産されているライチーは国内需要以外の輸出では、その約90%が中国によってかなり安価で買い占められ、ライチー生産農家は生活に困窮し強い農薬使用による様々な被害に悩まされていました。

日本の農業は世界的に称賛の的となっております。是非、日本とベトナムとの友好関係をさらに一歩促進し、両国で互いに育て上げた花農産物の交流を進めて行きたいと考えていたところ、駐日ベトナム大使館より、ベトナムで生産された高品質の生ライチーが、日本への輸入許可を得られるように協力して欲しいとの要請を受けてIFAAが活動を始めました。

○ これまでの取り組み

2015年に駐日ベトナム大使館より、ライチー栽培の促進と生産者の安全・安心な生活環境の向上と共に、より高品質で安全・安心のライチーを、一緒に日本の全ての方々の食卓にご提供しようと精神誠意取り組んでいます。

1. 農園の現地視察・・・より良い農園の運営

2. 害虫駆除・・・安全・安心な日本の害虫駆除方法と農薬に使用方法の補助

3. 品種改良への協力

4. 日本への輸出許可を得るための農林水産省との折衝。及び日本の法律に準じた処理への提言

5. 輸出に際しての、処理方法及び残留農薬除去方法提言

6. 航空輸送に代わり、当協会独自のCA冷蔵保管技術へ提言

  CAコンテナの船便輸送によるコストの低減

7. ベトナムでの長期保存に際してCA冷蔵システムへの開発・運営・市場開発

IFAAと、駐日ベトナム大使館及び、ベトナム農業・農村発展局との一同の努力により、
2019年12月13日に農林水産大臣令が発令され、ベトナム産新鮮な生ライチーの我が国 日本へ輸入条件付きで許可されました。2020年度は誠に残念なことに、新型コロナウィルス伝染問題により、ベトナム産の生ライチーを日本の皆様にご提供できませんでした。

2021年、2022年も当協会と共に努力してきましたベトナムのライチー農園では、現在も大変美しく健康的に実っております。

○ 資金の使い道

① 日本向けベトナムライチー、生産農園の管理・育成費

② 長期保存に際してCA冷蔵システムへの開発費

③ 今後のプロジェクトの継続資金

④ 一部はCAMPFIREの手数料

ベトナムのライチー農場

○ 今後のスケジュール

支援募集期間:2023年2月~4月

配送予定期間:2023年6月中旬~7月中旬(ベトナムから発送)


○ リターン品のご紹介

世界から称賛されているベトナム産『生ルビーダイヤモンドライチー』!

【CAMPFIRE限定価格】で、新鮮な生ルビーダイヤモンドライチーをクール便にてお届け!


・   ¥4,800:糖度の高いベトナム産『生キング・ダイヤモンドライチーまたは、生ルビーダイヤモンド』1kg
・   ¥9,800:糖度の高いベトナム産『生キング・ダイヤモンドライチーまたは、生ルビーダイヤモンド』3kg
・ ¥12,800:糖度の高いベトナム産『生キング・ダイヤモンドライチーまたは、生ルビーダイヤモンド』5kg
・ ¥17,800:糖度の高いベトナム産『生キング・ダイヤモンドライチーまたは、生ルビーダイヤモンド』9kg
・ ¥24,800:糖度の高いベトナム産『生キング・ダイヤモンドライチーまたは、生ルビーダイヤモンド』15kg
・ ¥50,000:駐日ベトナム大使館より心を込めたお礼のお手紙& ベトナム産『生ダイヤモンドライチー』5kg
・ ¥100,000:駐日ベトナム大使館より心を込めたお礼のお手紙& ベトナム産『生ダイヤモンドライチー』15kg

※税関にて厚生労働省の検査及び農林水産省の検疫を合格した商品のみが、輸入許可されます。


<配送について>

※日本に届いた商品は、検疫後にクール便にて皆様の元へ配送となります。

※注収穫期に適応した、最も新鮮で高品質のダイヤモンドライチーシリーズを皆様にお届けするために、現地の収穫時期に応じて、生キング・ダイヤモンドライチーまたは、生ルビーダイヤモンドのいずれかをお届けすることになりますので、ご了承ください。また、大変申し訳ございませんが、クール便の配送が不可能な一部地域にはお届けできません。

  • 【クール宅急便で送れない離島】
  • ・伊豆諸島:青ヶ島村(青ヶ島)・利島村(利島)・御蔵島村(御蔵島)・式根島
  • ・小笠原諸島:小笠原村(父島・母島・硫黄島・南鳥島など)

<ライチの保存方法>

ライチーが届きましたら段ボール箱から出して、密閉してない空気流通の可能は容器などに入れて冷蔵庫保存してください。 冷蔵温度は5~10℃以内での保存をお願いします。また、お届けから5日~1週間以内の新鮮なうちにお召し上がりいただくと、生ライチー特有のプリプリとした食感とみずみずしさをお楽しみいただけます。到着直後なら冷凍保存も可能です。その場合の保存期間は約3ヶ月が目安です。


<ライチの美味しい食べ方>

外側の皮を剥き、白い果肉部分をお召し上がりください。

中の種は食べられません。小さなお子様が口に入れないように注意してください。

特にルビーダイヤモンドライチーは、種が小さく呑み込んでしまうことに注意してください。

○ 最後に

本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

一生懸命生産されているベトナムライチー農家の生活環境の保持とより高品質なライチー生産にあなたのお力添えをお願い申し上げます!


<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


※掲載した全ての画像や動画は、ベトナム大使館より使用許可をいただいて掲載しています。

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