「田舎に移住してみたい!でも、何から始めたらいいのかわからない」

「移住してから、ちゃんと生活していけるか不安・・・・」

「住む場所や、移住してからの仕事はどうやって探せばいいのだろう?」

「田舎で飲食店をやってみたい!でも方法がわからない」

田舎や地方への移住を考えているけども、どうしたらいいのかわからないと一歩が踏み出せない方は沢山いらっしゃいます。そんな方々に少しでも力になりたいという想いから、田舎への移住を考えている人の為の相談場所として、移住相談カフェをつくりたい!


自己紹介

移住相談カフェプロジェクト発起人の三澤孝夫です。兵庫県丹波市で古民家を改装した「市島製パン研究所」というパン屋をやっています。パンだけでなく本場アメリカ仕込みのハンバーガーの提供もしており、僭越ながら「ハンバーガー界の巨匠」とも呼ばれています。

お店は、山々に囲まれた自然豊かな場所に位置していて、空気も美味しい!週末には、この田舎ならではの景色と当店のパンやハンバーガーを楽しみに、遠路はるばる都会からお客様が来てくださっています。


プロジェクトのきっかけ

タイトルにもあるように、移住相談カフェをやりたいと以前から思っていました。

実は私自身も移住者です。私は生まれも育ちも神戸で、1993年に西宮でパン屋を独立開業して以来、神戸・西宮間でずっとパン屋を営んできました。

兵庫県丹波市に移住してきたのは2017年。同時に「市島製パン研究所」も開業し、お陰様で新型コロナウィルスの影響も大きく受けず、週3日の営業ながら沢山のお客様に来て頂いています。

私の移住のきっかけや理由については、話が長くなるのでここでは割愛します。詳しくはこちらのブログに綴っています。
なぜ丹波なの?① – 市島製パン研究所│公式ホームページ (ichijima3383.com) 

私が移住者であることは、雑誌やテレビで取り上げられたりもしているせいか、意外に有名です。

今までも、「移住の話が聞きたい」「移住の相談がしたい」と店の営業時に来店くださり、声を掛けてくださることも多くありました。


しかし、こんな声もあります。

「忙しそうで、とても話しかけられない!」


そうなのです!お店は夫婦2人(土曜日は+アルバイト1名)でやっていて、キッチンは私1人。早朝はパンを焼き、日中はハンバーガーを焼き・・・と全部1人でやっているので、傍から見たら忙しそうに見えるようです。

とはいえ、私と面識のある人ならば声も掛けられますが、初対面の方だと中々そうもいかないでしょう。

遠路はるばる訪ねてくださったお客様に、残念な思いをさせて帰すのは申し訳ない!

なので、そのような移住について相談がしやすいような環境をつくりたいと以前から思っておりました。


このような想いから、お店が休みである毎週日曜日に気軽に移住相談ができるカフェを作ります。

場所はパン屋とはまた違った風合いの古民家で行います。最近知人からの紹介で発見した物件で、見た瞬間に自分が純喫茶店をしているイメージが頭に浮かんだことを機に、ここで始めることに決めました。


ちなみに既存の「市島製パン研究所」では行いません。理由は、本来はお休みの日曜日なのにオープンしていると勘違いして来店するお客様も考えられるからです。

また、この移住相談カフェでは、私の本業がパン屋であることを一旦忘れる為にパンやハンバーガーの販売は行わず、「喫茶店のマスター」としてコーヒー・軽食を提供します。


「移住」といっても何から始めたらいいかわからない

コロナ禍もあり、田舎への移住が注目を集めています。

とはいえ、「いざ田舎に移住してみたい!」と思っても、

・住む物件はどうやって探せばいい?

・移住してからの生活は大丈夫だろうか?

・地域の人とやっていけるだろうか?集落に引っ越す前は誰かの許可がいる?

・子どもがまだ小さくて子育てが不安。病院や学校は近くにある?

など、疑問や不安は沢山でてくるのではないでしょうか?

私も移住前はそうでした。特に、子供も小さかったので小学校までの距離や、子供に何かあったときに連れていける病院などの心配はありました。


実際のところ、移住しようと思ったときに各自治体(市役所など)に問い合わせをしたら空き家の紹介や移住相談などを受けることもできます。

ただ、行政なので縦割りの世界です。

例えば、丹波市だと丹波市内の物件しか紹介してくれません。

しかしその周囲には、丹波篠山市、西脇市、京都府福知山市など魅力的な田舎が沢山あります。

移住先を考えている段階の人にとって、移住する地域の絞り込みはもう少し先の話です。まずはいろんな場所を見て回ってみたいのではないでしょうか?

行政に頼って、それぞれの市を調べようとすると、各市に連絡して、毎回足を運び・・・と大変です。

役所は土日が休みなので、平日がお仕事の人からすると、毎回平日に休みをとらないといけないなど、やっぱり大変です。

一方で私の場合、移住生活6年の経験や実績、人的ネットワークがあります。移住相談、空き家紹介、移住にあたっての補助金、金融機関の紹介、移住先での飲食店プロデュースなど、丹波市内だけにこだわらず、周辺地域も含めて相談可能です。

ちなみに私の得意とする地域は、丹波市、丹波篠山市、西脇市、多可町、京都府福知山市です。

今の時代、リモートでの相談という手段もあるでしょう。しかしここは敢えてアナログで攻めたいと思っています。

実際に顔を合わせて話をすることで、相談者の方の考えをイメージでき、より具体的に話をすることができます。

そして来店することで、画面の中では絶対に感じることのできない田舎ならではの空気を肌で感じることができるので、移住を考える人にとってより良い経験になることでしょう。


ワンオーダーで相談はいくらでも│昔ながらのレトロ純喫茶

カフェの名前は純喫茶『ラッキー』です。昔ながらのレトロな純喫茶店をやるのが夢でした。朝は8時から開店して、こだわりのコーヒーはもちろん、モーニングセット、サンドイッチや昔ながらのナポリタンを提供します。

移住相談カフェとしていますが、もちろん近所にお住まいの方もウェルカムな地域に根付いた喫茶店にします。

地元の人がふらっと立ち寄ってくれることで、移住の相談に来た人にとっても、私以外の生の話を聞くことができる良い機会になるはずです。

移住相談についての相談料をとるつもりはありませんが、来店されましたらお1人様ワンオーダーはお願いします。自慢のコーヒーを是非御堪能あれ!

私は常にカウンターキッチンでお客様の目に届くところにおりますし、パン屋の営業時ほどオーダーに忙殺されることはないので、気軽に何でも相談に乗れますよ。

もちろん、ただ世間話をしに顔を出して頂くことも大歓迎です。


今まで相談に乗った移住者の声

今までにも沢山の方の移住相談や、移住+飲食店開業の相談に乗り、協力させて頂いておりました。

今回のプロジェクトにあたって、2022年に大阪から移住して丹波市氷上町に「フロッピーバーガーハウス」をオープンした池内夫妻から御感想を頂けました。下記に紹介します。

尚、移住相談からバーガーショップのプロデュースまでお手伝いさせて頂きました。

※神戸新聞にも取り上げて頂きました!是非こちらもお読みください⇒「毎日食べても平気」無類のハンバーガー好きの夫婦が専門店開業 こだわりのパティ、バンズ…食べ応え十分 丹波 | 丹波 | 神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp) 


フロッピーバーガーハウス オーナーの池内さん感想:

脱サラ・飲食店未経験の状態で開業準備をスタートした私たちは、記事を見て三澤さんに連絡を取りました。

右も左も分からないのにこだわりが強く、色々と意見する生意気な私に対しても、関西グルメバーガー界の巨匠は親身にアドバイスしてくださいました。

「無理をしない生き方」がある、その理念が合致して結びついたご縁。三澤さんを含め多くの方々のお力添えもあり完成した当店は、みんなが肩の力を抜きながら"FLOPPY"な気持ちで過ごせるようなバーガーショップを目指します。


クラウドファンディングについて│集めたお金の使い道

以上のことから、移住相談カフェを作る為にクラウドファンディングを行います。場所は丹波市内の空き家で、長年使われていない空き家(下図)を改修して純喫茶を行います。席数は12席の予定です。

移住相談カフェ開設予定の空き家

ただ、こちらの物件の店舗部分の改修工事や什器備品を揃えるのに500万円ほどかかります。

改修工事の内容としては、内装・入り口部分の改修、電気・水道・ガス工事、エアコン設置及びダクト工事などです。

これらの改修費の一部として、皆様のお力を是非お貸し頂きたいと考え、この度クラウドファンディングを行うことに致しました。目標金額は200万円です。※集まった金額の一部はCAMPFIREの手数料にも充てさせて頂きます。


スケジュールについて

このたびのプロジェクトの実施スケジュールは以下を予定しております。

① 2023年3月1日~31日:クラウドファンディング実施

② 2023年4月:順次リターン品の発送

③ 2023年5月中旬:改修工事の着工

④ 2023年7月初旬:移住相談カフェのオープン


リターンについて

リターンは大きく分けてハンバーガーとパンにしました。


ハンバーガーはお隣の京都府福知山で精肉店を営む「谷牧場」のご協力のもと全国の方にハンバーガーをお届けします!お家で簡単に本格的グルメバーガーを作る事が出来ます。作り方も同封しますので、届いた日からご自宅でまたはキャンプ場などでグルメバーガーを楽しむ事が出来ますよ。

谷牧場の写真

パンについては、市島製パン研究所で焼き上げたこだわりパンのアソートセット。小麦粉は北海道十勝産100%でポストハーベストフリーです。マーガリンは使用せず、よつばバター100%使用。小麦の香りが鼻に抜ける口溶けの良いパンです。


【リターン一覧】

・5,000円:オリジナルトートバッグ

・10,000円:お家でハンバーガー2個セット

・10,000円:市島製パン研究所のこだわりパンアソートセットS

・30,000円:お家でチーズバーガー2個セット+ベーコン100g

・30,000円:市島製パン研究所のこだわりパンアソートセットM

・30,000円:「面白そうやからとにかくやってみ」コース
新店舗内に支援して頂いた方のお名前を掲載した額入り作品を飾ります。個人名でも法人名、お店の名前でも結構です。他のコースとの併用も出来ます!

・50,000円:お家でダブルチーズバーガー2個セット+ベーコン300g

・50,000円:市島製パン研究所のこだわりパンアソートセットL

・100,000円:お家でチーズバーガー4個入り+ベーコン300g+プルドポーク300g

・100,000円:市島製パン研究所のこだわりパンアソートセットLL

・300,000円:お家でチーズバーガー4個入り+ベーコン500g+プルドポーク500g

・300,000円:市島製パン研究所のこだわりパンアソートセットLL+アメリカンベイクセット


最後に

地方の人口減少は、ますます拍車をかけていっています。若者は進学や就職で都会へ出て、高齢化も進んでいます。

そんな中で、都会を離れて田舎への移住が注目されている昨今、移住を考える人に少しでも力になりたいのです。

私の住んでいる丹波市に限らず、若い家族が田舎へ移住することで、その地域は活気づきます。住むところにしても、地方を中心にどんどん増えて社会問題にもなっている空き家を活用することで、都会で住むよりも広い家に安く住むことができます。そして、そういった方々がどんどん増えることで、地方創生へと繋がっていくのです。

自然に囲まれて暮らしてみると、本当に心が癒されることが実感できます。是非、その感覚を1人でも多くの方に実感して頂きたい!

移住を考える人のはじめの一歩を踏み出す場として、移住相談カフェの開設に是非ご協力をお願いします。


募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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