プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

【多くのご支援、誠にありがとうございます。】

皆様からのご支援のおかげで、1500万円を超え、1600万円まで到達しました!!
支援頂いた2352人(12/20 11時現在)のみなさま、本当にありがとうございます!
一昨日だけでも1000人もの方からご支援いただきました。
本当にありがたいことであります。

低温殺菌処理器を購入できそうという喜びよりも、
こんなにもたくさんの方が小さく生まれた赤ちゃんに温かい目を向けてくださっていることに感謝です。
次は2300万(円高等の影響で、低温殺菌器価格が更に値上がりしております。)を目指して頑張ります。
引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。


■もくじ
・はじめに
・母乳バンクとは
・利用者の声
・粉ミルクじゃ、だめなの?
・母乳を渡すことができないつらさを軽減したい
・資金使途
・最後に



母乳バンクで処理した「ドナーミルク」は、1500g未満で生まれた極低出生体重児、さらに小さい1000g未満の超低出生体重児の治療を行うNICU(新生児集中治療室)を持つ病院に供給します。

2018~2019年では10施設のみであった利用施設が、2019~2021年3月では55施設、2022年は78施設と、ドナーミルクの重要性が認められ、使用頂ける施設は増加しています。

出典:https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoxOTcyNjd9&pNo=4

ドナー登録を頂いたお母様にご自宅で搾乳して頂いた母乳は、冷凍便で日本母乳バンク協会に運ばれ、使用後の長期的な安全を確認するためシリアルナンバーの付与、システムへの登録を行います。

その後、異物の目視確認、低温殺菌前後に細菌検査を行い、安全が確認されたドナーミルクを再冷凍します。再冷凍されたドナーミルクは、要請頂いたNICUのある施設に冷凍便で発送されます。

緊急帝王切開後、お母様の意識が戻らず、医師より説明を受けたお父様がドナーミルクの使用を決められました。産後2日で意識が戻られたお母様は、
最初は複雑な気持ちになられたとのことですが、結果としてドナーミルクを使用していなかったらどうなってしまっていたのか・・・と仰っています。

お母様の体調が悪化され、緊急搬送の後、そのまま緊急帝王切開となられたご家族のお話です。冷凍保存をされているドナーミルクに対し、最初は栄養の心配がありましたが、医師より母乳(ドナーミルク)を早期にあげることの重要さを聞き、「赤ちゃんが少しでも助けられるなら」との気持ちで出産後一晩で使用を決められました。ドナーミルクという選択肢があることを知って欲しいとのお声を頂いています。

検診時に赤ちゃんの心拍の異常が見つかり、紹介先の病院でそのまま緊急帝王切開に。病院で受け取ったパンフレットでドナーミルクについて理解を深められ、お母様の身体で母乳が出る準備が整うまでの間「ドナーミルクで赤ちゃんの免疫を補うことが出来れば」との思いで、ドナーミルクをご使用になりました。ご自身の母乳ではないものの、小さく生まれた赤ちゃんがドナーミルクを飲んでいる姿を見た時には、とても安心されたとのお声を頂いています。

栄養価が高く、安全な粉ミルクがある今、当然の疑問だと思います。
母乳にはお母様の免疫というメリットはありますが、健康な赤ちゃんは粉ミルクでも元気に育ちます。

それでも母乳バンクが絶対に必要な理由、それは超、極低出生体重児さんの特徴にあります。

テレビ等で保育器に入った小さな赤ちゃんの姿をご覧になった事のある方も多いかと思います。小さな赤ちゃんが大切な保護者様から離れて保育器に入らなければいけない理由は様々なのですが、超、極低出生体重児さんにとって大きな理由の一つが身体の様々な器官の未熟さです。

肌は血管が透けて見えるほど薄く、皮下脂肪も極めて少ないため、体温や水分を自力で温存することが出来ません。肌と同様に、内臓もとても薄くデリケートなため、丈夫な赤ちゃんが消化吸収できる粉ミルクの成分を上手に消化吸収することが出来ないのです。
消化吸収が出来ないために状態が悪化し、残念ながら命を落としてしまう赤ちゃん、命は繋げたものの予後が悪く後遺症の残ってしまう赤ちゃんもいます。

参照:早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)



また母乳には未熟な臓器がお母様の胎内にいるのと同じように健康に育っていくための、特別な栄養成分が含まれているため、超、極低出生体重児さんには出生後可能な限り早くから(生後12時間以内)母乳を与え始めます。

そのため小さな赤ちゃんを出産されたお母様は、まだ直接母乳を吸うことが出来ない小さな赤ちゃんのために、頑張って搾乳をし赤ちゃんに届けます。
産後直ぐに推奨されている搾乳回数は1日に8〜12回、分泌量が落ち着くまでの間はお母様の心と体はストレスでいっぱいになります。

そしてお母様の身体で母乳を作る準備が整う前の出産、ご病気で使用されているお薬の影響、お母様の体調が悪く搾乳よりも治療を優先しなければいけない等、お母様ご自身の母乳を赤ちゃんに渡せないケースも多々あります。このような場合、赤ちゃんはもちろん、お母様もとても辛い思いをされます。

そんな時に、お母様の代わりに成長に必要な栄養成分を届ける!
それが母乳バンクがお届けする、ドナーミルクの役目です。

低温殺菌器の購入費:2200万円

*赤ちゃん一人当たりのドナーミルク消費量が2019年時の想定よりも50%増加。
現在の低温殺菌器では処理量が限界に達し供給が間に合わない状況が迫っています。

*もし、現在使用している低温殺菌器が故障した場合、海外におくるため数か月にわたりドナーミルクが提供できなくなる恐れがあります。
それにより小さな赤ちゃんの命に影響することは、絶対に避けなければなりません。
そのために、できるだけ早い時期にバックアップとしても最新式の低温殺菌器を用意することが急務となっています。

物価高騰や円安の影響で、最低限の目標1500万円が今回のクラウドファンディングでの最低目標となり、
all-or-noting方式でのチャレンジです。
1500万円に満たない場合、支援金は支援者様のもとへ返金されます。



小児科医、新生児医として長年、赤ちゃん、お子様、保護者の方と携わる中で、たくさんの幸せな気持ちと同時に、悲しみや悔しさも共有させて頂きました。超、極低出生体重さん達は様々なリスクを抱えて生まれてくるため、ドナーミルクを使用したからといって100%元気で退院できるとは限りません。

同時にドナーミルクが救った命、ドナーミルクを使用したら救えたかもしれない命もたくさん見てきました。
救える命を救いたい、小さな赤ちゃん一人一人がその子にとってBestな状態で退院して欲しい、保護者の方の下でQolity of lifeの高い人生を満喫して欲しい、その一心で母乳バンクのスタッフ一同活動しております。

繰り返しになってしまいますが、健康な赤ちゃんは粉ミルクでも十分元気に育ちます。
ただ粉ミルクがまだ吸収出来ない程、小さく生まれる赤ちゃんも年間5,000名以上誕生します。

その子たちが大きく羽ばたき、次の世代を担うヒロイン、ヒーローとなれるよう、私達母乳バンクも日本財団母乳バンクと一緒に二人三脚で力強く歩み続けるため、皆様のお力添えを頂けますと幸いです.


長い文章をお読みいただき、誠にありがとうございました。

ご支援、どうぞ宜しくお願いいたします。



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