はじめに・ご挨拶
「KURAMAE モデル」は、ものづくりの街・東京 蔵前発のアップサイクルプロジェクト。
日々の生活やカフェ・焙煎店の業務の中で生じる、従来は処分されていた資源に、企業のものづくりの技術や専門家のアイディア、福祉作業所の手仕事を加えてアップサイクルする仕組み作りに、地域ぐるみで取り組んでいます。
このプロジェクトで実現したいこと!
台東区蔵前地区の焙煎店からでる、テスト焙煎後の豆、賞味期限が短くなった豆など【まだ飲めるけれど、これまでやむなく処分されていたコーヒー豆】を原材料にするサステナブルクラフトビール【蔵前BLACK】と、蔵前地区の人気サンドイッチ店でサンドイッチの製造過程で切り落されるパンの耳を原材料とした【蔵前WHITE】の発売から今年は2周年を迎えます。
一度に300リットル作られる蔵前BLACKと蔵前WHITEは、飲んでいただける人がいるからこそ製造し続けることができます。原材料の回収と加工を担う福祉事業所と共に、新しいロットの製造に取り組みたいと思います。
※【蔵前BLACK】【蔵前WHITE】共に酒税法上は発泡酒
2周年を迎える「誰かのためにのむ1杯」サステナブルクラフトビールの新ロット製造をめざします!
KURAMAEモデルのこれまでの活動
「KURAMAE モデル」は、カフェだけでなく近隣にお住いの方、子供たち、福祉事業所の協力も得てだれも取り残すことなく、地域みんなで持続可能な循環を生み出し、地域コミュニティのひとつの形になるプロジェクトとして2020年、立ち上がりました。
屋内作業が多い福祉事業所が、地域の方たちと交わり多様な職にチャレンジしながら隙間時間で工賃を確保していくことも目標としています。
KURAMAEモデルの事務局を務める、縁の木は『珈琲焙煎処 縁の木』として珈琲の自家焙煎店を運営しています。
縁の木で、日々の焙煎店の業務から出る欠点豆、抽出かす、テスト焙煎などのまだ飲める珈琲豆などを資源にできないかをOPEN当初から考えていた中、アサヒユウアス古原さんと出会いました。
アサヒグループホールディングス(当時)で、環境に配慮した商品を企画・製造してきた古原さんより『コーヒー豆を利用してビールを作る』というお誘いをいただき、2021年7月、企画から3か月で蔵前の3つの焙煎店のテスト焙煎で出たコーヒー豆から【蔵前BLACK】が完成しました。
蔵前BLACKの企画開発を行う中で、並行してアサヒさんからご相談いただいたのがパンの耳を利用したビール開発。『パンの耳+KURAMAEモデルで白ビールを作りたい』というお話があり、蔵前のサンドウィッチ屋さん『マルセリーノ・モリ』をおつなぎしました。
人気のサンドウィッチ屋さんだからこそ、毎日多くのパンの耳が処分されていることは課題。パンの耳を焼いて加工し、原材料とした【蔵前WHITE】が完成しました。
コーヒー豆もパンの耳も回収は地元の福祉事業所が担い、パンの耳は事業所に持ち帰り、日頃クッキーを焼くオーブンの空き時間で焼いてビールの原材料に加工、これを仕入れていただくことで福祉事業所の工賃につながっていきます。
蔵前という小さな地域の中で、みんなで新しい商品・価値にアップサイクルしていくことを引き続き目指していきます。
蔵前BLACKと蔵前WHITEについて
◎蔵前BLACK
テスト焙煎やブレンド試作、新豆入荷の切替時など、試行錯誤の末に余ってしまうコーヒー豆を台東区の福祉事業所の知的障害者の方が回収し、アサヒユウアスで製造。
スタウトビールを醸造した後に、抽出したコーヒーを加え、アルコール度数4.5%に仕上げています。コーヒー豆本来のフルーティーな香りとほのかな酸味、ビターチョコレートのような苦味が楽しめます。
◎蔵前WHITE
サンドイッチ製造で発生し活用しきれない“パン耳”を台東区の福祉事業所の知的障害者の方が回収し乾燥加工しラスクに。蔵前WHITEの原料として使用します。
“パンの耳”は、蔵前のパン・サンドイッチ専門店「マルセリーノ・モリ」が提供し、アサヒユウアスで製造。パンの耳を焼成したラスクと小麦を原料にしたヴァイツェンタイプで、アルコール度数は5.0%です。“パンの耳”由来の香ばしい香りと小麦由来のフルーティーな香り、やわらかな口あたりが楽しめます。
資金の使い道
蔵前BLACKと蔵前WHITEの新たなロットを製造するための諸経費になります。
・福祉事業所の方たちのコーヒー豆、パンの耳回収にかかわる工賃
・福祉事業所の方たちのパンの耳をラスクに加工するための工賃
・その他CAMPFIRE手数料
以上に使用予定です。
(20歳未満の飲酒は法律で禁じられています、お酒は20歳になってから)
リターンについて
クラウドファンディングで集まった資金で【蔵前BLACK】【蔵前WHITE】を各1回(300リットル)を製造します。
今まで飲んだことがある方にも、初めての方にも手に取っていただき、2周年をみんなで乾杯したいと思っています。
また、新たに製造をすることで福祉事業所の方たちが回収をし、加工をするというお仕事がうまれ、工賃としてお支払いが実現します。
実施スケジュール
※多少前後する場合もございます
プロジェクト募集開始:2023年5月01日~
プロジェクト募集終了:2023年5月31日
リターン発送予定:2023年6月下旬~順次発送いたします。
(20歳未満の飲酒は法律で禁じられています、お酒は20歳になってから)
最後に
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
◎酒類小売販売業免許 許認可番号:浅酒54号
・販売場の名称及び所在地:ZEROラボ 東京都台東区三筋2丁目17−2 One Loveビル
・酒類販売管理者の氏名: 伊藤 玲子
・酒類販売管理者研修受講年月日: 令和4年4月6日
・次回研修の受講期限: 令和7年4月5日
・研修実施団体名 :(一社)日本ボランタリーチェーン協会
販売条件:酒類のご注文は20歳以上の方に限ります。
コメント
もっと見る