プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

 スコーレ・ムーンライトは、一般社団法人Moonlight Projectが設置・運営しているフリースクールで、昨年4月に開校しました。現在、25名の登録者があり、月曜から金曜日の毎日10名前後のラーナーが通ってきています。週5日開校し昼食も出しています。


 子ども・若者たちが文化活動を通して仲間と学ぶ居場所づくりをしていますフリースクール“スコーレ・ムーンライト”の学びの軸は文化体験です。広い畑での農業体験、和太鼓や神楽といった芸能、キャンプやスキーなどの企画、季節の行事など、さまざまな活動を通して、学びの機会とします。そして、子ども・若者たちが学びをより深めていくためには、人との関係性が大切になると、私たちは考えています。もちろん、そういった関係性を発展させていくには、安心安全な居場所づくりが基盤となります。活動の機会は準備しつつも、参加は本人の意思を尊重します。ゲームや漫画など、一人の時間、思いっきり好きなことをする自由な時間も大切にしています。

 開校してからは、小学生から20代までの方が利用し、スタッフは教員経験を持つ者、当法人の活動で若者支援を続けてきた者が務めています。学校に行けない、行きたくないと言う悩みや不安が少しでも和らげば、そしていつかは自信をもって進んでいく力がつけば、と思っています。学びや人とのかかわりの中で、自由と平和について考え続けることを大切にしています。


 当法人は2015年に立ち上がりました。法人化以前から、太鼓集団響とHIBIKI CAFEの活動が続けられてきました。太鼓集団響は、2013年より本庄市を拠点に構え、プロの太鼓集団として演奏活動や教室を運営してきました。HIBIKI CAFEは2014年に桶川市にグランドオープンし、店内では手焙煎の本格コーヒーが味わえるお店でありながら、就労支援や学習支援を進めてきました。一人ひとりが大切にされる世の中を目指し、組織的に社会問題や課題の解決を目指すことを念頭に置き、法人化を進めました。表現や文化、教育や享受を検証、検討することによって、理想の社会を探ってきました。そして2023年4月にフリースクールを開講するに至ったのです。各部門が連携し、子ども・青年たちの生き方を応援しています。


≪場所≫
 ■〒369-0133 埼玉県鴻巣市小谷2110
 ■TEL 048-594-9495 月~金 9:00~18:00
 ■mail schole.moonlight@gmail.com
≪アクセス≫
 ■お車の場合⇒上尾・大宮方面から国道17号線を西進し、熊谷バイパスに入らず、直進、三ツ木の交差点を左折、箕田追分の交差点を直進。⇒桶川方面から旧中山道(県道365号)を西進し、箕田追分を左折。
 ■電車の場合⇒北鴻巣駅(JR高崎線)西口より徒歩約12分。


 空き家となっていた民家(平屋)を当法人関係者が2022年秋に購入し、(一)Moonlight Projectが借りる形で学舎として確保しました。子ども・青年たちが活動する広さとしては十分でしたが、ところどころ傷んでいたりしたので、そのまま活用することはまず難しく、室内のリノベーションを開始。まずは家屋にある物を捨てることからはじめました。そのまま活用できそうな家具・食器などはキープし、利用しています。


 “スコーレ・ムーンライト”は、まだ経営基盤が脆弱で、様々な活動をするためには、学舎・施設・備品に不足しているもの、改修が必要なところが多くあり、それを少しでも改善すべく、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
 開校の準備段階や昨年4月の開校以降、多方面からのご支援によって運営を行ってきました。助成金の申請も続けておりますが、実績がないことなどが理由となり、不採択が続いております。1月現在、スコーレをご利用・登録いただいている生徒(ラーナーと呼んでいます)は20名を超えてい ます。ラーナー活動スペースと必要備品・教具を充実させ、運営スタッフの拡大もし、受け入れら れるラーナーの数を増やしたいのですが、利用料だけではなかなか理想に近づきません。ぜひみなさまのお力添えをいただけないでしょうか? 主な資金使途は、学舎のリノベーション、保護者負担(家庭の)を軽減するための月謝利用料補助等々に充てさせていただきたいと考えております。また、ネクストゴールを目指していくことで、当面の人件費や消耗品費の一部に充てさせていただきたいです。どうぞご検討くださいませ。

 4月の開校前に、畳の和室二部屋を一続きのフローリング張りのホールへつくりかえました。業者に依頼するのではなく、法人のスタッフが手作業で進め、コストを抑えました。さらに、スタッフ の手でトイレの新設を進めて使えるようにはしましたが、これは工事が完了できていません。また、一部の床は傷み、土台が沈み込んでいるところもあり、補修が必要です。壁の塗り替えも必要です。 さらに、学舎南側の庭に活動、舞台発表、ゆったりした時間を過ごせる場として、ウッドデッキを作りたいのです。今は物置になっているぼろ小屋も活動場所として使えるようにしたいのです。いずれも、手間暇をかけてできる作業は自分たちで行い、できるところはラーナーにも手伝ってもらい、低コストでリノベーションを行いますが、様々な材料費等はどうしてもかかり、専門業者に頼 まざるを得ない部分もあります。


 さらにラーナーを増やし、小学生から20歳くらいの人にまで対応する学びをつくるには、スタッフの充実が欠かせません。今は、専任スタッフ1名と後は非常勤のスタッフとボランティアのスタッフで運営しており、特に活動を広げたとき、学びの内容を増やそうとしたとき、スタッフが足りない場面が出ています。いろいろな学びをつくるときに、必要な教具、タブレットなども買えていません。教具は一部スコーレの予算で買っていますが、スタッフが自前で買ったり、いただいたものでしのいだりしています。


 今回のクラウドファンディングでは、子どもたちの学舎での活動の幅を広げ、安心・安全に過ごせるためのもの、より深い学びをつくる条件整備、利用者の負担を減らしていくことを念頭においています。ぜひ共感いただき、応援をしていただきたくお願い申し上げます。

 今回、クラウドファンディングでは“オールインワン”形式で目標金額の達成を目指します。
 金額とともに資金使途を明確化し、少しずつ実現していきます。
 最初は100万円を目指し、最終的には500万を目指します。目標金額と資金使途は以下のように考えています。
 ※以下はリターン発送費用を考慮したもの(目標金額の約20〜30%がリターン(発送料含む)に伴う金額)となっています。

《100万円の資金使途=ラーナーたちが居心地良く安全に能動的に活動できるためのリノベーション》
 ・ピアノの調律代(アップライトのピアノの調弦)輸送費と調律約10万
 ・トイレの改修と増設工事(男女分けて使用するため)30万以上
 ・デッキの新設(外の活動スペースをつくり、簡単な野外活動・発表などができるように)約40万
 ・床の補修(痛んでベコベコの床が点在しているので修繕したい)約10万
 ・壁の補修(珪藻土で自分たちで行う)
 ・ボロ小屋の撤去や改修 約10万

《200万の資金使途》
 ・月謝利用者の利用料補助 月10名×3ヶ月(1名の上限)=22,000円×66万円
 ・ボロ小屋撤去後の新設置(活動スペースの確保)100万円以上かかる見込み
 ・PC、タブレットその他の教具・教材。

《300万の資金使途》
 ・月謝利用者の利用料補助追加 月10名×3ヶ月(1名の上限)=22,000円×66万円
 ・教具の新規購入(ラーナーたちが使う消耗する文房具類、PC等々)
 ・公用物の新規購入(PC、印刷機等々)

《500万の資金使途》
 ・当面の家賃 1ヶ月9万5千円(1ヶ月分)+4万5千円(延納分)※2024年4月より2025年いっぱいまで分割で支払う家賃。
 ・人件費の充当(スタッフの加配、手厚いサポートをするための人件費)約1,000円/1時間 で計上、8時間×20日(月)=16万円
 ・イベント(サマーキャンプ、スキー合宿を行う際の)補助。利用者はイベント参加時に別途参加費を支払っているので上限を決めた補助(例:キャンプ宿泊費1名/1,000円補助)を行いたい。


 子ども・青年たちの自由が保証され、居場所となることを願っています。外界に自己の心身を向かせること、拓かせることが大切であると考え、各セクションが連携をはかり、協力をしています。例えば毎週水曜日、学舎からスタジオに「スタジオ訪問」が実現しています。4月、2名からはじまったこの企画は、9月より毎週恒例となり、多い時には10人の若者たちが足を運んでいます。また、スタジオやカフェで開催される行事に学舎のラーナーが参加しています。


■2013年響スタジオ(太鼓集団響の稽古場)が本庄市に完成。
■2014年HIBIKI CAFEが桶川にグランドオープン。開店と同時に若者支援をはじめる。
■2015年一般社団法人Moonlight Project設立。法人化して各部門が属する形に。
■2023年フリースクール、スコーレ・ムーンライト開校。現在に至る。


 不登校が年々増えています。鴻巣市だけで200名を超える不登校の子どもたちがいます。コロナ禍がより一層、子ども・青年たちを窮屈にさせ、学校から遠ざけてしまったようです。しかし、これは潜在的に学校に対して不安を持っていたことが表出させたようでもあります。

 不登校やひきこもりがクローズアップされて久しいですが、教育機会確保法の成立などからその眼差しは変わってきたようでもあります。ただし、未だに一部の者たちが「不登校は親の責任である」とか「本人の甘えである」というような言葉を無責任に浴びせるような社会でもあります。私たちは決して当事者であるアナタのせいでも、その子を育ててきた親の責任であるとは思いません。少なからず、それに付随する問題、つまりいじめやネグレクトや社会的な貧困が起因していることで不登校やひきこもりを生じていることがあったとしても、同等に扱い、当事者たちを責めることは避けなくてはなりません。不登校は、病気ではなく、無理に本人たちに責任を見出すのではなく、希望とともに新しい価値観をもって歩まなくてはなりません。そして、不登校の子をかかえて困っている親にとっても、本人にとってもフリースクールのような場所は必要なのです。


 過ごし方は自分(たち)で決められます。
 勉強しろ!ゲームをやめなさい!そんなことは強制しません。
 物事にバランスは大切ですが、楽しい時間を奪うことはしません。
 自分たちで過ごし方を決めたり、計画したりしましょう。



 これまで、スコーレでは午前中に11時からの学び、午後に14時からの学びの時間をつくり、様々なことを学ぶ機会をつくっています。いろいろな物語を聞く、平和のこと、宇宙のこと、災害 のこと、言葉のこと、化学のこと、算数・数学のこと……。また、ほぼ毎月様々な行事をラーナー中心に計画し、実施してきました。5月は上野の国立科学 博物館へ恐竜展を見に行き、6月は北本の自然観察公園に行き、7月は深谷のプールパティオへ行 きました。8月は中津川へ1泊のキャンプ、10月はスコーレフェス(文化祭)を行いました。そ のほかにも、タケノコ掘り、流し素麺、ハロウィンパーティー、クリスマスパーティ、餅つきも行 っています。スコーレに隣接する畑で、種まきをしたり、ジャガイモやサツマイモを掘ったり、いろいろな作物を収穫したりもしてきました。 スコーレは、荒川土手に近いので、土手まで散歩したり、土手滑りをしたり、アクティブな時間も過ごしています。

上記は学舎要項より抜粋しております。
詳細につきましてはリンクから画像・PDFでご確認いただけます。
⇒スコーレ・ムーンライトの要項はこちらから!


 スコーレスタッフの紹介です。
 クラウドファンディングを成功させ、充実した、心地よい居場所づくりを目指します。



 今回のクラウドファンディングはオールイン形式です。
 第一目標金額(100万円)を達成したら、ネクストゴールを目指します。
 引き続き情報の拡散にご協力くださいませ!



 クラウドファンディング=プロジェクト達成前後のスケジュールは以下となります。

■2~4月【クラウドファンディング挑戦期間!】
■4月上旬【資金使途の通り運用等開始】
 ・各所リノベーション開始。
 ・月額利用者の補助開始。
 ・教具、教材、備品など購入。
 ・人件費充当。
 ・家賃、水光熱費充当。
  ※上記は目標金額達成により変動します。
■4・5月【リターン発送開始】
 ・使用権などは到着後にリターンを利用できます。
  ※要予約のものは事前予約をお願いいたします。
■7・8月【リターン野菜発送開始】





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