皆さん、はじめまして。僕らは「東京チャグチャグ馬コ」と申します。
2016年より岩手県の馬のお祭『チャグチャグ馬コ』を応援する活動をしております。

~ 2023年 東京の仲間たち ~

~ 2023年 岩手の仲間たち ~

皆さんは「チャグチャグ馬コ」というお祭をご存知ですか?


「チャグチャグ馬コ」は、岩手県を代表するお祭です。また日本を代表する馬のお祭のひとつでもあります。

滝沢市鵜飼にある鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで、約14キロメートルを馬と人が練り歩きます。鈴や華やかな飾りがたくさん付けられ、馬が歩くたびに鈴が「チャグチャグ」と鳴り響くことから「チャグチャグ馬コ」という名前になったそうです。このお祭は例年6月の第2土曜日に行われ、岩手に初夏を告げるお祭りとして愛されています。

1978年には「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定され、チャグチャグ馬コの鈴の音は、1996年に環境省(現在は文化庁)の「残したい日本の音風景100選」に選出されております。

古くから岩手(南部藩)は、大型の優秀な馬「南部駒」の産地として知られており、日頃から馬は農耕にかかせない存在でした。日頃の労働の感謝の意味を込めて旧暦の5月5日の端午の節句に仕事を休み、村民が鬼越蒼前神社に馬をねぎらい、馬や家族の健康、家内安全、五穀豊穣、無病息災などの願いを家族そろって祈願したのがチャグチャグ馬コの起源と言われています。

しかし、チャグチャグ馬コは現在、消滅の危機に瀕しています!

背景には、農耕馬の減少、高齢化による担い手の減少、馬の飼育費用の負担の問題があります。

⒈農耕馬の減少

チャグチャグ馬コに参加できる馬は、農耕馬となっています。機械化の進んだ現代日本において、農耕馬の力を必要とする場面はほとんど無くなりました。田畑を耕す際にはトラクターを使います。モノや人を運ぶ際には自動車を使います。今ではお祭1日のためだけに農耕馬を飼い続けている状況です。1990年に参加した馬は102頭でしたが、2019年は70頭までに減少している状況であり、このまま減少が続けば50年後を待たずして、近い将来に祭りが消滅することを示唆しています。

⒉担い手の減少

エサ代などの飼育費用は農家さんや牧場主さんの負担となっていますし、また、馬を飼っている方々の高齢化に伴い若い世代には馬の飼う意義をみいだせません、働いてくれる馬ではなく、お祭りの時の為に飼われている馬になっています。その結果、馬を手放してしまう人も少なくありません。またチャグチャグ馬コの装束は、各家々に代々伝わる装束であり、それぞれの家にこだわりや印、誇りが込められています。担い手が減少するということは、装束を作る技術や、馬を育てる技術の消失も同時に起こり得るのです。

僕らは今年は3つの支援を行いたいと思います

1.チャグチャグ馬コのエサ代支援
 (交流している「伯鈴」「昇馬姫152」の馬への支援)
2.チャグチャグ馬コの伝統装束の馬事文化継承活動への支援
3.矢巾町のチャグチャグ馬コへの支援

チャグチャグ馬コは1年に1日しか行われませんが、馬はお祭り以外の日も人間同様に生きています。少しでもエサ代や飼育で大変な農家さんや牧場を支援し、困っている馬が生まれないようにする。また、観光客が馬と触れられる環境を整えることがお祭の存続に必要だと思い「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト」を考えました。2019年から、農耕馬の減少を応援する活動として、エサ代の支援をしてくださった皆様に「チャグチャグ馬コ共同馬主カード」を発行し、カードを通じて支援してくださった感謝の気持ちの証と、支援してくださった方と支援を受けた馬に遊びに行ける馬っこパスポートとしてのカードを作製しました。農耕馬の支援を行わせていただいております。

このプロジェクト仕組みは次のようになります。支援してくださったお金は、牧場主さんや農家さんに届けられ、馬のエサ代や敷料、削蹄代、医療費などに役立ちます。支援してくださった支援者の方には、支援してもらった証として「チャグチャグ馬コ共同馬主カード」が届けられます。
このカードを牧場主さんや農家さんに見せて頂ければ、あなたの支援した馬のブラッシング、馬の部屋のお掃除、馬のエサやりなど(具体的には相談になります)ができます。
またチャグチャグ馬コの当日に条件はありますが希望者と馬主さんと相談して、お祭に参加できる。
そんな特典が付く「馬っこパスポート」としての交流ができる共同馬主カードをお送りします。支援を受ける牧場や農家さんにとっては、馬のエサ代はもちろん、馬のお世話のお手伝い、新たな方々との交流など、牧場や農家さんへのファンができ絆が生まれてくれたらなと思っております。また、Facebookで「チャグチャグ馬コ共同馬主倶楽部」の交流グループを開設しております。共同馬主の皆さん同士、または支援を受ける牧場主や農家さんと交流ができる仕組みにしております。馬にとっても、ご協力頂いた支援者の皆様にとっても、支援を受ける牧場や農家さんにとってもハッピーな形になる仕組みだと考えております。

~2019年から2023年に製作した「チャグチャグ馬コ共同馬主カード」~

また2020年より、農耕馬のエサ代と馬の交流の支援に加え、伝統馬事文化の祭りの装束などの伝統技術の継承のため、地元のチャグチャグ馬コ同好会が行っている活動へ支援を行わせて頂いております。チャグチャグ馬コの伝統装束は、先祖代々引き継がれ、その装束を馬の身にまとい、鬼越蒼前神社へお参りすることが家の誉れとされてきました。そのひとつひとつは手作りであり、またその技法を講習会などで伝承して繋いで行っております。馬と装束、そして馬の引手、これらが揃わないとチャグチャグ馬コのお祭りは維持できません。伝統装束などのお祭りを守る伝統技術の継承を、チャグチャグ馬コ同好会を通じて応援しております。


盛岡市ホームページ「講習会の様子」より

共同馬主カードが誕生した背景には「お祭に参加してみたい!」というお祭の観客の声と、「エサ代が負担で大変だ…」という農家さんの声、2つの声が一つのプロジェクトに結びつくのではないかと考えたのがはじまりです。1人でも多くの方にチャグチャグ馬コを知っていただき、支援の輪が広がることで、将来に残っていくお祭りになると信じています。馬に感謝を伝えるお祭り「チャグチャグ馬コ」ですが、現代社会における馬の活躍する場を同時に模索していきたいと考えています。それが未来まで持続可能に繋いで行ける方法だと考えております。

チャグチャグ馬コは滝沢市から盛岡市まで馬ッコの行進が行われるお祭です。岩手県の滝沢市、盛岡市、矢巾町の3市町村でチャグチャグ馬コの会員は構成されています。矢巾町はお祭りの行進ルートには入っておらず、どうしてもチャグチャグ馬コのお祭りに矢巾町も入っているということが知られておりません。そこで今年は矢巾町のチャグチャグ馬コを矢巾町内はもとより岩手県内や全国の方々に矢巾町のチャグチャグ馬コを知ってもらおうと考えております。矢巾町でチャグチャグ馬コの馬を飼っている方は2軒のみです。その馬を飼っている白沢清一さん康子さんと山本勝美さんに馬への想いと矢巾町のチャグチャグ馬コへの想いを聞いてみました。

【矢巾町で馬を飼っている白沢清一さん康子さん】

矢巾町の南昌山のふもとで農耕馬の繁殖飼育を行う白沢清一さん康子さんは、3頭の農耕馬「にいちゃん」「さっくちゃん」「ろっくちゃん」を育てます。3頭の農耕馬はご自宅の隣の牧草地でひなたぼっこをしていました。「にいちゃん」と「さっくちゃん」の2頭が今年は妊娠中です。白沢さんの元で生まれてくる馬としては27番目、28番目の子馬になります。
大きな体をもつ農耕馬の飼育は日常のお世話や体調管理が大変なため人の負担も費用もかかります。そのため農耕馬の飼育頭数は減っています。白沢さんの家ではおじいさんから飼育を初めて20年なります、10年前に康子さんに代替わりをしました。今では経験を積んで元気に生まれるよう体温測定や体の状態など、頻繁に馬の様子を確認し、出産の兆候を見逃さないように注意して育てます。そして馬の出産は夜中や明け方が多いため、出産前後には寝ずに面倒を見続けます。そうして経験や勉強を重ね、子馬が元気な状態で手放せるようにしています。子馬を無事に出産した母馬は、チャグチャグ馬コに参加した後は他の馬コと一緒に放牧地で過ごします。秋の季節になると放牧地から下ろし子馬を親離れさせて馬の競りに出します。馬を売ることで馬を飼う費用をまかないます。母馬には辛い思いをさせますが、馬を飼い続けるため、馬と共に生きていくためには馬を繁殖させて繋げていく。大事に育てている馬は“家族と同じ”と白沢さんは語ります。取材中に馬たちは暖かい日差しの中でうとうとお昼寝をしておりました。妊娠中の馬にとって日光浴や運動は大切だそうです。母馬やこの春生まれてくる子馬のことを常に気にかける白沢康子さん。家族と同じ馬たちが幸せに過ごせるよう、矢巾町の地で共に暮らしております。

【矢巾町のチャグチャグ馬コの想いを語る山本勝美さん】

矢巾町の真ん中でチャグチャグ馬コに出馬する「すみれ」と「あかり」の2頭を飼う山本勝美さんは後継者や馬コが増えなければと案じています。馬コを飼い始めたのは21年前、当時矢巾町には南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部があっても馬コが1頭もいませんでした。そこで、山本さんのお父さんが同好会矢巾支部長だったこともあり、馬コを飼い始めることを決断。馬コとの生活が始まりました。残念ながらチャグチャグ馬コの行進ルートに矢巾町は含まれていないため、矢巾町のチャグチャグ馬コはあまり知られておりません。ところが沿革をたどると、チャグチャグ馬コを支える南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会が設立した昭和41年、初代会長は矢巾支部の方だったのです。このように矢巾町なくしてチャグチャグ馬コの歴史を語ることはできません。現在矢巾支部の同好会会員は19名、矢巾町内で馬コを飼養しているのは白沢さんと山本さんの2軒だけです。それでも山本さんはチャグチャグ馬コや農耕馬の振興のため白沢さんとともに矢巾町内でのイベントを意欲的に盛り上げています。
自身も後継者が不在である山本さんは矢巾町のチャグチャグ馬コが今後も続いていくためには馬コを飼う人が増えなければと語ります。やってみたい人がいればぜひ、と、生まれたときから手懐けている「すみれ」と「あかり」の隣で山本さんは話しておりました。

~写真は白沢さんと山本さんが馬をもらってきたときの話をしている様子~

白沢さんと山本さんの2軒の日々の努力により矢巾町内でのチャグチャグ馬コの馬を飼うことが復活しました。今では矢巾町でチャグチャグ馬コを病院や幼稚園などに積極的に出向いてお披露目をなされています。今年は矢巾町内でのチャグチャグ馬コの行進パレードを開催いたします。
初夏のチャグチャグ馬コは滝沢の鬼越蒼前神社から盛岡の盛岡八幡宮までの行進行事
春は矢巾町で桜のチャグチャグ馬コの行進パレードを行う
矢巾町のチャグチャグ馬コを開催して矢巾町の町民の方々に喜んでもらうとともに、滝沢市、盛岡市、岩手県内の方々、全国の方々に矢巾町のチャグチャグ馬コを見てもらいたいと考えております。
今年は矢巾町のチャグチャグ馬コを盛上げる為に、行進パレードの実現に向けた応援と伝えること共に、集まった支援金の一部を南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部へ支援することを今年は致したいと思います。

【矢巾町 チャグチャグ馬コパレード開催!!】
開催日 4月29日(土)※雨天時は翌日開催
場所 ルートや時間は、矢巾町HP・SNSでお知らせします
https://www.town.yahaba.iwate.jp/bunya/event/
ー 行進パレード予定 ー
10:00  岩手県消防学校 出発
10:20頃 岩手医科大学付属病院前 通過
10:30頃 岩手医科大学前 通過
10:40 徳丹城春まつり会場 到着
内容 今回初めて矢巾町内で伝統あるチャグチャグ馬コの町内パレードを開催します!!
また矢巾町 徳丹城春まつりにて、チャグチャグ馬コふれあいが11:30~12:00に徳丹城公園で開催されます。


皆さんぜひ、矢巾町のチャグチャグ馬コを見に来てください!!そうして馬コを応援していきましょう!


滝沢市の馬っこパークいわてで飼育している農耕馬「伯鈴(はくりん)」と、大坪昇さんから新たに譲渡された遠藤さんの農耕馬「昇馬姫152(しょうまひめ152)」を応援しております!

名前   伯鈴(はくりん)
品種   ブルトン種
性別   おす(セン)
生年月日 平成22年6月16日
産地   岩手県滝沢市
血統   父(ブルトン種)ラヴリード レトワール、母(ブルトン種)校伯
所有   馬っこパークいわて
生まれつき左後ろ脚がわるく引きずって歩いてしまう馬です。

名前   昇馬姫152(しょうまひめ152)
品種   ブルトン種
性別   めす
生年月日 令和3年4月13日
産地   岩手県滝沢市
血統   父(ブルトン種)、母(ブルトン種)
所有   遠藤さんの厩舎
農耕馬を150頭到達され岩手競馬「馬事文化賞」を受賞された大坪昇さんの記念すべき馬に成ります!大坪さんの厩舎で飼育しておりました昇馬姫152ですが、チャグチャグ馬コの馬を増やしていくという無償譲渡事業として昇馬姫152は新たに希望する遠藤さんという新しい馬主さんへ行くこととなりました。

〜始まりの場所「藤倉さんの南部曲がり家」〜

2016年1月に滝沢市のおおさわ村の藤倉さんのお宅に訪問したことから、はじまりました。藤倉さんは、今もなお茅葺屋根の南部曲り家で馬と共に生活していました。南部曲り家とは、岩手県に古くからある母屋と馬屋が一体となった伝統家屋のことをいいます。はじめて訪れた時に衝撃を受けたのを記憶しています。実際に南部曲り家が現役で使われなお馬も一緒に生活していることに、驚きを感じました。
藤倉さんは、南部曲り家は馬とともに生活する場所であること、馬との生活とはどうゆうことなのか、生きている馬を日々世話をする生活とはどういうことなのか、チャグチャグ馬コのお祭りは地元の人々にとってどうゆう行事なのか、を多くを語らず実践して伝えていることに僕は深く感銘を受けました。
昔は馬は生活の中で必ず必要な必需品でした。農家の馬小屋に馬が何頭飼っているかを見ると、この家の財力がわかる、お嫁さんの親御さんは相手の家の馬小屋を見に行ってお嫁に行かせるか考えたそうです。1頭だいたい数百万円するからこの家は何頭持っているからお嫁に行っても財産があって安心だと、そのことを「馬っこ預金」と話していました。

滝沢のおおさわ村の地域は、チャグチャグ馬コを中心に地域の年配の方々がバリバリ元気で活躍しています、チャグチャグ馬コの脈々と引き継がれる祭りの伝統を守る、先祖代々の家の誇りを守る、チャグチャグ馬コを中心に一族としてファミリーを形成しています。まずは、年寄りを尊敬し大事にする、子どもたちを地域で育てる、子どもたちにきちんと季節の伝統行事を伝えていく、そうすると鮭が生まれた川に戻ってくるように子供たちが地域を愛していく、変わるのではなく、むしろむかしからの伝統を守る、東京などの生活にはない現代社会に欠けている人と人の結束力がここにはある、そんなことがいとおしく感じました。おととしそのことを語ってくれた藤倉喜久治さんですが天命をまっとうされました。僕らは、この文化を残したい、そんなことからスタートいたしました。

~ 左から藤倉恭一さん、代表の斎藤、藤倉家当主の故藤倉喜久治さん ~

チャグチャグ馬コのお祭りは、馬の豪華な衣装に目を奪われがちですが、馬を家族のように大事にし、馬を愛する気持ちがこのお祭りの本質です。大事な農耕馬をケガや病気から守りたい、今みたいに獣医師さんや薬がある時代ではありませんから年に一度の神様にお祈りをすることでしか馬を守ることができなかった、そんな切実な気持ちから、鬼越蒼前神社にお参りに行ったわけです。この蒼前様とは昔に東北地方にいた馬の治療にすぐれた人の名前で、農神として祭られ、馬の守り神であるといわれています。これが蒼前信仰です。馬を慈しみ、馬を愛でる気持ちは、古くからの南部曲り屋に表れていますが、馬を奉納すると言う世界でも稀な馬のためのお祭りがチャグチャグ馬コです。これが岩手の馬事文化なのです。

東京チャグチャグ馬コは、2016年よりチャグチャグ馬コを支援する活動をしております。

毎年、首都圏の観光客にチャグチャグ馬コを見に来てもらうワークショップを開催し、2022年までに計5回、約50名を滝沢市と盛岡市に来ていただきました。また毎年滝沢市おおさわ村などにチャグチャグ馬コのお祭りの半纏を1着ずつ寄贈する活動を実施しています。プロジェクトのキッカケは、ワークショップに参加された皆様からのアンケートより「馬と触れあう機会が欲しい」、またチャグチャグ馬コを飼育されている方からは「飼育費用が負担である」との声より、「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト」がスタートしました。~ 地元の方々にチャグチャグ馬コの半纏を寄贈 ~

2020年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、お祭り自体が中止になりました。ワークショップも開催できませんでした。馬を飼われている方、お祭りを支えている方々へ、 馬を飼い続けてほしい、祭りを継続してほしい、多くの方々よりチャグチャグ馬コへの応援メッセージをいただき「来年も馬を飼い続けてください」とメッセージの願いを込めて「チャグチャグ馬コ応援メッセージ」展を開催いたしました。~ 多くのメッセージが寄せられパネルを制作、岩手県滝沢市・盛岡市の3か所で展示 ~
ホームページ掲載「チャグチャグ馬コ応援メッセージ展」
https://tokyochaguchaguumako.jimdofree.com/チャグチャグ馬コ応援メッセージ展 /

2021年も新型コロナウイルス感染拡大に伴い、チャグチャグ馬コは3市町村で分散して開催することとなりました。チャグチャグ馬コのパレードは中止となりましたが、インターネット上の仮想空間でチャグチャグ馬コのパレードを再現できないかと考えました。GoogleEarthにチャグチャグ馬コのルートの線を引き、そこに思いある写真と馬コのイラストで行進を再現してみました。

GoogleEarth「チャグチャグ馬コPhotoMap Suzunone ~すずのね~」
https://tokyochaguchaguumako.jimdofree.com/チャグチャグ馬コphotomap/

2022年は3年ぶりにチャグチャグ馬コが開催され過去最高の観光客が訪れました。僕らはお祭りの前月にあたる日に盛岡の老舗東家さんをお借りして「チャグチャグ馬コ前月祭」を開催致しました。東家さんが作られた「チャグチャグ馬コ弁当」を食べながら「馬のまち盛岡」を参加者の皆さんと語り合いました。

~盛岡の老舗東家さんにおいて「チャグチャグ馬コ前月祭」を開催した様子~


これらの活動が評価され2020年にグッドデザイン賞を受賞することができました。
伝統文化のお祭りと馬の現代の活用、地方の祭事に新たな想像を創る、地方の祭りの持続可能な仕組み作りの新たな挑戦として評価して頂きました。 ~ 盛岡市長へ2020年度グッドデザイン賞の報告の表敬訪問 ~

2020年度グッドデザイン賞受賞 地方の祭りを持続させるコミュニティ活動
「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト」

https://www.g-mark.org/award/describe/51172?token=ol86o7v8Bd

僕らはこれからも、考え続けること歩み続けること、を大事に行動を起こしていきます。

チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクトでは、支援金をクラウドファンディング手数料、事務諸費用・運営にかかる費用等と付随させて頂いた商品・サービスの代金を除いた金額を、僕らの支援している農耕馬を飼育している馬主さんへエサ代や管理費(敷料、削蹄代、医療費など)として頭数案分で分配しお渡しいたします。 また、チャグチャグ馬コの祭りの装束などの伝統馬事文化の継承活動の支援にお送りさせていただきます。
今年は矢巾町のチャグチャグ馬コ同好会矢巾支部へ矢巾町のチャグチャグ馬コを盛上げるため支援させていただきます。
チャグチャグ馬コの祭りが継続し未来へ向けて盛り上がる一助となってくれたらと僕らは思っております。

4月12日(水)クラウドファンディング スタート

5月12日(金)クラウドファンディング 完了

  ~ 返礼品が準備でき次第、配送 ~       

6月10日(土)チャグチャグ馬コ 当日

8月上旬 チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト支援金の贈呈式

 1.チャグチャグ馬コのエサ代支援
  (交流している「伯鈴」「昇馬姫152」の馬への支援)

 2.チャグチャグ馬コの伝統装束の馬事文化継承活動への支援

 3.矢巾町のチャグチャグ馬コへの支援

(贈呈式において、今年の支援の内容をご報告させていただきます)

<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

チャグチャグ馬コのお祭りは年に一日だけです、その一日のためにチャグチャグ馬コの馬を飼う牧場・農家さんは、毎年、観光客が見てくれることを慶びとして、その祭り当日に向けて準備を一年間かけて日々お世話を行なっています。
馬と伝統と人ともに歩んできたお祭が「チャグチャグ馬コ」です。どれか一つでも欠けてしまうと、なくなってしまいます。馬を育てる農家さんや牧場主さんは、1年のお祭に向けて準備をして挑んでいます。
馬は人と同じように運動をし、ご飯を食べます。時には、体調を崩したり怪我をしたりもします。馬を飼う方々は、愛情を持ち、我が子のように世話をしております。現代社会では、農耕馬の活躍の馬が減り、お金や苦労など、負担の大きい時代になりました。サラブレット種よりも体躯の大きい農耕馬は、食べる量も多くなります。少しでも馬主さんの負担を減らすことも、お祭を後世に残していく支援の一つと考えます。馬に感謝を伝えるお祭は、日本にあるお祭の中でも珍しいです。
これまであった、今ある当たり前のお祭・風景をこれから先の100年、またその未来へと伝えていくことが出来るよう、皆様の暖かいご支援を頂けますと大変幸いです。一緒にチャグチャグ馬コを盛り上げていければと思います。


東京チャグチャグ馬コでは、お手伝いをしてくださる方を募集しています!
一緒に活動を通じて、未来へチャグチャグ馬コを残していきませんか?

連絡先:東京チャグチャグ馬コ
www.facebook.com/tokyochaguchaguumako/
HP:tokyochaguchaguumako.jimdofree.com

SNSメディアもやっています!フォローよろしくお願いします!
Twitter:https://twitter.com/tokyochaguchagu
Instagram:https://www.instagram.com/tokyochaguchagu/


応援してくださる方からのメッセージ
(応援メッセージ順)

南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会 会長
 菊地 和夫 様

コロナ禍で開催された昨年のチャグチャグ馬コ行進行事は3年ぶりの事でした。私たち同好会会員はもとより、観客の皆さんのチャグチャグ馬コを見るまなざしからも、この日を待っていたよ、と言っているような思いが感じられ、開催できてよかったなぁと思いました。
観客数も過去最多の18万人と聞いております。過去3回にわたり東京チャグチャグ馬コの皆さんからご支援いただいておりましたが、今年、装束の一部である「飾り帯」(ふきながし)を会員のみんなの馬に着付けてもらいます。皆さんのご厚意がようやくかたちになり嬉しく思っております。今後ともご支援よろしくお願いいたします。


南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会 矢巾支部長
 藤井 照夫 様

昨年の馬コ行進は、コロナ禍の中、感染対策を実施して3年ぶりの開催でした。沿道からは多くの人々から拍手や手振りがあり、感慨深い印象でした。しかし、馬コ行進の頭数は年々、減少しており、会員も高齢化が進んでおります。
そこで、馬コを飼育している方々に多くの支援が必要となりますので、皆様のご協力をお願いいたします。


一般社団法人滝沢市観光物産協会 会長
 中島 恒夫 様

昨年度3年ぶりに「チャグチャグ馬コ」行進行事が開催され全国から多くの観光客の皆様 に本市を訪れていただきました。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症での開催中止期間に出馬を断念する馬主様が多 く、チャグチャグ馬コ出馬頭数は令和元年63頭から50頭に減少しました。 家族の一員である農耕馬を癒すという、日本でも例のない行事をぜひ皆様のご支援をいた だき継承していきたいと思います。 


NPO乗馬とアニマルセラピーを考える会 理事長
 山手 寛嗣 様 (獣医師・農学博士)

日本人が持つ馬への愛情をこのクラウドファンディングで形にして頂けたら幸いです。
チャグチャグ馬コと言うお祭りの本質はこの馬への感謝・愛着に他なりません。このことをご理解頂き、クラウドファンディングに参加していただける事を願っています。
皆様のご支援よろしくお願い致します。


矢巾町観光協会 副会長
 水本 孝 様

応援しております!4月29日(土)に「矢巾町徳丹城春まつり」を開催しております。徳丹城をぜひ訪れて見て下さい、歓迎いたします!また矢巾町のチャグチャグ馬コパレードの応援もよろしくお願いいたします。 




  • 2023/08/11 10:00

    チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト2023贈呈式「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト2023」の支援金の贈呈式を開催させて頂きました今年は「矢巾町にチャグチャグ馬コを見に行う」をテーマに春に矢巾町での初のチャグチャグ馬コのパレードを開催致しました、今年の贈呈式の会場は「矢巾町歴史民族資料館...

  • 2023/06/11 13:02

    2023年のチャグチャグ馬コの報告今年のチャグチャグ馬コも晴天に恵まれて、多くの観客の方々に来ていただいてのチャグチャグ馬コの行進行事と成りました僕らの東京チャグチャグ馬コ一行は、滝沢市鬼越蒼前神社から盛岡市盛岡八幡宮まで巡ります鬼越蒼前神社の出発にはどうにか間に合い、毎年の記念撮影、支援して...

  • 2023/05/31 10:59

    「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト2023」の御礼と今年の「チャグチャグ馬コ」開催のお知らせ先週、今年のクラウドファンディングの返礼品のチャグチャグ馬コ共同馬主カードの発送させて頂きました、ありがとうございます「お礼のお手紙」「子馬のポルカ」「たきざわスイカスパークリング」「矢巾町の山ぶど...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください