はじめに・ご挨拶

はじめまして!このプロジェクトを見て頂きありがとうございます。

兵庫県西宮市鷲林寺町(じゅうりんじちょう)で

人にも地球にも優しい農法で行う【アクアポニックス農園】の開業を目指している

森 浩彰(もり ひろあき)と申します。

Instagramアカウント☞【もり@jurinji.aquafarm


■私たちが暮らしている地域に起きている問題

高齢化する農家の跡継ぎ問題、休耕地問題が全国各地で深刻化しています。
以下は現在の全国の農業従事者についての情報です。

基幹的農業従事者は136.3万人で、5年間で39.4万人減少しました。高齢化でリタイアが進んだとみられています。49歳以下は14.7万人で2.7万人減少しました。農業従事者の減少は深刻な問題です。※農業協同組合新聞より


私の住んでいる兵庫県西宮市鷲林寺でも同様に深刻な後継者問題が訪れています。

私のおばあちゃんは代々受け継いできた畑で何十年もの間、腰が曲がりながらも農業をしつづけています。
ですが、年を重ねるにつれて段々作物を育てる量が少なくなってきています。
また地域の農家さん達にも後継ぎ問題が起こっています。

そこでおばあちゃんの農地、そして地域の農地を何とかしたいという思いからこのプロジェクトを立ち上げました。


■このプロジェクトを通して実現したいこと


私の目標はただただアクアポニックス農園を立ち上げるだけではなく、

・私のおばあちゃんが長年愛してきた農地を守り、継ぐこと

・アクアポニックスという革新的な農業で地域の後継者問題を解決すること

・こどもたちに安心安全でおいしい野菜を食べてもらうこと

を目標としています。

農場見学では実際にシステムを見て経験して頂くことで生態系を学ぶことができます。

大人も子供も楽しく学べる場所を作りたいと思います。


■なぜアクアポニックスなのか

私は、農家のおばあちゃんの後を継ぐと決めましたが、植木屋で5年修行した経験と10年のアクアリウム経験を組み合わせられないかと考えに考えに考えたところ、水槽の上部で植物を育てる、アクアテラリウムからヒントを得てアクアポニックスというシステムにたどりつきました。

また、こどもが2人産まれ、【安心安全なモノを選ぶ】といったように食に対する意識も変わってきました。
このアクアポニックスというシステムは農薬、化学肥料を使わないので、まさに安心安全な野菜を育てこどもに食べてもらうことができます。


アクアポニックスには健康的に長く農業を続けていくための特徴やメリットがたくさんあります。

アクアポニックスとは陸上養殖と水耕栽培を掛け合わせた次世代の循環型農業です。

『農薬』『化学肥料』『土』『抗生物質』などを使わず、『水』だけで野菜と魚を育てることができるのです。

しかも、排水をせず、リサイクルし続けるので一般的な栽培方法と比べて80%以上の節水が可能です 。


・アクアポニックスは土は必要ありません。クワを使っての土づくりや腰を曲げての除草、草刈などが重作業がないので、腰を曲げることなく、健康的に長く農業を続けることができます。

・魚と一緒に野菜を育てるので、魚に有害な農薬は使用することができません。そのため、周囲の虫や土壌の微生物などに影響を与えることがなく、環境に配慮したシステムです。必然的に農薬不使用の野菜になります。

・魚の排泄物が野菜の肥料となるので、化学肥料不使用で栽培することができます。
通常使用されている肥料の多くは遠くの場所(国外など)から原料を採取→加工→パッケージ→店頭→生産者の元へ届きます。肥料が農場に届くまでには複数の生産工程と海路、トラック輸送、が発生し、大量のエネルギーが必要です。
それに対して、アクアポニックスでは野菜と同じ施設内で飼育される魚の排泄物が循環利用されるので輸送コストがかかりません。

※アメリカではアクアポニックスの生産物はUSDA(オーガニック認証)の取得が認められています。 

・アクアポニックスは基本的に排水することはありません。循環させリサイクルするので、土を利用した従来の栽培方法と比較して約80%の節水効果があります。これにより、栄養豊富な養液が外に流れ出すだすこともなく、土壌、地下水、海、河川などを汚染することがありません。

・アクアポニックスは重労働や難しい作業は必要なく、身体的負担が低いので、性別、年齢を問わず運用することができます。健康的に長く農業を続けることができます。

・生態系を学ぶことができます。魚が出した排泄物を微生物が分解し、それを植物が肥料として吸収し、浄化された水が水槽に戻る。という自然界でも行われているサイクルを体感、実感することができます。小学校教諭から社会科の授業で使いたいと連絡を頂き、資料提供をさせて頂きました。

※アメリカでは初等・中等教育にアクアポニックスが利用されています。 

 アクアポニックスについてもっと詳しく知りたい方はBLOGをお読みください。


■今までの活動

これまで2年間、小規模施設でのアクアポニックス施設を運営してきました。

この2年間ではイベント、マルシェでの出店で野菜の販売やレストランへの納品、農場見学では県外からも様々なジャンルの人々がこのアクアポニックス施設に見学に来て頂きました。

また、小学校からは社会科の授業への教材として使用したいということでアクアポニックスの資料をお渡しさせていただきました。小学生たちは『魚の排泄物が野菜の肥料になる』ということに興味津々でその授業は大盛況だったそうです。


Instagramでは【もり @jurinji.aquafarm 】でアクアポニックスに関する情報を発信しています。

現在1万人以上のフォロワーが私の投稿にいいねやコメントをしてくれています。SNSを通じてアクアポニックスに興味関心を持つ人たちがもっと増えてほしいということで発信をしています。 

 アクアポニックスに関する質問や感想、応援メッセージなどをたくさんいただいており、100%のチカラで返信しています。


■資金の使い道・実施スケジュール

今回のプロジェクトの資金は下記に使いたいと考えています。

・ビニールハウス建設費 

・アクアポニックスシステム設置費

・農場見学用の駐車場整備費

合計600万円になる予定です。

このうちの200万円を今回の目標金額としてチャレンジします。(CAMPFIRE様、手数料 34万円)


プロジェクト実施のスケジュール

9月工事着手

12月竣工

2024年3月リターンの開始

今回のプロジェクトのリターンの一部を紹介します。

(※詳しくはリターンの欄をご覧くださいませ) 


■リターン① 応援コース

・メールにて感謝の言葉をお贈りさせて頂きます。


■リターン② 応援コース(Instagramアカウントお持ちの方)

・インスタグラムのストーリーズであなたの投稿をシェア + 感謝の言葉を投稿いたします。(タグ付け)


■リターン③ 魚が育てた野菜コース

・魚が育てた野菜、ハーブなど【農薬不使用・化学肥料不使用】

・サンクスレター


■リターン④ 農場見学・体験コース

・魚が野菜を育てるアクアポニックス施設の見学

・野菜の収穫体験

・魚のエサやり体験

・種まき体験


■リターン④ 応援してくださった証明に

・施設看板にお名前やロゴを記載させていただきます。


■リターン④ 応援してくださった証明に

・イベントや見学の際に着用する制服にお名前やロゴを記載させていただきます。


■リターン④ 応援してくださった証明に

・(ホームページ)特設ページにてお名前やロゴを記載させていただきます。


■リターン⑤ アクアポニックス野菜などを使用したお食事会

箕面市にある地中海レストランにて魚が育てた野菜などを使用したスペシャルディナー!!
※プロジェクト実行者の森が同席します。


今回プロジェクトを立ち上げたのは地域の農家の後継者問題などの危機的状況が『待ったなし!』であり、健康的で持続性のある農業を体現していきたいと考えているからです。

このプロジェクトが成功すると、ただただ野菜が作れるのではなく、地域の高齢化問題を解決する1つの手段になると信じています。

私が目指すのはこの地域をアクアポニックスで有名にし、雇用を創出する事で地元で活躍する人、新規就農者を増やし、地域に活性化に貢献することです。

みなさんの支援があればこのプロジェクトは必ず成功することができます。

あなたの支援がこの地域の未来を変える一歩になります。

どうかあなたのご支援をよろしくお願いいたします。

鷲林寺アクアファーム

森 浩彰(もり / @jurinji.aquafarm


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/01/29 13:01

    皆様への活動報告:- ようやく農政課からの回答が遂に届きました。アクアポニックスシステムは農地での運用が難しく、魚の飼育が農業とは認められません。農地は野菜などを作るためであって、農地で魚の飼育はできない。とのことでした。水耕栽培での肥料タンクは農業施設と認められていますが、アクアポニックスは...

  • 2023/10/08 10:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/09/04 20:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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