はじめに

プロジェクトに興味をもって頂きありがとうございます。
東京都葛飾区に有ります、区立水元幼稚園でPTA会長をしております、白城和美です。
『PTA』に皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?

「PTAの闇」「やりがい搾取のPTA」「理不尽PTA」などと言う言葉がニュースで取り上げられたり、書籍になったり、「役員決めに少なくとも1時間以上はかかるよ」とか「役員になるのが嫌で泣き出す人もいるよ」なんて、話を耳にしたり。
あまり、良いイメージを持っていない方が多いのではないでしょうか?

実は私も、その1人でした。そんな、悪いイメージ先行のPTA役員(副会長)を実際に昨年度1年間務めてみて感じる事は、「意外と、楽しい!!」でした。
しかしながら、「PTAという組織のいい所はあるが、やはり改善すべき問題点は多々ある」と言う事も同時に強く感じました。



★解決したい問題

・良く挙げられている日本のPTAの問題点

① 「前例踏襲」が当たり前になっていて変えるのが難しい

② 役員さんの負担が大きい

③ PTA加入と会費支払いがセットになってしまっている

④ 非会員家庭の子どもへの差別

⑤ 入会も退会も自由で有る事がちゃんと周知できていない

・区立水元幼稚園PTA特有の問題点

 園児数が少ないため、集められるPTA会費が少なく十分な活動が出来ない。


■これらの問題のうち、「PTAがクラウドファンディングを立ち上げる」と言う仕組みが
しっかりと整えば解決できる問題がある!
と言う考えが、今回プロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけになります。



★このプロジェクトで実現したいこと

問題 『前例踏襲』が当たり前となっていて変える事が難しい

区立水元幼稚園は、親子の心に寄り添ってくれる、魅力あふれる幼稚園にも関わらず、2年保育である事がネックとなっており、園児数が集まりにくいという問題に直面しています。(もちろん、少子化の影響もあります。)それに対して、教育委員会に対策をしてくれるように掛け合ってはきたものの動いてはくれず・・・そんな状況ですので、PTA役員が中心となって外部に向けた広報活動を行っています。前年度、私が幼稚園のパンフレットをデザインし、いざ幼稚園のプリンターで印刷しよう、となった時に、「この仕事って予算があれば全て外注できるし、その方がクオリティーも高くなるのにな・・・」と考え手が止まりました。
周りのPTA役員さんに話を聞いてみても、私と同じように「この作業は本当に自分たちでやる必要があるのだろうか?」と疑問に思いながらも、前例に従って只々やっているという話をよく耳にします。
例えば、「外部、内部に向けた広報活動」「アナログに頼ったアンケートなどの情報収集」などなど・・・
この問題を、PTAとして使える予算を事前に「クラウドファンディング」で確保し、「外注できる仕事は外注する」と言う選択肢を可能にする事で『前例踏襲』からの脱却を目指します。


問題 役員さんの負担が大きい 

私たちの場合は、楽しく活動が出来ているのであまり負担は感じませんでしたが、半強制的に「役員」の任務に就かされた方などで、かなりの負担を感じてる方も多いと聞きます。(もちろん、私たちのように楽しんでいる方もいると思います!)
PTAの始まりは、「ボランティア」つまり「参加したい人が参加する自主的な活動」だったはずなのに、いつのまにか多くの保護者にとって「半強制的な負担の重い活動」となってしまっていると言う現実があります。

「子ども達の為になるなら役員をやってもいいですよ」と、快く引き受けられる形を作るには、とにかく少しでも役員さんの負担を減らすことが最優先事項です!!!
その為に(上記でも述べましたが)予算を確保し外注できる仕事は外注し、少しでも必要ないかもと感じる仕事を無くしていく事で役員さんの負担軽減を目指します。


区立水元幼稚園PTA特有の問題点

水元幼稚園の園児数の現状
年長さん14人、年少さん7人、合計21人(令和4年度)
年長さん7人、年少さん11人 合計18人(令和5年度予定)

園児数の減少故に、PTAとして使える予算が限られてしまい、今まで園児の為に
出来ていた活動が出来なくなってしまっている、という状況があります。

『今までPTAとして園児達にやってあげられていた活動』
・子供たちの「興味」に合わせて知識・経験豊かな講師の先生達に来て頂く。
・園で取れた野菜や果実を使って園児たちで調理実習をする際の補足素材の購入。

などがあります。

これらの活動予算の不足分を補うために、私たちが現在持っている打ち手は
『PTA主催のバザー』や『ベルマーク収集』『廃品回収』などです。これらを行うとPTA役員の仕事は増え、保護者の負担をも増やす事に繋がるという結果になってしまいます。
そこで、新しい予算作りの打ち手として『クラウドファンディング』という形を整え、この問題を解決する事を目指します。


★資金の使い道

令和5年度 水元幼稚園PTA会計 見込み

■収入(見込み)

会費    ¥108,000     園児分500円×延べ人数216=108000

合計    ¥108,000     


■支出(見込み)

会議費       ¥2,000   
事務費       ¥5,000   
渉外費       ¥5,000     
慶弔費       ¥3,000     
交通費       ¥2,000     
積立金       ¥10,000     
園記念品      ¥15,000  
・記念品の内容につきましては、PTA役員で相談、購入し卒園前に園に贈呈する予定でおります 
園児記念品     ¥47,500  
・園児記念品の内容につきましては、PTA役員で相談し、2024/1月末には決定する予定でおります

合計        ¥89,500
ここまでが、PTA会費内での支出可能額(見込み)

   

以下クラウドファンディングで予算の確保をしたい金額

広報費       ¥20,000(パンフレットなどデザイン・印刷の外注に掛かる費用)
行事研修費   ¥80,000(リトミック代、ダンスレッスン代、会食・調理実習代)


合計     ¥100,000



★実施スケジュール

・5月下旬       募集終了
・6月中旬       リターン発送開始
・6,7月       リトミック  実施予定
・9,10,12,1月 ダンス療育  実施予定 
・9,11月      運動遊び教室 実施予定
・10月 来年度の園児募集に向けてパンフレットの作成
・それぞれの季節ごとに会食・調理実習 ※例 11月農園で育てたサツマイモを使って調理実習+会食 



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



★リターン
追加リターン1
保育実践論文『科学する心を育てる』をお届けします

金額 1500円
数量 10
詳細 2022年度ソニー幼児教育支援プログラムにおいて「奨励園」に選定された論文を郵送にてお届けさせて頂きます。



追加リターン2
保育実践論文『出会い、心動かし、探求する子どもたち』をお届けします

金額 1500円
数量 10
詳細 2021年度ソニー幼児教育支援プログラムにおいて「奨励園」に選定された論文を郵送にてお届けさせて頂きます。


追加リターン3
保育実践論文『科学する心を育てる』+『出会い、心動かし、探求する子どもたち』
をお届けします

金額 3000円
数量 10
詳細 保育実践論文を「2021年度・2022年度 2つセット」で郵送にておおどけさせて頂きます。


リターン1
感謝のメールをお送りします

金額 500円
数量 無制限
詳細 PTA役員より感謝の気持ちを綴ったメールを送らさせていただきます。


リターン2
感謝の葉書をお送りします

金額 500円
数量 無制限
詳細 PTA役員より感謝の気持ちを綴った葉書を送らさせていただきます。



リターン3
感謝の気持ちを動画にて

金額 1000円
数量 無制限
詳細 感謝の気持ちを、支援者様に向けて水元幼稚園紹介YouTube内で述べさせて頂きます。 支援者様のお名前は、ニックネームでも大丈夫でございます。 


リターン4
お礼のメールと動画をお送りします

金額 1000円
数量 10
詳細 水元幼稚園園長+PTA会長より感謝の気持ちを込めて、お礼のメールにメッセージ動画を添えて送らさせて頂きます。




★最後に

今回のプロジェクトで目指しているのはここまでですが、「PTAとしてクラウドファンディングを立ち上る」という仕組みを可能にする事で、その他の問題も解決する事が出来るのではと考えています。

「区立水元幼稚園」は園児数が少ない為、大規模幼稚園、小学校、中学校などと比べると保護者の皆さんの意見を聞き取りやすい環境にあり、とても改革のしやすい環境下にあります。
保護者への負担の少ない「こんなに、子供たちの役立つことができる素敵な組織だよ」といえるPTAの形を実現するお手伝いをして下さいますようよろしくお願いいたします。

葛飾区立水元幼稚園の紹介

https://school.katsushika.ed.jp/swas/index.php?id=mizumoto_k




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