はじめに・ご挨拶

はじめまして！向日市在住のバイオリンの中野緑です。

この度、向日市に念願のコンサートホールが出来ました。ニデック株式会社（旧日本電産株式会社）の永守重信会長のご寄付による永守重信市民会館です。そしてピアノはベーゼンドルファーという素晴らしい楽器です。

向日市にゆかりのあるピアニスト沼光絵理佳さんとコンサートをしたいと思っています。

このプロジェクトで実現したいこと

永守重信市民会館が建立され、向日市内でコンサートを開催することができる環境ができたことにより、「アウトリーチを通して、民間ホールが社会に果たす役割」を考えております。

音楽の演奏によるアウトリーチとは、従来の枠組みにとらわれず、日頃、当該ジャンルに触れる機会の少ない人々に向かって近づき、働きかける活動を指します。

私はオーケストラでの活動以外にもピアニストと一緒にリサイタル形式のコンサートを時々開催しており、それを永守重信市民会館のホールでも行いたいと考えております。

ただ演奏するだけではなく、音楽について子供達や市民の皆さまにわかりやすく説明しながら演奏していくスタイルのコンサートにしたいと思っております。

クラシックの作品をご紹介していきながら、聴いたことのある映画音楽なども取り入れて、普段クラシックに馴染みのない方にもお楽しみいただけるよう工夫してまいります。

プロジェクトをやろうと思った理由

生演奏のコンサートを聴くには電車で京都や大阪などの会場まで行かなければならないことが多いですが、この度向日市に素晴らしいホールができ、遠方まで行かなくても地元で気軽に音楽が聴けるようになったので、子供達や市民の皆さまに今まで以上に音楽に親しんでいただきたいです。

普段遠くに行けないご年配の方や、障害をお持ちの方にも来ていただけるようなコンサートにもしたいと思っています。

また、向日市の広報紙で永守重信市民会館のベーゼンドルファーのピアノが素晴らしいと伝えられていますが、市民には何が素晴らしいかいまいちピンときていないのが現状です。

それを市内在住でベーゼンドルファーをこよなく愛するピアニスト沼光絵理佳さんに説明を交えながら演奏していただくことで、向日市に素晴らしいピアノがやって来たことを皆さまにご理解いただきたいと考えています。

素晴らしい音楽が聴けるホールが向日市にあることを誇りに思っていただきたいです。

私の所属する関西フィルが先日向日市で共演させていただいた千住真理子さんのコンサートは、発売から1週間でチケットが売り切れました。会場の座席数以上に多くの方がコンサートを楽しみにしてくださっており、実際に聴きに来てくださったお客様も大変喜んでくださいました。

私も永守重信市民会館のホールでコンサートを企画したいと思っていますが、（自主開催で）私の個人の予算ですると高額な入場料になってしまい、あまり効果的ではありません。

向日市の音楽文化の発展に繋げていくために、皆さまのお力添えをいただけますと幸いです。

これまでの活動

中野緑（バイオリン）

京都府立向陽高等学校卒業。

京都市立芸術大学音楽学部バイオリン専修卒業。

卒業後、関西フィルハーモニー管弦楽団に入団。

現在も第一バイオリン奏者として在団。

自宅にてgreenteaバイオリン教室を主宰。

2018年10月より向日市教育委員を務める。

沼光絵理佳（ピアノ）

東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校及び東京芸術大学を経て、これまでにピアノを池川礼子、武田真理、多美智子、多紗於里の各氏に、室内楽を故Goldberg山根美代子氏に師事。

Jr.ジーナバックアゥワー国際コンクール2位受賞（アメリカ・ソルトレイク）翌年、東京・サントリーホールにて受賞者の披露演奏会に出演。ピティナ・ピアノコンペティション特級3位。

NYにて、故アリーシア・デ・ラローチャ女史の薫陶を受け、ラローチャ女史のコンサートのオープニングアクトを務める。

これまでに世界各地でオーケストラとの共演やコンサートに多数出演。

東京・サントリーホールにて自身のリサイタルを開催（ベーゼンドルファー使用）。

さいたま市文化振興事業団主催、「モーツァルトの生涯」ピアノ・モーツァルト役で出演し好評を博した（金昌国指揮・アンサンブルオブトーキョーと共演）、後に各地にてシリーズ化される。

2006年より、フジテレビ系ドラマ及び映画、アニメ「のだめカンタービレ」の音楽演奏及び作曲、サウンドトラックCD収録に参加。

アニメ版では演奏シーンの全篇吹き替え、ドラマ・映画では収録、吹き替えの他、作曲、俳優へのピアノ演技指導もしている。

尚、各地で大好評を博したのだめのコンサートでは、鍵盤ハーモニカ奏者としてガーシュインのラプソディインブルーの編曲、オーケストラのソリストを務めた。

ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学夏期国際セミナーに公式伴奏者として招待される。

びわ湖ホール登録ピアニスト。

また演奏家の見地から捉えた独自のソルフェージュや和声・楽曲分析などで後進の指導に力を注いでおり、多数の音楽家を輩出している。

エフエム京都　放送番組審議会委員。

ソロを始め国内オーケストラピアニスト、室内楽等の共演ピアニストとしてジャンルに捉われない演奏スタイルと、作編曲家として多くの作品を提供するなど精力的に活動している。

映画『にしきたショパン』の編曲と演奏収録に参加。マドリード国際映画祭にて最優秀作曲賞受賞。ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」４５周年記念曲『虹へ』作曲、また『牛乳石鹸の歌』を史上初めて編曲を許され、番組内天気予報で採用されている。2021年5月、自身初のソロCDを299MUSICより発売（ベーゼンドルファー使用）。「レコード芸術」準特選盤、「音楽現代」推薦盤、Naxos Music Libraryにおいて「今週の一枚」紹介の他、2021年度のショパン主要曲再生回数ランキングにスケルツォ第２番で１位、バラード第4番、遺作ノクターンで３位を獲得。Spotify特集に選ばれるなど多く評価を頂いている。

資金の使い道

ホールレンタル代　約１０万円

人件費（照明・音響・舞台スタッフ・当日スタッフ）約１５万円

調律代　約３万円

チケットプログラム作成　約３万円

CAMPFIRE手数料　約３万円

ピアニスト謝礼は特別価格で交渉済み

リターンについて

①プログラムにお名前掲載。

②リハーサル見学。

③特別なコンサートにご招待。

実施スケジュール

チラシ配布　８月

チケット発売　９月

本番　１１月２４日（金）予定

※日程は変更する場合がございます。

最後に

向日市の音楽文化の発展に、どうか皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます！

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。