はじめに
2018年2月よりNPO法人を立ち上げ、今の社会に「生きづらさ」を感じている方の支援を行っています。社会で少数派に分類される方々です。具体的には不登校、引きこもり、虐待、ヤングケアラー、いじめ、ひとり親家庭、発達障害、精神障害などです。これは本人だけの問題ではなく、家族や周囲の環境、周りの人間関係や加害者側など改善すべき点は多々あります。心のケアである実情をカウンセリングし、実際の問題である実状を改善することによって正常な日常へ戻る支援を行っています。
今回は、多頭飼育崩壊した方やペットを手放さなければならない状況に陥ってしまった飼い主とそのペット達への支援としてプロジェクトを立ち上げます。今までに犬猫等40匹以上保護してきました。「生きづらさ」を感じているのは人間だけでなく、飼われているペットの動物達も感じていることと思います。またペットたちは自分の環境を選択することができません。飼い主や管理者の状況によって幸にも不幸にもなりえます。そんな不幸になってしまいそうな命を少しでも救いたいと願っています。対象動物はペットとして購入できる哺乳類、鳥類、魚類と爬虫類の一部です。
人間によってペットにされ、さらに人間の都合で劣悪な環境や野生に捨てられる。こんなことはあってはならないのです。しかし飼い主の都合も理解できます。購入時はこんなことなるなんて想像もしていなかったでしょう。きっと本意ではないはずです。そんな飼い主にも寄り添い、1人ではどうする事もできない状況を打破するため協力態勢を構築します。安心してください。その命最後まで一緒に見届けましょう。
飼育者からペットを取り上げたり、里親に譲渡したりする活動ではありません。多頭飼育崩壊者ややむを得ない事情で手放さなければならない飼い主の想いは私たちと変わらないものがあります。優しさに満ち溢れているのです。しかし知識不足や、間違ったやり方、環境の変化などにより良くない状況に陥っているだけなのです。
そんな方達に現状回復の機会を提供し、会いたい時にいつでもペットに会いに行ける環境を構築します。ペットも良くしてくれる人間を覚えています。また飼い主もペットを家族のように心の拠り所にしている人も多くいます。飼い主もペットも幸福な毎日が送れるよう支援、手助けをしていきます。
また動物達の世話をすることにより、自身の存在意義や、愛情、必要とされていることの実感を感じることにより、不登校や引きこもりからの脱却や、発達障がいや精神障がいの症状緩和を期待しているところです。
いままでの成果として不登校や引きこもりから脱却できた方もいますし、発達障がいのある方も自分が必要とされていることを実感し、生活に自主性が出てきた方も多くいます。
ペット達には「愛される安全な環境」
飼い主には「それぞれの問題を解消するきっかけ」を提供します。
解決したい社会課題
動物の虐待が多くニュースで聞かれます。また、パワハラやいじめ、虐待など目を覆いたくなる話が山ほどあります。
このような事態を解消するには、支援を受ける方、支援を施す方双方が幸福であることが必要です。どちらか一方が幸福でないから虐待やいじめ、福祉施設の暴力などにつながるのです。
いつも弱い者のところへ力が集まります。力のない女性や子どもやお年寄り、障がいを抱えた方やハンディを背負った方、そして物言えない動物。このプロジェクトを通じて「愛」を少しでも感じることができれば傷つける行為は少なくなると確信しています。
このプロジェクトで実現したいこと
多頭飼育崩壊からの救助ー飼育されている動物達はもちろん、崩壊してしまった飼い主にも救いの手を差し伸べたい。なぜならはじめは私たちと同じ愛のある優しい気持ちで保護活動していたはずです。しかし知識不足や資金不足などで失敗してしまった。誰もが崩壊を望んで始めたわけではありません。そのような飼い主からペットを取り上げるのではなく一緒に人生の立て直しをしていきます。
障がいを持った方達の生き甲斐にー飼育支援に障がいを持った方達に協力してもらいます。現在の社会では障がいやハンディを抱えた方達には非常に大変な社会となっています。特に知的障がいや発達障がいがある方々には周りの理解が及ばないところが多々あります。生産性を求められたり成果を要求されるとなかなか難しい状況です。しかし動物達の生活支援であればノルマもなくお世話することができます。また動物達に接することにより、自分自身の存在意義や生きがい、楽しみなどが見出せるようになります。自分が必要とされているという実感がやりがいにつながり、生きる目的を見出せるようになります。
生きる力にー障がいや病気、別れ、挫折、人間関係、就労問題、世の中にはたくさんの壁があります。みなさん壁にあたったとき辛いですよね!悲しいですよね!逃げたくなる時ありますよね!
よく考えてください。なぜ壁にあたったんですか?
あなたが前に進んでいるからです。その歩み止めないでください。最初の1歩踏み出した時思い出してください。希望に満ち溢れていた頃を!
人間もペット達も同じです。辛い時、壁が現れたとき、忘れている希望や生きがい、楽しみを取り戻す環境を提供します。
みなさんの少しの協力が誰かの希望に変わります。誰かが救われます。
多数派には援助がよく行きます。援助することで援助提供者は人気が上がるからです。でもほんとに援助が必要なのはいつもグッと耐えている少数派の方々なんです。少数派に援助しても人気は上がらないかもしれない。援助したことにも気づいてもらえないかもしれません。
私たちが全力でアピールします。どのような少数派が頑張っているかを。どのような人が援助してくれたかを。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少数派に光をあてさせてください。
資金の使い道
現在犬4匹が庭(約20㎡)猫28匹が6畳一間で暮らしています。さらに依頼もありさすがにスペースが足りません。そこで現在の既存建物のリフォーム、バルコニー拡張等を行い動物達の居住スペースを確保いたします。
「ペットと共生できる居場所」
を提供します。
リフォーム費用 ¥4000000
手数料等 ¥920227
実施スケジュール
クラウドファンディング終了し入金後リフォーム等に約2ヶ月を見込み備品準備等も含め年末までに通常体制に戻します。
最後に
支援していただいた方の中には飼ってあげたいけれど無理。ということがあったことと思います。支援いただいた方はこのプロジェクトのメンバーです。不幸に陥ってしまった動物や少数派の方々を見たら一報ください。全力で救出に向かいます。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
NPO法人 笑家(しょうや)
代表理事 吉井 真一
即応予備自衛官
介護福祉士
米国NLP協会認定トレーナー
引きこもり支援相談士
不登校訪問専門員
BTECチャイルドマインダー
小動物看護師
小動物介護士
不登校、引きこもり、いじめ、虐待、多頭飼育崩壊、ゴミ屋敷等問題を抱えた方達にカウンセリングを行なっています。しかし話すだけでは根本的な解決にならないことがほとんどです。心情を把握し、精神的な不安や壁を取り除き前向きな姿勢を取り戻し、そして物理的な問題を解決していきます。動物という最も弱い立場の存在を感じ自分自身の必要性や社会での役割があるということに気づくきっかけとしていきます。どんなに乱暴な人でも、過ちを犯した人でも、必要のない存在なんてありません。しっかり修正して人生を正しい方向へとお手伝いをさせていただいております。
みんないい人なんです。そうでないように見える人たちは忘れているだけです。私たちが思い出すきっかけを提供します。
どうかよろしくお願いします。
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