映画『スパイスより愛を込めて。』公開記念プロジェクト

映画『スパイスより愛を込めて。』公開記念プロジェクトです。

2023年6月２日(金)全国公開。

空前のスパイスカレーブームに贈る、CURRY好きによるCURRY好きのための、めくるめく青春SPICE MOVIE.が誕生しました。

家庭料理からスパイス専門店、本場インドから欧風、まったく新しい創作系まで、

日本で独自の進化を遂げつづける“カレー文化”

そして、長年のカレーブームが最高潮を迎える今、世界初の青春スパイスムービーをここ日本から世界に向けて発信したいと思います。

資金の使い道

コロナ禍での撮影により、衛生対策の拡充、撮影効率の低下、そして、エキストラの人数の上限を設定したこともあり、想定外の追加撮影やVFX編集等の出費が制作費を圧迫しました。

その結果、撮影の舞台となった石川県や東京を除いて、舞台挨拶やイベントが実施できないという少し残念な状況にあります。

そこで、クラウドファンディングで応援していただいた資金は、各地での舞台挨拶や海外の映画祭への参加費用に充当したいと考えています。

本作をご覧いただくと、カレーライスを食べたくなる・・・はずです。

リターンにはカレー商品、スパイス商品も揃えていますので、映画とカレーを併せてお楽しみいただけましたら幸いです。

はじめに・ご挨拶

はじめまして。映画『スパイスより愛を込めて。』の映画監督の瀬木直貴です。

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瀬木直貴: 1963年三重県生まれ。映画監督、TV番組やコマーシャルなどのディレクターとして活躍。

映画作品は、オリジナル作品、オールロケ作品にこだわり、その全てに実質的にプロデューサーとしても関わっている。

『千年火』(2005/第55回ベルリン国際映画祭正式出品/監督)

『Watch with Me〜卒業写真〜』(2007/プロデューサー・監督・脚本)

『KIZUKI』(2008/日本映画批評家大賞国際活動賞/監督)

『ラーメン侍』(2011/監督)

『カラアゲ★USA』(2014/プロデューサー・監督)

『マザーレイク』(2016/第58回チェコズリーン国際映画祭正式出品/プロデューサー・監督)

『恋のしずく』(2018/第38回ハワイ国際映画祭正式出品/監督)

『いのちスケッチ』(2019/監督)

『光を追いかけて』(2021/プロデューサー)

『ALIVEHOON アライブフーン』(2022/プロデューサー)

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カレームービーの発想の原点　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

私はカレーの材料であるスパイスの奥深さに長年魅了されてきました。

一種類のスパイスでも複数の作用を持ち、それが数十種類調合され、食材との相互作用まで考えると、物凄い数の組み合わせがあります。

各家庭には家庭の味があり、好みも様々です。人間の数ほどカレーがあるという現実に映画化を諦めかけた時期もありました。

そして、桜が満開の三年前の春。取材に訪れていた金沢を散策していた時、ふとある考えが浮かびました。

幾つもの色や香りを持ち、騙したり、隠したり、連帯したり、増強したり、相性もある。

スパイスはまるで人間そのものではないかと考えが纏まりました。

本作は高校生を中心にした青春群像劇です。登場人物をスパイスになぞらえて、互いの魅力を引き立てていく。

時に苦く、辛く、甘い青春の一ページを、スパイスの存在のような“ミステリー仕立て”で描いてみようと思いました。

撮影時のエピソード

主な撮影期間は２０２１年の秋、金沢市を中心に石川県内で撮影しました。

世界中の人々と同様に、コロナ禍に振り回され、県外から来る私たちは、地元行政や関係者の皆様に相談しながら、

厳しく感じられるほどのルールを設けました。

マスク着用、手指消毒や検温はもちろん、ケータリングの禁止、エキストラの上限２０名、

複数での飲食は禁止、食事はホテルの室内での個食など、

スタッフ間だけでなく、地域の皆さまとの交流の機会が奪われ、残念ながら特筆すべきエピソードは多くありません。

しかし、そのような状況下で、撮影のご許可をいただいた高校や公共施設の責任者の皆さまの表情は忘れることはできません。

映画には夢があるし、応援したい、が、関係者の理解は得られるか、世間の目は、クラスターが発生したときの責任はどうするか・・・

苦渋に満ちた面持ちのままご許可を下さった時の皆様の顔が浮かび、今も胸が熱くなります。

体調不良者を一人も出さずに迎えた撮影最終日。

天まで祝福してくれているかのような小春日和でした。

コロナ禍の波が一時的に穏やかになり、昼食は、小松市の山里で、最初で最後のケータリングとなりました。

金沢カレーの濃厚なルーとインド風チキンカレーのあいがけ、チキンティッカのせ。

地域の皆さんのご協力で即席で設営した屋外の食堂には、スタッフやキャストの笑顔がこぼれ、歓声が響きました。

正に平和と健康であることに心より感謝するひとときでした。

♦︎一条もんこさんコメント♦︎

この映画を見たらきっとあらゆる人がカレーが食べたくなるのではないでしょうか。

カレーは人の心を動かす不思議な力があります。

普段何気なく食べているカレーがどんな風に人々の人生に影響を与えていくか、この映画を通して感じていただきたいです。

一条もんこ

映画『スパイスより愛を込めて。』とは

いまや全国的にも広く知られるご当地カレー“金沢カレー”をはじめ、

カレー店が多い都道府県ランキング３年連続第一位に輝いた石川県の古都・金沢を舞台に、

「この世からスパイスが消えてしまった……」という未曽有の事態に直面した世界で繰り広げられる青春群像劇です。

母のスパイスカレーをこよなく愛しカレーのない世界に絶望する主人公、山本蓮を演じるのは、

『耳をすませば』(22)で天沢聖司の中学生時代を演じ、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)への出演など目覚ましい活躍ぶりを見せる中川翼。

蓮の同級生で希少なスパイスの香りを纏う不思議な少女、端目莉久を演じるのは、女性ファッション誌「Seventeen」の専属モデルを務め、

『女子高生に殺されたい』(22)『サバカン SABAKAN』(22)など話題作への出演が続く茅島みずき。

さらに、蓮の両親役を務める田中美里、田中直樹、莉久の兄と両親役に福山翔大、横山めぐみ、萩原聖人、

物語のカギを握る厚生労働大臣役で加藤雅也のほか、速瀬愛、坂巻有紗、西山繭子が脇を固める。

監督は、『いのちスケッチ』『恋のしずく』『カラアゲ★ＵＳＡ』『ラーメン侍』など、地域をモチーフにした作品に定評がある瀬木直貴。

自身も大のスパイスマニアと語る監督の熱いカレー愛が込められた作品が完成しました。

作品情報

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タイトル：『スパイスより愛を込めて。』

出演：中川翼　茅島みずき / 速瀬愛　坂巻有紗 / 福山翔大

田中直樹　横山めぐみ　西山繭子　萩原聖人 / 田中美里 (友情出演) / 加藤雅也

監督：瀬木直貴　

カレー監修：一条もんこ　調理監修：谷口直子

製作：「スパイスより愛を込めて。」製作委員会　　製作協力：電通

後援：石川県・金沢市・小松市・加賀市・内灘町・日本カレー協議会

配給：ブロードメディア　ⓒ2023「スパイスより愛を込めて。」製作委員会

spice-movie.com 

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