エンタメ領域特化型クラファン
無料掲載をご検討の方はこちら
はじめに・ご挨拶

皆様はじめまして。札幌の映画宣伝会社MACH(マッハ)と申します。

洋画・邦画を問わず、さまざまな映画の北海道地区の宣伝業務に携わっており、2018年には北海道ロケ映画「ニート・ニート・ニート」の製作・配給も自社で行うなど、映画が大好きなスタッフが集まる小さな会社です。


このプロジェクトで実現したいこと

「映画祭」というと、ある特定の市町村で毎年行うのが通例ですが、私たちが実現したいのは北海道内の映画館のないまちを巡回する、新しいスタイルの映画祭です。

「北海道まある+映画祭」と名付けた、本映画祭のコンセプトは大きく以下の2つです。


(1)「まある」=回る、丸

北海道内の映画館のない市町村を回り、地域の皆さんに大きなスクリーンと大音量で映画を楽しんでいただくこと。1地域だけでは小さな「点」ですが、複数の地域が連携することで大きな「丸」を描き、多くの注目を集められるような取り組みにしていきます。


  • (2)「+(プラス)」=付加価値、未来

  • 映画祭として観光や特産品など地域の魅力や価値を広く発信すること。そして映画を通して地域の方が持続可能な街づくりについて考えるきっかけを提供すること。さらに新しい映画ファンを開拓することで映画業界にとってもプラスを生み出すこと。



  • プロジェクトをやろうと思った理由

当社では創業以来、日本有数の映画祭の一つである「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」(以下、ゆうばり映画祭)の宣伝担当や事務局を2022年まで務めてきました。

特に2020年からの3年間は事務局として、オンライン開催、全国での出張上映会、オンラインと現地上映を合わせたハイブリッド開催など、新型コロナの感染状況に翻弄されながらも次々と新しい企画に取り組む機会をいただきました。

そこで感じたのは映画製作者や全国のコアな映画ファンからの「ゆうばり映画祭」への強い愛情でした。これは30年以上にわたって映画業界の発展に貢献し、多数の若い才能を発掘してきた功績の賜物であり、私たちにとっても多くの映画製作者や映画を愛する方々(=映画人)との出会いは貴重な財産となりました。

しかし「ゆうばり映画祭」は映画人からの愛情が強すぎるあまり、そして運営側もそれに応えようとするため「映画人のための映画祭」という性格がより強まってきており、私たちはもっと「映画を観る側を主役にした映画祭」「熱心な映画ファンでなくても気軽に楽しめる映画祭」を開催したいという思いが次第に強くなってきました。

そして映画館のないまちを巡回することにより、より多くの方に没入できる環境で映画を楽しんでもらいたい、特に未来を担う子どもたちには大きなスクリーンで友達や家族と感動を共有してもらいたい、映画を通して地域活性化にも貢献したい、という思いから「北海道まある+映画祭」の企画が動き出しました。


これまでの活動

北海道内には179の市町村がありますが、映画館があるのは13市町のみ。

私たちは映画館のないまちの中から22の市町村をピックアップし、2022年11月から2023年3月まで現地の方々へのヒアリングや会場の視察を重ねてきました。

映画のキャッチコピー風にいうと「冬の北海道を縦横無尽に駆け巡り、総移動距離4500km以上に及ぶ過酷なロケハンを敢行!」した中から絞り込み、以下の3カ所で「第0回 北海道まある+映画祭」を開催することにしました。

初回を「第0回」としたのは、各地域の皆様に趣旨をご理解いただき開催にご協力いただくためには、まずは一度やってみて実際を体験していただく必要があることに加え、2024年の正式な「第1回」へ向けて具体的な課題を検証するテスト的な意味合いもあるからです。

以下それぞれの町を簡単ですがご紹介します。ぜひ映画祭をきっかけに現地を訪れてください!


幌加内町(ほろかないちょう)

旭川市の北にある幌加内町は人口1,300人あまりの町です。幌加内町には(1)そば畑の面積日本一の「幌加内そば」、(2)日本最大の人造湖「朱鞠内(しゅまりない)湖」、(3)日本最寒記録「-41.2度」という3つの日本一があります。映画祭を開催する頃には、そばの花が開花を迎え、見渡す限りの白い風景が広がります。また、そば打ちが必修科目になっている幌加内高校では、映画祭初日の7/22 (土)に「幌高商店会」というイベントがあり、生徒の打ったそばやパンなどが振る舞われます。朱鞠内湖では釣りやキャンプが楽しめます。

幌加内町観光協会


森町(もりまち)

森町は函館市の北に位置し北海道駒ヶ岳と内浦湾(噴火湾)を望む、人口14,000人ほどの町。町内のいたるところから雄大な駒ヶ岳を眺めることができ、見る角度によって駒ヶ岳は姿を変えます。オ二ウシ公園からは噴火湾はもとより対岸に羊蹄山や有珠山を眺めることができます。漁業が盛んでホタテをはじめ、スケトウタラ、毛ガニ、ボタンエビなど新鮮な海産物が豊富です。名物の「いかめし」は全国駅弁ランキングでも常に上位に入る人気。映画祭2日目の8/20 (日)には「もりもり盛り上がって三業まつり」も同時開催予定で、森町で収穫された農産物や水産加工品の即売が行われます。

森観光協会


別海町(べつかいちょう)

別海町は北海道の東部、根室管内のオホーツク海に面した町で、国後島まで約16kmと北方領土に隣接しています。酪農が盛んで生乳生産量が日本一、人口の7倍の約11万頭の牛が飼育されています。漁業では伝統的な漁法でとる北海シマエビ、全国にファンが多い野付産のジャンボサイズのホタテなどが有名。日本最大の砂し、野付半島は観光スポットとしても人気です。映画祭を行う9月には、地元で「秋味」と呼ばれる秋鮭が旬を迎え、町内にいくつかあるソフトクリームスタンドでは別海牛乳を100%使用したソフトクリームが9月下旬または10月上旬までの期間限定で提供されています。

別海町観光協会


上映作品について

1日あたり3〜4作品を上映し、作品ラインナップ及びタイムテーブルは6月5日に発表予定です。

鑑賞料金は1作品につき800円、小学生以下は無料を予定しています。

それぞれの地域性も考慮しながら、メジャー大作から自主製作作品まで、以下のような方向性で上映作品を調整しています。


(1)純粋に地域の皆さんに喜んでいただける作品

リピーターが続出するなど大ヒットも記憶に新しい、大スクリーンで観るに相応しいあのアクション超大作、子どもから大人まで楽しめるアニメーション作品、子どもたちに夢を与えられるような作品など


(2)映画の感想を語り合うことで、持続可能なまちづくりのヒントとなるような作品

北海道ロケ作品で地域活性化をテーマにした作品、高齢化や過疎地の医療、児童虐待などの重いテーマをエンターテインメントに昇華した作品など


(3)今こそ地域の皆さんに見てほしい作品

地域に縁がある俳優や監督の作品、地域の特産品や立地、歴史に関係するテーマを扱い、地域の皆さんが原体験から感情移入しやすい作品、その地域で上映することに意味のある作品など


尚、上映後には作品関係者によるティーチインや作品テーマに関するトークイベントなどを予算の許す範囲で実施したいと考えています。


資金の使い道

開催にかかる支出は360万円程度を見込んでいますが、入場料収入はその半分くらいに留まりそうです。

足りない分はスポンサー協賛とクラウドファンディングで補いたいと考えています。

皆様からのご支援は以下の費用に充当させていただきます。

・上映用素材の賃借料

・機材レンタル費

・技術スタッフ人件費

・ゲスト、スタッフの旅費交通費

・広告宣伝費

・リターン経費

・CAMPFIRE手数料


リターンについて

ご支援いただくプランは、5,000円から30万円まで8つご用意しました。

ご支援金額に応じて以下のリターンを組み合わせてお返しさせていただきます。


○すべての上映回で上映前スクリーンに「サポーター」としてお名前を掲載します。
適用プラン:全プラン
実施時期:2023年7月、8月、9月
※掲載したいお名前を備考欄にご記入ください(20文字以内)。
※本名である必要はありませんが、公序良俗に反するようなお名前や、有名人の成りすましが疑われるようなお名前は掲載をお断りする場合があります。


○開催報告書(PDF)をメールでお送りします。
適用プラン:全プラン
お届け時期:2023年10月


○映画祭ロゴ入りのオリジナルTシャツをお届けします。
適用プラン:1万円以上の全プラン
お届け時期:2023年7月
サイズ:150、WM、WL、XS、S、M、L、XL、2XL、3XL からお選びください。
素材:綿100%

○映画祭ロゴのデザイン案に投票いただけます。
適用プラン:1万円以上の全プラン
メールでお送りする3案の中から投票いただき、多数決により決定したロゴをTシャツやポスターなどに使用します。
お届け時期:2023年5月


○開催地域の特産品ギフトをお届けします。
適用プラン:2万円以上の全プラン
※2万円、2.5万円、10万円のプランは3種の中から1つお選びください。
※4万円、5.5万円、30万円のプランは3種ともお届けします。
お届け時期:2023年7月

【幌加内町そばセット】
日本最寒の-41.2℃を記録した幌加内町の地域特性を活かし、利雪型低温倉庫「雪乃御殿」で低温熟成させたそば粉を使用。そば粉十割・八割を食べ比べできる高級そば2種を3束ずつと、幌加内そばつゆをセットにしてお届けします。

・北海道幌加内そば「白銀の郷」十割そば
内容量:200g×3束(6人前)
サイズ:1束 w89mm×h250mm×d14mm
原材料:そば粉100%(幌加内町産)
保存方法:直射日光を避け常温で保存
消費期限:製造から360日
※当工場では小麦、山芋を含む商品も製造しています。

・北海道幌加内そば「朝霧の丘」八割そば
内容量:200g×3束(6人前)
サイズ:1束 w89mm×h250mm×d14mm
原材料:そば粉80%(幌加内町産)、小麦粉、食塩
保存方法:直射日光を避け常温で保存
消費期限:製造から720日
※当工場では小麦、山芋を含む商品も製造しています。

・幌加内そばつゆ
内容量:185mI×1本
サイズ:φ45mm×h186mm 
原材料:しょうゆ(本醸造)(大豆・小麦を含む)、砂糖、ふし(かつお・そうだかつお・さば・鮭)、食塩、みりん、昆布、アルコール
保存方法:直射日光を避け常温で保存。開栓後は冷蔵庫に保存してお早めにご使用ください。
希釈目安:つけつゆ用(本品1:水3)、かけつゆ用(本品1:水6~8)

【森町 魚介セット】
森町で創業60年を誇る「森のくんせい屋さん」の北海道産干物4種とソフトほたて燻製のセットです。干物は頭をとって1枚ずつ真空パックに個包装しているため、食べやすく片づけも簡単です。ソフトほたて燻製は独自の燻製加工技術で素材の旨みを凝縮しています。

・さば干物(半身)
内容量:約130g×4枚
サイズ(外装):30cm×20cm
原材料:さば(北海道産)、食塩

・真ホッケ干物(半身)30cm×20cm
内容量:約100g×4枚
サイズ(外装):30cm×20cm
原材料:真ホッケ(北海道産)、食塩

・宗八かれい干物
内容量:約110g×2枚
サイズ(外装):30cm×20cm
原材料:宗八かれい(北海道産)、食塩

・滑田かれい干物
内容量:約110g×2枚
サイズ(外装):30cm×20cm
原材料:滑田かれい(北海道産)、食塩

・ソフトほたて燻製
内容量:100g×1袋
サイズ(外装):15cm×10cm
原材料:ほたて(北海道産)、本みりん、水飴、白醤油、砂糖、食塩(原材料の一部に大豆・小麦含む)

賞味期限:90日
保存方法:要冷凍(-18℃以下)


【別海町アイスクリームセット】
別海町内の牧場で大切に育てられた乳牛のしぼりたて生乳を贅沢に使用し、ミルクリッチと呼べる味わいのアイスクリームです。バニラ、ストロベリー、チョコレート、抹茶の4種類を各3個ずつセットにしてお届けします。

・べつかいのアイスクリーム屋さんバニラ
内容量:120ml×3個
原材料:生乳(別海町産)、クリーム(生乳(北海道産))、砂糖(甜菜(北海道産))、脱脂粉乳(生乳(北海道産))、卵黄(卵を含む)、ラム酒/香料

・べつかいのアイスクリーム屋さんストロベリー
内容量:120ml×3個
原材料:生乳(別海町産)、クリーム(生乳(北海道産))、砂糖(甜菜(北海道産))、脱脂粉乳(生乳(北海道産))、いちご果汁・果肉、卵黄(卵を含む)、ラム酒/香料、ベニコウジ色素

・べつかいのアイスクリーム屋さんチョコレート
内容量:120ml×3個
原材料:生乳(別海町産)、クリーム(生乳(北海道産))、砂糖(甜菜(北海道産))、脱脂粉乳(生乳(北海道産))、ココア、卵黄(卵を含む)、/カラメル色素、香料

・べつかいのアイスクリーム屋さん抹茶
内容量:120ml×3個
原材料:生乳(別海町産)、クリーム(生乳(北海道産))、砂糖(甜菜(北海道産))、脱脂粉乳(生乳(北海道産))、卵黄(卵を含む)、抹茶、ラム酒/香料

梱包サイズ:30.9cm×20.5cm×15.3cm
保存方法:要冷凍(-18℃以下)
賞味期限:アイスにはございません。


○開催地域で上映される全作品を鑑賞できるパスチケットをお届けします。
適用プラン:2.5万円、5.5万円、10万円、30万円の4プラン
※2.5万円、10万円のプランは3地域の中から1地域をお選びください。
※5.5万円、30万円のプランは3地域ともお届けします。
※異なる地域でも上映作品が重複する場合がありますので予めご了承ください。
お届け時期:2023年7月


○すべての上映回の上映前スクリーンで15秒CMを1回上映し、ロゴマークも掲載します。
適用プラン:10万円、30万円の2プラン
※10万円プランは3地域の中から1地域をお選びください。ロゴマークは「エリアパートナー」として掲載します。
※30万円プランは3地域とも実施します。ロゴマークは「オールエリアパートナー」として掲載します。
実施時期:2023年7月、8月、9月
※CM及びロゴマークのデータはメールで送信いただきます。

○映画祭ホームページ、ポスター、フライヤーにロゴマークを掲載します。
ホームページのロゴマークはご指定サイトへのリンクも可能です。
実施時期:2023年6月
※ロゴマークのデータはメールで送信いただきます。


実施スケジュール

5月25日(木)クラウドファンディング終了

5月26日(金)映画祭ロゴ3案送付、投票受付開始

5月29日(月)映画祭ロゴ投票締切

5月30日(火)映画祭ロゴ決定

6月5日(月)公式ホームページにて上映作品ラインナップ発表

6月〜7月上旬 各種リターンの実施、お届け

7月22日(土)、23日(日)幌加内町で開催、リターンの実施

8月19日(土)、20日(日)森町で開催、リターンの実施

9月23日(土)、24日(日)別海町で開催、リターンの実施

10月下旬 開催報告書の送付

北海道まある+映画祭公式ホームページ
https://hokkaido-movie.com


来年以降の展開について

今年は「第0回」として3カ所で開催しますが、2024年の「第1回」は5カ所増やして計8カ所で開催し、自主製作作品の公募やコンペティションも開始する予定です。

基本的に一度開催した地域では次年度以降も継続的に開催する方向で、地元有志の方々に実行委員会として主体的に関わっていただき、当社はそのサポートを行っていく形にしたいと考えています。

段階的に開催市町村を増やしていき、5年後の2028年には道内20カ所での開催を目指します。

毎月、北海道のどこかで映画祭を開催しているという状況になれば、良質な自主製作映画を紹介する機会が格段に増え、また通常の映画館で公開されるメジャー作品をほぼ同じタイミングで上映できる可能性も生まれることから、映画界の常識が変わるかもしれません。

将来的には「まある+映画祭」のフォーマットを北海道のみならず全国に広げていければと考えています。


最後に

最後までご覧いたただき誠にありがとうございます。

映画祭運営の大変さが身に染みている私たちが、自分たちでゼロから映画祭を立ち上げ、しかも複数の地域で開催することになるとは、1年前には夢にも思いませんでしたが、なんとか実現の一歩手前まで来ることができました。

地域への貢献が第一義ですが、30年以上にわたって映画業界に関わって来た当社代表によれば「映画業界への最後の恩返し」でもあり、北海道の映画興行の底上げにもつながります。

無謀とも思われるチャレンジかもしれませんが、誠心誠意取り組んでまいりますので、皆様のお力添えをいただけますようお願い申し上げます。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/05/29 16:55

    先週でクラウドファンディングが終了しました。ご支援いただきました皆様、誠にありがとうございます。せっかくご支援いただきましたが目標には遠く及ばず不甲斐ない結果となってしまい申し訳ございません。しかし、これに挫けず開催へ向けて進んで行きます!地域へ映画を届けるため、皆様の支援金は大切に使わせてい...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください