※2023/4/28追記【目標金額達成のお礼】 

皆様のおかげで目標の50万円を達成することができました! ありがとうございます。 ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。 

クラウドファンディング終了までまだお時間がありますので、今後はネクストゴールにチャレンジさせていただきます。 

ネクストゴールは500万円です! 

せっかくいただいたこの機会に、最後まで走っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします!

はじめまして。大久伝内科(おおくてないか)院長の寺田正樹と申します。数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます。


今の日本の医療業界には深刻な問題があります。その中でも私が実現したいことは次の2つです。

①医療従事者を志す人を増やしたい
②全国の病院の待ち時間を短くしたい


「2025年問題」をご存知でしょうか。2025年に高齢者人口が約3500万人に急増し、高齢者医療や介護の需要が増加します。それによって医療・介護の質や量を確保することが難しくなるとされる課題です。(厚生労働省HP

これに伴い、高齢者の医療・介護ニーズが増加し、医師や看護師、介護職員などの医療・介護従事者の不足が深刻化していくと言われています。

とはいえ、子どもたちは「お医者さん」や「看護師さん」という職業があることはわかっているものの、病院の中でどんな仕事をしているのかや裏側を知ることは少ないのではないでしょうか?

そこで思いついたのが、絵本です

絵本は、

・子どもから大人まで全ての世代が楽しむことができる
・作り手の意図をわかりやすく伝えることができる
・学校や図書館、公の施設に置いてもらえると1冊でたくさんの人に読んでもらうことができる

などの魅力があるからです。


冷たい印象の病院ですが、実は医師と患者様の時空を超えた「カルテ」という交換日記をしている場だということにフォーカスを当てて、ストーリー展開していきます。


患者様が忘れていた昔の病気もですが、その方の両親や祖父母の病気のことも、医師は知っています。

「おじいさんも同じ病気だったよ。その病気は昔僕が治したんだよ。だからきっと、君のも治せるよ」

と時空を超えた会話をする温かな絆の場である事を子ども達に伝えていきます。

単に医師の仕事や病院のことを描くのではなく、社会的な意味がある絵本を制作したいのです。

そこで、次の「全国の病院の待ち時間を短くしたい」という想いもかけあわせた作品にもしていきます。


厚生労働省が令和2年におこなった受療行動調査によると、初診の外来患者の診察等までの待ち時間は15分未満がわずか24.7%。再診の場合でも診察等までの待ち時間は15分未満が28.6%となっています。およそ70%以上が15分以上かかっており、2割の方は1時間以上待っている現状があります。

このように患者の大きな負担となっており、効率的な医療サービスの提供にも影響を及ぼしています。待ち時間が長くなる原因の1つとして先程の人手不足がありますが、もう1つ大きな原因があります。それは、「カルテ」の課題です。

日本ではデジタル化が進んでいるとはいえ、カルテがまだ紙のままのところがあったり、電子カルテへの入力や取扱いに時間がかかり、患者さんを待たせてしまっているのです。

そこで、開業医を中心とした医師の方々に「より簡単に電子カルテ」を取り入れていただくことで診療がスムーズにいくことを啓発したいと思い、『カルテちゃんとホリエモンくん』という絵本を出版することを企画したのです。

そうして、医師と患者の絆をもっと繋げたいと思っています。


絵本の表紙(仮)

①ホリエモンくんとカルテちゃんが遊んでいるとホリエモンくんがハチに刺される

②「いたいいたーい」というホリエモンくんを連れて、カルテちゃんのパパの病院に行くが待たされる

③実は待たされた原因は前の人のカルテを書くのに時間がかかっていたからだと判明

④ホリエモンくんは「カルテなんて書かないでどんどん診察すればいいじゃないか」という

⑤カルテの必要さをカルテちゃんが教えてくれる

⑥医者と患者をつなぐカルテは必要だけど次に苦しい人も待っているから速くできる方法があると良いね

⑦3人で「より簡単な電子カルテ」を創る

⑧病院の待ち時間が減りハッピーに

⑨「より簡単な電子カルテ」が広まっていく


このように、「待ち時間が長いのはなぜ?」という不思議を抱いてもらい、「カルテ」という具体的なテーマで描くことで病院の裏側を知れる内容になっています。こちらの絵本は出版後に全国の開業医に贈り、待合室で読みやすくするとともに、病院向けに「電子カルテ」の普及を促していきます。


2023年3月のある日のことでした。私の妻が参加している堀江貴文さんのオンラインサロンneoHIUでパソコン太郎さんが雑談生配信をされていたのです。


パソコン太郎さんが配信されていた内容が、

「世の中の100の職業を絵本にして子どもたちに届けていきたい」

というものでした。

医師として伝えたい想いがあり、実際に打ち合わせをさせていただいたところ、企画の第1弾として絵本製作をおこなわせていただけることになりました。

「医療従事者はこれからどんどん必要になる・・・どんな内容の本にすれば、子どもたちに医師や病院の仕事に興味を持ってもらえるかな?」

そう考え始め、冒頭からお話した『カルテちゃんとホリエモンくん』の企画と内容に辿りつきました。


大久伝内科(おおくてないか)を開院し、14年になります。とはいえ、学生時代から医師を志していた訳ではありません。

私は新卒で就職した会社でシステムエンジニアとして働いていました。その頃から母が膠原(こうげん)病となり、病院をたらい回しにされていたのです。

その後、社会人になって3年が経ちましたが、母の病状は重くなる一方・・・この病気は「今の医療では治せない」とされていました。

このことがきっかけとなり、私は医師を目指して国立福井医科大学を受験。医師免許を取得し、循環器内科や神経内科医として病院で経験を積みました。そして、大久伝内科を開院するため準備を進めることになりました。

開院する際に大きな壁となって立ちはだかるのが、電子カルテやレセプトコンピュータの導入経費。3億円以上のローンを組んで開院する医師は多くいらっしゃいます。

しかし、私はシステムエンジニアだったこともあり、これらのコンピューターやシステムを自前で組み立てることに成功しました。当院ではこのシステムに入力することで、処方箋の発行や保険料の請求もスムーズにできています。また、過疎地にお住まいの方へのリモート診療も行なっており、薬も郵送で翌日にはお届けできるようになっています。

「医者は『入力画面』ばかり見て患者の顔も見ない」と言われますが、この電子カルテシステムが普及すれば、医師・病院の負担が減り、患者さんの顔を見てコミュニケーションを取る時間を増やすことができます。私のシステムエンジニアとしての知識やこれまでの経験をシェアして仲間を増やしていき、全国の仲間と温かい医療体制で連携していきたいと思っています。

大きな目標だと思います。

とても私1人では実現するのは難しいです。

また、絵本出版には予算の問題もあります。

しかし、見方を変えてみると、こういった社会の課題を公に発信しながらクラウドファンディングに挑戦できるとも思えました。そうして当プロジェクトを立ち上げることを決意し、ご支援や応援をいただけるあなたと一緒に目的を実現していければと思っております。


実は、コロナ禍に入ってからこの間、病院の待合室には絵本を置くことができない状態でした。しかし、5月8日から全国一斉に「5類」に落とされるため、待合室に絵本を置くことができるようになります。

出版させていただいた絵本を全国の病院にお贈りし、子どもたちはもちろん、病院の院長・医師の方々に読んでもらい、当プロジェクトの目的を実現していきたいと考えております。

こういった想いを持ちながら、現在絵本の制作を進めております。ぜひ、プロジェクトへのご参加、ご支援いただけると嬉しいです。よろしくお願いします!


目標金額:50万円

(内訳)
絵本制作・印刷製本費(自費出版):41.5万円
クラウドファンディング手数料:8.5万円

出版社:ホリエモン出版
ページ数:22ページ
自費出版
※表紙デザインなど変更になる場合があります。


【実施スケジュール】
クラウドファンディング終了:5月30日
絵本の原稿完成:6月
印刷製本・リターンの履行:7月


本文中に登場したリターンについてご紹介させていただきます。

「カルテ」をテーマにした絵本『カルテちゃんとホリエモンくん』を1冊お届けします。
お礼の手紙を送らせていただきます。 


①『カルテちゃんとホリエモンくん』を50冊お届けします。
②『カルテちゃんとホリエモンくん』にキャラクターとして登場できる権利です。 大きさはデザインバランスによりおまかせください。


①『カルテちゃんとホリエモンくん』を290冊お届けします。
②『カルテちゃんとホリエモンくん』の中に登場する看板等に企業名・商品・個人名などを入れられる権利です。 大きさはデザインバランスによりおまかせください。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/05/02 18:00

    仕事終わりに立ち寄ったお店で、カルテちゃん用のお菓子を作っていただきました。感激!皆様の応援を受け「待ち時間の短い病院」「医師・患者に安全な空間」の提案と、将来医療の仲間になってくれる子供達に「温かい絆の場」として「病院」を提案すべく、集めた金額全てを絵本にし、全国の市町村+開業医さんに届けた...

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