エンタメ領域特化型クラファン
無料掲載をご検討の方はこちら
■はじめに・自己紹介

この度は当企画をご覧いただき、真にありがとうございます!
私、声と武術を使った独自の音楽パフォーマンス、

和風ボイスパーカッションによる表現活動をしております
「響導師 和茶(きょうどうし わっちゃ)」と申します!

【プロフィール】Waccha / 和茶
“響導師®”

和風ボイスパーカッション、声のみで様々な音を創り出す表現者。
声や息が持つ特有の有機性と日本人ならではの叙情感を用いて、
「生命」をテーマに和と洋を混ぜた独特の音楽を創り出す。

ソロの舞台ではマイクのみによるボイスパフォーマンスの他に、
舞台上で声を録音する機材を使った多重録音アカペラを演奏。
更に剣術・殺陣を身体表現に取り入れ、唯一無二の音楽パフォーマーとして国内外で活動している。

他にもリズムセクションとしての幅広いジャンルの演奏者との共演や、
「声の効果音演出」としての舞台出演、音素材や曲の提供など、多岐に渡る表現活動を展開している。

【主な経歴】

--国内出演--
▪’05, ’06, ’11 Japan A’cappella Movement 出場 (アカペラ)
▪’12~’23 ふるさと祭り東京at東京ドーム 定期出演 (殺陣コラボ)
他、渋谷WOMB・赤坂/横浜BLITZ・渋谷O-Group・club asia・渋谷公会堂・
鎌倉芸術館・大宮ソニックシティ・長野エムウェーブ等で出演(当時の名称含)

--国外出演--
▪’14~’22 Japan Expo定期出演 (パリ)
▪’17 HYPER JAPAN出演 (ロンドン)
▪’18 JapAniMangaNight出演 (ダヴォス)
▪’18 GAMES CON ME出演 (アブダビ)
▪’19 カンボジアにて小学校公演 (ウドミンチャイ)
▪’19 狩猟・乗馬見本市 ADIHEX出演 (アブダビ)

--曲の発売、または作曲提供--
▪’17 パリ在住箏奏者・高橋雅芳氏とのアルバム「箏息吹」をTAKAHASHI LABELよりCDリリース
▪’18 フランスの和物ブランド「Aoi Clothing」のモントレーでのショーに楽曲「Hotaru」が採用
▪’19 大手各社配信・販売サイトより楽曲「万華鏡」「かごめかごめ」をデジタルリリース
▪’20 葛飾北斎を描いた舞台「The Life of HOKUSAI」に挿入曲として楽曲「焔」が採用
▪’21 同舞台の映画化に伴い、エンディングテーマを作曲・提供
▪’22 同映画作品が“Cool Japan Matching Award 2022”を受賞

【リンクURL】

公式ウェブサイト
https://waccha10.com

Instagram
https://instagram.com/waccha_samurai.beat
(他各種SNSリンクは公式ウェブサイトに掲載)


このプロジェクトで実現したいこと

ソロステージと、殺陣集団「刀屋壱」との共演による、
欧州各国の日本文化イベントに出演する2か月間の自身初ヨーロッパツアー企画です!!


■ボイスパーカッション

皆さんはボイスパーカッション(ボイパ)をご存知ですか?

声や息だけを使って様々なリズム楽器や効果音を表現する演奏法です。

もともと、人には古くから自然に存在する音を口で表現する発想がありました。
オノマトペと呼ばれる「ガンガン」「ビリビリ」等の擬音による伝達法や、
声帯模写と呼ばれるいわゆる声によるものまねの演芸です。

その中で音楽奏法として近年編み出されたのがボイパでした。
ただ、口でドラムを奏でるこの発想は各地で起こり得るもので、実際に起源も諸説あります。

現在の日本でもビートボックスとボイパが混同されますが、それぞれ全く別のルーツで始まった文化です。
実は他にも様々な名称がありその歴史は複雑なので、ここでは割愛します!


さて、僕が20年前にこのボイパに出会った時の一番の感想、これは今でも大切にしています。
「ついに自分を表現できる人生のツールに出会った」


■これまでの活動と自身の表現観(バイオグラフィー)

この独自の音楽パフォーマーになった経緯と想いを、7つのエピソードで時系列にお話します。

[エピソード1] 5歳〜12歳まで道場で剣道を習う
幼少期に引込思案だった自分の心を鍛えるため、親の意向で剣道を習います。
今の時代では考えられない様な厳しい稽古が週三回、ケガよりもメンタルを負う地獄のような日々でした。
しかし己に勝つ精神と忍耐力、基礎の形(かた)を重んじた師の方針は後々響き、
幼少期にこの経験をしたことの貴重さを徐々に実感してゆきました。

そしてまさか大人になってこのスキルが活かされる日が来るとは、全く予想していませんでした。

[エピソード2] 芸術への興味と挫折
剣道とは裏腹に運動は苦手で、幼少時から絵画や音楽など芸術に興味がありました。
小中学校の授業ではコーラスや絵が「うまいね」と注目・表彰され、初めての自信になりました。
無口で友達もうまく作れずいわゆる“スクールカースト最下層”の自分にとって、創作は拠り所でした。
しかし、芸術はすぐに現実に打ちひしがれます。
どの分野も校内で自分より上手い人はごまんといました。


[エピソード3] 学生時代にアカペラを通じてボイパを始める
その後高校で、歌うために自分に合った弾き語りを始めますが、ギターの演奏が中々上達しません。
そこで大学では当時流行っていたアカペラを始め、ボイパに出会いました。

驚くことにリズム感や耳の良さが活かされ、気付けば歌よりも成長を感じるようになります。
やがて日本一のアカペラサークルと謳われたレベルの高い環境に入り、全国大会も経験し、
プロとのお仕事も頂き、実績と結果と自信を積み上げてゆきます。

生まれて初めての手応えでした。

そのうちに、自分の才能やボイパの更なる可能性も見るようになってゆきました。

[エピソード4] ボイパに表現の可能性を感じ、脱サラしソロ活動開始
ボイパは元々あくまでアカペラというアンサンブルの中でリズムを担う、
バンドのドラムやパーカッションの様な1つの演奏パートです。
しかしボイパにはまだ表現の可能性があるのではないか?と思うようになります。

ポップスやジャズやヒップホップに限らず、もっと様々なジャンルの音楽が演奏出来るのでは?
例えばアフリカ音楽や和太鼓のようにボイパだけのリズムだけの作品が作れるのでは?
さらに環境音や効果音をただ模倣するのではなく、人間の呼吸からなるからこそ歌声の様に感情を乗せたら?

ボイパの歴史の浅さは伸びしろしかなく、可能性に満ちていると思うようになります。
そこで自分が出来ることを考え、ボイパをツールに自分ならではのアートを創るようになっていきます。

[エピソード5] 和の出逢い・和風ボイスパーカッションの始まり
兼ねてから現代音楽の根幹にあるリズムにはどのジャンルも本場外国人への劣等感を実感していました。
そこで自分の強みや好みを見直した時に、和楽器奏者や殺陣集団との出逢いにより通ずるものを感じる様になります。
幼少期に習っていた剣道、何より育まれてきた日本の環境に“和”という自分のカラーを見出しました。
しかし古来の和ではなくあくまで現代のミックス性も根付いていると感じ、
「和風ボイスパーカッション」と結論。表現の方向性が定まってゆきました。


[エピソード6] 武術とボイスパーカッションの融合
和アート集団の出演をきっかけに海外イベントの進出が決まると、
剣道経験で意識していた和風ボイパ演奏時の動きを見た演出家から、
実際に刀を持った表現を提案され、挑戦。手応えを得ます。
そして芸能としての剣さばきを会得するため、殺陣道場に入門し基礎を学びました。

―こうして様々な経験と挫折を経て、自分のスタイルを見出すようになりました。

[エピソード0] 幼い頃からの死生観が今の生き方に繋がる

幼い頃から剣道の先生に生命の有限さを教わり、死に対する恐怖に苛まれてきました。
と共に、生命について考えるようになりました。音楽や絵の興味も自然や情景や心に関したものばかりでした。

消極的な性格から社会人になるまで堅実な道を歩いて来ましたが、
社会が分かるようになると昔からの憧れであった“芸術家”が浮かび、
有限な人生であるからこその挑戦心と、ボイパというツールから生命を表現出来るんじゃないかという発想が合致し、
脱サラに至るようになったのです。

ボイスパーカッションが出来ること

口があればどこでも出来る、マイクがあればどんなに広い空間でも使える利便性はもちろんですが、
何より言葉を必要とせず色んな人と仲良くなれることです。

元々昔から人と話すことの苦手な自分は幼少期も友達が少なかった。
そんな自分でも、ボイパに出会ってから音楽を通じてそれまで想像できないくらい沢山の仲間が出来ました!

さらに海外では、カンボジア学校公演で英語も通じないなか子どもたちと仲良くなれたこと、まさに究極の体現でした。


また、ボイスパーカッションはその特殊性から難しいと思われがちですが、
実は4つくらいの音が出せれば十分多彩な音楽を奏でられるんです。

難しいことをしなくても口だけで楽器と肩を並べ、個性的でかっこ良いセッションが出来る。

気軽に出来て且つ奥深く、様々な音や音楽ジャンルの可能性へ広がる面白さがあります。

■【今回のツアーのいきさつ】殺陣集団・刀屋壱

10年程前より殺陣の舞台効果音を口で演出。幾つかのアクションチームと共演経験があります。

昨年お世話になっていた刀屋壱との話で、互いに表現が引き立つ相性と目的一致から、長期共演が決定。
元々決まっていたソロ出演に組み合わせて、彼らのツアーにコラボ出演し、
ヨーロッパツアーに挑戦することになりました。

海外での出演経験はありご好評も頂けていましたが、現地の方に
「ぜひオファーしたい!けど渡航宿泊費もと考えるとお金が…」と言われることがしばしばでした…。
自分の役割・出来る事は海外にあると理解してきましたが、営業面・語学・金銭面等 (コロナ過もあり)
一人では進まないなかこの御縁とこのタイミングに望みを感じ、
沢山の方に知っていただくためにと踏み切ることに致しました!


■資金の使い道

・渡航費(日本→欧州/欧州→日本の航空費)

・現地宿泊費(2か月分)

・交通運搬費(欧州各国間の長距離移動等)

※生活費は活動資金ではないので含まず

・CAMPFIRE手数料(17%)


■ツアースケジュール

[5.31~]ー日本出国

[6.4]ーJAPAN CULTURE FESTIVAL (パドバ, イタリア)

[6.17~18]ーMATSURI JAPAN (バルセロナ, スペイン)

[6.25]ーJAPAN FESTIVAL NEDERLAND (アムステルダム, オランダ)

[7.13~17]ーJAPAN EXPO (パリ, フランス)

[7.17~]ー未定 

[7月下旬]ー日本帰国予定

■最後に

情報化と多様化に拍車がかかっている現代社会の中で、
人の生き方や生きがいは価値観の変化と共に悩むことも多いと思います。


この国に生まれ育ちこの時代を経験している自分だからこそ、出来る事があるんじゃないか?
そんな考えを軸に辿り着いた一つの答えが、僕にとってはこの表現と生き方です。
自分には異次元の才能はありません。
しかし、一つ一つ出来る事と出来ない事を抽出して組み合わせてきました。

このパフォーマンスを観たあらゆる年齢・人種・性別の方々が、
「人はこんなことも出来るんだ」という感想をきっかけに、
それぞれの新たな可能性へ導く後押しになれたらと思っています。


拙い文章でしたが最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
表現している事が異質なため文章や映像だけではなかなか伝わらないかもしれませんが、
ご関心をお持ちいただけましたら幸いです!

そして、このプロジェクトのことや和茶という表現者のことをSNSや人づたいで
少しでも広めていただけたらそれが何よりの喜びです!

演奏歴も長くなってきましたが未だになかなか知っていただけていないのは
自分の性格、発信力の弱さや積極性の乏しさだと痛く自覚しております。

是非応援の程、よろしくお願いします…!!
わっちゃでした!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください