はじめに・ご挨拶
初めまして。宍道鼓動芸術祭実行委員会の運営をしている、渡部幸基と申します。このプロジェクトを見ていただき、ありがとうございます。
私は松江市宍道町（東来待）出身で、現在は松江市内で会社員として働いている35歳です。絶賛子育て中で、2歳になる我が子と遊ぶのが休日の楽しみです！
（今回のプロジェクトメンバー）
プロジェクト全体の概要と背景
この秋、島根県松江市の宍道町という町を舞台としたアートフェスティバル「宍道鼓動芸術祭」を開催します。
芸術祭を開催する目的は、宍道湖の美しい景色、来待石や木幡家住宅を中心とした宍道固有の文化・史跡、町民が大切に紡いできた祭りや芸能。
これまで広く興味を注がれなかった町のポテンシャルに「ART」というわかりやすく誰もがワクワクするコンテンツを紐づけし、新たな観光資源化、名所化へと昇華させることです。
アーティストのみならず、住民団体・商店・教育機関・行政など幅広い関係者との連携により、様々な視点・知見でのアートプロジェクトを展開し、一過性ではない長期的視点でのまちづくりの一役を担います。
そして、かつて宿場町として栄えた島根県松江市宍道町が再び活気を取り戻すことで、全国の小さな町村に勇気の心音を響かせることを目指します。
わたしたちの宍道町のご紹介
実は宍道町というのは交通の便が大変良い場所にあります。ですが島根県東部の交通の要衝であるにも関わらず、観光客の立ち寄りに転嫁できておりません。
神社をはじめ歴史を人々が守ってきた史跡や文化を、今後守っていく人々へ伝えたい。
そして現在では住民を主体に観光まちづくりの取り組みが広がりつつあり、さらに問題視していた空き家を活用した若手の起業家も増えてきました。
この機運を活かし、希薄だった地域の事業者や観光事業者の連携に繋がればと考えています。
（過去にも「観光×まちづくり」に幾度も挑戦してきた宍道町）
このプロジェクトで実現したいこと
今年50回目を迎える宍道町民文化祭。
その節目に令和5年10月28日から12月3日までの約1か月間を、宍道鼓動芸術祭という町全体を巻き込んだお祭りにしました！
芸術祭の「ART」のメインコンテンツとして、宍道町の各家庭にアーティストが絵を描きます。そしてその各家庭の絵を順番に写真を撮っていくと…なんとひとつの絵本になります！
（※写真はイメージです）
実は宍道町は、家が集まっている場所には人がいるように思われますが、意外と人が住んでいないこともあり、空洞化が進んでいるのです。
かつて宿場として栄えたとご紹介をしましたが、その時は子どもたちもたくさんいて賑わっていました。ですが少子高齢化が進み、本来なら交通の便が良いここ宍道町も人口減少が進んでいったのです。
また子どもたちが集まる賑やかな場所になることを願い、宍道の街並みをそのまま利用しお子さんとの素敵なフォトスポットとして、そして宍道町のシンボルのひとつになって欲しいという想いが込められています。
絵本の作者
Pori (ポリ)
1986年 島根県 松江市生まれ
島根県を中心に絵描きとして活動中。
暖かみのある絵を得意とし、似顔絵、企業イラスト、CMイラスト、外壁アート等活動は様々。
2014年 絵本「アナクロと幻の滝」を制作。
2020年からは地元保育園、公民館などでお絵描き教室を不定期で開催している。
Instagram @pori_rh
これまでの活動
2022年の6月、まだ芸術祭の青写真が無い頃。宍道町の魅力を様々な人の観点から書き出した時の様子です。
メンバーの誰もが
「一体どんなプロジェクトになるのか…。」
と先行きが分からない雰囲気に包まれつつも、自分の好きな宍道町について存分に語り合う時間はとても楽しく、時間がいくらあっても足りないくらいでした。
この写真は宍道鼓動芸術祭の実行委員会の様子です。
事業名称、開催期間の検討をするとともに、開催に向けての意見交換が行われました。
この宍道町の未来を考え、真剣に
「こうなって欲しい」
という思いの詰まった実行委員会です。
訪れる方々が笑顔になれる、そして町も活性化される。
そんなプロジェクトのゴールを思い描いています。
ぜひ応援をよろしくお願いします！
町中を絵本にプロジェクトのスケジュール
2023年
7月 クラウドファンディング開始
7月 絵本の制作開始
10月 各家庭へ絵を描き始める
10月 宍道鼓動芸術祭の開始、フォトスポットの開放
リターンのご紹介
集まった資金の使い道
絵本制作費(印刷・製本費)374,310円
リターン費89,100円
手数料106,590円
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
この度は、このプロジェクトを最後まで見ていただき誠にありがとうございました。
この活動は島根県宍道町の歴史を守るだけではありません。
宍道町は人口約8,000人の小さな町、そして人口が年々減り続けている。宍道町のような町は日本各地にたくさんあります。
わたしたちがこのプロジェクトで町に注目を集めることができ、地域の方々や観光で訪れる方々等全ての人に宍道町の本当の魅力を伝えることができれば、きっと全国にある同じような町の方々にも
「わたしたちだって、何かできるかもしれない」
と思ってもらえるようなきっかけになればと思っています。
全てのまちは、そこで生まれた人々の故郷であり、そのままであり続ける必要があると考えます。
そのためにも、わたしたちの故郷である宍道町を、わたしたちが守り続けます。
宍道鼓動芸術祭2023
島根県宍道町を舞台とした芸術の祭典を2023年初開催。
宍道町で紡がれてきた文化・歴史・自然をアートを通じて体感し、宍道町の鼓動を全国へと響かせる。
現在20のアートプロジェクトが披露される予定。
会期：2023.10.28-12.3
会場：島根県松江市宍道町全域
最後に、皆様から頂戴した支援は、一円も無駄にすることなく、プロジェクトに活用させていただきます。
わたしたちの故郷、そしていずれは皆様の故郷のためにもご支援をいただけると幸いです。
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