■はじめましてRiFUKURU（りふくる）です
私たちRiFUKURU（りふくる）は通販会社ニッセンから生まれたサステナブルの新ブランドです。
・高品質な日本製生地の残反・B反を使用した商品を作る
・地域のパートナーと協業し、持続可能な雇用を創出する
という目標を掲げ、この春にスタートしたばかりのブランドです。
生地の生産背景や産地に想いを馳せて、地域と人と人のつながりを大事にしながら、愛着を感じられる商品を展開して、皆様にお届けしたいと思っております。
■私たちが解決したい課題
ニッセンは通販会社としてファッション商品を多数世に送り出してきました。ニッセンが身を置くファッション産業は「2番目に地球環境を破壊している産業」と言われています。
それは何故か？
要因の一つが廃棄の多さです。着なくなった服の廃棄はもちろんですが、実は服になる前の生地も廃棄されています。
【B反】機械の油染み、繊維の飛び込み等による糸抜け、プリントにじみにより商品に使用されなかった素材
【残反】発注側の希望通りの色にならずに納品出来なかった素材、発注数減数やA品完全納品のため余剰となる素材など
さらには端耳部分や裁断後の端材などこれらB反・残反も含め、世界で廃棄されている生地は年間500万トンにのぼります。（出典元：NHK「国際報道 2020」）
このファッション産業の課題に対して、ニッセンができることはないだろうか？
そんな想いから起ち上げたブランドがRiFUKURUです。
■廃棄される日本製生地を救いたい
※出典元：「令和２年度 ファッションと環境に関する調査業務」（環境省）
もし仮に生地を廃棄せず、再利用できれば原材料調達・紡績・染色の工程を削減し、服1着生産するにあたり排出されるCO2を89.7％削減できる計算になります。
そこで私たちは、B反・残反を探して日本各地の生地メーカーさんにお声がけして回ることにしました。
日本各地には地域に根差した歴史のある生地素材が沢山あります。
生産者様とお会いしてお話を聞くことで、生地そのもの素晴らしさだけではく、生地にまつわる歴史や想いを知ることができました。
「ファッション産業に携わりながら、こんなことも知らなかったんだ・・」と反省することもありました。
そんな素晴らしい日本製の生地であっても、やはりB反・残反として廃棄されることがあることも分かりました。
また、生産者の想いが詰まってるため、廃棄できずに倉庫に眠っているB反・残反が沢山あることも知りました。
私たちの想い・考えを一社一社丁寧にご説明し、B反・残反の提供をお願いしたところ、いくつかご賛同いただけたメーカー様、団体様に出会えました。
Ｂ反・残反の提供は効率的ではない事が多いので、ご賛同には感謝の気持ちしかありません。
■日本国内で縫製したい
ご賛同いただけるメーカー様、団体様が見つかり、生地を集めることはできそうです。
でもB反・残反として供給される生地の種類はいつも同じではありません。生地を入手できる頻度や量もバラバラなので、必要な時に必要な量だけ縫製するのがベストです。
それなら、私たちの身近な場所で、日本国内で縫製できないか。そうすれば、微力ながら国内縫製業の存続にも貢献できるのではないか。
ただ単にB反・残反を再利用するのではなく、日本国内で縫製して製品化したい。
それをニッセンの販売網を活用して、きちんと世に送り出していきたい。
そうすることで、日本の繊維業・縫製業を活性化させていきたい。と考えました。
現状は、日本で販売されている服のうち、国内で縫製されている服はたったの「1.8％」しかありません。（参考:2022年繊研新聞）
衰退しつつある国内縫製工場が抱える課題はコストと量、そして後継者不足です。
■「縫製チーム」の結成を目指して
今も日本国内には縫製従事者が内職や工場などで働いています。しかし衣類の縫製が海外にシフトする中、工場閉鎖などで職を失う方も少なくありません。
私たちは縫製経験者に声をかけて「縫製チーム」を結成したいと考えています。縫製チームに日本製生地の残反を縫製してもらうのです。
その第一歩として、私たちの地元である京都に「縫製チーム」が働けるスペースを用意したいと考え、準備を始めたところです。
■リターンには日本製生地の残反を再生した商品をご用意
ご賛同いただいたメーカー様・団体様の残反を使用し、今回のリターン商品として準備しております。
まだ縫製チームが結成できていませんので、縫製は国内工場に依頼した商品ですが、使用した生地は日本で有数の繊維産地から届けられた生地です。
＜賛同企業＞
株式会社オカザキニット
＜リターン商品＞
商品1：和歌山県 ボーダーゆるシルエット５分袖Ｔシャツ 和歌山県産の上質カットソー使用
商品2：和歌山県 ボリュームスリーブゆるシルエット長袖Ｔシャツ 和歌山県産の上質カットソー使用
◾️これらの商品をみっけ京都だけの特別価格でご提供します。
＜賛同企業＞
西陣織工業組合
- ＜リターン商品＞
- 商品1：京都府 西陣織帯地を贅沢に使ったプレイスマット 岡山県セルビッチデニムを裏地に使用
商品2：京都府 西陣織オリジナルチップ付デニムトートバッグ 岡山県セルビッチデニムを本体に使用
※西陣織は国指定の伝統工芸品 ■私たちRiFUKURUが見据えた先にあるもの
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- RiFUKURUの縫製チームが縫うのは、ただのB反・残反ではありません。私たちが日本各地を歩いて見つけた、地域に根差した歴史ある生地素材です。そんな記事の歴史や特性を理解して縫製できる縫製メンバーは重要な存在です。
- いずれ日本国内の各地にRiFUKURU縫製工房を設けたいと夢見ています。
- そうなれば、残反の輸送距離は更に減り、生地生産者様との距離も縮まり、更に素晴らしい循環が生まれると信じています。
- 同じ想いを持った縫製メンバー同士のネットワークを構築し、RiFUKURU以外からの縫製の仕事も受けたいと考えています。
- もしRiFUKURU縫製工房が実現した際には、是非とも今回賛同いただいた方をご招待し、日本各地の残反を前に、商品を披露する会を開催したい、そんな夢を描いています。
- 【スケジュール】
- 2023年5月 クラウドファンディング開始
2023年7月 クラウドファンディング終了
2023年7月 順次リターン発送開始 -
■最後に
私たちRiFUKURUは、縫製チームの結成が日本の伝統・地場産業の未来へつなぐ架け橋の一つになると信じて、クラウドファンディングに挑戦しております。
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この挑戦を通じて、新たなご縁が繋がっていき、更に大きな架け橋となることを願っております。
皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。
【ご注意事項】
１）返品・交換についてお客様都合による返品・交換は原則受け付けておりません。ただし、商品に欠陥があった場合には、対応をさせていただきます。
２）残反を使用した手作りのため、写真の商品と実際に届く商品は色や形がそれぞれ若干異なります。
西陣織を使用した商品は織の色や模様の出方は、それぞれ１枚ごとに異なります。
３）ご利用のパソコンやモバイル画面によって、写真の風合いなど実物と異なって見える場合がございます。
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