はじめに・ご挨拶

皆様はじめまして。南あわじ市ご当地ラーメンの計画発起人、馬崎 泰成と申します。

僕個人の小さな妄想から始まった“この計画”が、吹けば飛ぶような小汚い屋台での営業を経て、今では南あわじ市の行政をも巻き込む大層な話になってきました。南あわじ市民、ひいては全淡路島民の島民食としてのご当地ラーメン。そして夢はでっかく世界進出!

まだまだようやくスタートラインに立ったばかりです。援助してくれとは言いません。この事業に少しでも面白みを感じてくれた人。僕のこの夢に巻き込まれてください。一緒に“南あわじラーメン”に関わってください。そして“南あわじラーメン”が名実ともにスターダムにのし上がった時、関係者として僕と一緒に感動してください。


商品・お店が作られた背景

さかのぼること三年ほど前、僕は兵庫県の淡路島にてフードコーディネーターというわけのわからない肩書で仕事をしていました。しかし、飲食店経営について知識もセンスもない僕は飲食店に経営を指南できるわけでもなく、フードコーディネーターとは名ばかりの、飲食店のレシピや企画を考えたりして小銭を稼ぐコバンザメのようなことを生業にしていました。

そしてその頃、あの悪夢が世界中を席巻しだしました。そう、新型コロナウィルスの世界規模の蔓延です。その猛威は、ここ淡路島も例に漏れず経済基盤をガタガタにしました。当然コバンザメであるこの僕は悲惨の一語に尽きました。

「仕事がない…」、当然です。クライアントである飲食店の多くは休業、または廃業していたのですから。一時は最悪“死”が脳裏をよぎりました。でも僕の家には愛する猫ちゃん達がいる。この子達の生活を放棄するわけにはいかない。でもどうするの?仕事なんか入らないよ?自己破産して転職でもするか?いや、転職しようにもどの業種も青色吐息の状態で、世相は先も見えなかった。

じゃあどうするの?仕事がないなら作るしかない。じゃあどんな仕事ならこの状況でも生き残っていけるんだ?そもそもそんな仕事があったとして、都合よくこの僕に務まるのか?本当に生きてきた四十数年で一番アタマを捻りました。

そもそもそんなに賢い人間ではありません。できることをするしかない。できることはなんだ?好きなことはなんだ?好きなものは?好きな食べ物は?

大の大人、それも中年男いまだに独身の僕が行き着いた着想はド単純でした。「おれ、ラーメン好きやんか」。ご当地ラーメンと言われるものから、近年再興してきた家系、二郎系、創作系、ハイエンド系などなど、全国津々浦々のラーメンを食べてきました。ラーメンフリークといって差し支えないと思います。

それなら美味しいラーメンでも作るか?幸いレシピ開発は得意だし、ラーメンの調理経験もある。でも経営者には全く向いていない。たとえ店をだして流行ったとしても金を使い込んで潰す。きっと潰す。じゃあ僕が作るラーメンってなんだ?

またまた行き詰まりました。「馬鹿の考え休むに似たり」と言いますが、それでも考えて考えて。自分に出来ること出来ないことを一つあげ一つ消し、最後に残ったのが『淡路島でラーメンのムーブメントを作る』でした。


じゃあ、僕の作るラーメンのムーブメントってなんだ?それは地域から愛されて、なおかつそれが観光資源にも成り得る。そんな地域の誇りたり得るラーメン。モデルは博多ラーメンや喜多方ラーメンでした。

淡路島にもラーメン屋さんはあります。淡路島ラーメンという商品名を提供しているお店もあります。しかし、統一した基準でのご当地としてのラーメンはありません。あるのは観光地ならではの観光ラーメンで、地元民に愛されたソウルフードとしてのラーメンではない(個別で親しまれているお店はあります)。観光ラーメンを卑下しているのではありません。ただ、一過性のブームでは意味がない。地域のソウルフードになるラーメンを作る。

それなら目指すラーメン像も見えてきました。常に時代に先駆けた、数ヶ月ごとに情報が刷新されるような創作・ハイエンド系のラーメンではない。

広めるためには大衆性、手軽でなおかつ旨い。それでいてクセになる。いずれはインスパイアされた新店が真似しやすいように、なるべく特殊な技術がなくても作れるようなシンプルな手順で作れる方が良い。それは自分でハイエンドなラーメンを作るより難しい。でもやる。


そう決めてからは行動あるのみ。ラーメン作りのかたわら、市役所や商工会議所に通い夢物語の熱弁を奮う。さらにFacebookで南あわじ市長に直談判し、試食をお願いしてみたり。

そうして出来たプロトタイプ第一号は今とは全く別物の、鮮魚系醤油ラーメンでした。漁港でセリにかからず捨ててしまうような磯の小魚を使ったラーメン。自画自賛ですがそうとういい出来で、試食してくれた市長や多くの地元民も喜んでくれました。しかし好事魔が多し。これで行こうと動き出した矢先、燃料の暴騰を受けた水産業の方々は磯の小魚など浜に持って帰れなくなりました。


次は今のラーメンの原型に近い鶏白湯ラーメン。この頃から自宅裏に屋台を構え、お客さん相手に試作ラーメンの反応をみられるようになりました。これでいける!と思った矢先、新型コロナや鳥インフルエンザの影響で養鶏業の受難が続き、材料である親鳥、特に鶏油の入手が困難になりました。


次は鶏と豚の混合。油は豚脂に変わりました。これも自信作。しかしここでまたも問題発生。そう、ここ淡路島も他の地方の例に漏れず過疎高齢化になっている。若い人は良くても、地元民の多数を占める高齢者にとってはアブラっ濃くてキツかったのです。都市部ではターゲットを決めて、その層を狙っていけばいい。しかし地方ではそうもいかない。地元民に愛されるという課題がある。尖らせてラーメンオタクが来ればいいのではない。


何度も壁に跳ね返されながらの試行錯誤。新型コロナも少しは落ち着き、親鶏の入手が少し楽になりました。そこで再び鶏白湯系のラーメンに着手しました。


南あわじ市の中でも特に辺鄙なエリアにある屋台ですが、幸いなことに口コミで評判を呼ぶことができました。おかげでいろんなメディアにも取り上げてもらえました。

僕のご当地ラーメン推進計画は少しづつ好転しつつありました。そしてこのたびの兵庫県最大級産直市場・美菜恋来屋で出店の話。南あわじ市は猛プッシュを約束してくれました。


しかしここで問題発生。僕にはお金がありませんでした。お金は全部、新ラーメン開発のために使ってしまっていました。そこで僕は、コンサル事業をやっている幼馴染に力を借り、このたび“株式会社セライナ”を発足いたしました。その幼馴染が社長です。僕よりは多少はしっかりしてそうな気がするのですが・・・と言っても資金が潤沢なわけではありません。そもそも、繁盛店を1店舗作るという目的ではないのです。ご当地ラーメン。ソウルフード。そのムーブメントのための支持者が欲しかった。

そう思ったとき、安直ですがクラウドファンディングが思いつきました。正直に言いますと、深い考えで思い至ったわけではありません。ただの直感です。この直感が外れたとき、計画が頓挫するわけではありません。一商売として必要最低限のスタートを切るだけです。それが正道です。

ですのでこのお願いは我々のワガママです。どうか我々の夢に巻き込まれてください。そしてどうか一緒に夢の続きを見てください。

そんな人が一人でも多く賛同してくれたら、こんなに心強いことはありません。


“南あわじラーメン”を一緒に育ててくれませんか?それがこのクラウドファンディングでの我々の願いです。


長くなりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!


私たちの商品・お店のこだわり

ご当地“南あわじラーメン”は、親鶏ベースの鶏白湯を泡立てたカプチーノスープです。

小麦感の強い細麺が泡立つスープを引き上げ、芳醇な鶏の旨味を余すことなく楽しめます。

香味油は同じく親鶏の鶏油。見た目に反して重さはなく、滋味あふれるラーメンです。

こってり具合は油の量で調整できます。


マニア受けよりも、いろいろな多くの人に受けいれられるラーメンを目指していますが、一杯のラーメンとしての完成度は自信があります。調味料やトッピングでその人好みのカスタマイズも楽しめます。


リターンのご紹介

ご支援してくださった方全てに、その都度、進捗状況や今後の展開をお知らせいたします。聞きたくないかも知れないその都度の壁や弱音も包み隠さずお伝えいたします。同志として対応する所存です。


・600円

南あわじラーメン券を1枚(150枚限定)


・1000円

南あわじラーメン券を2枚(300枚限定)


・5000円

南あわじラーメン券10枚


・10.000円

南あわじラーメン 一か月フリーパス券(30枚限定)


・50.000円

南あわじラーメン 半年フリーパス券(10枚限定)


・100.000円

南あわじラーメン全メニュー 1年間フリーパス(10枚限定)

※フリーパスはご名義のお一人様のみ有効。


プロジェクトで実現したいこと

「美菜恋来屋」のそばにはイングランドの丘などの観光地もあります。一人でも多くの方に南あわじ市に足を運んで頂く事はもちろんですが、南あわじ市には「こんなにうまいラーメンがある」と知っていただきたいです。


資金の使い道・スケジュール

令和4年   南あわじ市ご当地ラーメンとして認定

令和5年   4月物件オーナーと打ち合わせ。契約内定済み。
       現在、南あわじ市、物件オーナーと打ち合わせ中

令和5年   8月上旬 オープン予定
令和5年   8月中に リターンをメールに添付


2.資金の使い道について

満額達成の場合の資金の使い道

設備費:約66万円
人件費:約70万円×3人×1ヶ月
広報費:約30万円×2ヶ月
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:達成額の17%(満額達成の場合34万)
※CAMPFIRE手数料は支援総額の17%(弊社掲載手数料12%、決済手数料5%)+税です。


最後に

僕のご当地ラーメン作成の基本方針は、『身近にあるものの価値を見直す』です。

ブランド特産物はできるだけ使わない。地場産業(畜産・農業・漁業や、食品加工工場など)から出る副産物や商品にならなかったものを積極的に使う。

目指すのは“必然”。

『最先端は目指さない。最前線と張り合わない。目の前の人達の喜びのために。』


食べに来てくださる全てのお客様の笑顔、そして南あわじ市の地場産業発展のため、南あわじ市から全国、そして世界へ認知されるラーメンを育てていきます。どうぞ宜しくお願い致します!


株式会社セライナ 商品開発担当 馬崎 泰成

出店地 美菜恋来屋(みなこいこいや) フードコート1F

住所 兵庫県南あわじ市八木養宜上1408 

YouTubeもやってますの下記リンクからご覧ください。

https://www.youtube.com/@meshi_no_tane 


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/06/02 14:22

    オープン日決定いたしました!8月4日になりました!もしかすると、プレオープンとして、数日前から行う可能性もありますので、その時はまた、決まり次第ご連絡させていただきます!リターンもオープン日までにメールにて添付させていただきます。今後とも「南あわじラーメン」の応援をよろしくお願い申し上げます。

  • 2023/05/17 13:36

    「サンテレビ キャッチ+」で取り上げられました。神戸新聞NEXT 鶏ガラスープきめ細やか、まるでカプチーノ 行列できる屋台ラーメン 店主の確かな戦略 南あわじその他、各YouTubeなどでも取り上げられていますので、「津井の屋台」で検索してみてください!

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