はじめに・ご挨拶

こんにちは。閲覧いただきありがとうございます。
パラ卓球車いすクラス３で五輪出場を目指している、北川雄一朗、20歳です。

私は生まれつき「アントレ―ビクスラー症候群」という障がいがあります。

この障がいにより、肘関節が無く両肘は曲がったまま真っすぐに伸ばすことができません。また、肩・手首・足首の可動域が狭く、普段は車いすで生活しています。

兵庫県相生市で生まれ、双葉中学校、赤穂高校を経て、現在は「社会福祉士になりたい！」というもうひとつの目標のため、赤穂市にある関西福祉大学社会福祉学部に通っています。（現在３年生）

ところで皆さんはパラ卓球をご存知ですか？

身体的な制限を持つ人たちにも卓球を楽しむ機会を提供しているスポーツであり、多くの人たちに支持されています。
障がいにより多種多様なプレースタイルが特徴で、車いすの選手は車いすで左右に大きく移動することが難しいため台の近くでプレーし、相手を前後左右に揺さぶるテクニックに優れた選手が多いです。相手のプレースタイルや弱点を試合の中で素早く分析し、対策を立てる必要があり、技術だけでなく分析力や戦略性の高さも見どころです。
パラ卓球は障がいの程度によってクラス分けが行われ、同一クラスで競うこととなります。
数字が大きい方が障がいが軽く、クラス１から５は車いすで、クラス６から１０は立位で競技をします。
私は、「クラス３」の競技に出場しています。

このプロジェクトで挑戦したいこと

パラ卓球で、世界の舞台に立ち、「あきらめない」ということを伝えたい。

私はパラ卓球を始めて、様々な大会に出場していく経験を通して、常に目標をもち、あきらめずに日々取り組んでいくことを学びました。

私の取り組みを観る方たちに、私の姿を通して、どんな環境に置かれても、常に前向きに目標をもち、あきらめずに生きていくことを伝えたいと考えています。

私は、現在、大阪ドマーニ卓球クラブに所属し、世界ランキングはシングルスで４６位、ダブルスで３５位で、日本代表次世代育成選手に指定されています。日本ランキングは1位です。しかし、パラリンピックには、日本でどれだけ勝っても出場できません。

世界ランキングの上位にいないと出場権を得ることができないのです。
世界ランキングを上げるには、１か国でも多くの世界大会に出場し、自分よりランキングが上の選手に勝利する必要があります。

世界大会に出場するための海外遠征費用や練習費用等はそのほぼ全額が自己負担となります。周りの方や大学などに支えていただいていますが、日中は大学にも通っているため、自分自身で全ての費用を捻出するのは非常に困難です。

このプロジェクトでは、パラリンピック出場とメダル獲得を目標として、ご支援いただいた資金は、世界ランキングを上げるための世界大会出場の遠征費と練習費に充てさせていただきたいと考えています。

私がこのスポーツを始めたきっかけ

小学校5年生の夏休みに、両親に障害児卓球教室に連れて行ってもらいました。

その教室で、車いす卓球をしていた女性選手に声をかけていただき車いす卓球を勧められたことがきっかけで車いす卓球を始めました。その時に感じた車いすに乗り卓球をプレーをする楽しさは今でも鮮明に覚えています。

地元の双葉中学校に進学し、卓球部に入部したことで、本格的に卓球を始め、今に至ります。

私は、身体も小さく、手も短いため、卓球には不向きな体です。しかし、体幹を強化し、上半身のバランスを取りながらプレーができるため、俊敏性を武器に「前陣速攻型」でプレーしています。

これまでの歩み・軌跡

【競技実績】
２０１６年１０月　希望郷いわて大会個人戦  ２位
２０１７年３月　　ジャパンオープンパラ卓球選手権大会個人戦G２ 優勝
２０１７年１０月　笑顔つなぐえひめ大会個人戦  優勝
２０１８年３月　　ジャパンオープンパラ卓球選手権大会G２  優勝
２０１８年１２月　パラ卓球タイオープンダブルス３位
２０１８年１１月　第１０回国際クラス別パラ卓球選手権大会ダブルス  ３位
２０１９年３月　　第３９回ジャパンオープン卓球選手権大会個人戦G１  ３位
２０１９年１１月　第１１回国際クラス別パラ卓球選手権大会個人戦  優勝
２０１９年３月　　第３９回ジャパンオープンパラ卓球選手権大会団体戦  ２位
２０２１年１１月　第１３回国際クラス別パラ卓球選手権大会車いすクラス３  優勝
２０２１年１１月　アジアユースパラ卓球大会バーレーン個人戦・ダブルス  優勝
２０２２年９月　　フィンランド大会個人戦３位
２０２３年３月　　スペイン大会個人戦３位

どんな成績で終わっても、どんな環境に置かれても、絶対にあきらめず、前を向いて努力を重ねてきた結果、さまざまな大会で入賞することができました。

2021年にはアジアユースパラ卓球大会でシングルス・ダブルスともに優勝することができました。
また、2022年はフィンランド大会、スペイン大会で3位入賞をすることができました。

今年2023年も世界ランキングを上げるため世界大会に挑んでいきます。

【普及活動】
パラ卓球をもっとみんなに知っていただきたいと思い、競技だけでなく、普及活動にも取り組んでいます。

【メディア掲載】
私の活動を、新聞や広報誌、卓球雑誌などさまざまなメディアで取り上げていただいています。

資金の使い道・実施スケジュール

6月末　クラウドファンディング終了
6月22日から24日　世界大会出場（場所：チェコ　オストラバ）

6月末から、秋の世界大会に向けて練習開始

８月からリターン開始

（また、都度、クラウドファンディングさせていただくかもしれません(^^;;）

集まった資金は、遠征費（交通費や滞在費）、練習費にすべて充てさせていただきたいと考えています。

★遠征費　約50万円
★練習費　約8万円
★サイト手数料　約12万円

リターンのご紹介

他のプロジェクトのように魅力的なリターンをご用意できていません。
私は必ず結果で、ご支援いただくみなさまに恩返しをしたいと思っています。

「目標への決意と、感謝の気持ちを心を込めて、お礼メッセージをメールで送らせていただきます。」
お礼メールと、世界を舞台に活躍する姿をもって、リターンとさせていただければと考えています。

勝手ではありますが、1,000円から（任意の金額に変更可能）ご支援いただけますので、何卒よろしくお願いします。

最後に

パラリンピックを目指す「アスリート」としても、社会福祉士を目指す「学生」としても、自分で描いた目標に向けて、絶対に「あきらめない！」で頑張ります。

皆さまのご支援をご声援を是非よろしくお願いします！

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。