はじめに・ご挨拶  by 嶺

はじめまして!
山梨県甲府市に住んでいる小学6年生の伴野 嶺 (ばんの れい)です。
たくさんあるプロジェクトの中から見てくださり、ありがとうございます。

皆さまのおかげで目標金額が達成しました!本当にありがとうございます!!
新たな装備が必要になったことから、もう少し費用が必要です。
ネクストゴールを60万円に設定します。
引き続き応援よろしくお願いします。

「山は公園」 by 嶺

1歳で初めて靴を履いて歩いた1歩目の場所は甲府市の「武田の杜」でした。
2歳から富士山の御殿場登山口を少しですが歩いて登り下りしたり、里山や森の中を歩きました。
4歳から登山靴を履いて登山を始めました。
土日や保育園の帰りにも公園に行く感じで、山の中で遊びながら育ちお母さんや山の先輩たちにいろんなことを教えてもらい、一緒に歩いてもらいながら保育園年長クラスの時に「山梨百名山」を全部 登ることが出来ました、うれしかったです。

住んでいる山梨県はぐるーっと山に囲まれていて富士山や日本百名山の甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山などきれいに見えています。
里山から富士山まで山のバリエーションがあって登山口までも近い、
この山梨県と山が好きなお母さんから生まれたので山が大好きになりました。

山梨百名山に初めて登ったときから「レイチェル」とも呼ばれていますが
私の名前、「嶺」という漢字も 頭に「山」が乗っていて気に入っている名前です。
お母さんに聞いたら「大菩薩嶺」という山梨県にある百名山も名前の由来の1つだそうです。

今まで山梨県や日本のあちこちの山に登って来ましたが、
小学2年生から憧れていたアフリカのキリマンジャロに登りたいので、応援をどうぞよろしくお願いします!


最近のキリマンジャロ登山に関するメディア掲載


NHK甲府・NHKおはよう首都圏で放送していただきました。

時事通信社さまの 配信ニュース5月5日


ブログとインスタグラムのご紹介

伴野 嶺 アメーバブログ


伴野 嶺 インスタグラム

このプロジェクトで実現したいこと by 嶺

・アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ 5,895mに登って世界の山への一歩としたい

・山頂の氷河が年々、溶けてしまっているので無くなる前に見ておきたい

・現地タンザニアのガイドさんや村の人と交流したり、野生動物に会いアフリカの文化と自然を学びたい。

なぜキリマンジャロなのか? by 嶺

私は本を読むことが大好きで、学校では図書委員長をしています。
学校以外でも登山に行かない週末は、ほぼ必ず図書館に行って常に本を借りて読んでいます。

今まで、本や映画でもたくさんの山の姿や物語を見てきました。
特に山岳雑誌「岳人」と日本人最年少で世界7大陸最高峰を19歳で登った南谷真鈴さんの本「冒険の書」は何回も繰り返して読んでいます。
その中で見た、ゾウやキリンがいるサバンナの後ろの大きな山がキリマンジャロだと知った小学2年生から、独立峰で大きなプリンみたいな形をしていてきれいだなと憧れていました。

海外だから行くだけでも大変だし、簡単には登れないだろうな、お母さんに迷惑をかけるかなと思いながら、富士山よりもずっと高いところはどんな景色なんだろう、まだ歩いていないところも歩いてみたい、知らない国だけど行けたらその国の人とも話したり友達になりたい、いろんなことを考えて想像していました。

キリマンジャロは現地の言葉で「白く輝く山」と言われるほど山頂は氷河に覆われていました。
それがこの100年ほどで80%以上も溶けてしまい、2040年までには氷河が全て消えてしまうとも言われています。
こうしている間にも溶けている氷河や無くなってしまう自然の姿を私はちゃんと見ておけたら、
遠いアフリカでの体験を日本での生活や自分におきかえて考えることができるのではとも思っています。

そして将来の目標の1つでもある青年海外協力隊員になれたら、
困っている人や動物を助けられる活動に役に立つ体験をしてきたいです。。

新型コロナウイルス感染症の流行で日本の山も登れない時期もありましたが、
私が自分らしさを発揮できるのは、やっぱり山という自然の中で過ごす時だと気づきました。
大切な「山」という居場所、自分が価値を感じるもののために生きていきたいです。
だからあきらめないで挑戦したいと思い、ここで支援をお願いすることにしました。

私の好きな言葉の1つは、第57次南極地域観測隊員・渡貫淳子さんの講演会で聞いた

「NOの理由より、YESの可能性を」 です。

目前の目標「キリマンジャロ登頂」を目指して、がんばります!!

これまでの活動
1歳

生まれて初めて靴を履いて歩いた1歩目は甲府市の「武田の杜」でした。

2歳

甲府市の里山や富士山御殿場 登山口を少し登ってお散歩していました。

4歳

甲府市のレストラン主催の「山頂パスタ会」に参加したことがきっかけとなり、
楽しくて美味しいものが食べられることを楽しみに山梨百名山を登り始める。


山梨百名山の1座目 小楢山の山頂
多いときには1日に3座、月に19座登ることも ありました。


日本で2番目に高い北岳に登頂


富士山では元気いっぱいに御鉢めぐりもしました。


お山で食べて美味しかったスキヤキ


何回も登っている山梨県身延の七面山のトレイルランレースの
ボランティアスタッフとしてお手伝い

カヌーも4歳で初めて乗りました。


最初は竹のオールで練習
6歳

山梨百名山を全て登って、お祝いしてもらいました。


百座目・杓子山


小学校1年生から現在11歳まで

株式会社モンベルさまより登山装備などのサポートを受けています。
山岳雑誌「岳人」に2回、掲載していただきました。

週末や夏休みなどを中心に
日本の100名山と200名山と300名山を お母さんや山友達さんと登っています。

登山中に知り合って、その後に山友達になって一緒に登ってくださる方もいてとてもうれしいです。


気持ちが良い北アルプスの登山道


小学2年生の時に4泊で八ヶ岳全山縦走


鳥取県の大山で下山して雪遊び


小学4年生・槍ヶ岳

ここ3年間の年末年始はお母さんの運転する車に乗って九州に行き、登っています。
九州では、現在15座に登頂済み


鹿児島県の開聞岳 山頂

資金の使い道

キリマンジャロでの現地費用の一部として 35万円
(キリマンジャロ空港への送迎、登山口への送迎、登山前後の宿泊、国立公園入園料、
キャンプ場料、登山中の食事費用、現地スタッフの経費)

リターン品の調達・発送、報告会の開催日 5万円

CAMPFIRE手数料 10万円

こちらの資金以外
自己資金、支援金を足してキリマンジャロ登山を実行します。


目的地の状況や準備の状況応じて、アフリカの渡航前に延期をせざるを得ない状況になった際はプロジェクを延期をします。
その際は12月もしくはそれ以降の出発を検討いたします。

アフリカの渡航後、登山を断念せざるを得ない状況になった際には、そこまでの結果のご報告をリターンにさせていただきます。

予定通り出発できた場合でも、飛行機や現地での交通トラブルなどで登山自体を断念せざるを得ない場合があること、また、キリマンジャロ登山にチャレンジできた場合でも、天候不良、高山病などの体調不良のために、登頂が100%確定でないことを予めご承知おきください。


リターンについて

リターン一覧をご覧くださいませ。
郵送するリターンは国内発送のみとさせていただきます。

プロジェクトのやむを得ない延期の場合にともない、リターンのお届け予定・報告会の日程が延期される可能性があります。その際は、メールにてお知らせをさせていただきます。



実施スケジュール
出発までの準備

・週末は富士山を含む高所登山

・平日は高地トレーニングジムとスポーツジムでトレーニング

・東京都渋谷区代々木にあるミウラ・ドルフィンズで7月と8月にの低酸素トレーニングを実施

・英語とスワヒリ語の勉強

・タンザニアの風土、文化や動物の勉強


出発の時期

予定通り8月下旬から9月上旬に現在行く予定で調整中です。
準備が整わない場合、年末もしくはそれ以降に行く予定です。

出発から帰国

出国

1日目
キリマンジャロ空港到着
モシの宿に宿泊

2日目
朝食後に登山口のマチャメゲートへ
現地ガイドと合流、入山手続き
マチャメキャンプ(標高3,000m)まで 約7時間の登山

3日目
マチャメキャンプからシラキャンプ(3,840m)まで約6時間の登山

4日目
シラキャンプからラバタワー4,600mに登り
バランコキャンプ(3,950m)まで約7時間の登山

5日目
バランコキャンプからカランガキャンプ(3,963)まで約5時間の登山

6日目
カランガキャンプからバラフキャンプ(4,600m)まで約4時間の登山
夕方まで休憩、早め(17:00)に夕食を食べて登頂開始まで仮眠
深夜0:00山頂アタック開始

7日目
バラフキャンプからステラポイントを越えて山頂のウフルピークまで約7時間の登山
ウフルピークからバラフキャンプを通りムエカキャンプまで約7時間の下山

8日目
ムエカキャンプからムエカゲートまで約4時間の下山
下山手続きをして登頂証明書を発行もらいます。
アルーシャの宿にチェックイン

9日目
マニヤラ湖公園でサファリ
野生動物の見学
カラツ村の宿にチェックイン
現地の方と交流

10日目
ンゴロンゴロ保護区でクレーター内を午後までサファリ
野生動物の見学
カラツ村の宿に戻り、現地の方と交流

11日目
カラツ村を出発、ムトワンブ村へ
ローカルガイドと村内を散策
民家で家庭料理をいただく。
アルーシャの宿にチェックイン

12日目
フライトの時間に合わせてキリマンジャロ空港へ

13日目
帰国

今時点の予定です。
天候や現地の状況では変更の場合もあります。

帰国から リターン発送

予定通り9月中旬に帰国した際には、順次リターン発送や報告会の開催を行います。

最後に

伴野嶺の母、伴野 直美です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ここで娘のキリマンジャロ登山への母の思いを少し書いておきたいと思います。

娘が山歩きを始めた時から今日まで、おんぶ・抱っこ・手つなぎ無しで
全ての一歩は自分の責任だよ、と自分の足で歩くことが大切だと
危険なことも教えながら甘やかさずに、でも楽しく一緒に登ってきました。


長野県 御嶽山に慰霊登山
肌寒くなり、休憩中


でも、まさかキリマンジャロを目指すまでの山好きに育つとは思いもしませんでした!

キリマンジャロはヒマラヤの山々に比べると技術的に難しいグレーディングではありません。
今回の登頂に必要なのは体力と高山病対策です。
6,000mに近い高さは私たちには未体験の標高なので、
日本では経験できない高地の感覚と自分自身の身体が高地へどれだけ順応できるのかを知るには良い機会だと思います。
もちろん登山は標高に関係なく、絶対に安全という山はないことも承知しています。

今回は有難いことに信頼できる山岳医など多方面の方にもご協力いただき、
登頂に向けて親子でトレーニングなどの準備をしています。

皆さんからの支援が大きな応援となり、もし登頂ができたなら大きな達成感を感じて成長の1つとなり、
また登れなくて登頂を断念したとしても、きっと何かしら得るものはあるはずです。

そして私たちは「誰と登るのか」ということを大切に考えています。
たった2人でもチームで支え合い、今日まで登ってきました。


栃木県の女峰山
最初の長い階段で母はバテバテ

登っていて辛いとき、厳しいとき、嬉しいときに
お互いに誰といたいか、その時間を誰と共有したいかは
必要としあうお互いにしか分からない部分もあります。

我が家は娘と2人で暮らしです。
母子家庭が全て困窮している訳ではありませんが
私たちは正直に毎月食べていくのにも精一杯な家計です。
でも今まで何とか切り詰めて娘の登山のことを支えて来ました。
今回のプロジェクトも、まだ娘1人での決行は難しく
私がサポートしなければその時点で娘の目標は消えて終わります。

登頂までもう時間は多くないのですが、
登り歩いてきた経験と母子で勉強してきたタンザニアのこと、
出発までのトレーニングなど出来る限りの準備をして行きたいと思います。

どうか あと一押し!のご支援をいただけますように
心からお願いいたします。





<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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