樹齢400年生の吉野杉で製作した『室名札』で自然循環を学ぶ

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

川上村では、令和6年4月の開校に向けた『かわかみ源流学園』(村立義務教育学校)の設立を目指し、林業発祥の村に相応しい、木をふんだんに用いた温もりある学校づくりを進めています。一滴の雫から始まる壮大な自然循環のストーリーを各学年の室名札として表現し、樹齢400年生の杉の巨樹の間伐材を活用します。

現在の支援総額
1,020,000円
支援者数
32人
募集終了まで残り
終了

現在72%/ 目標金額1,400,000円

72%
このプロジェクトはふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に掲載されている、CAMPFIREがサポートしたプロジェクトです

※このプロジェクトの決済は、さとふるへ移動します。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2023/08/18 23:59:00までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2023-06-01に募集を開始し、32人の支援により1,020,000円の資金を集め、2023-08-18に募集を終了しました

プロジェクト本文

実施理由/背景

林業発祥の村ならではの学びの場を

川上村は林業の村として栄えましたが、昭和30年代はじめの人口8000人をピークに人口流出が進み、平成28年には消滅可能性自治体2位にランク付けされるまで過疎化が進行しました。
しかし、500年の歴史を数える林業発祥の村には、世代を超え、手間を惜しまず山を育て次代に受け継ぎ、森と水を守り伝える生き方をはじめ、自然と共に暮らす知恵や技、文化が残されてきました。
近年では、これら豊かな地域資源に子育て世代の関心が高まり、村の子育て支援施策も後押しとなって、若い子育て世帯の転入が増加するといった変化も生まれてきています。
村では、これらを追い風に、これからの村づくりの核となる事業として村立義務教育学校『かわかみ源流学園』を設立し、この事業をとおして子ども達に、山と共に生きてきた先人たちの思いや、郷土の伝統・文化に目を向けるとともに、林業発祥の地ならではの学びや郷土愛の醸成の場の創出に取り組んでいます。

小・中学校を統合する新たな校舎は、林業の中心地に相応しい木をふんだんに用いた木造3階建てで、校舎の一部には、川上村で育てられてきた日本最古の樹齢400年生のスギも活用される予定です。

プロジェクト内容説明

自然循環のストーリーで身近に環境学習を

校舎はもちろん、教材をはじめ子ども達が学ぶ空間にも“林業の村”そして“水源地の村”らしい工夫を凝らしています。
いつも目にする教室の表札=『室名札』から子ども達は何を想像するのか?
この木造校舎には、自ら考える“問い掛け式”の仕掛けがたくさんあります。
そのひとつが今回制作する『室名札』です。
一滴の雫から始まる壮大な自然循環のストーリーを各学年の室名札として表現しました。(イメージ画像をご参照ください)
そして使用する材は、日本最古の人工林の一つとされる樹齢400年生の杉の巨樹、通称「歴史の証人」から採れた柾目材を使用。
自然循環のロゴを目にすることで、水の大事さ、木の大事さ、生き物の大事さを日頃から実感できる子どもに育ってほしいと思いを込めています。
普通教室以外の各諸室や保育園の諸室についても、それぞれの特徴を生かしたロゴとし、木の温もりと相まった柔らかいデザインとしました。

自然循環を受ける子ども達と歴史の証人の間伐

2023年5月段階で中学生13名、小学生35名、やがて新校舎で学ぶ保育園児23名の子ども達が、この室名札に見守られながら遊び・学ぶことになります。

今回使用する「歴史の証人」はより長く育成する巨樹を守るために間伐した材木です。

目指すところ

村づくりは人づくり、人づくりは教育

川上村を担うのは人であり、その人を育てることと教育との繋がりの深さは言うまでもありません。
川上村では「村づくりは人づくり、人づくりは教育」を掲げ、この義務教育学校づくりを教育の面はもちろん、村づくりとしても中心的事業と位置づけ、全力で取り組んでいます。
古来から川上村は江戸時代初期から寺子屋を設立するなど、教育に力を入れてきた歴史があります。その子どもの未来を想う気持ちは今も大切に受け継がれており、「教育村」として教育の充実にこれからも取り組んでいきます。

寄付の使い道

皆様からいただいた寄付金は、新しい保育園舎と校舎の各部屋(園児室、教室等)の製作費として使わせていただきます。
樹齢400年生の杉の巨樹「歴史の証人」の間伐材を活用します。
40室分の製作費用144万円の内、140万円を目標金額にさせていただきます。

自治体からのメッセージ

川上宣言とSDGs

川上村は吉野川(紀の川)の源流を守ることを目的に、1996年に「川上宣言」を全国に発信しました。「下流にはいつもきれいな水を流します」など5つの項目からなる宣言の証として、最源流部の原生林740haを購入し、「水源地の森」として貴重な原生林を後世に残すための保全に取り組んでいます。
この川上宣言は2015年に国連で採択されたSDGsにも繋がる取り組みでもあり、これからも源流の村としての使命と役割を果たしていきます。
川上村から生まれる水でつながる皆様はじめ、多くの皆様には、川上村の取り組みを知っていただくのはもちろん、その具体的な事業のひとつである「かわかみ源流学園」の取り組みに関心を持っていただくとともに、ひとりでも多くご参画いただけることを願っています。

お礼品について

川上村の自慢の品を返礼いたします!

※川上村に住民登録されている方へのお礼品はございませんので、何卒ご了承ください。
寄付額10,000円⇒山ジャムもしくは吉野杉のカフェトレイ
寄付額15,000円⇒吉野杉の扇子
寄付額20,000円⇒吉野杉のランチョンボード
寄付額35,000円⇒いにま陶房作家作品(1組)
寄付額45,000円⇒マルチトレー吉野杉
寄付額60,000円⇒ファミリーケイビング
寄付額110,000円⇒ホテル杉の湯ペア宿泊券
寄付額450,000円⇒レッグレスチェアー(座椅子)

事業スケジュール

令和4年10月:かわかみ源流学園校舎建築工事開始
令和4年11月:クラウドファンディング【第1弾】机・椅子製作費開始(おかげさまで150%達成!!)
令和5年6月:クラウドファンディング【第2弾】室名札募集開始

このかわかみ源流学園建設に係る木材は、全て川上産材を使用しています。かつて、林業・教育に熱心に取り組んだ村の偉人「土倉庄三郎」が植林した村有林の木も使われ、先人の想いが未来へとつながっています。
おかげさまで、第1弾は達成率150%のご支援をいただきました。関係者一同、感謝と感激の思い出いっぱいです。

【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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