[はじめに・ご挨拶]

東京都八王子市の南口にある飲食店、JUNK'y Guild(ジャンキーギルド)で店長をしていた野中と申します。
当店は法人経営の飲食店部門として2009年11月に営業がスタートしました。
約13年半、様々な方に支えられてやってきましたが、やはりコロナの痛手はとても大きく法人経営でやっていくには限界となり残念ながら5月末を持ちまして閉店しました。

ですが閉店が決まった後も有り難いことに、長年通っていただいている常連の皆様やご近所にお住まいの方々、さらには同じ南口で飲食を営んでいる先輩方までとても多くの方に「無くならないでほしい」、「もう一度やってほしい」など本当に嬉しいお言葉をたくさん掛けていただきました。
こんなに多くの皆様に愛されてるこのお店をなくしたくないという気持ちが日に日に強くなり、今回【法人から個人へ移行する独立開業資金】を集める為にプロジェクトを立ち上げさせていただきました。


[看板商品・お店が作られた背景]

法人経営として当店は2店舗目でした。
1店舗目は古民家を改装した居酒屋を長年営業しており、さらにもう一つ、次は違うコンセプトのお店を作りたいという事でそのタイミングで自分も社員としてメンバーに加わりました。

新しいお店のテーマについてはそれほど難航しませんでした。あの当時八王子南口にはチェーン店以外でハンバーガーを食べられるお店が無く、それならば自分達でやってしまおうと皆が盛り上がり2店舗目のコンセプトは『ハンバーガーと世界各国のビール』に決定しました。
あとの項目でも出てきますが、その後数ヶ月ほどかけて内装を作り上げ、2009年11月にジャンキーギルドがスタートしました。

法人経営といっても両店舗のスタッフ合わせて10人に満たない小規模な運営で、当時は店長含めスタッフ皆ハンバーガーに関してはあまり知識がなく手探りの状態からでしたが、各ソースのレシピ開発やパティの配合率など幾度となく試行錯誤を繰り返してやっと全員が満足いくものが出来上がり、お陰様で今ではお客様に自信を持ってお出しできる当店自慢のハンバーガーになりました。

その後長年営業しておりましたが、スタッフの卒業など諸々の事情により残念ながら1店舗目は2016年1月に閉店しました。
ジャンキーギルドの方は変わらず皆様にご利用いただき、スタッフ一同お客様に美味しいと言っていただける事が日々の励みや充実感に繋がっていました。

そして皆様もご存知の通り、誰もが予想もしてなかったコロナの脅威が全てを巻き込んで変えていきました。

コロナが猛威をふるっていた当初飲食店が度々営業自粛せざるをえない時、あの時も常連さんやご近所の方々など周りの方の温かい言葉に幾度となく励まされ、スタッフ皆なんとかモチベーションを保てていたと思います。あの時も《人付き合いの大切さ》や《有り難み》などをとても感じれて、改めて人と直接関わり合う仕事で本当に良かったと感じておりました。そういう実感もあり、また今回の温かいお声がけもあり、そこからお店を買い取り個人でやろうという考えに向かっていきました。


[お店のこだわり]

こだわりと聞かれた時、やはり一番は料理ですね。
先に書いた通りハンバーガーと世界各国のビールを主軸にして、他にもピザやコブサラダ、チリチーズポテトなど、当時ジャンクフードと呼ばれていたものをオリジナルのレシピで改良し納得のいくものを作り上げ、長年かけて品数を増やして今のラインナップになりました。
他にも和洋中、料理のジャンルに拘らず旬の食材などを使った一品を数量限定メニューとして出したり、そういった料理に合いそうなお酒を考えたり、もちろんハンバーガーやビールの新作なども、、
どうすればお客様に楽しんでいただけるか、また来たいと思ってもらえるか、そういった事を日々試行錯誤するのも飲食店のやりがいの一つだと考えております。
(余談ですが店名のJUNK’y Guildは、ジャンクフードのスペル【JUNK】からとりました)


そういった意味でお店の雰囲気といいますか内装などの空間というのも大事な要因の一つだと思っていて、自分の中で内装へのこだわりも強いです。

あの当時やっと見つけた物件が【矯正下着屋さん】という飲食店とは無縁の内装だった為、まずはフィッティングルームや備え付けの棚などを解体し一度まっさらな状態にしてそこから店舗作りがスタートしました。それこそ周りの方々の協力がなければ完成は難しかったと思います。

日々ホームセンターとの往復で、、

床板を貼り、
壁を作り直し、
棚やカウンターを作り、
キッチン廻りを作り、
トイレを作り、
入り口ドアを作り、
外のデッキを作り、
その全てに塗装とエイジング加工をして、、

テーブルと椅子、照明器具はアンティークショップで買いましたが、それ以外のお店の入り口から店内を見渡した時視界に入るものはほぼ手作りです。素人のDIYなので時間はかかりましたが、小さいながらもお店を一つ作らせて貰えるというのはなかなか貴重な経験で今ではとても大切な思い出ですね。

そこから約13年半、飲食業が初めての自分にとってこのお店は、たくさんの方と出会い色々な経験をさせてもらったまさにホームのようなものでした。

なので今回の閉店という危機を迎えた時、どういう形であれこのお店だけでも残せなかという思いが強くありました。
その後知人にクラウドファンディングの存在を教えていただき少しでも存続の可能性があるならばと挑戦した次第です。


[リターンのご紹介]

正直なところ今回のプロジェクトは法人から独立する為の開業資金を集めさせもらうものなので、支援いただいた皆様に用意できるリターンの種類が少なくそこは本当に情けなく申し訳ないところなのですが、その分再開できた際には前以上に満足いただけるサービスをしっかりと実行していきますのでご期待下さい。

A1        再開応援プラン
B1~B4 支援金+クラウドファンディング限定ポイントカード付きプラン
C1~C2 支援金+ハンバーガータワー付きプラン
D1~D3 支援金+展示スペース貸出プラン
E1     支援金+シェフ出張プラン


[プロジェクトで実現したいこと]

兎にも角にもお店の復活です。
そしてより良くをテーマに、休業中に学んだことを活かして新メニュー作りと既存メニューのさらなる向上、居心地の良さなどの設備関係の改善、、
再開というよりリニューアルオープンとしてご来店された皆様が、また通いたくなる、フラッと寄りたくなる、前以上にそう思って頂けるお店作りを目指します。


[資金の使い道・スケジュール]

このプロジェクトの目標金額の設定は、法人経営から個人経営に代わるための独立開業資金(主に移行に伴う諸経費、設備交換費、開業に伴う酒屋や食材等の仕入れ代、リターンの諸経費)として算出したものと、CAMPFIREさんへの手数料17%(+税)を合わせた試算になります。

募集期間が7月末までと当初の予定より短いので目標金額達成はなかなか難しかもしれませんが、それでも今回集まった資金を再開の足がかりに大切に使わせて頂きます。


[最後に、]

この先の事を少し迷っていたところでの周りの方々の温かい言葉が滲みました。

またもう一度、、

法人から個人になるということはより一層の責任がありますが、その分制限がなくなり正直今までやれなかった事もできるのでお客様に楽しんでいただけるような企画(イベント出店、クーポン券発行....etc)など試みたい事がたくさんあります。
そういった部分の期待値も考慮していただければ幸いです。

どうかこのプロジェクトへの応援よろしくお願い致します。

最後までお読み頂き有り難うございました。

<休業時の店舗情報>

所在地
JUNK'y Guild(ジャンキーギルド)
192-0904
東京都八王子市子安町1−6−8
080-2151-5439(店内直通)

営業時間
月、火、金 17:00〜24:00(L.o23:30)
  土、日 11:30〜24:00(L.o23:30)
定休日:水、木

SNS
Instagram  

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Facebook

https://www.facebook.com/junkyguild

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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