プロダクトのご紹介
次世代「天候ダイヤグラム」 実用お天気ツール 提供!

 私たちは、お天気アプリを活用して日々日常を便利に生活しています。その便利さを数字で言い表すと、100%を超えて120%と言っても良いほど情報は充実していると思います。しかし、2週間以上先の「1ヶ月先、3ヶ月先、半年先」といった長期先のお天気情報はあるでしょうか? 残念ながら有りません。しかし、私たちの日常生活の中で、「1ヶ月先、3ヶ月先、半年先」といった長期先のお天気情報がどうしても必要になる特殊ニーズが出てくる場合があります。私の場合は「町内会の子供会の行事計画を晴れがちな日に行いたい」というもので、「いつ?、どの日?、参考でも良いので知りたい!!」というものでした。他にも「全国の百名山を好天日に登頂したい!」とか、「遠方の地への旅行を好天時期に計画したい!」とか、そのような切なるニーズはたくさんあると思います。しかし、それは「無いものは無い。仕方が無い」ものでした。それが開発の出発点になりました。私は気象予報士の資格も無く、高校地理の授業で学ぶレベルの知識とプログラミングのノウハウしか有りませんでしたので、小学生の夏休みの宿題にあった気象庁の「天候ダイヤグラム」の原理で、「ある日の天気は、過去数十年分の天気をまとめて見ることでその晴雨傾向がわかる」ので、ソフトウェアで実現しよう! と挑戦しました。「1ヶ月先、3ヶ月先、半年先の好天日が知りたい!」それは今まで不可能な”夢”でしたが、ついに可能にしました。それは意外にも「利用価値は無い」とされてきた「過去天気」が、私たちの”夢”のニーズに大きく応えてくれました。好天・晴雨情報が必要なあらゆる場面で役立ちます。今までに無い次世代タイプのお天気ツールです。まるで”夢”のようなツールです! それが、”夢”ではなく、科学的に合理的なメカニズム原理に基づいた「温故知新」タイプの次世代ツールであることを、これからご紹介します。少し長い堅い話かも知れませんが、しばしお付き合いください。(開発者:篠原行雄)

 私たちは、悠久からの旅人です。遙か数千年・数万年の昔から旅を行ってきました。人はなぜ旅をするのでしょうか。見果てぬ風景、風、味、陽光、出会い、学び、新天地、全てがそうさせるのでしょうか。過去がそうであったように、未来も私たちを魅了し続けます。旅には多少の雨風は付きものです。それがまた魅力という場合もあるでしょう。しかし私たちは危険の無い旅、出来れば好天の快適な旅を望みます。しかし旅先の天気はわからない…、それが今までの常でした。

しかし、そんな長期先の旅先の天気でもわかる手段が有りました。 それは、気象庁の「天候ダイヤグラム」です。小学生の頃の夏休みの宿題にあった「お天気調べ」と言えば思い出す方も多いのではないでしょうか。次のような表です。

こだわり・特徴
「先人の英知」気象庁「天候ダイヤグラム」の原理

 この次世代統計ツールは、気象庁の「天候ダイヤグラム」の原理で作成しています。「天候ダイヤグラム」は、小学校の頃に夏休みの宿題にあった「お天気調べ」でお馴染みかと思います。その当時の私は、何のために役立つのかさっぱりわかっていませんでした。「結構大変~」だったような記憶が浮かびます。しかし今ならば「先人の偉大なる英知」とはっきり断言します。
 「天候ダイヤグラム」は、気象庁のスーパーコンピュータによる「数値予報」とは別次元のものです。時空クロスオーバー的な統計情報の知見の世界を、いとも簡単に表現してくれます。シンプルな方法でありながら、その表現する世界は深く、先人の英知に驚嘆します。世界中どこでも、人類は過去天気、すなわち太陽の動きを観察し、記録し、暦を創り出し、生活をより便利にしてきました。その太陽の営みと地球の大気の大循環の営みから「好天になりやすい日・時期」を示してくれます。私たちの暦にある「二十四節気」の知見もこれに近いものです。正に「温故知新」の知見です。

「天候ダイヤグラム」の使い方

 この「天候ダイヤグラム」には、ある地点の1年365日の天気が過去10年間分に渡って示されています。気象庁では、「これにより、各季節毎日の天気の傾向が一覧できる」と説明しています。全国主要12地点の一覧表があり、過去天気統計の公的な資料として提供されています。これにより、ある日、ある時期の天気の傾向を知ることが出来ますが、気象庁は「対象とする日の前後に数日の幅をもたせて、そのころの天気の傾向をつかむのに利用していただきたい。」、 「本表も一つの試みと思って利用していただきたい。」と説明し、さらに、「天候ダイヤグラム」では「表中のある月のある1日をもって、この10年間1日も雨がなかったから、あるいは、逆に雨の記号ばかりだから、これからもそうであろうというように、その日の天気の予想には使えない」とも明記し、利用上の留意点を示しています。

 私たちはこれをどのように利用すれば良いのでしょうか。こういう視点で考えていった先に、次のことが見えてきます。この「天候ダイヤグラム」は、「予想には使えないけれども、参考資料としての価値がある」という点が一つ目の重要な点です。2週間以上先には「天気予報」はありませんので、1ヶ月先、3ヶ月先、半年先といった長期先の唯一無二の手がかりとして使える点でとても重要です。
 次に「限定された帯域幅をもつアンサンブル情報(下図)としての性質をもつ」という点、これが二つ目の重要な点です。その情報は、無限の幅を持っている訳では無く、「その季節その日の過去天気10年分の帯域幅の事実」という限定された性質の情報なので、「春には春の、夏には夏の、その時期その地方の」限定された範囲の天気になる可能性が大、とアバウトに参考利用することが出来ます。これも重要です。このようなシンプルな方法で、スパコンの数値予測でも難しい長期先の天気の傾向情報を、私たちは手にすることが出来ます。このような素晴らしい方法を眠らせておいてはいけません。

一昔前、「過去の天気は役に立たない!」という先入観が先行した時代があったかも知れません。しかし、現代のようにデジタル社会が当たり前になった今、天候ダイヤグラムのメカニズム原理は「先人の英知」であり、太陽の営みと地球の大気の大循環の営みの天気を、現代のデジタルITの多要素解析によって「好天になりやすい日や時期」を示すことを可能にしています。この素晴らしい「人類の英知」でもある過去天気の知見のツールを、是非活用していただきたいと思います! 

地球の大気の大循環現象には、太陽系における公転・自転運動、四季の形成、気候の形成要因、影響要因などのメカニズムが関わります。その詳細は多岐にわたりますが、概要を別ページにまとめていますので、参考までにご覧ください。
https://ssl.jp-benas.co.jp/netshop_web_jp-benas/info_product/earth_i_diagram_info_1.html

 「日本 青空風土季」 石垣島 の実際の画面です。
このツールは、気象庁の「天候ダイヤグラム」と同じ原理です。画面の右側をご覧下さい。過去15年間分の天気概況をシンプルに並べて表示しています。しかし、天気概況だけでは、その日がどれくらいの好天だったかを知ることは出来ません。そのため、その日の日照時間をオレンジ色のグラフバーで示しています。この日照時間の多寡により、その日の好天傾向を知ることが出来ます。石垣島の7月15日は、直近10年間の平均日照時間が10.6時間もある素晴らしい好天傾向の日だということがわかります。いかがでしょうか。10年間平均の日照時間の長さが好天の証であることがおわかりいただけたでしょうか。

 雨(降水量)も、災害の危険があるので重要です。作物には「恵みの雨」です。その雨は傘マークで表示し、青いグラフバーで多寡を表示しています。降水量mmを最右側に緑色の数字で示しています。「0.0mm」の表示は、「降水現象が観測されたが、0.5mmに満たない量であった」ことを示します。石垣島の1月8日は、雨傾向の日だということがわかります。このように、天気概況と、日照時間、降水量、最高気温、最低気温の多要素解析によって、1年365日の各時期毎日の天気の傾向が、一目でわかるように表示しています。見たい日をクリックするだけのシンプル操作。日本全国152地点のデータがあります。

重要ノウハウ4点 (ITツールならではの力 !)

  重要ノウハウの1点目です。それは、「それほど雨は降っていないのに、かなりの雨が降っているように見える」という違和感です。もちろん、コーディングが間違っている訳ではありません。観測記録では、「にわか雨」程度の軽微な雨でも「土砂降りの雨」であっても、「雨」という現象があった事実は同じですから、同じ「雨」という天気概況が記録されます。それを一律の「傘マーク」で表示すると「違和感」につながってしまいます。
 下記の事例「横浜、6月8日」で見ます。傘の開き方が「降水量連動無し」(左)と、「降水量連動あり」(右)の2枚の比較で見ます。
 左側の表示では、パッと見た印象で「雨が多い日」という印象を受けますが、実際に降っている降水量を確認すると(右側の緑色数字が降水量)、1.5mm、0.0mm、3.5mm、0.5mmと、生活感覚的に傘の必要性をあまり感じないような雨量です。しかし雨の事実の観測記録を省略する訳にはいきませんので、傘マークを普通の大きさで表示すると、かなりの雨が降っている印象を受けてしまいます。これでは実際の生活感覚から大きくかけ離れてしまいます。

 この生活感覚からのズレを解消するために、降った雨量に応じて「傘の開く大きさ」を変えてみたのが右の表示です。降水量5mm未満の場合と、降水量0.0mmの場合には、傘を閉じて表示しています。これにより実際の生活感覚の表示となり、違和感を無くすことが出来ました。

 この条件分岐のコーディング処理は、これが無くては「このツールの存在価値は無い」と言えるほど重要なノウハウとなりました。気象庁の「天候ダイヤグラム」ではネックとなっていた部分です。2017年段階でのノウハウです。
 その際にどの雨量で条件分岐をするかが重要な観点になりますが、農業関係者から「ある程度まとまった雨の量が農業には必要」との指摘をいただきましたので、「ある程度まとまった雨の量」を検討した結果、=「降水量5mm」という結論に達し、その他の連動基準も含め、「0.0mm」であるかないか、「1.0mm」以上、「5.0mm」以上、としています。
 重要ノウハウの2点目です。積雪地帯の場合も、降雪量に応じ「雪だるまの大きさ」を変えることにしました。「10 cm」未満と、以上とで「雪だるま」の大きさを変えています。これも、積雪地帯での生活感覚に即した配慮の1つです。下の画像、実際の「旭川」・同じ日「1月7日」、「配慮無し」と「配慮あり」の表示の比較で見ていきます。降雪量は、概況枠左の水色数字cmです。 左側の1月7日の表示では、「雪がかなり降っている日」という印象を受けます。しかし、地元の人の生活感覚では「こんなにひどくないよ」という声が聞こえて来そうです。東京などでは5cmや6cmも積もれば大雪で、生活も大混乱するとニュース等で聞いていますが、雪国に生きる人にとって雪が降るのは当たり前のことであって、5cmや6cm程度は「わずかばかりの雪」という感覚です。さすがに10cm以上も積もれば日常レベルを超えるので、「大きな雪だるま」という感覚になりますが、そういう生活感覚です。右側の表示ならば地元の生活感覚と一致します。

 北海道、東北・北陸等、全国各地の雪国の降雪・積雪状況を考え、こういう生活感覚へ配慮する、分岐処理の重要なコーディングを行っています。このツールは、このように繊細な表示ノウハウ満載のITツールです。
気象庁は「天気の出現率」情報を提供しています。そこでは、晴・曇・雨・雪の出現割合が%で示され、その出現状況をシンプルに知る場合にとても便利です。https://www.data.jma.go.jp/tokyo/shosai/bocho/tenki/link.html 

 重要ノウハウの3点目です。気象庁の「天気の出現率」は、1年365日の天気概況を「晴・曇・雨・雪」のいずれに当たるかを判定して出現割合の統計を示しています。この場合、近年頻発する、"暴風雨"や"大風"、"大雨"、"大雪"等の記録は四捨五入的に処理されます。このツールでは、「晴」・「雨」・「曇」・「雪」の主要4要素以外の快晴・薄曇・雷・ひょう・あられ・みぞれ・暴風雨・大雨・大風・大雪・霧・霧雨・吹雪、これらすべての観測記録を一切省略せず表示することにしました。こうすることで、私たちの生活に重大な影響がある気象災害を、正確に記録として提供する「記録簿」・「気象地域史」としての役割も提供することが出来ると考えたからです。これも重要な表示ノウハウとなっています。

 重要ノウハウの4点目です。この画面では、過去15年間分の過去天気を一度に見ていますが、近年は地球温暖化が進行し、地球環境も大きく変化してきています。もはや、10年以上も前の古い時代のデータは参考にはなりません。こういう点を考慮し、最新最直近の10年間のみのデータを指標としています。具体的には、右側画面の最上段、日照(h)の大きな数字は、直近10年間の平均日照時間を表しています。

 ご紹介の時間が多少長くなっていますので、適宜コーヒーブレーク等で一休み入れていただきたいと思います。

プロダクト誕生までのお話

このツール誕生のきっかけと、その経緯

 そもそも、このツールが作られることになったきっかけは、それは私が町内会の子供会役員(育成部長)を引き受けたことが始まりでした。私の住む町は、新たな宅地開発で大きな町内会が誕生しました。1996年、日々の日常業務も当たり前に忙しい日々でしたが、自分の住んでいる町内会では子供会の会長・他役員は小学校6年生の親が受けることになっていて、自分も子供が2人いて6年生になっていたので子供会役員(育成部長)を引き受けることにしました。子供会員の人数だけでも百人以上もいるマンモス町内会で、子育てに熱い思いを持つ方々5人が役員として参加してくれました。

まず最初に行うことは1年間の行事日程を組むことで、3月末のわずかな期間に1年間分すべての行事日程を組まなくてはいけません。子供会の行事は屋外で行う行事が多いので、「統計的に晴れがちな日が知りたい」という動機で、過去の天気を数十年分まとめて統計的に見ることが出来るWEBサイトやソフトウェア等を探しました。「ある日の天気を過去数十年分をまとめて見れば、その日が晴れがちか雨がちかがわかるのはず」という単純な発想からでした。しかし、Webサイトにおいて単年で提供されていたものがいくつかありましたが、私が必要としたような「過去天気をまとめて見れるもの」はありませんでした。(その当時の私は、「天候ダイヤグラム」の存在は頭の中にはありませんでした)1年間分の計画なので週間天気予報ではまったく間に合いません。「とにかく参考に出来る何かが欲しい」と思っていましたので、「無いのならば、必要なので作る!」という必要性と若さにかられて開発を始めました。当時の世間一般の情勢としては、「過去天気なんて 何の役にたつの?」と言われることもある時代で、もっともこれが世間一般の当たり前の認識だったのだと思いますが、とにかく必要なので、まず最初にソフトウェアの構想から始め、気象庁が販売する気象データCDを10年分購入して取りかかりました。
そうして開発を始めたのですが、早速大変な苦労に直面します。それはデータベース作りです。気の遠くなるような壮絶な作業が待っているとは想像もしていなかったからです。「地獄の1丁目が大口を開けて待っていた」、という表現が大袈裟では無く、正にピッタリでした。

そうこうして、とりあえずの最初の一区切りのものが完成するまでに 3年+αかかりました。まだ日照時間のグラフも、降水量のグラフも無く、表示年数もたった10年間だけのものでした。この間、大好きなアウトドアや山登り、スキーに行く事も控え、家に帰ってきてから 、ほぼ深夜12時まで体にムチ打って開発に取り組んで頑張ってきた成果でした。

(初期バージョン:お天気メモリV2.3)

この一区切りの節目を機に、「何やらコンテストがあるので応募してみよう」と、とりあえず応募してみました。そのコンテストは、デジタルコンテンツ協会主催、経済産業省共催の「デジタルコンテンツグランプリ2001」というコンテストで、その「新しい才能の部」に出品しました。審査のため 東京銀座電通第3ビルに出向き 各界の専門家の先生方が居並ぶ中でプレゼンテーションを行ってきました。その1ヶ月後、結果なんと、応募総数136組、「新しい才能の部」の出品総数40組の中において、「ビジュアルお天気メモリ」(現ツールの母体)が、思いもかけず「金の翼賞」、「銀の翼賞」に次ぐ「優秀賞」(5組)をいただくことになりました。贈賞式が、東京青山テピア(鉄鋼会館)において行われ、他の部も合わせ、NTTコミュニケーションズ技術チーム・ソニー銀行技術チーム・NHKのCG制作チーム・スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏の他、蒼々たる出展企業の受賞者がNHKのアナウンサーの司会進行で受賞する、その同じ壇上にての受賞となり、正にビックリの受賞で「晴天の霹靂」でした。子供会の行事で「自分の町の晴れがちな日が知りたい」という単純な動機のソフトウェアが、まさかこのような大きな賞をいただくとは夢にも思っていなかったので、本当にビックリでした。
デジタルコンテンツグランプリ2001表彰者一覧
https://ssl.jp-benas.co.jp/digicon/grandprix_news_0001.html
贈賞式紹介
https://ssl.jp-benas.co.jp/free_9_18.html
地元地方紙「十勝毎日新聞」の記事
その後、このソフトウェアはDCAJグランプリ事務局からの働きかけ推薦もあり、Vector社、インプレス社 窓の杜、ソフトニック社、各種雑誌社等の大手メディア各社から大々的な紹介をいただき、大きな反響をいただくようになりました。以下に往時の紹介サイトを、各社のページをお借りして紹介します。厳選ソフトのみを紹介する「窓の杜」、第1回目、最初のレビュー 2003/02/19

「窓の杜」レビュー、第2回目 2003/07/02 の紹介ページ

「Vector社」でも大々的に何度も紹介をいただく 2003/03/24 レビューサイト
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/030322/n0303224.html

「Vector」人気・注目度順ランキング
https://ssl.jp-benas.co.jp/digicon/Download%20-win-home-other-.htm
 このように様々なご紹介をいただいていたため、Vector社でのダウンロード数が1日数千本以上というような日が多数あり、公開3ヶ月後にはVector社の「定番ソフト」の仲間入りをさせていただき、その定番ランキングでも、定番人気順第1位の座を何度もいただきました。気象庁の部内広報でもご紹介をいただきましたし、全国のユーザーの方からも感謝や激励のメールを多数いただきました。「気象の過去データに命を与えた」とも評されました。各種の雑誌にも多数掲載されました。また、2009年には マイクロソフト社よりBizSpark特別開発会員の特典の恩恵に預かりました。2011年には、ソフトウェアのミシュランガイドとも言われるヨーロッパのソフトニック社より、星9個の高い格付けをいただき、そのソフトニック社が日本法人サイトを開設する際には、最終30万本のソフトを掲載する予定の中での最初の千本の1つに選定されました。

ソフトウェアのミシュランガイド、ヨーロッパ ソフトニック社の日本進出
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/412969.html
ソフトウェアのミシュランガイド 星9個の格付 ★★★★★★★★★
https://ssl.jp-benas.co.jp/digicon/Michelin_Guide_rating_9stars.jpg (画像でご覧ください)

※ 上の資料は、ソフトニック社日本法人で、このソフトウェアに星9個の格付けをしてくださった担当者の評価です。この方もコアユーザーの方と思われます。

 その後もVector社でのダウンロードは続き、ソフトウェア世界のミリオンセラーとも言える絶大な人気と評価を全国の皆様からいただくこととなりました。この時代にいただいた感謝や激励のメールから、実に様々な方々が自分と同じように「過去天気統計」の知見を 必要としていることを知りました。

「町内会の役員をしているので…」、「小説を書いているので…」、「釣りキチで暇さえあれば…」、「実に面白い…」、「早速、結婚式の日取りを見てみます…」、「飛行船愛好家です…」、「夏のキャンプ予定を…」、「家族で外出する際に…」、「過去の天気を調べなくてはならなくなった…」、「○○県で農業を…」、「農業に役立てたい…」、「小麦を栽培している農家…」、「恵みの雨の情報が必要…」、「待っていたソフト。山歩きに必携。」「過去天気データに命を与えるソフト…」、「雪国なので…」、「見えない晴れ度を可視化した…」等々、これらはその一部です。全国の方々が「統計天気」の知見 を必要としている、そういう大きなニーズを実感したメール群でした。また、このソフトウェアの紹介の ために、個人のWebページを制作し紹介してくださっている方も数人おりました。

       Vector社 定番ランキング1位 何度もいただきました。

これらが励みとなり、毎年新しいデータを追加してフリーソフトとしてずっと提供してきました。この過去天気統計のソフトウェアで、人と人、人と地域をつなぎ、地域を活性化し、この統計天気のソフトウェアが私たちの身近にあって当たり前のトンカチやノコギリの道具と同じように身近な道具にしたいと思い、自分が目指してきた「一村一品」の社会貢献とはこれかも知れないと気づき、自分のライフワークとなったのもこの頃でした。

 こうして一般提供をする中で、とあるユーザーの方から要望が寄せられました。

 2012年頃のこと、とあるユーザーの方からの要望とは「1年の中で、どの日・どの時期が晴れ度が高いのか、パッとわかれば便利なのですが…」という要望でした。その方は札幌圏在住、酪農学園大学関係者の方で、「1年の中で、札幌は、どの日・どの時期が晴れ度が高いのか知りたい…、しかも簡単に…」という趣旨の要望でした。それは自分でもあったら便利だし、欲しいと思える機能でした。「札幌は、この日やこの時期が好天傾向です」と言うためには、それまでは365日分を手作業で比較して、晴れ度の高い日を絞り込むという、大変な手間と時間がかかっていたからです。ですから、自分でもあったら便利だったのです。

 しかし、どうしたら「一目パッと見で全体像が把握出来るのか?」、「どうやって実現するのか?」と考えた時には、それこそ「映画の魔法が必要…」と思える難題に思えました。同じように似たアドバイスを、北海道大学の某教授からもいただいていました。「過去天気を並べて表示する魅力」に加え、「他にも何らかの魅力を追加しては?」というアドバイスでした。

 そして、数年の歳月が経っていました。2016年のある朝のこと、実現の方法が突然に脳裏に閃きました。日照時間は、物理的・科学的・客観的・数量的な晴れ度の尺度として使えます。日照時間の10年間の平均を見ると、好天日・時期がわかります。その365日分を一覧表にすれば、ひと目で1年の中の晴れ度の高い日や時期がわかります。この"晴れ度"は観測事実ということで裏付けがある点も重要でした。脳裏に描かれた設計図通りに、見たい日のセルの1クリックで瞬時にデータが表示されるように作り込み、「晴れナビ」と名付けました。こうして「晴れナビ」は誕生しました。忙しい現代の私たちにピッタリと絶賛されました。

 見たい日を選んでクリックするだけ。その日がどんな日かがわかる夢のツールです。「晴れナビ」の発想は、気象庁の「天候ダイヤグラム」をカラー化する発想から産まれています。気象庁には、改めて感謝いたします。「晴れナビ」は、このツールがユーザーにより育てられてきたという経緯の最たる例となっています。

このようなナビ機能の追加はまだまだ必要でした。それは大雨や暴風雨・雷の出現頻度の知見です。「雨ナビ」は、「恵みの雨」の情報が必要な農業関係者からの要望でした。

 世界遺産にも登録されている屋久島です。小説家の林芙美子氏が「1ヶ月に35日雨が降る島」と書いたくらい雨の頻度が多く、降る量も多量に降る屋久島で、世界遺産の"屋久杉"もこうした水に恵まれた環境で育っていますが、近年「大雨のために宮之浦岳から下山できなくなった」というニュースが流れました。地元に長く住んでいる方は、登山に適した晴れがちな時期を経験的に知っていると思いますが、住んだことの無い方でもその地元の方々と同じく、屋久島の好天日や時期がいつなのかを、「晴れナビ」ツールや「雨ナビ」ツールで一瞬に知ることが出来ます。屋久島はアメダス機械観測に切り替わりましたが、天気概況が無くとも、日照時間と降水量で天気の傾向を把握することが出来ます。7月28日と29日は、直近10年間に一度も5mm以上の雨が無かった日だということがわかります。

全国各地で大雨災害が発生しています。私たち365日の日常は気象災害との闘いです。

最大1時間降水量の記録も素速く見ることが出来ます。「備えあれば憂い無し」、「守りも攻撃」と孫子の兵法は言っています。

注目すべきデータが、カラーの階級表示で瞬時に示されます。

 雷の出現状況は、地域によって大きく異なります。その発生時期や分布、特定の日の発生頻度などに特徴があります。全国では落雷で多くの方が被災されています。この知見をアウトドア、野外活動での安全に役立てていただきたいと思います。

 気象災害に備えるため、どの時期に、どの位の出現頻度かを把握しておく必要があります。「大雨」・「暴風雨」(台風関連)・「最大1時間降水量」・「大風」、「雷」の出現頻度、「最高気温・最低気温」の出現状況、「降雪」・「大雪」の出現状況、「積雪」の地域特性、「みぞれ」・「あられ」・「ひょう」の地域特性、「霧雨」・「霧」・「ふぶき」・「快晴」の出現頻度等、全19種類「ナビ」が役立ちます。これらの10年間の期間の回数・量・頻度の一覧表は、正にその地域独特の地域性を表現、まちづくりの未来ビジョンに役立てていただきたいと思います。
 各年毎年の単年のデータに切替えて表示することも出来ます。「地域気象史」としての記録簿の性格も合わせ持ちます。これら19種類のナビをご当地の「図書館」等でも利用いただき、ご当地の気候風土・気象の地域特性で「地域防災」や「気象地域史」、「ふるさと学習」、「語り部活動」等に役立てていただいただきたいと思います。

  全19種類の各種ナビ
(大きな画像を表示します。) 右画像拡大リンクは こちら 左側1 右側2

東京の「快晴ナビ」。こんな快晴の日に東京TDL。日々頑張る人に「最高のご褒美」です。

 気象災害の中でも 落雷災害に遭う事例が多数発生しています。山行中、ゴルフ中、農作業中、自転車・海水浴・運動中・建設作業中 様々です。「落雷発生時には屋外に出ないこと。」これが最も確実な危険回避策ですが、過去の事例の知見が回避行動・未然防止に役立ちます。

 落雷の発生事例は、"気象災害"として気象庁のデータベースにまとめられています。それらの具体的な事例は私たちが落雷災害から身を守る上でも重要なヒントを与えてくれます。これらを簡単に見ることが出来るように、専用のWebサイトを用意しました。これらの知見は全国民的"一般教養"です。大切な家族を守るために役立てていただきたいと思います。

https://ssl.jp-benas.co.jp/thundisa/thdp_28.htm

 ところで、なぜこのようなページを作成し提供するのか、その背景事情をこのページで紹介させていただきます。気象庁には、全国の過去の気象災害発生の事例が集積され、データベース化されています。このように過去事例データを見ることが出来るようになっているのですが、簡単手軽に見れるようにはなっていません。これを見るには特別の準備をしなければいけません。私たちに有益な事例が豊富なのに残念です。このような背景があるので、それらを手軽に活用できるようにWebページを作ることにしました。これがこのページ作成の背景事情です。近年たくさんの大きな気象災害を受ける中でも、「落雷」と「熱中症」の被害事例に絞って用意しています。

これらの被災事例を資料として利用させていただくに当たり、被災された方々には、この場を借りてご冥福をお祈りいたします

 熱中症の被害事例も全国で多発しています。人身の被害だけで無く、北海道や東北の冷涼な地域にもかかわらず、牛や鶏、水産資源などが被害を受けている事例も多数発生しています。 これらの事例を役立てていただけます。     

https://ssl.jp-benas.co.jp/thundisa/heatstroke_disa/heatstroke_jp_2008.html

「今年の天気はいつもの年とはズレ!! 例年の統計では役に立たない…」

 「今年の天気推移はいつもの年とズレがあるので、例年の統計では役に立たない…」という現場の声も聞こえてきました。これにも困りました…。雨に当てたくない「乾草」や「小麦」の現場からの声です。「何とかしたいものだ…」と考えていました。ある時「そうだ!」と閃きました。「今年の天気の推移は、過去にも似たような年があるはず。2~3週間程度の先の時期なら、同じような天気推移パターンの可能性があるので、参考に出来る!」と気づきました。そのために「天気の推移」を見るための専用のツールを作ることにしました。構想から約6ヶ月、ついに完成させました。このツールに「7日間 空読みツール」と名付けました。今までの縦軸日付同期の統計と、横軸日付推移の統計で、実務の現場でオールマイティとは言えなくとも 、かなりの現場の好天ニーズに対応できるようになったと思っています。 

※※ 留意点補足 ※※

 ここで1つ、留意しなければいけない補足事項があります。それは、成因・動因に関するものです。たとえある年の天気の推移パターンが、別な年の推移パターンと似ている場合であっても、「そのパターンの成因、そのパターンに至っている成因メカニズム・動因が全く異なることを前提にした上で、参考にする必要がある」という留意点です。つまり、パターンの類似性だけに囚われず、そのパターンに至っている形成過程を重視する必要があるという点です。大気現象も、物理的な大気の運動メカニズムの法則の下にあるので、その点に留意しなければなりません。特に、台風発生時には撹乱の影響を大きく受けます。くどい説明になっていますが、目にも見えず、スパコンにも計算が難しい地球の大気の大循環現象の少し先を、わずかな手がかりだけで統計的に読もうという無謀とも言えることを行おうとしているのですから、慎重にも慎重を重ねる必要がある、ということでお願い致します。

3地点ツールはアウトドア好きの個人的な必要性から誕生

 3つの地点を比較したいという用途は、普段の生活の中ではあまり無いかも知れません。これはアウトドア・旅行好きの開発者の個人的な必要性が開発の出発点だったかも知れません。ツールを使い込んで「他の地点と較べたい」という必要性ができた場合、主ツールを3本起動して比較するという使い方もできますが、限られた画面スペースでは使い勝手が悪くなります。その点、3地点専用ツールならば限られたスペースで、スマートに比較可能です。さらに比較だけでなく、例えば山行予定地点等に観測所が無い場所の場合でも、周囲を囲む任意の3地点のデータから推測することが可能になります。主ツールとの併用で、4地点でも5地点でも比較出来ます。

 3地点を比較することで、ご当地の色々な魅力に気づく事があります。意外な特徴に気づくこともあります。この”発見”はとても面白いもので、次から次へと浮かぶ”知りたい”を追い続けているうちに、ついつい時間を忘れてしまうほどです。この”面白さ”は、もしかしたら”人気ゲーム・TV”と同じ、いや他とは違う異次元の面白さかも知れません。ワクワクが尽きません。

・3つの地点を、任意に選んで表示可能
・表示組合わせは、59地点 × 59地点 × 59地点 = 約20万通り

※3地点ツールの表示地点は、Amedas観測地点を除く主要官署59地点での表示組合せとなります。
※3地点ツールは、データの処理量が多い分、表示が重くなっています。現段階ではご容赦願います。改良課題としています。
※3地点ツールはプレミアム版専用のツールです。


 このツールは、時代の激動の荒波にもまれる極限に直面。技術面での激変から動作しなくなりました。この改良のためC#言語に移植、全面書き直し、12年間かけついに乗り越えました! 劇的な改良進化を果たしました。2023年、現代の第1線に復帰します。長らくお待たせしました! リニューアルパワーアップ版の提供を開始します。昔には無かった新しい便利な機能も多数追加しています。以前同様のご愛顧のほどをお願いいたします!

日本全国152地点、津々浦々のご当地知見満載です!

主要官署 59 地点
1)北海道 札幌・稚内・旭川・網走・帯広・釧路・室蘭・函館
2)東北地方 青森・秋田・盛岡・山形・福島・仙台
3)関東地方 東京・宇都宮・前橋・熊谷・水戸・ 横浜・銚子・新潟・父島
4)関西地方 富山・金沢・神戸・岐阜・奈良・津・静岡・福井・甲府・和歌山・彦根・長野・大阪・名古屋・京都
5)中国地方 広島・松江・鳥取・岡山・下関
6)四国地方 松山・高松・徳島・高知
7)九州地方 福岡・長崎・佐賀・大分・熊本・宮崎・鹿児島
8)沖縄地方 那覇・名瀬・石垣島・宮古島・南大東島

アメダス 93 地点データ収録
・北海道 小樽・岩見沢・苫小牧・倶知安・羽幌・留萌・北見枝幸・雄武・紋別・江差・寿都・浦河・広尾・根室
・東北  若松・輪島・石巻・新庄・むつ・白河・大船渡・八戸・宮古・深浦・小名浜・酒田
・関東  千葉・館野・三宅島・館山・網代・河口湖・秩父・石廊崎・日光・相川・勝浦・南鳥島・八丈島・軽井沢・大島・御前崎
・近畿・中部 潮岬・尾鷲・松本・高田・敦賀・三島・上野・伊良湖・伏木・浜松・諏訪・四日市・飯田・高山
・中国  舞鶴・西郷・米子・豊岡・浜田・姫路・境・津山・萩・呉・福山・洲本・山口
・四国  宿毛・多度津・宇和島・清水・室戸岬
・九州  厳原・福江・飯塚・油津・枕崎・牛深・人吉・日田・平戸・延岡・佐世保・都城・阿久根
・沖縄  - 屋久島・種子島・沖永良部島・名護・久米島・与那国島

※ 上記地域区分は、便宜的な区分です。地理概念・行政概念における区分ではありませんので、ご了承ください。
※ 収録データは、1990年から最新2022年までの33年間分です。
※ 2023年分のデータは、現在気象庁による観測の最中です。
※ 2023年分のデータの提供開始は、翌2024年1月からです。

 日常生活は無限です。災害を避けることは出来ませんが、軽減することは出来ます。好天メリット大の計画をプランニングすることが出来ます。人出が命の催事イベント、地域の収穫祭、道の駅イベント、花火大会、産業祭り、農林水産・建設土木・お祭り・アウトドア・ 山・旅行・防災関係、すべてに役立ちます。 365日の天気は力です。折り紙付きの知見を味方にしてください!シンプルで使いやすく、日本全国ご当地の好天日、好天時季を過去天気で示す定番ツール。

 北海道十勝・足寄町 大誉地(およち)の高台から望む雄大な阿寒連山。うっすらと緑色を残して干し上げる最高品質・最高栄養価の乾草を収穫するために、雨に一度も当てない懸命な努力が続けられます。この風土が北海道品質を育てます。 2013年 6月30日  43°25′48″ N 143°39′21″E 農道脇より撮影 左端から、手前稜線の陰奥に頭頂部を微かに見せる阿寒摩周国立公園の雄阿寒岳、その右三角形のフップシ岳、白い頂上の雌阿寒岳、最右に端正な阿寒富士。

 2014年6月1日、北海道の剣山(日高山脈襟裳国定公園・十勝清水町 1205.1m)に登る。頂上の狭い岩の上には何人もの人。 頂上の岩直下は60mの断崖絶壁。落ちたら絶体絶命、スリル満点。頂上でゆっくり時間を堪能。至福のひとときでした。

山の楽しみの1つは眺望。近場の山だけでなく、なかなか行く事も難しい遙か遠方の山ならば尚更です。百名山、二百名山、三百名山、花の百名山挑戦に活用ください。雨リスクの高い時期を避け安全最優先で計画できます。キャンプ・焼肉・ゴルフ・スキー・桜見・名園探訪・磯釣り・海釣り・日本一周・名勝旅・写真、トコトン楽しめます。
2011年7月20日、つぼみから満開の株まで、アポイ岳新道 天空の石楠花庭園 を満喫! 
その大群落の紹介ページもどうぞご覧ください。 こちら

 世界遺産にも登録されている屋久島 宮之浦岳。石楠花がとても綺麗です。小説家の林芙美子氏が「1ヶ月に35日雨が降る島」と書いたくらい雨の頻度が多く、降る量も多量に降る島です。屋久島に住んだことの無い方でも、その好天日や好天時期を「晴れナビ」や「雨ナビ」で一瞬に知ることができます。屋久島のような雨の多い地域でも、直近10年間に「5mm以上の雨」が一度も無かった日が7月28日と29日にあるのがわかります。

「ふるさと愛」と「青空の記憶」

 子供たちに"ふるさとへの愛着"を育みたい。そんな思いを、私たちはどこか心の片隅に持っているのではないかと思います。しかし どうやって育てたら良いのでしょうか? かなり難しい問題です。何か良い方法は無いものでしょうか。これにスラスラ答える事は出来ないでしょうか。これをじっくり考えてみました。

あくまでも、私的な思いに過ぎませんが、人は生まれ育ったふるさとの中で、思いっきり食べ、遊び、学び、そして旅立ちます。心の中に残るのは、そんなふるさとの味・風・匂い・そして思い出ではないでしょうか。そして、ありきたりの言い方かも知れませんが、瞼の裏に焼き付いたものは、"思い出"、そして"空の青さ"だったのでは無いでしょうか。あくまでも、単なる個人的な経験の記憶に過ぎませんが…。

改めて「ふるさと」って何?と聞かれると、わかっているようで、わかっていない。難しいですネ。5才の方(〇〇ちゃん)に叱られてしまいそうです。でも、目に浮かぶのは、ふるさとの景色であり、青い空です。思い出すと、何か元気になれそうです。だから、ふるさとへの思いは大切なのでしょうか。

「子供たちに"ふるさとへの愛着"を育みたい」、そんな課題の名案にはならないと思いますが、このツールは、ふるさとの記憶を呼び覚ましてくれます。頭の中の記憶と連動して、なつかしさを覚え、癒やされるように思えます。これって、もしかして"ふるさと"? もしかしたら、そうかも知れません。多分、そうだと思って全然構わないと思います。人の心の中のことですから…。

そんな、ふるさとの記憶を辿りたい時に、このツールを使ってほしいと思っています。こんな思いはわがままかもしれませんが、ご当地ふるさとの "気象地域史"のような教材になってほしいと思っています。

そんなわがまま過ぎる思いがどこから来ているのか、自分の心に改めて問いかけてみると、ふるさとをより深く"知る"ことがふるさとへの"愛着"につながるのだから!という関係性に気づきました。ご当地には"お天気博士"的な存在の年配の方がいることをよく聞きますが、子供たちもそんな存在になってくれたらステキだと思いませんか? きっと、ふるさとに愛着を持って育ってくれると思います。

 その昔あった紙芝居、ご当地のお祭り・豊作・大漁・大雨や大風・大雪・冷害・干ばつの「語り伝え紙芝居」を作ってみませんか? こどもたちとの「ふれあい」が「ふるさと愛」を育みます。「おじいちゃん、おばあちゃん、あなたの出番ですよ!」 作ったら是非お知らせくださいネ。お便りお待ちします!

リターンのご紹介

内容物:インストール用USBメディア 1、ライセンスキー 1、Readme 1

画面の見方・画像の凡例・製品情報・仕様
Mac対応

 MacOSのブートキャンプ上で動作することを確認済み。Win10でも11でもOK。写真はMacBook Pro 13インチ。画面解像度は 1280×800の最大解像度で使用。大サイズの3地点ツ-ルでも何とか使えました。しかし、7日間空読みツールでは画面が小さくNG(動作は問題無し)。可能ならば 15インチ画面以上を推奨します。※ Mac用Windowsは別途購入ご用意ください。

 タブレット型ノートPC Surface Goで愛用中。解像度1800x1200サイズの小さな画面にジャストフィット。山・旅のモバイル用途で重宝します。

通常のデスクトップ(解像度1920x1080サイズ)での主ツールの表示サイズ

 通常のデスクトップ画面(解像度1920x1080サイズ)では、主ツールはこのサイズで表示されます。右端位置で起動させています。複数起動で2画面表示、3画面表示も可能です。
デスクトップ(解像度1366x768サイズ)での表示サイズ(主ツール)
※解像度1366×768の画面サイズではギリギリの表示になります。
7日間ツールの表示サイズ

 通常のデスクトップ画面(解像度1920x1080サイズ)では、7日間ツールはこのサイズで表示されます。

 通常のデスクトップ画面(解像度1920x1080サイズ)では、3地点ツールはこのサイズで表示されます。 

 2023年プレミアム版「見本」を用意しました。大きく「見本」の文字が入っていますが、それ以外は製品版とまったく同じです。全国のご当地を見たり、サクサクと軽快な動作、様々な機能を確かめていただけます。

 現代の今、評価する審査員は皆さんです。振り返ると22年前、各界の著名な先生方によって このツールは審査され評価されました。 しかし今、小さなスマートフォンの登場により 時代環境は大きく変わり、このツールの利用場面や存在価値にも変化が起きました。このツールの存在価値が、激変した今の時代にも有るのかどうか再度評価されなければなりません。開発者の私が勝手に「有る」と思うことは自由ですが、本当に有るかどうかを決めるのは、現代の今を生きる皆さんです。未来に向けてこの先も存続すべきかどうかを決めるのは、皆さんです。どうぞ、このツールに存在価値が有ると思っていただける場合には応援をお願いします。どうぞ、遠慮無く評価・判断していただきたいと思います。
 サンプル版は以下のリンクのページ内からダウンロードしていただけます。ダウンロード所要時間は60秒ほどです。(お使いの環境によります)ブラウザにより「危険警告」が表示されたりする場合もありますが、決して危険なソフトではありません。ダウンロード途上の不正改竄を防ぐ難読化処理も行われ、デジタル署名された製品です。弊社サーバーから直接ダウンロードされます。安心してお使いいただけます。※このツールはWindows10・11PC用(※MacでもBootCamp上で動作)のソフトウェアです。ダウンロード後、Zip書庫ファイルを解凍し、Setup.exe を起動してインストールしてください。サンプル版ではライセンスキーは不要です。トコトンお試しください。

プレミアム版サンプル ダウンロードページ
https://ssl.jp-benas.co.jp/edn/earth_tryal_bsky_premium_sample_dl.htm

スケジュール

6月30日 クラウドファンディング開始
7月28日 クラウドファンディング終了
8月上旬 リターン発送開始
8月下旬 リターン配送完了予定

会社・チームの紹介

全国のご当地の皆様、こんにちは!
株式会社晴科は、2012年に創業し今年で12周年を迎えました。
過去に「ビジュアルお天気メモリ」をフリーソフトとして提供。
一度は時代と技術の大変革・激動激変の荒波の直撃を受けましたが、
無事乗り越えることが出来ました。
日常生活の役に立つ実用ツールを提供する!
これを使命としています!
これからも応援のほどをどうぞお願いいたします!

資金の使い道

クラウドファンディングによって集まった資金はCAMPFIRE手数料を除き、以下の用途に使用させていただきます。

●支援者の皆様への配送の費用、「開発環境機材システム等」購入費用・毎年の「デジタル証明書」費用・販促費用

●製品の改良、改善と新製品の開発、新規プロジェクト立ち上げの費用

●英語表記版新製品への英語ネイティブによる表記の変更を進めております。翻訳案件実施の費用に使用させていただきます。

Q&A

Q. どこで製造されていますか?
A. 日本で開発された純日本製品です。

Q:製品保証はどのようになっていますか?
A:製品到着後、弊社の責による不具合の場合は交換対応させていただきます。7日以内にご連絡をお願いいたします。

Q:購入後のサポートはどのようになっていますか?
A:晴科サイトのメール問い合わせを通して、いつでもご連絡いただけます。

Q:購入後の返品・キャンセルはできますか?
A:原則として返品・キャンセルは承っておりません。

Q:納品が遅れる場合はありますか?
A:予定通りお届けできるよう最善の努力を尽くしますが、予想以上のご支援があった場合や郵送中のトラブル、その他のイレギュラーな事情により、止むを得ずお届けが遅れる場合がございます。その場合、早急にご連絡致しますので、予めご了承ください。

Q:キャプチャしたツール画面を、SNS発信に自由に使えますか?
A:ツール画面をキャプチャした情報画面は、個人使用の範囲内で、SNS発信・研究発表・書籍商業出版等に使っていただける許諾ライセンス仕様としています。

Q: 一般販売の予定はありますか?
A:一般販売につきましては、CAMPFIREからお申込み頂きました方へのリターン納品完了後に実施をする予定にしております。特別価格にてご入手いただけるこの機会に是非ご支援下さい。

Q. お得なバージョンアップ版はありますか?
A. 特に用意はしていませんが、毎年の製品がリーズナブルなバージョンアップ版を兼ねています。どうぞご利用ください。

■ リスク&チャレンジ

【出荷遅延】予定通りお届けできるよう迅速且つ丁寧に最善の努力を致しますが、予想以上のご支援があった場合や突然の自然災害、USBメモリのイレギュラーなトラブルにより、止むを得ずお届けが遅れる場合がございます。早急にご連絡致しますので、予めご了承ください。

【類似品】他社の類似品は有りません。

【スケジュール】本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。クラウドファンディングの性質上、配送遅延のおそれがございます。原則として、配送遅延に伴うご支援のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルに対応させていただきます。

【返品・交換】お届けから1週間以内に確認されたUSBの不具合(破損)は直ちに代替品をお届けいたします。(送料は弊社負担)但し、お客様都合による返品、キャンセルはお受け致しかねますのでご了承ください。

【一般販売価格】想定を上回る皆様からご支援を頂き、量産体制を更に充実させることができた場合、一般販売価格が予定価格を下回る可能性がございます。

【デザイン・仕様】デザイン・仕様は予告なく変更になる可能性がございます。 

【免責事項】本製品使用によるトラブルについては一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。 クラウドファンディングの性質上、以上の注意点につきまして予めご理解とご了承をいただいた上でご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。 

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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