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はじめに・ご挨拶


はじめまして。私は、障がいのある人もない人もフラットに、お互いを大切にし合える、「心のバリアフリー社会」を作る事を目標に活動している、もり かずえと申します。埼玉県川口市出身で、現在は、さいたま市西区に活動拠点を置いています。一男一女の母であり、シングルマザーであり、重度心身障がい者の母でもあります。


2011年に、さいたま市の手話講座へ通った際、手話パフォーマンスに出会いました。「手話パフォーマンスを通じて、障がいの有無に関係なく、誰とでも繋がれるような世界を作りたい!」そう一念発起し、老若男女誰もが楽しめるオリジナル手話パフォーマンス「ハートサインダンス®」を作り上げました。2013年より、娘がお世話になった福祉事業所よりご依頼を受け、利用者様向けにパフォーマンスを教えたのを皮切りに、講師活動をスタートさせました。


現在は、講師活動だけでなく、さいたま市や川越市などの自治体や、幼稚園・保育園などの教育機関より、講演依頼を受け、講演活動も行っています。


※「ハートサインダンス®」…日本国内にて商標登録済み。登録番号6127736号



このプロジェクトで実現したいこと

障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめる「ハートサインダンス®」というツールを用いる事で、実際に活動に参加している方々だけでなく、ライブへの来場者、クラウドファンディング支援者の方々、日頃より法人の活動を応援して下さっている方々全てが「繋がる」機会を作る事で、より多くの方々に「心のバリアフリー社会」の必要性を伝える事です。


今このページをご覧いただいているあなた、もし自分の大切な人が今晩高熱を出し、医者から、明日まで持たないかもしれないと言われたら、あなたはどうしますか?その後一命を取り留めた大切な人が、今までと同じように歩けなくなり、喋れなくなったとしたら、あなたはどうしますか?


これは脅かしている訳ではもちろんありません。実際に、私の娘に起こった出来事をお話しているだけです。私がお伝えしたいことは、このような出来事が他人ごとではなく、あなたの大切な人にも降りかかるかもしれないものである、ということです。


同級生のみんなとなんら変わりのない、ちょっと勝気でおしゃべりな可愛らしい女の子であった当時3歳の娘は、一晩にして、歩くことはおろか、立つことも、話すこともできなくなりました。原因は急性脳症の後遺症によるものでした。たった一晩で全てを失ってしまったように見えた娘の姿に、涙と、自責の思いが止まりませんでした。

2000年8月 自宅庭にて     2001年1月 病院にて

しかし、娘の目は、諦めていませんでした。懸命に手足を動かし、言葉にならないながらも声を上げ、訴えかけてくる姿に、「この子は生きることを諦めていない!」「ならば私も、諦めずにこの子を支えよう!」そう決意した私は、娘とともに前を向いて進んでいくことを強く誓いました。

兄とじゃれあう娘 2001年10月頃

必死の頑張りもあり、生死の境をさまよった娘は、多くのものを失いながらも、退院することが出来ました。しかし、そんな私たちを待っていたのは、「見てはいけないものを見てしまったかのような、冷たい社会の目」でした。公園でいつも遊んでいたお友達とそのお母さんとばったり会った時、「気持ち悪い…。」とあからさまに避けられたことを、昨日のことのように思い出します。娘の洋服や髪型にも気を遣っているのにどうして…。とても辛く、悲しい出来事でした。


もちろん、出会う人すべてがそんな対応であったわけではありません。以前と変わらず、あたたかく接してくれる人たちもたくさんいらっしゃいました。時が経ち、多くの事を経験した今だからこそ、分かります。怖かったんだと思います。不気味だったんだと思います。ほんの少し前まで自分の子供と一緒にかけっこしていた子が、まるで赤ん坊のような姿になってしまっていることが。得体のしれない何かに変わってしまっていることが。


私が伝えたい、「心のバリアフリー社会」とは、「たとえ自分の中の考えに合わないような存在であったとしても、それはそれとして、お互いに存在を認め合える社会」を言います。


もしも皆さんの大切な人が、私の娘と同じ状況になってしまったとしたら、「自分には関係ない。」と理解を拒む社会と、「今は分からないけど、そういうものもあるんだね。」と理解しようと努力してくれる社会、どちらで生きていきたいですか?


私は、このプロジェクトを通じて、よりたくさんの人たちへ、「心のバリアフリー社会」を体現した「ココロノハナLIVE」を届けることで、私の考え方を伝えていけたらと思っています。



プロジェクトをやろうと思った理由

2015年から2018年の間、最初にハートサインダンス®教室を依頼して下さった事業所協賛の下、さいたま市の公共施設のホールなどをお借りし、年1回のライブを行っていました。しかし、コロナ禍や諸般の事情が相まって、2018年を最後にライブの開催が難しくなり、現在に至ります。

ありがたい事に、2018年以降も、市のイベントや商業施設のイベント等への招致をして下さる方々のおかげで、コロナ禍以降も、イベント出演という目標を持ちながら活動することが出来ました。

今年になり、感染対策による諸々の制限が解除され、普段の生活スタイルへ戻りつつある中で、「イベントへお邪魔するのではなく、自分たちのライブを開催したい!」という思いが日増しに強くなっていきました。

そんな折に、長くハートサインダンス®教室を楽しんでくださっている社会福祉法人天恵園様と、障害福祉サービス事業所Soleil(ソレイユ)様に、ライブ出演について打診したところ、快く承諾して下さいました!

また、タイミング良く、クラウドファンディングについてのお話を聞く機会があり、これを利用すれば、ライブ開催の実現も可能なのではないかと思い、多くの方々の助けを受けながら、プロジェクトの立ち上げを行いました。



これまでの活動

2010年…さいたま市の手話講座へ通い、手話パフォーマンスと出会う

2011年…手話講座で出会った方々と手話パフォーマンスグループを発足。活動開始。

2013年…娘が通ってた福祉事業所より、手話ダンスパフォーマンスを教えてほしいと依頼が来る。「ハートサインダンス®」と命名し、自閉症や行動障害の方、身体障害のある方への指導を開始し、講師としての道を歩み始める。

2015年~2018年…事業所協賛の下、オリジナルのライブを開催。舞台演出、曲構成等全てをもりかずえが監修。ライブを見た他事業所より、講師依頼が複数件来る。

2016年…社会福祉法人天恵園 NPO法人合様 ハートサインダンス®教室開始

2017年…トライフメッド株式会社 障害福祉サービス事業所Soleil様 ハートサインダンス®教室開始


応援メッセージ(順不同)


<障害福祉サービス事業所 Soleil(ソレイユ) 施設長 今井美樹様>

もーりぃ先生との出会いは今から7年前。施設開所に向けての準備を進める中、どんな活動をしていこうか…と考えていたところ、共通の友人に紹介してもらったことがきっかけでした。


他施設でのハートサインダンス®の講座を見学させてもらい、「楽しそう!」「これなら重度の障がいを持つ利用者さんでも出来そう!」そして何より、もーりぃ先生のあたたかい雰囲気に、初対面からとても好感を持ち、講座をお願いすることに決めました。


どんなに重い障がいを持っていても、「心」は私達健常者と同じという先生の考えや、ハートサインダンス®の「自己肯定感を育む」という理念に、とても共感しています。講座を始めた頃には座っていられなかった利用者さんが、笑顔で座って参加できるようになったり、パフォーマンスの真似は絶対にできないと思っていた利用者さんが、先生のパフォーマンスを見ながら少しずつ手や足を動かすことができるようになったり…。


ソレイユの利用者さんの殆どの方が、最重度の知的障がいを持っていますが、施設に見学にいらして下さる皆さんに、「障がいが重いのに落ち着いている。」と驚かれることが多いのも、ハートサインダンス®の活動を通して、「自己肯定感を育む」ということが利用者さんの自信や安心感につながり、結果として、どんな場面でも穏やかに過ごせているのだと思っています。


もーりぃ先生の作るハートサインダンス®の世界はだれにも真似できない唯一無二の世界。この素晴らしいパフォーマンスをもっとたくさんの方に知ってもらいたい!という気持ちで、これからもずっと応援していきます。



<株式会社未来総合研究所 代表取締役社長 若尾裕之様>


もりかずえさんはいつも笑顔の素敵な女性です。まわりの人たちを明るく元気にしてくれています。しかし、もりさんの人生は苦難の連続でした。波瀾万丈の人生を乗り越えてきた物語は、聴く人すべてを感動させます。涙する人もたくさんいます。現在は「ハートサインダンス」や「心の花笑顔メソッド」によって、多くの人たちを元気にされています。もりさんと接した人たちは自然と笑顔になります。今、世界はさまざまな問題に直面しています。多くの困難なことを経験をし、乗り越え力にしてきたもりさんだからこそ、世界中の人を笑顔にできるのだと思います。ハンディキャップのある人もない人も区別なく、みんながいつも笑顔でいられる世界になったら素晴らしいですよね。もりさんであれば、実現してくれると確信しています。そんなもりさんのプロジェクトを応援します。


<社会福祉法人天恵園 理事長 関根史様>

「にじいろの森」さんとお付き合いは、私たちの運営する障がい児向けの児童発達支援事業所を通じて、もう7年になります。私たちの事業の理念は「笑顔を届けよう」で、どんな重い障がいをお持ちのお子さん達でも、笑顔を見せて暮らせる社会の実現です。「にじいろの森」さんの「ハートサインダンス」は、私たちの理念に合致したプログラムで、まさに心が通じ合うダンスで、子どもたちは笑顔があふれています。ソニックシティでの「ハートサインダンス」の発表会、楽しみですね。応援しています。


<国産小麦のベーグル専門店komugi 店長 戸草内陽介様>


<もりかずえ自伝漫画執筆中! まんが家 三叶実依様>

ここから読めます!「それでも腐らず生きる」

https://smileangel33l.livedoor.blog/archives/20872010.html



<ハートサインダンス®教室参加者 ゆあちゃんママ>

ハートサインダンスの魅力は、心でつながること。障害のある娘の良さを引き出したくて始めたハートサインダンス。娘はできないことがあっても、体操など真似するのが得意な子でした。知的障がいの子は見た目が普通に見える場合が多いので、独特な行動に理解をしてもらえず、悲しかった過去もあります。そんな中、障がいあるなし関係なしのハートサインダンスは、私たち親子の絆を深める大切な場所です。小さくぎこちない手話も少しずつ、大きく表現できるようになってきました。今回、初めてのソニックシティのステージ。今まで積み重ねてきたことの全てをぶつけて、親子で楽しみたいです。


資金の使い道

・ホール代(照明等オプション含む) ¥100,000

・舞台衣装・小道具代 ¥100,000

・オリジナルテーマ曲製作費 ¥100,000

・有償ボランティア人件費 ¥100,000

・業務委託代(写真撮影、動画・作成・撮影・配信) ¥320,000

・広告宣伝費(チラシ・プログラム) ¥100,000


※ご支援いただいた総額の一部をCAMPFIRE手数料に使用いたします。


リターンについて

・埼玉県産こしひかり2kg×2 10000円 30個

・ちいさな窓さんのアイシングクッキー 5000円 20個

・ベーグル屋さん「komugi」のお任せベーグルセット10個入り 6000円 10個

・新潟産「荒神(こうじん)のえちごひめ」15粒 6000円 20個

・「komugi」ベーグルセット+LIVEチケット10000円 40個

・ココロノハナLIVE入場チケット 4500円 300個

・ココロノハナLIVEzoom視聴権 4000円

・ただただ支援 5000円

・ココロノハナLIVEエンドロールに名前が載る権利 10000円

・ココロノハナLIVEスポンサー権① 30000円

・ココロノハナLIVEスポンサー権② 50000円

・ココロノハナLIVEスポンサー権③ 100000円

・ココロノハナLIVEスポンサー権④ 300000円

・ココロノハナLIVEスポンサー権⑤ 500000円



実施スケジュール

2023年10月より ライブに向けて練習スタート

2024年4月 チラシ配布スタート

2024年6月1日 ソニックシティ小ホールにて ココロノハナLIVE開催

最後に

人の出会いも起こる出来事も人生はすべて「偶然という名の必然」で作られているのかもしれません。もしそうであるならば、私の波瀾万丈な人生も、子どもが突然障がい児になったことも、手話パフォーマンスとの出会いも様々な障がいのある生徒さんたちと出会えたことも、そしてここでクラウドファンディングに挑戦することも…全てが必然なのでしょう。10年という長い時をかけて積み上げてきた「ハートサインダンス®」が今、憧れていた大きな舞台で花開くことを見届けてください。それが皆さんも一緒に「心のバリアフリー社会」に参画する、ということになると思います。世界中、誰一人こぼれることなく、一緒に手を携えてつながっていきましょう!どうか皆さんの応援をお願いいたします!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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