▼はじめにご挨拶 

みなさん、こんにちは!

合志市はなまつり実行委員会でクラウドファンディングを担当する上田耕太郎です。

合志市にある地域密着型不動産会社で働きながら、まちづくりや地域活性化のために、行政と共に空き家対策や公共遊休地の有効活用事業のお手伝いをしております。

私たちの住む熊本県合志市は、熊本県内有数の穀倉地帯でありながら、熊本都市部への交通利便性がよいため、子育て世代が多く「住みやすいまち」として活気あふれる地域です。

 ▼「はなまつり」とは?

さっそくですが、みなさんは「はなまつり」ってご存知ですか?

 「はなまつり(灌仏会・かんぶつえ)」とは、お釈迦様の誕生日(4月8日)を祝う仏教行事です。

お釈迦様のお母様である摩耶夫人の夢に白い象が現れ、その後、お釈迦様がお生まれになったと言われています。

お釈迦様がお生まれになった時、空から甘露の雨が降り注いだ事から、花御堂の誕生仏(お釈迦様)に甘茶をかけてお祝いします。

 

寺院が経営する幼稚園や保育園の園児には甘茶を頂く日として馴染みがありますが、最近では「はなまつりを知らない」という人も増えています。

そこで、日本の伝統行事である「はなまつり」を通じて地域活性化に貢献したいという想いから「合志市はなまつり」が始まりました。

▼このプロジェクトを始めるきっかけ 

はなまつりの起源は仏教行事ですが、時代の移り変わり、地域特性、季節の催事に併せて、そのスタイルは様々です。

合志市はなまつり実行委員会では、「子どもたちが楽しく集える、『はなまつり』を身近なイベントにしたい」という想いからスタートしています。

きっかけは、実行委員長である福田さんの幼少期の体験です。

北海道にある寺院が経営する幼稚園に通っていた福田さんにとって、「はなまつり」は楽しい想い出の一つだったそうです。しかし、合志市の周辺で「はなまつり」が開催されている話は聞かない。

住職をしている友人に話を聞いてみると、「どの寺院も『はなまつり』の法要を執り行いたいと思っている。ただ、この地域では4月の第一日曜日ごろ『先祖祭り』という地域の法要が行われるため、住職たちが多忙なんです。」という事情を教えてくれました。

「それなら自分たちの手で『はなまつり』を開催しよう!もっと地域に身近な行事にしよう!」

これまでにもイベント経験を活かし、興味を持ちそうな周りの人たちに「今度、『はなまつり』やりたいんだけど、一緒にやってみない?」と声をかけた結果、出店を出店してくれる仲間に加えて、画家・DJ・シンガーなどの芸術家も賛同してくれました。

そんな福田さんの想いに、地域の住職たちも呼応してくれました。

「はなまつり」に欠かせない「花御堂」と「誕生仏」の手配や、寺院が経営する保育園の園児たちには「お釈迦様」と「白い象」の塗り絵を書いてくれました。

こうして昨年の4月9日(日)に、「第1回 合志市はなまつり」を開催することができました。

寺院で執り行う法要とはまた一味違った、宗教にかかわらずみんなが楽しめるアットホームな雰囲気のイベントとなりました。

昨年の様子を写真でご紹介します。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

私たちが作り上げていきたい「はなまつり」は、地域の人たちが笑顔で集まる暖かみのあるイベントにすることです。

日本の伝統行事を地域活性化のイベントとして、毎年恒例のお祭りへと発展させていきたいと考えています。

 

第2回目となる今年は、お釈迦さまの誕生日である4月8日が日曜日ということで、絶好の「はなまつり」日和となりました!

会場は昨年同様、熊本電鉄御代志駅そばの「みよし△(さんかっけい)」で開催します。

なお、前日の4月7日(土)に会場そばで野外コンサートがあるそうなので、地域の方々だけでなく、遠方からの来場者にも「はなまつり」を知ってもらう好機と考え、「前夜祭」も開催する運びとなりました。

今年のテーマは「花いっぱいのはなまつり」。

花御堂の飾りつけだけではなく、桜の盆栽など実際の生花や、バルーンアートによる飾りつけで、会場全体を花いっぱいの空間として楽しんでいただけるよう演出したいと思います。 

さらには、昨年に合志市でオープンした「合志市マンガミュージアム」から、「はなまつり」やお釈迦さま、仏教のことをマンガで学べる「合志マンガミュージアム出張所」を開設します。仏教行事である由来などを楽しく学ぶ場を作っていきたいと思います。

※合志市御代志にある合志市マンガミュージアムの外観です

▼資金の使い道

「はなまつり」の開催にあたり、会場となる「みよし△」の地代、広告宣伝費、警備費等で約60万円を見込んでおりますので、大切に利用させていただきます。また、予算以上にご支援いただいた場合は、次年度開催に向けた原資となる基金として活用させてもらいます。

なお、今回は「All-In方式」で実施いたしますので、仮に目標金額に到達しなくてもイベントは必ず開催します。

【内訳】

 会場費    :10万円(地代・簡易トイレ・ごみ処分費・テーブルセットなど)

 広告宣伝費  :  5万円(ポスター・のぼり・横断幕など)

 技術料・委託費:15万円(アーティスト謝金・バルーンアートによる飾りつけなど)

 人件費    :15万円(会場運営スタッフ・警備スタッフ)

 返礼品調達費 :  5万円(桜の盆栽・地域の無添加クッキーなど)

 手数料    :10万円(クラウドファンディングに係る費用)

 合計     :60万円

 

 ▼リターンについて

リターンについては、「合志市はなまつり実行委員会」からのお礼状と甘茶パックをベースに、桜の盆栽、バルーンアート、合志市野々島にある「SLOW GELATO」のサブレをご準備しています。

支援いただいた方にも会場の雰囲気が伝わり、地元・合志市の事業所が製作・販売している商品をご提供できればと思います。

▼実行者の略歴とこれまでの活動

【実行委員長 福田和憲】

合志市にある飲食店「炭火屋阿呆鳥」のオーナー。合志市における地域活性化イベントとしての「みよしヤミ市」、熊本地震直後の「復興屋台村」、合志市商工会が主催した「こうし夜市」など、多くのイベントで企画・運営を担当する。「合志市はなまつり」の発起人。

 

【クラウドファンディング担当 上田耕太郎】

合志市にある地域密着型の不動産会社・株式会社フジ開発の二代目。公共施設の利活用などを担う合志市のまちづくり会社である「株式会社こうし未来研究所」のタウンマネージャー。地域活性化イベントの「みよしヤミ市」の際もクラウドファンディングを担当し、会場となる「みよし△」の利活用など公民連携によるまちづくり活動を推進している。

【会場運営担当 稗田雄基】

合志市地域おこし協力隊。空き家対策と利活用を進める「合志空き家プロジェクト」の担当者として活動し、地域活性化を担うイベントの運営の協力を進めている。

 

【協力寺院】

真教寺・厳照寺・佛教寺・大願寺

 

【facebook】

イベントページ「合志市はなまつり」にて詳細を告知予定。

▼これまでの実績

みよし△ ヤミ市(平成28年1月)

復興屋台村(平成28年5月)

 

こうし夜市(平成28年8月)

主催:合志市商工会(商工会青年部員として、福田と上田が企画および運営に協力)

こうし夜市(平成29年10月)

主催:合志市商工会(商工会青年部員として、福田と上田が企画および運営に協力)

▼最後に

今年のはなまつりは例年以上に「はなまつり」の認知度向上を目指し、地域活性化のイベントとして定着させて、これからの合志市における伝統行事にしていきたいと思いますので、みなさまのご協力をお願いします!

 
  • 2018/04/12 10:18

    「合志市はなまつり」は数多くの皆様のご支援のおかげで、無事に終了しました! そこで、この活動報告でその一部をご紹介致します。   4月7日の前夜祭、にわか雨と突風で準備は難航、私のタープは突風で骨組みが破損しました。。。 ただ、合志市商工会青年部の有志が、急遽、タープやテントを杭と柱で...

  • 2018/03/28 13:43

    合志市はなまつりまで残り10日となりました! これまでにご支援を頂いたみなさま、本当にありがとうございます!   現在、イベントの開催に向けて、着々と準備を進めております。今後の活動報告にも注目頂ければ幸いです。 先週の22日に、はなまつりにご協力いただいている大津町の大願寺で開催され...

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