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【阿蘇】千年後もこの草原を守るために。「阿蘇の草原キッズ」育成事業にご支援を!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

~千年の大草原~ 千年もの時間をかけて守られてきた草原。千年後の未来の人たちにも、この草原を見てもらいたい。我々、国立阿蘇青少年交流の家は、そんな思いを大切にし、子供達に草原環境の現状を学んでもらい、野焼きなどの草原維持活動を実際に体験するプロジェクトを進めています。

現在の支援総額

348,000

112%

目標金額は310,000円

支援者数

48

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/31に募集を開始し、 48人の支援により 348,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

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【阿蘇】千年後もこの草原を守るために。「阿蘇の草原キッズ」育成事業にご支援を!

現在の支援総額

348,000

112%達成

終了

目標金額310,000

支援者数48

このプロジェクトは、2023/07/31に募集を開始し、 48人の支援により 348,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

~千年の大草原~ 千年もの時間をかけて守られてきた草原。千年後の未来の人たちにも、この草原を見てもらいたい。我々、国立阿蘇青少年交流の家は、そんな思いを大切にし、子供達に草原環境の現状を学んでもらい、野焼きなどの草原維持活動を実際に体験するプロジェクトを進めています。

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はじめに

こんにちは! 国立阿蘇青少年交流の家です。

阿蘇に広がる大草原。悠久の昔から、ヒトと自然の共生によって育まれた草原が阿蘇の大きな魅力です。

また、オオルリシジミ(蝶)をはじめとする阿蘇特有の希少動植物や世界最大級のカルデラといった豊富な地域資源が高く評価され、ユネスコ世界ジオパークに認定された”阿蘇”に設置されている青少年教育施設です。

私たちは、この草原を千年後の後世の人にも残せるよう、子供達が草原を学び、野焼きを体験することで草原の守り人(草原キッズ)になってくれるプロジェクトに挑戦します。一方で、体験をとおした本プロジェクトでは、子供達の『安全安心』が必須です。

皆様からのご支援は、本プロジェクトがより安全でより良いものとなるよう、学習教材の充実や安全管理・安全体制の充実に活用させていただきます。


解決したい社会課題

草原維持の危惧!  ※引用:「阿蘇草原維持再生基礎調査」より

22,000haの草原が広がっている一方で、牧草地は減少し、林地が増加しており、農畜産業の低迷や担い手の減少等に伴い、草原を維持することが危惧されています。

◆H10と比較して、牧野面積の内、牧草地が31%減少

◆特に、牧草地の手入れができずに、林地化が促進

◆10,000頭を超える放牧数が、4,000頭まで減少

◆野焼きの担い手不足により、177ha(東京ドーム38個分)もの野焼き面積が減少


草原の恵みを知ってほしい!  ※イラスト:「環境省-阿蘇草原再生ホームページ」より

なぜ、ヒトは草原を守ってきたのでしょうか。あまり知られていませんが、草原は私たちの生活と密接しています。

◆生き物の棲みかを守る【生物多様性】

阿蘇の草原に生育する植物は約600種類と言われ、阿蘇地域にしか生育していない希少植物もあります。

草原の植物は多様な昆虫や野鳥が生息でき、特に、阿蘇は昆虫類の宝庫であり、熊本県産の蝶類 約117種のうち、109種が阿蘇に生息しています。

◆炭素を地中に溜める【炭素固定】

阿蘇草原の土壌には、世界に類を見ない極めて膨大な炭素が蓄積されていることが分かってきました。

この炭素は、野焼き後に残る炭などに由来し、長期にわたって蓄積され続けてきました。

野焼きを行う草原の1年間のCO2吸収量は、阿蘇郡市の全世帯が1年間に排泄するCO2量の1.7倍に相当すると言われ、野焼きにより炭素を地中に溜めています。地球規模の課題である温暖化防止に貢献している可能性が高いとされています。

◆九州の水源を育む【水源涵養】

草原や森林は、雨水を土の中で貯え、ゆっくりと河川に送り出すことで、大雨の時でも一度に水を放出することなく、渇水時期でも水を放出し続けることができます。

阿蘇地域は、白川や筑後川などの6本の一級河川の源流域となっており、熊本だけでなく福岡都市圏も加えると、流域人口約500万人の水を支えており、『九州の水がめ』と呼ばれています。

◆土砂災害の被害を緩和する【減災】

阿蘇地域の大部分は、火山灰が堆積した土壌であり、特にカルデラ内壁は大雨や大地震により急斜面の表土が崩れ、土砂災害が発生しやすくなっています。

植林地が崩れた場合は、土砂と樹木が併せて崩壊し被害が甚大化する危険性が高まりますが、草原の場合は崩壊土量が少なく、被害は小さく済むことが知られています。

このプロジェクトで実現したいこと

10月から2月にかけて、3回シリーズで実施します。

10月頃:秋編

 草原学習、草泊まりづくり、あか牛とのふれあい

1月頃:準備編

 野焼きで使用する火消し棒づくり、野焼き学習

2月頃:野焼き編

 松明づくり、野焼き

本プロジェクトをとおして、草原環境の現状を知り、放牧されている”あか牛”とふれあったり、実際に野焼きを体験したりすることで、阿蘇の自然環境や草原保全の意識を育み、郷土愛を育成します。

千年後の未来の人たちに、この草原をつなぐための活動です。

応援メッセージ

【過去に参加した子供達の声(原文のまま)】

◆私たちがきれいで豊かな阿蘇の草原を守るために、野焼きを今の人たちから私たちに、そして、私たちから未来の人たちにバトンタッチしていくことが大切だと思った。

◆たくさんの人に野焼きや草原の大切さをしってもらい、未来もずっと草原を見守っていきたい。

資金の使い道

〇草原学習や野焼き学習、火消し棒づくり、野焼きにかかる雑役務費(指導及び安全管理)等 260,000円

〇管理費・CAMPFIRE手数料 50,000円

※目標額を超えたご支援(資金)については、草原学習や野焼き等に係る備品の更新やメンテナンスに活用させていただくとともに、安全管理・安全体制に充当させていただきます。

実施スケジュール

〇8月 「秋編」「準備編」の実施期日の調整(近隣小学校、牧野組合等)

〇8月~9月 クラウドファンディング募集期間

〇10月中旬 「秋編」の実施

〇1月中旬 「準備編」の実施、「野焼き編」の実施期日の調整

〇2月 「野焼き編」の実施

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

☆本プロジェクトへの支援(寄附)について

・本プロジェクトへのご寄附は、独立行政法人国立青少年教育振興機構国立阿蘇青少年交流の家への寄附となり、当施設が寄附金の受付及び活動報告、領収書発行・郵送をおこないます。

・独立行政法人国立青少年教育振興機構は税制上の特定公益増進法人として定められていますので、寄附をされた個人や法人は、税制上の優遇措置を受けることができます。寄附金の領収書を添えて税務署にて確定申告※1または還付申告※2を行ってください。

※1 確定申告について(国税庁HP):https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2020.htm

※2 還付申告について(国税庁HP):https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2030.htm

所得税(個人の場合)

2千円を超え総所得額の40%までの寄附金額に対して、その額から2千円を引いた額が、総所得から控除されます。

 所得控除額=寄附金額(40/100を限度)-2千円

 (所得税法第78条、同法施行令第217条)

法人の場合

次のいずれか少ない金額が損金に算入されます。

(1)特定公益増進法人(独立行政法人等)に対する寄付金の合計額

(2)特別損金算入限度額

[資本金等の額×当期の月数/12×3.75/1,000+所得の金額×6.25/100]×1/2

 (法人税法第37条、同法施行令第77条)

リターン

〇3,000円コース 感謝状、事業実施報告書

〇5,000円コース 感謝状、事業実施報告書、野焼きの写真入りポストカード

〇10,000円コース 感謝状、事業実施報告書、野焼きの写真入りポストカード、野焼きの見学(1月~2月で日程調整のご連絡を差し上げます。

 ※プロジェクトでの野焼きは平日に実施します。 

 ※全3回実施し、見学者は各回10名程度とさせていただきます。

 ※「野焼きの見学」はあくまでも見学のみで、安全・保険の都合上、野焼き及び火消しの体験はできません。

最後に

本プロジェクトで実施する事業(秋編~野焼き編)は、「阿蘇の草原キッズになろう!」というものです。

良き”伝承者”として、子供達が草原を学び、そして野焼きを体験し、草原の守り人(草原キッズ)になることを目的としていますが、それだけでなく、自分の生まれ育った地域・住んでいる地域に誇りを持ってもらいたいという思いが込められています。

私たち、子供達が住むこの地域は、たった一つのオンリーワンです。 

「地域を守り、地域に伝わる文化を伝承していくことの大切さを知ってほしい」

「千年続いたこの草原を未来に託してほしい」 

未来を担う子供達、今後生まれてくる子供達にできることを、私たちは続けていきましょう。

本プロジェクトは小さな1歩ですが、千年続いたこれまでの軌跡に、一緒に歩みを残していきましょう。

多くの方々のご賛同をいただければ幸いです。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立阿蘇青少年交流の家

我が国における「青少年教育の振興」「健全な青少年の育成」を目指し、誰一人取り残すことなく、全ての子供達に良質な体験を提供していきます。

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