●はじめに・ご挨拶

みなさん、はじめまして、数あるページの中から見つけて頂きありがとうございます!

静岡県伊東市にある「伊豆高原ホテル 森の泉」のマーケティング担当、鬼頭洋輔です。以前は森の泉の運営スタッフとして働いており、現在は企画職として森の泉に携わっております。

森の泉は、東京からのアクセスもよい別荘地・伊豆高原に位置し、旧迎賓館の雰囲気が漂う洋館と池のある広い庭が特徴です。数ある観光地の中から伊東・森の泉を選んで頂いたゲストへ、滞在中に当館ならではの何か感じたものを持ち帰っていただけるよう、ご当地・地域との連携にこだわった運営を目指しています。

●私たちの地域のご紹介

伊東市は、静岡県の伊豆半島東部に位置する温泉リゾートの街です。伊豆の豊かな自然は世界ジオパークの認定を受けており、伊東市には国内屈指の温泉資源、美しく形の整った大室山、絶壁の続く城ヶ崎海岸、豊富な魚種とダイナミックな海底地形が楽しめるダイビングスポット等があり、週末は日本国内に限らず、海外の方も含めた観光客で賑わいます。

(※世界ジオパークは、世界遺産等と同様ユネスコが推進しているプログラムです。)


●このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトを通じて、幻となりつつある伊東産のお茶を守っていきたいと考えております!

具体的には、次の2つを実施していきます。

1 100%伊東産の茶葉にこだわった、ボトリングの商品開発

 伊東産の茶葉を使った高単価の商品を開発することで、伊東に所在する小規模農家でも採算が取れる商流を創ることを目指します。そのために、伊東産の茶葉100%にこだわった、高品質のぐり茶を手軽に飲むことができる、ボトリング商品を開発致します。

 商品開発に当たっては、TEA ARTISAN CRAFTEDとして高品質のお茶製品を開発・販売している丸七製茶様と提携致します。お茶の製法については丸七製茶様の高い技術力に依存する形になりますが、共同開発した商品の初回生産分の全てを森の泉及び提携温泉旅館にて買取を行うことを保証することで、商流の創出へ貢献することを目指します。

TEA ARTISAN CRAFTEDのWEBサイト
https://marushichi-tac.com/


2 ホテル森の泉にて、「お茶」を中心に据えた独創性の高い観光・宿泊体験の提供

 上質な洋館の雰囲気でこだわりのお茶を味わうことで、お茶の素晴らしさと優雅なひとときを体感いただけます。提供するものは、洋館の雰囲気を活かし、和紅茶や、水出しスパークリング、丸七製茶様と開発するオリジナルのぐり茶など、伊東産の茶葉にこだわったお茶を複数種類ご用意。

安らぎのひと時の中でお客様に地元の魅力を五感で感じていただけるよう、お茶を魅力の中心に据えた体験を提供いたします。地元のぐり茶をテーマにした宿泊体験はもちろん、地域産業や観光にも目を向け、地域文化を発信する場を「森の泉」で実現して参ります。

クラウドファンディングで実現したものを活かし、実際に伊東、当館におこしいただくゲストの方に伊東産のお茶のすばらしさを感じていただける、そんな場所に当館がなれたらと考えております。



●プロジェクトを立ち上げた背景

伊東市では古くからお茶の生産がされていたようですが、その特徴は、「ぐり茶」という、通常の製茶工程とは違う形で製茶されるものにあります。

ぐり茶は、1930年頃に『輸出産業を作り強い日本になろう!』という機運の中で、海外の方の味覚にも受け入れられるよう試行錯誤される中で生まれたお茶です。一時期は輸出も好調でしたが、採算の悪化等から減少し、代わりに昭和40年代の団体旅行の全盛期に、観光客向けの販売を伸ばしていきました。

ところが、地元の製茶業者さんと話をする中で、コストの関係で大規模・工業的な生産を行う県内の別の産地から仕入れ、それを加工して販売している業者が増えている、というお話を伺いました。伊東市と言えばぐり茶!というイメージが強かったので、伊東産の茶葉を使ったお茶が減少しているという内情を知り、とても驚きました。


また、今でも伊東市内で茶葉の栽培から加工、販売まで行っている製茶業者「白井製茶園」さんにも出会いました。白井製茶園さんも、伊東市内での茶栽培を辞めてしまった他の農家さん同様厳しい環境にあるのですが、伊東市内の製茶業者として奮闘されており、白井製茶園さんを応援したい、一緒に伊東産のお茶を存続させていくために頑張りたい、と思いました。

こうして白井製茶園さんとタイアップして、100%伊東産の茶葉にこだわり小規模生産でも採算が取れる付加価値の高い商品開発と、まずは自分が企画に携わるホテルで提供しながら流通の拡大に努めていくことで、伊東市の茶農家に活気を取り戻す本プロジェクトを開始しました。


白井製茶園さん




●資金の使い道

①オリジナルぐり茶の開発・初回生産分・リターン品の準備費用(約200万円)

②クラウドファンディング運営会社「CAMPFIRE」の手数料及びクラウドファンディング準備費用 (約30万円)


●これまでの活動と今後の計画

<これまでの活動>

①地元食材を使用した商品開発

静岡県産のお米や伊豆名産の金目鯛をはじめとし、四季折々の伊豆の旬の食材を会席料理に盛り込み、提供しております。料理長が海の幸と山の幸を丁寧に調理を行い、伊豆の食材を視覚、味覚、嗅覚で楽しめるように仕上げております。

②地元産品や特産品の発信・インターネット販売

伊豆名産のニューサマーオレンジを使ったゼリー(無香料・無着色・無添加)の販売や静岡茶を使った米粉ダックワーズの販売を行っております。伊豆高原に足を運んで頂いたお客様に、旅行後も伊豆を感じて頂きたく、思い出に残る商品を取り揃えております。

<今後のスケジュール>

2023年4月~9月 商品開発

2023年8月 クラウドファンディング募集開始

2023年9月 クラウドファンディング募集終了

      森の泉で伊東産の茶葉に拘ったお茶の提供を開始

2023年10月~11月 リターン品の順次発送


●リターンのご紹介

リターンでは、オリジナルラベルのお茶の他にも、森の泉の宿泊券や提携施設の日帰り入浴券など、様々な方にお楽しみいただけるものをご用意いたしました!
詳しくはリターンの概要欄をご確認ください。


<お手軽応援系>

①サンキューカード送付(森の泉写真)

②オリジナルラベルのお茶1本+サンキューカード送付(森の泉写真)

<日帰り入浴券>

③選べる特典付き!日帰り入浴券(2名様分)+オリジナルラベルのお茶1本+サンキューカード送付
特典:ポストカードサイズのサイン入りポストカードor写真or絵を館内に掲示

④1か月間入り放題!伊豆3館の共通日帰り入浴券(2名様分)+オリジナルラベルのお茶1本+サンキューカード送付
※誠に申し訳ございませんが諸般の事情により、伊豆3館→2館(森の泉・久遠)へ変更となりました。

⑤3か月間入り放題!伊豆3館の共通日帰り入浴券(2名様分)+オリジナルラベルのお茶1本+サンキューカード送付
※誠に申し訳ございませんが諸般の事情により、伊豆3館→2館(森の泉・久遠)へ変更となりました。

<宿泊券>

⑥和洋選べる客室宿泊券(朝食付)+オリジナルラベルのお茶3本+サンキューカード送付
※宿泊券は1室3名様まで利用可能

⑦露天風呂付き客室宿泊券(1泊2食)+オリジナルラベルのお茶3本+サンキューカード送付
※宿泊券は1室3名様まで利用可能

⑧\限定オリジナルラベル付!/露天風呂付き客室宿泊券2枚(1泊2食)+オリジナルラベルのお茶3本+サンキューカード送付
※宿泊券は1室3名様まで利用可能

すべてのリターン品は任意で支援金額を増額し、購入ができます。お気持ちを上乗せしていただけますと森の泉・伊東市の製茶業者の励みになります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

●最後に

静岡県と言えばお茶、伊東市と言えばぐり茶のイメージがありましたが、時代の変化とともに茶畑は減少しており、伊東産の茶葉は存続の危機に瀕しています。

今回のプロジェクトを通じて、観光事業者の一員として地元産業・地域文化を後世に継承していくお手伝いができたらと考えております。

私たちのプロジェクトが一人でも多くの人たちに知ってもらえるよう活動して参ります。そして静岡・伊東に多くの人々が訪れることを楽しみにしております。

ぜひ、ご支援お願いいたします!



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください