はじめに・ご挨拶

SOCIAL STARTUP STUDIO KASHIWA実行委員会と、その受講生チームです。

私たちは、2023年4月に千葉県柏市で開講しました、次世代の社会起業家を育成する教育プログラムです。地域の起業家、地域外の先輩社会起業家、地元の教育機関などが集まり、非営利の活動としてこうした場の提供を開始しました。現在9名の高校生と大学生が集い、将来の社会起業に向けて挑戦をしています。


このプロジェクトで実現したいこと

社会課題に対しての理解を深めるため、社会にある課題を解決しようとしている、先輩社会起業家の方々の元へ、直接取材をしてみようと考えています。

日本全国には、様々な地域で、ソーシャルビジネスに取り組む先輩起業家の方々のご活躍の事例があるという事が分かりました。しかしながら、各地域での課題、目下の課題保有者の方を救う為に立ち上げられた事業が、あまり全国的な視点で見てみると、好事例として知られておらず、閉ざされた環境にあるように思います。

そこで、私たちは、先輩社会起業家の方々をこの夏に尋ね、どのような課題設定、アプローチ、事業化に際しての工夫などをお聞きし、今後、全国でソーシャルビジネスにチャレンジするすべての人に、その知恵と努力を伝える情報発信をしたいと考えています。

プロジェクトをやろうと思った理由

私たち受講者は、2名の大学生と7名の高校生です。夏休みを使って取材活動をしつつ、私たち受講生個人で挑戦するプロジェクトのヒントにしたいと思っています。しかしながら、取材にまつわる交通費の面でつまづいており、今回、スタジオ運営者である実行委員会の方のアドバイスもあり、クラウドファウンディングでそのお金を集めることに致しました。


<受講生 多田健真>

SSSK(ソーシャルスタートアップスタジオ柏)に参加している多田健真です。私は、公立の小学校、中学校を卒業し、私立高校に進学した高校2年生です。小学校、中学校では学年委員や、生徒会役員に所属しており、高校では、地域のボランティアに参加したり、学校行事の進行を行ったりする委員会のようなグループに所属しています。

このような体験を経て私が今までに感じて来た事は、人と人との関係性の難しさです。特に小学校や中学校では、一つの集団が誰かを排除する事で優位に立とうとしたり、その対象に対して嫌がらせをする、いわゆる「いじめ」が行われる光景を目の当たりにして来ました。そして、私はそれが大嫌いでした。なので私は、そんな状況に陥ってしまっている人をなんとか救う方法を作りたいと思い、今回のプロジェクトに参加しました。

<受講生 松村悠生>

東日本大震災をきっかけに防災に興味を持ち、西日本豪雨で「全員が避難できた街」があると知り、防災には普段からのコミュニケーションが不可欠だと感じました。しかし、人との関わりが薄れていく一方の現代社会、自然災害の驚異は刻一刻と迫ってきています。その中で、「防災」と「コミュニティ」をテーマにソーシャルビジネスとして社会の役に立てたらと思い、活動をはじめました。


これまでの活動

2023年4月 柏の葉カンファレンスセンターでのキックオフイベントを開催。開校。

2023年5月 「アート思考」のワークショップを通して、私たちが取り組みたいテーマへの想いを確認しました。

2025年6月~ 各自のテーマの探究活動を実施。夏休みを通して、事業化のコンセプトを決定すべくフィールドリサーチを実施予定。 


資金の使い道

・インタビュー活動の旅費・交通費・保険代等 約110万円

・インタビュー活動に必要な雑費類(名刺代、資料代、引率時のインストラクターの日当、他)約68万円

・レポートの発信にまつわる費用 約5万円

・クラウドファウンディングに関する費用(CAMPFIRE手数料、リターンのお渡し等の費用)約37万円

・上記で残金が出た場合は、非営利事業の為、次年度の活動に繰り越させていただきます。


リターンについて

【5000円】

受講者より御礼のお手紙をお送りさせていただきます!

  


【10000円】

御礼のお手紙にくわえて、出来上がったレポートを送付させていただきます。HPにもご協力者としてお名前の掲載をさせて戴きます。


【20000円】

10000円のリターンに加えまして、作成したレポートの中にも、ご協力者として、お名前を掲載させていただきます。


【50000円】

20000円のリターンに加えまして、8月27日に千葉県柏市で開催される、受講生による進捗報告プレゼンの場である中間報告会へご招待いたします。



本プロジェクトの支援者の声

みんなの夢を応援します!彼らが全国各地で学び成長するための旅費を支援してください。
彼らの情熱と創造力は日本の未来を変える力です。みんなで手を取り合い、彼らの成功への一歩を支えましょう!
共に学び、共に成長する喜びを分かち合いましょう!


若手起業家を目指す皆さん、日ごろから奮闘する姿を見ていますが、この体験がもし実現するのであればそれは大きな一歩となり、大きなアドバンテージとなるでしょう。ウキウキしてください。ワクワクしてください。皆さんが起こしたムーブメントがどうこの世界に影響を及ぼしていきますか?でも、その心躍る期待を、他者に伝えることもまた勉強です。皆さんは、どうやってウキウキ、ワクワクを共有しますか?応援しています!


これからは、“正解”ではなく、“問い”を見つける時代。自ら”問い”をつくり出すことが求められます。そして、自らの思うところと”行動”が直結している。それが、アントレプレナーシップであり、アーティスト思考です。”問い”と”行動”が、”突破力”につながることを、いっしょに学んでいきましょう!


社会の課題に向き合い、解決のチャレンジをする勇気を心から尊敬し、応援します。私が学生の頃は成績を良くすることに必死でした。目の前の希望や安全から手が離せませんでした。今の私は、新しい事業開発に取り組む中で勇気をもって踏み出す、課題に向き合い続けることが何よりも大切で、それは一人ではできない経験の蓄積による修練だなと、真に感じます。

学生の皆さんの志高いチャレンジと勇気を持った活動を応援してます。頑張ってください! 


実施スケジュール


インストラクターからのメッセージ

私のSSSKに関与する動機は2つ。1つ目は、未来を創る皆さんのような存在に役立ちたいと思った事です。自分という人生を通じて得た失敗などは繰り返さなくてもすむようにできると良いなと思った事です。2つ目は、未来を創る人と係わってみたいと思った事です。発想は年齢に比例するわけではありませんが、凝り固まってしまう部分もあります(笑)だからこそ、柔軟な発想と視点で世界を見る皆さんと関わらせて貰いたかったからです。


私は以前より「生きづらい世の中を改善したい」という想いがあり、3つのテーマを描いていました。1つ目が「地方の活性化」、2つ目が「若い人が活躍する社会」、そして3つ目が「弱い立場の人たちが安心できるしくみ」です。その2つ目のテーマに当てはまったのがSSSKの活動でした。多くの若い人たちがリーダーシップを発揮することで、変革を推し進め、チャレンジし続けられる未来を切り開いてほしいと願っています。


「未来はやって来るものではなく、自分たちで創っていくもの」と本気で思える社会を、実現できたらと思っています。社会課題を解決するために、自分でも何か取り組みたいと考える高校生・大学生のみなさんがいること、素晴らしいと思いませんか??大人の私たちができることは、全力で彼ら・彼女らを応援することです!彼ら・彼女らが、自分たちで未来を切り拓いていこうとするパワーを、全力で信じることだと思っています!!


実行委員長より

本スタジオの運営を行います、SOCIAL STARTUP STUDIO KASHIWA実行委員会の実行委員長をしております、河西と申します。日頃より、ご協賛企業様、ご後援を頂いている行政機関様、地域の経営者の皆様、教育機関の皆様をはじめ、多数のご関係者の方に支えられ、本年度より無事に開講することが出来ました。開講にあたり、全国の先輩社会起業家の皆様には、ご多用の中、様々なご指南を頂くと同時に、非常に洗練された、新しいビジネスモデルやその為に工夫されておられる、新しい事業創出手法の数々が、まだまだ各起業家の方の胸の内に閉ざされている状況を目の当たりにしたのも事実であります。こうした知見をまだまだ、多く流通させ、社会に変革を起こす後進の皆様と分かち合い、同じ目的地であるより多くの社会課題の解決に寄与して参りたいと思います。引き続きのご支援を宜しくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/08/08 16:10

    本クラウドファウンディングのプロジェクトに、地元から柏の葉アートイノベーションスクールの寺前さんより、一般社団法人REIONEから鳥居恒太さんより、応援のコメントを頂きました。是非、本文のページをチェックしてみてください。また、残り期間僅かとなりましたが、引き続き、リンクの拡散など皆様のご支援...

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