長崎被災協(長崎原爆被災者協議会)は1956年に発足。「被爆者の店」は、同年に長崎市であった原水爆禁止世界大会で集まった寄付を元に、翌57年開業しました。原爆で負傷した被爆者の社会復帰の場であり、支援者も集う平和運動の拠点の場です。

その被災協が運営する「被爆者の店」がコロナ禍に閉店し約2年半になります。家賃収入が途絶えることになりました。

ロシアがウクライナに侵攻しました。

ロシアが核兵器の使用もありうると威嚇する中で、核も戦争もない世界を目指している長崎被災協をなんとかお手伝い出来ないか考えました。



それが、私と長男でお店を出そうと決めた動機です。

今回の出店を通して、長崎被災協の平和活動・教育活動にも協力していきたいと思います。

私財を投げ打ってお店を立ち上げたため、運営費や改装費も枯渇しています。

長崎被災協の運営を守っていくため、店が持続して経営していけるよう、是非とも長崎被災協と「ブルー・ブロンズ・ストア」を支えてください。

長く皆様から愛されるお店作りのために、一部資金を場所や店舗内を整備するための資金に充てさせていただきます。

私たちの想いやお店の詳細をは以下に書いておりますので、

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私は、長崎で服飾雑貨のメーカーと、その他リアル店舗を2店運営していました。

店舗の一つは、長崎の中心地 浜の町アーケードで44年間やってきたセレクトショップで、地元ではある程度の知名度があります。

しかし、コロナ禍の3年間は、時代の流れと相まって経営は本当に厳しいものでした。

服飾、インテリア雑貨、カフェといったリアル店舗は、維持費も膨大なため、

長年維持してまいりましたアーケードの路面店からテナント費が安い路地に移転をし、

心機一転新たなコンセプトで、運営しています。

そんな中、コロナ禍で3年間閉店している「被爆者の店」の跡地について、

友人より新しい店舗を出すお話をいただきました。

「吉田さんなら何か面白いことができるんじゃないか」と。

しかし、こんな状況下では新たに事業をやるつもりもなく、

また私たち自身、長年平和公園という場所を思い起こすこともなかったため、

場所として難しいのではないかと躊躇していました。

平和公園は原爆や戦争を思い出す場所として、トラウマもあり、

地元の方から敬遠されてしまっているという思い込みがあり、どうしても、暗くて寂しい場所だと勝手に想像しておりました。

お話をいただいてから、実に50年ぶりに、平和公園を訪れました。

こんなにも世界中から多くの方々が訪れる場所だと言うことを、

長崎に住んでいるのにもかかわらず知らなかったことについて、恥ずかしい気持ちになりました。

去年の秋からずっと、商売が成り立つ場所なのか、

いろんな手段で検討してきましたが、会社としての結論はNOだったんです。

そして私たちのように、他にやりたいと手をあげる人もいませんでした。

その理由は、OPENしてみてよくわかりましたが、かつての平和公園は、

地元の方であっても、近くにお住まいの方以外は来ない場所。多くの方が来られるものの、

日常の癒しを求めてゆっくりするような場所ではない。

しかし、何ヶ月もの期間、何度も何度も通い詰めて行くうちに、

今までとは全く違うイメージを抱くようになりました。

季節は、冬から春に向かい、公園の包み込むような気の流れがあり、

緑の優しさが感じられる素敵な場所。粛々と歩かれている海外のお客様の面持ちに感動したりと、

私たち自身が、この場所の魅力を感じられるようになりました。

私たちのように、何年もこの地を訪れてない地元の方々に、ぜひこの場所を思い出し、

何かしら感じていただけることがあれば。

いまのこの世界の状況のなか、日々の暮らしの有難さを再確認できる場所を作れたらと考えるようになりました。

観光の方が「平和記念像みました」「カステラ買いにきました」ではなく、

時間を忘れてゆっくりその場を楽しんでいただける場所づくり。

地元の方が平和公園の良さを知り、憩いの時間に立ち寄ってもらえるような雰囲気づくり。

小売店の経験と実績だけでなく、メーカー機能も持ってる私たちなら、

この場所を活かせるはずだ、と強く思い、親子個人として挑戦することに決めました。

世代を超えてたくさんの人たちが集まり、何か流れを変えられる場所にできればと思っております。

「Blue Bronze Store」は、

をコンセプトに掲げ、新たな平和の拠点として、店名は、青銅(ブロンズ)製の平和祈念像から連想してつけています。

お客様がいつ訪れても楽しい気持ちで過ごしていただけるよう、

季節ごとにセレクトしたものやオリジナル商品に加え、長崎の魅力をたくさん集めています。

また、地元のお客様が散歩途中にくつろげるカフェスペースや、

様々な用途で使っていただけるレンタルスペースをご用意しています。

それぞれのスペースについて、ご紹介していきます。

セレクトショップでは、弊社所属のデザイナーによる、

浜の町アーケイドのブティック時代から10年間制作しているデザインの商品や、

長崎のクリエイターさんが制作した小物を販売しております。

セレクト雑貨

インテリア雑貨やインド綿のお洋服、アウトドアグッズ、

DIYに使えるアイテムなど、季節ごとにお客様に楽しんでいただけるような商品をセレクトして販売しております。

「気取らずにこれるカフェ」を目指し、お手頃で美味しい商品を多数ご用意しています。

「Blue Bronze Store」オリジナルの料理に加え、

長崎市にある福祉事業所で作られたお菓子、ハーブティー、

パン、焼き菓子などを置いており、購入してカフェで食べたり、

テイクアウトも可能となっております。また店内はペット可となっており、

お散歩中にペットと一緒にまったりくつろいでいただけます。

店舗内には、予約制で誰でもご利用いただける3種類のレンタルスペースをご用意しております。

今回のリターンには、「Blue Bronze Store」をお家でもお楽しみいただける商品、及び店内で使用可能なチケット等をご用意しております。

【2023年】

8月8日:クラウドファンディング公開
9月29日:クラウドファンディング終了
10月:順次リターン発送

・空調設備の改修費
・周囲の緑化への活動費


  • 2023/10/06 16:24

    たくさんの方々から応援をいただき、無事、目標達成して、クラウドファンディング初挑戦を終えることができました。準備からの半年間、多くの方々 特にグッドブリッジの方々には ご迷惑かけながら、本当にお世話になりました。折れそうになりながらの半年間でしたので、感慨無量です。皆様の想いを受けて、これから...

  • 2023/10/04 11:04

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/09/29 15:58

    いよいよ、今日が 最終日となりました。本日 11時59分まで!! ホントにありがとうございます。今日は図らずも、十五夜で満月という素晴らしい一日です。宇宙に願いが叶う日です!あと、7時間、よろしくお願いします!

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