ご覧いただきありがとうございます!

はじめまして。プロジェクトリーダーの板谷春花です。
映像制作の仕事をしながら、二児の子育てをしています。

ママとして、そして働く女性として、
たくさんの悩みや葛藤を抱きながら今日まで至りました。
そんな中でスタートした、このプロジェクト。
最初は何もかも手探りだったけれど、いつの間にか、私の子育て人生に大きな光と意味をもたらしてくれるものになりました。

そして、今度はかつてのわたしのように、「仕事と子育ての両立のしんどさ」「経験したことがない子育てに対する不安」「言い表しようのない孤独感」、、
そんな、悩みを抱えながら頑張るママたちに希望を届けたいと思うようになり、
勇気をだして人生初のクラファンに挑戦することを決心しました。

ママになっても挑戦していい。
ママだからこそ挑戦できることがある。

このクラファンの成功は、たくさんのママたちの背中を押してあげることができる。
そう信じています。

ここから先は、ひとりの普通のママによる挑戦の記録です。
ぜひ、最後までお読みいただけると嬉しいです!


元々仕事人間で、出産の時もギリギリまで仕事の電話をするくらいの私。
仕事と子育ての両立?できるでしょ!なんて、軽く考えていました。

しかし、いざ子育てに突入すると想像以上に困難なことばかり。
足元で響き続ける泣き声と、仕事の着信音。
何から手をつけていいのか、何が正しいのか、考える暇もなくパンクするような毎日。
もはや、仕事と子育てを同時に成立させるなんて無理なんじゃないか…
出産前とのあまりのギャップに、当時の私はとことん疲弊していました。

このままではダメだ!と思い、
まずは、仕事を減らして子育てに真剣に向き合ってみることに。
すでにスマホに溢れかえる子育て情報を調べることに疲れていた私は、
保育士になるための勉強をして、そのまま資格を取得。
それなのに、なぜか子どもと繋がっている実感は得られないまま…
いくら勉強をしても、子育てに対する悩みは晴れませんでした。

そんなある時、市役所から貰った絵本を何気なく読み聞かせてみたら、
子どもがじーっと絵本に見入って、私の声に耳を傾け、続きはどこ?というように、
私の表情を確認したんです!
この時、本当に…ようやく…私がずっと求めていた、
子どもの心と繋がる実感を得ることができました。
そして、この尊い経験が、仕事と子育ての両立に挑戦させる心を取り戻してくれました。

出産前の私は、映像制作の現場で深夜も徹夜も構わず働いていましたが、
同じような働き方で子育てとの両立は難しいということはわかっていました。
そこで、これからは大好きな現場を仲間たちにお願いして、
自分は新しい働き方を模索することに。
せっかくなら、子育てに繋がる、
オリジナルプロジェクトを立ち上げようと考えていました。

そんな中、保育士の講習会で出会った方とお話しする機会がありました。
その方から、ご自身の図書館学と児童養護施設での経験を聞いているうちに、
図書から絵本、絵本からオリジナルプロジェクトとあっという間に点と点が繋がって、
やがて「オリジナルの絵本をつくろう!」そう決心していました。

立ち止まることのできない日々でしたが、
今までにないワクワク感を持ったことだけは覚えています。

こうして、オリジナル絵本『はぐれこうもり ねぐらでひとり』が生まれました。


プロジェクトリーダー:板谷春花絵本試作品










【あらすじ】
ある秋の夜、孤独に生きるコウモリのピッピは、
いつものように、ごはんを探しにねぐらを飛び立ちます。
ところが、外で出会うのは、
ピッピの気持ちを知らないリスの子や、難しい質問をするケヤキたち。
やがて言葉にできない苦しさに、ピッピは耐え切れずに涙を流してしまいます。

すると、泣き声に返事が聞こえてきて、
ピッピは自分が一人ではない事に気が付くのでした。

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作者のくらつさんは、児童養護施設での勤務経験から、
孤独を感じている子どもの心の成長と、周りの大人が気づきを得られるような物語を。
みつたけさんは、イラストで子どもの想像力を膨らませるアイデアを。
それぞれ絵本の細部に込めました。

こうして、小さなコウモリが新しい出会いを通して、
心を通わせるまでを描いた物語が完成していきました。

この物語は、子どもたちを取り巻く環境を、森の動物たちを通して描き、
読み進めることで周囲との「つながり」に気づく展開になっています。
絵本の魅力に惹かれ、年間100冊以上の絵本を読み聞かせてきた経験から、
絵本の読み聞かせ初心者の方でも読みやすいように、文章量にもこだわっています。

また、季節のイベントに合わせてワクワク感を持ってもらいたいな、と思い、
主人公のコウモリが欠かせない、ハロウィンの時期に合わせてお届けすることにしました。
ぜひ親子で、ピッピのいる世界を楽しんでいただけると嬉しいです。

【 絵本の中身を特別公開 】

▶︎▶︎▶︎ 物語の全編は「こちら」から

【作家・画家のご紹介】くらつ こうたさん からのメッセージ

眠る前の読み聞かせや、パラパラめくってみるような、日常のなかに加えていただけたら。不安な夜を少しでも穏やかに眠るとか、朝学校や会社に行くことがきつかったりしても、「とりあえず起き上がるか」と少しでも思ってもらえるような、そんな絵本になれば嬉しいです。 

みつたけたみこさん からのメッセージ

この絵本はメッセージ性は強いのだけれど、絵本のストーリーはとても優しく、暖かい。何度も読んでいくうちに心がほかほかしてきます。そんな絵本の絵を担当させていただけてとても光栄であり、絶対いい作品にしたいと思っています。




なぜ絵本なのか

絵本を読み聞かせると、まだ喋れない子どもでも顔を動かしたり、目で追ったり、単語を発したりと、リアクション豊かに聞いてくれます。前述の通り、私自身も絵本を読む子どもの反応を見て、「子どもの心と繋がった」という実感と満足感もあり、毎晩3冊は読んでしまうくらいハマってしまいました。拙いながらも母親をやれているな、と自信をくれる機会になりました。

絵本による効果

「読み聞かせって何歳からするものなの?」と思っていました。なんと、0歳からスタートしてもいいし、赤ちゃんがお腹にいるころから始める方もいます。

絵本の読み聞かせは、子どもにも親にも良い影響を与えると言われています。

1,子どもの心が安定する
2,想像力が育まれる
3,言語能力が高まる
4,感情が豊かになる
5,集中力が上がる


子どもにとってはを体験したことがない世界や他人の気持ちを知ることができて、善悪の判断基準が養われたり、道徳心や向上心が育まれたりするきっかけになります。
親にとっては子育てに対するストレス(たとえば、子どもが言うことを聞かないために嫌な気持ちになるなど)が減ると言われています。
ある調査結果では、約8週間、読み聞かせをした前と後では、全般的に母親の子育てストレスは明らかに低下していることがわかりました。



これらの結果と自分の経験から、この絵本は、子育てママたちの育児時間を少しでも楽にできると考えています。子どもたちに読書習慣がつけば、その間はママが自分のために時間を使えるようになるからです。まさに、いま3歳と5歳の我が家の子どもたちは、その習慣を手に入れることができて、私自身の時間を持てるようになったと実感しています。

2022年の厚生労働省のデータによると、現在は18歳未満の子どもを持つママの約80%が仕事をしていて、過去最高になりました。今後はもっと増えると予測されています。

今後も働くママが増えるということは、私のように悩み、葛藤するママが増えるということです。そういった過程もまた、ママとして成長していくために必要な場面もありましたが、過度に不安な状態が続くことは、子育て家庭にとって良い状況を生み出しません。

だからこそ、忙しい毎日の中で、後回しにしてしまいがちな、子どもとの心の繋がりを感じながら、この絵本を読み聞かせながら感じて欲しい。穏やかなコミュニケーションの場になって欲しい。そして、子どもが絵本をひとりで楽しめるようになったら、今度はママが自分の時間を使えるようになって欲しい。そんな想いを込めています。




今年の6月、会社事務所を板橋区に移転したことをきっかけに、板橋区で地域活性とママの社会復帰やキャリアアップの支援をしている、マム・スマイルと出会いました。ママのコミュニティに行くことが初めてだったので、ドキドキしながらマム・スマイルのイベントに参加したのですが、子育てや仕事との両立、将来のこと、いろいろな悩みを、子どもを交えながらワイワイ楽しくお話しできるその空間が、とても居心地よく感じました。

わかってはいたけれど、こうやって悩んでいるのは自分だけではない。

みんな同じように悩みを抱えながら、ちょっとずつ子育てを知っていくんだと実感した時、
「ひとりじゃない」って心から思えて、とても心強く感じました。
ここでなら、絵本をつくりたいということも話せるかも…と思い、勇気を出してを打ち明けてみると、「それはたくさんのママたちの希望になるのでぜひ協力させてほしい!」と言っていただき、
ここから一気に絵本プロジェクトが立ち上がりました。

後日、マム・スマイルのママたちに絵本のコンセプトや、つくるに至ったその経緯、物語や届ける人に込めた想いをお話しして、絵本を読んでもらいました。みなさんが絵本を読みながら「かわいい〜!」「ここ、子ども好きそう!」
「ほっこりするね」といろんな感想をくださったのも嬉しかったですが、
何より、私が絵本をつくるに至ったその経緯や、この絵本が子育てに悩むママにとって、

穏やかに子どもと向き合えるきっかけになるということを、共感し、賛同してくださったのが嬉しかったです。

写真)マム・スマイルのランチ会風景

さらに、今回のプロジェクトページの画像やリターン品である「こうもりの生態探索ポスター」は、マム・スマイルのママたちと一緒に恩賜上野動物園の教育普及課長にインタビューをして、つくり上げました。
みなさん、元々そういうお仕事をされていたわけではありません。
マム・スマイルに出会い、いつの間にか諦めてしまっていた「ひとりの女性としての生き方」を取り戻し、自分の可能性を拡げていこうとする過程の中で、今まさにデザインやインタビュー、ライティング等を学ばれているママたちです。

マム・スマイルが掲げる、
「ママたちが自信を取り戻し社会で輝くことが子どもの明るい未来に繋がる」
という理念に感銘を受け、今回のプロジェクトにも協力をしていただきました。

写真左)恩賜上野公園教育普及課長との記念写真 右)取材風景

<マム・スマイルからの応援コメント>

坂東 愛子さん(マム・スマイル代表)

髙橋 茉莉恵さん(マム・スマイル ママリーダー)

・惠友印刷株式会社のサポート

今回、絵本の印刷をしてくれているのが板橋区に本社を置く惠友印刷株式会社。
惠友印刷さんもまた、自社オリジナルの絵本を制作をするなど、絵本に対する想いをもつ会社です。マム・スマイルを介して出会い、今回の絵本プロジェクトに賛同してくださり、快く印刷から製本までを引き受けて下さいました。

惠友印刷さんはデザインから企画から製本までを自社で一貫生産をしているので、今回の絵本も、デザインから紙の選びかた、製本の仕様まで全面的にアドバイスをいただき、想いのこもった絵本を一緒につくりあげていただきました。

惠友印刷さまとの打ち合わせ風景<惠友印刷株式会社からの応援コメント>

写真中央右)惠友印刷株式会社 取締役社長 萬上孝平様


・板橋区商店街とのコラボイベント開催決定

板橋区の商店街で絵本の主人公であるコウモリのピッピを、なんと商店街のハロウィンイベントのキャラクターとして起用していただくことになりました!!
現在企画会議の段階からマム・スマイルが関わり、子育て世帯に嬉しい催しを企画しています。今回の絵本プロジェクトも快くコラボをして下さり、ピッピがハロウィンの商店街を彩ることになります。

・〈NEW〉板橋区役所から応援メッセージが届きました

今回のプロジェクトに賛同し、板橋区役所から応援メッセージをいただきました。また、絵本「はぐれこうもり ねぐらにひとり」が板橋区全26児童館への寄付が決まり、より多くの子ども達にピッピの世界が伝えられるようになっています。

〈板橋区役所からの応援メッセージ〉


子育てに悩み、答えを模索し、たどり着いた「絵本をつくろう」という思い切った挑戦。
最初は全部ひとりでやるって決めていたけれど、子育てと仕事の両立の葛藤から生まれた絵本プロジェクトは、いつの間にかこうして、地域を巻き込んだ大きなプロジェクトに変わっていきました。

絵本に出てくるピッピと同じように、地域のママたちや人々と繋がり、
一人じゃないと気付くことができました。
みなさんの優しさに触れて、こうしてまた一つ夢が叶おうとしています。


実はリターン品のポスターに使用している紙は、惠友印刷さんの端材を利用してつくっています。ここにも「つながり」を意識したこだわりを詰め込みました。絵本は子どもの成長に大きな影響を与える、教育的な要素を持ち合わせています。廃棄される予定だった素材を大切に使うことで、環境への思いやりや感謝を持って欲しいと思い、あえて端材を利用することにしました。

人との繋がり、社会や環境との繋がり…
絵本を通して、様々な「つながり」を感じていただけると嬉しいです。




A…<絵本プロジェクト応援コース>  
応援に感謝の気持ちを込めて直筆のお手紙を書かせていただきます。

B…<絵本お届けコース>
『はぐれこうもり ねぐらにひとり』1冊をお届けいたします。

C…<絵本&ポスターお届けコース>
『はぐれこうもり ねぐらにひとり』1冊と
こうもりの生体探索ポスター1枚をお届けいたします。

D…<子どもたちへお届けコース>
あなたのお名前で『はぐれこうもり ねぐらにひとり』1冊と
こうもりの生体探索ポスター1枚を板橋区の保育施設に寄付します。
※ お届け先は保育施設ですが、リターン選択の際のお届け先はご自身の住所をご入力ください。

E…<絵本とママをコッソリ応援コース>
『はぐれこうもり ねぐらにひとり』1冊+ポスター1枚+絵本のスポンサーとして
会社名・事業名・個人名を板橋最大級のママメディアであるイタバシーナWEBへ掲載 

F…<絵本とママをガッツリ応援コース> 
『はぐれこうもり ねぐらにひとり』1冊+ポスター1枚+絵本のスポンサーとして
紹介動画の作成と会社名・事業名・個人名を板橋最大級のママメディアであるイタバシーナWEBへ掲載 

〈協力〉
絵本・ポスター出版所:惠友印刷
スポンサー掲載媒体:イタバシーナ(運営:マム・スマイル)



本プロジェクトはAll-in方式で実施致します。
目標金額に満たない場合も、支援者のみなさまにはリターンをお送りいたします。
また下記が本プロジェクトに必要な費用一覧です。


企画・試作品制作費           700,000円
印刷代(50冊)            150,000円
知育ポスター制作費(30枚)        50,000円
リターン諸経費(送料等)          40,000円
クラウドファンディング手数料        49,500円
人件費(マム・スマイルのママたちへ)    50,000円
_________________________
合計金額               1,039,500円


このプロジェクトのリターン品のポスターやバナー制作は、
板橋区マム・スマイルのママたちに制作いただいてます。
マム・スマイルの取り組みの一つでもある、
ママたちの社会復帰とキャリア推進に微力ながら貢献をさせていただきたく、
今回ご支援いただいた資金の一部をママの人件費として充てさせていただきます。




8月19日  クラウドファンディング開始
9月30日  クラウドファンディング終了
10月1日  印刷・製本・リターン準備
10月中旬  リターン発送
10月31日 リターンがみなさまの元へ到着



私を救ってくれた絵本。

偶然出会った私ですが、いま「子どもの声が聞けてないかも、、」と悩んでいるママのためにこの絵本を届け、心を通わせ、幸せを感じれる親子がたくさん生まれることが理想です。

また、この絵本をきっかけに読み聞かせや読書体験に触れ、日本中で、世界中で、子育てをがんばるママたちに、温かい思いを抱いていただけると嬉しいです。


2023/08/19 板谷春花



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